転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今朝もそれなりに寝坊して8時半に起き、それから例年通り調理開始し、
鮭の香味付けと、鯛のカルパッチョの下ごしらえ、を用意した。
お歳暮で親戚から貰った、栗の洋酒漬けと黒豆も盛りつけた。
元日の夜用にカレーも仕込んだ。

最後の掃除も全部屋、やった。
風呂も洗った。トイレも磨いた。洗濯もした。
今晩の出勤のためのタクシーの予約も済んだ。

昼ご飯は今から主人が、マク○ナルドで買ってきてくれる。

完璧だ!そしてまだ昼前!!
さぁ唱えよう、「まだ 時間が ある」!!

昼食後、私は18時頃まで寝るだろう。
今夜から11日間続く戦闘に備えて、英気を養っておかなくては。

****************
皆様、今年も大変にお世話になりました。
「忙しい」以外にほとんど何も言っていない1年が終わりました。
ご不快と失礼の段、心よりお詫びを申し上げます。
どうかどうか、良いお年を。
幸く(さきく) 真幸く(まさきく)。

Trackback ( 0 )




これまでにもまして忙しかった今年、
いかなることも前倒しで片付け、空き時間をつくる努力を怠らなかったが、
その捻出した余白時間には大抵、新たに飛び込みの仕事や用事が入って、
結局ぱんぱんのスケジュールになり、綱渡りのような日程をこなしては、
「やれば出来るもんだ!」「すげー、間に合った!」
と自画自賛することの連続で、一年が終わった。

それがこの年の瀬になって初めて、私の「前倒し」作戦が鮮やかに奏功した。
例年、31日になっても何かとバタバタしていたものだったのに、
今年は、年賀状も掃除も、ほぼすべての懸案事項が片付いた状態でまだ30日、
本日すべて+明日の夕方まで、私は自分のためだけの時間を満喫できる。
私自身が過去にないほど厳格に「前倒し」を励行したことが勿論大きかったが、
更に、常日頃、私に仕事を言いつける、…じゃない、依頼して下さる各方面の方々が、
揃って年末休暇に入った、or彼らも自分たちの年末行事で忙しくなったことも、
私にとって幸いした。

今朝もまた、昨日に引き続き目覚ましをかけておらず、10時に起きた。
たっぷりと寝足りて、私は今、素晴らしい幸福感に満たされている。
時間が、ある!なんという幸せだろう!!
何度でも言うが、神社での奉仕&労働が始まるのは、まだ、今夜ではない、
これから24時間以上、残っているのだ。夢ではなかろうか、この余裕!!
既に、31日のご奉仕のあと数時間の仮眠をするのに必要な、
布団も着替えも化粧道具もすべて、実家に搬入済みだ。
アルバイトの巫女さんたちも一緒に泊まる可能性があるので、
彼女たちのぶんの布団も、先日実家に行ったときに準備した。
明日の私は、身ひとつで現地に乗り込むだけだ。

明朝もまた寝坊して、午前中に夕食を仕込んで、午後からは再度寝る予定だ。
起きるのは18時くらい。それから夕食、タクシーを呼んで出勤。
大晦日は神社に詰めていて半徹になるので、
明日は朝から意識的に昼夜逆転させるつもりなのだ。
元旦がまた早朝始まりで、1月1日のシンドさは如何ともし難いが、
年末からの疲労と睡眠不足を解消できていないまま元日を迎えた昨年よりは
今の状況のほうがずっとマシだと思うべきだろう。

これから私はソファでゆったりと寝そべり、時間構わず本を読む予定だ。
合間に紅茶を飲んで、うたた寝もするかもしれない。
外は雨模様だが、予報によれば大晦日から元旦にかけては晴れるようだ。
なかなか巧く行っているではないかっ(^^)。

Trackback ( 0 )




25日と26日は、家に居ないと出来ない用事を片付けていたので
結局、完全な休暇にはならなかったが、それでも、
「○○集合・時間厳守!」等の制約のない仕事は気楽で、
いつもよりずっと解放された気分で働くことができた。
普段は時間と場所が限定されるから、途中のやりくりを含めて大変になるのであって、
用件が多数重なっていようとも、手を付ける順序を自分で決めることができて、
最終的に全部に決着がついていれば良い、というだけならそんなにキツくないのだ。
しばらくぶりで、胃腸がキリキリ絞めあげられるような思いをせずに仕事ができた。

27日は再び忙しかったが、昨日28日は家族3人揃っての両家の墓参りが実現でき、
舅宅の点検もできたので、総じて順調に行ったと満足している。
来年は5月の連休あたり、舅宅をいよいよ片付けようかと主人が計画している。
中身の整理・処分ができたら、家そのものはおそらく売却ということになるだろう。
それに関連して、私の来年のプロジェクトは、マンションの和室を一新すること、
になりそうだ。
入居以来そのままで、近年は劣化に任せているばかりの畳と建具を入れ替え、
舅宅の仏壇と、私の実家の神棚+祖霊舎を、本格的にこちらに移したい。

娘は27日の最終の新幹線で帰ってきた。
以来、家事もやってくれるし、主人も楽しそうだしで、大変有り難く思っている。
昨日は娘は私のかかりつけ内科で、インフルエンザの予防接種を受けた。
東京でとっくに受けているべきだったのに、
忙しくて行けなかったという本末転倒ぶりだった。
秋から娘はずっと、毎週のように日本各地への出張があり、
途中でインフルになったらどうするのだろうと、傍目にも心配していたのだが、
とりあえず年内はモった。
インフルの潜伏期間と、予防接種が効力を発揮するまでの日数を考えると、
このあと更に半月くらいインフルに罹患せずに過ごせれば、
昨日の注射は運良く間に合ったと言うことができるだろう(汗)。
まぁ、予防接種してあっても罹るときは罹るのだが、
それでも素でウツるよりはマシな筈だ。

今日29日と明日30日は、私にとっての久々の二連休を設定している。
誰がなんと言おうと、今日明日の私は自分のため以外では外に出かけない。
大晦日から始まる正月労働を前に、2日間もまだ残っているなんて、
今年はなんと幸せなのだろう。
現在の私にとって、最も自分を癒やすことのできる魔法の言葉は、
「まだ時間が、ある!」だ。
これを唱えると、体から余分な力が抜けて、血圧が下がる(笑)気がする。
逆に日常最も苦痛に思っているのは、「もう時間がない!!!」。
普段はこれの連続だ。なるほど、Under Pressure(Queen)ってこのことか。
この二日間だけは、ひととき、この日頃の圧力から逃れさせて貰う。

お正月の花は、今年は某百貨店のカタログで選んだ。
実家両親がお世話になっていた担当の方が、
11月頃だったか、「お歳暮のご用命は……」と連絡して来られたので、
両親が贈っていたところには、過去数年通り今年も継続して私が贈ることにし、
それに加えて、自分用に花を頼んでみたのだ。
お正月になったら、これをゆったりと愛でる暇は私には無くなるので、
年内、居間に飾って眺めることにした。

今朝はこれまた久しぶりに、目覚ましをかけずに寝ていたので、起きたのが9時だった。
昨夜から9時間睡眠。ああ、ありがたい(T_T)。明日と明後日も寝坊してやる。

Trackback ( 0 )




今年は自分比で例年以上に強い意志を持って年賀状作成に取り組み、
クリスマス前の今、ほぼ出来上がった。
裏面はカタログを見て今月2日に発注し数日で送付されて来て、
宛名は20日に、家のプリンターを使って一日で印刷した。
そして休日だった本日、それぞれにメッセージを書き入れた。
住所等の確認の必要なものがまだ数通残っているが、その他は完成できた。
あとは明日、投函するだけだ。

それもこれも、25日と26日、それに28日・29日・30日の5日間を
私の年末休暇として意地でも確保する!と決めているからだ。
正月休暇は皆無どころか、大晦日から1月10日まで神社で11連勤なので、
この年末に休むことに失敗したら、私はオシマイなのだ。
会社に行かなくて良い日を、年賀状書きに費やしてなるものか!と
私は今回の年賀状作成については11月後半から計画を立てていた。
そしてそれは、巧く行った。と思う(^_^;。
「また明日でいいや」などという怠惰な気持ちを、私は自分に一切、許さなかった。

ひとつ誤算だったのは、夏にパソコンのメインマシンを変えたために、
何年も使い慣れていた『筆まめ』が行方不明になったことだった。
今回の新しい機種ではスタート画面が全然違う分類になっており、
私の実力では(汗)『筆まめ』を探し出すことができなかった。
パソコンを変えるとき、大抵なんでも移しておいた筈だったのだが……。
それで仕方なく、古いパソコンを再び物置から連れ出してきてつないだ。
こちらは簡単に『筆まめ』の住所録が呼び出せたし、
プリンターとも以前からお友達なので、即、思い通りの作業ができた。

「あ~あ、まだ年賀状、全然やっとらんなぁ……」
とため息をつく転夫ころもんを尻目に、今、私は余裕のよっちゃんである。
私は先んじて計画を立て、確固たる意志を持ってそれを実行した。
先に解放されるのは当然なのだ。
キミとは違うのだよ、キミとは!
しかし、出遅れているとは言え、彼はそもそも普通に正月休暇が得られる境遇だ。
年末をすべて年賀状書きに費やしてもなお、自由に休める日が残っている。
せいぜい、これから始めて、頑張ってください。

Trackback ( 0 )




父はまだ入院している。
さほど回復したようでないが、もともと入院期間はおよそ一ヶ月と言われており、
諸々、予定通りで、特に何かが起こっているのでもないと思われる。
11月26日からなんとなく元気と食欲がなくなり、
28日にホームの系列病院を受診して肺炎と診断され、
入院してからは徐々に検査上の数値は落ち着いてきたのだが、
本人は最初からずっと、目立った自覚症状がなかったので、
表面上の変化は乏しいままだ。
私は12月15日まではほぼ毎日、様子を見に通ったのだが、
16日に歌舞伎座夜の部、17日にKISS大阪公演があって、
その旅行でさすがに疲れて、ここ5日間は見舞いをサボっている。
しかし父は物忘れが激しく、10分前のことも覚えていないので、
私が病院に通い倒したことなど記憶していないし、
このあと一週間ぶりくらいに見舞うことになったとしても、
「忙しいのにいつも悪いね」
と毎度の台詞を言うに決まっている。

どこかが痛いとか苦しいとかいうことはないが、
何をしたいという意欲も気力もない、と父は言っている。
フロア内ならどこでも好きなところへ行って良い、
と主治医からはとっくに許可が出ているのだが、
「行きたいところもないし、面倒じゃし」
とのことで、談話室などに行ってみたりは全然していない。
テレビも面白くない、雑誌などを読むのも怠い、
別に食べたいものもない、しかし苦痛もないから困っていない、
……とのことだ。

一方、母のほうは特に変わりは無く、某ホームで暮らしている。
目の前に父が居ないので、さすがに気にはなるらしく、
介護タクシーさんを自分で頼んで、父の見舞いに来たことが、
私が立ち会っただけでも、これまで三回はあった。
とはいえ、特に何を話すわけでもなく、夫婦はほぼ無言で、
母はそのうち、父のベッドのそばで居眠りをしたりして、
介護タクシーさんが迎えに来られる時間になって見舞い終了、
という有様なのだが、父のいる病院が綺麗で温かいので、母は、
「設備のええ病院や、お父さんも落ち着いて、ようなった」
と満足している様子だ。

それはともかく、母もまた90歳なので、最近とみに、言うことがおかしくなってきた。
やはり父がいないと母のほうも加速度的に、頭の調子が狂うのだろう。
先日は昼に私に電話してきて、
「きょう、おばあちゃんが、会いに来るて、言うてたんやが、
私はお昼ご飯で遅うなって、さっきまで部屋におらんかったんで、
留守間に来たんかもしれん。おばあちゃんって誰やろ」
と訳のわからぬことを言った。

母の言う「おばあちゃん」は、母の母、私からみれば母方の祖母、
のこととしか思われず、更に母が現在「おばあちゃん」と呼ぶのは、
えてして私のことなので(爆)、
「そりゃ、私のことやろ(^_^;。今日行くとは約束しとらんが、
近いうちに行くて、昨日の電話で私が言うたよ」
と説明してやった。
「そうやったんか、あれはあんたやったんか(^^)」
と母は納得していた。なんじゃそりゃ(^_^;。

「おばあちゃん、って、おかしいな私が90やから、
あのおばあちゃんがこれから来る筈がないとは思うたんやけど、
なんやら反物を広げて、あんたにこれ預けとかなならんて、
昨日、言うてたように思うて、どうなっとるんやろと思うて」
その謎解きは私には無理だが、つまり母はボケているのであり、
そういうことがあったとすればそれは母のみた夢か何かであろう。
「ともかく、うちには他の家族はおらんから、『よしこ』も『おばあちゃん』も
皆、私や。心配せんでもええ」
と言ったら母は、それは気に入ったようで、
「そうやったんや。私の庇護をしてくれとるのは、
みんな、あんたやったんやな。あー、びっくりした」
と言うので、
「びっくりしたのは、こっちや(^_^;」
とツッコんだらケタケタ笑っていた。

90歳夫婦は日々壊れているようだが、壊れたほうが機嫌が良さそうなので、
イヤなことを記憶していられなくなったのは、多分良いことなのだろう、
と私も思うことにした。ヽ(´ー`)ノ ヤレヤレ

Trackback ( 0 )




昨日は、KISSの『最後の』大阪公演に行って来た。
今回はライブのSS席だけでなく、VIPパッケージのMeet&Greetを買っていて、
これは物販でVIP専用レーンが利用でき、記念グッズが貰えて、
更に開演前にメンバーとのフォトセッションができる豪華特典つきだったのだが、
入場にはIDを確認されるのでチケットを人に譲ることは絶対に許されず、
当日、万が一何かがあったらすべてがパア、というスリルが最後までついてまわった。
自分の体調不良・新幹線の遅延・身内の不幸(爆)、等々、
何かひとつあっても会場到着に支障を来す訳で、
こうして無事に行って来られたというのは道楽の神様のお恵みあればこそだった。

「金銭感覚が狂ってからが趣味」、とは誰が言ったか知らないが名言だ。
最も高額な設定のUltimate VIPパッケージにはさすがに手を出さなかったが、
メンバーに挨拶ができて写真を一緒に撮れるというMeet&Greet VIPのほうは、
最後ならば是非にと思い、迷わず買った。
KISSのことだから、『ファイナル』とはいえプロレスラーの引退みたいなもんで、
もしかして「地獄の集金」(by某氏)だったりするのか?との懸念もあったのだが、
それでもいい、14の頃から40年間ずっと楽しませて貰った精一杯の恩返し、
と思い、ええもう、大いに貢がせて頂きましたorz

京セラドームには全く初めて行ったが、地下鉄の「ドーム前千代崎」で降りたら、
背中にKISSのプリントのある上着を着たお兄さんが歩いていたので助かった。
VIPには物販の専用レーンがある、とは聞いていたが、
行ってみたら敷地内に普通の物販とは別の場所が設定されていて、
チケットを出すとVIP専用の販売スペースに案内された。
これまで一般として物販に並ぶのは大変なことだったので、とても助かった。



VIP向けのイベントは、まずUltimate VIPの人たちが先に集合し、
バックステージツアーやメンバーとのプライベートミーティングをし、
我々Meet&GreetのみのVIPはそのあとの集合&入場となっていた。

    

15時30分集合で、チェックインのところで身分証明書とチケットの提示を求められ、
建物の中に案内され、待機して少し前進、また止まり、
普段の野球のときに使うのであろう 「インタビュールーム」等の部屋の前で
並んだまま、Meet&Greetの段取りと写真撮影についての注意事項を聞いた。
それから開場前の会場内に入り、アリーナの後方からステージ裏までまわり
撮影用にカーテンで仕切られた場所にひとりずつ呼ばれて
入ると、そこにはKISSのメンバー四人が!!
Meet&Greetは大興奮の瞬間であった。
完全メイクアップしてステージ衣装を着たKISSの面々は「神」であり目が眩んだ。
高さ20センチのブーツを履き、髪を立てている彼らは、身長2メートル数十センチで、
文字通り雲ついており、とてもじゃないが肩を組むという次元ではなかった。
圧倒されつつ、トミーの前&ポールの横という立ち位置で、
ジーンの登録商標?のハンドサインをキメて写真を撮って貰った。
Hi! Thank you for coming!! Wow!! Amazing!! Fantastic!! Thank you so much!!
そりゃもう何言ってんだか自分(爆)、であった。

……と書くと早いのだが、15時30分の集合からここまでなんと2時間半。
いささか、待ち時間の長さにはマイった。
途中途中に指示はあり、全体が進行していることはわかるのだが
列の動きが止まったら、次の案内がいつあるか不明なので、あてどなく待つほかなく、
廊下等で椅子もなく、体調に問題があったらとてもじゃないが参加できない企画だった。
(車椅子その他、事情がある場合はそれに応じた配慮がされていたようではあったが。)
「もうじき動きます」などの声かけや、次にどういう場所を通るかの説明や、
トイレの案内も絶えずあり、様々にスタッフさんの配慮は感じたが、
ライブ2時間の前にまさか2時間半も立たされ続けることになるとは
事前には全然予想していなかった。
大感激のMeet&Greetでその苦労は報われはしたが……。




ライブそのものはこれ以上ない完璧なthe hottest band in the world!
KISSのこの40年超の、ベストアルバムのような選曲の2時間余りであった。
火噴き・血吐き・宙づり・フライング、お約束の場面がお約束通りに展開され
花火が盛大に上がり紙吹雪がふんだんに舞い、豪華絢爛超一級の
パーフェクト・パッケージ・エンターテインメントを余すところなく満喫させて貰った。

KISSのナンバーはイントロのあと最初からいきなり全開になるような構成のものが多く、
Detroit Rock City、Deuce、Love Gunなど典型的なKISSナンバーは今も聞き応え最高、
ライブの勢いは、バンドとしての彼らの最後まで、こうして衰えることがなかったのだなと
KISSらしい極めつきハードロックの世界に酔いしれた。
また、God of Thunderをジーンがソロで歌うとき、
ポールが後ろでギターを弾きながら一緒に歌っているのを観て、
「これはそもそもポールが自分で歌うために書いた曲だったんだよなぁ」
と前に本で読んだ逸話を思い出したりした。
この重くて荒々しい『雷神』はジーンのソロナンバーとして
今や最も人気のある曲のひとつとなった。
ポール自身も、この在り方をもはや完全に肯定しているのだろうな
と想像して、勝手に感慨にふけった。

大阪公演は、8日の仙台のセトリとは最後のところが違っていて、
Do you love meがBlack Diamondの前に入って
Crazy Crazy Nightsは無くアンコールとしては2曲になっていた。
東京に続いての、X-JapanのYoshiki参加は嬉しいサプライズで、
アンコールの1曲目でエリックが歌ったBethではYoshikiがピアノを弾き、
最後のRock'n Roll All NiteではエリックとYoshikiとがツインドラムで演奏した。
降るように舞う紅白の膨大な量の紙吹雪に我々は全身を包まれ、
ポールがギターを床に強烈に叩きつけて破壊する、恒例のギタークラッシュで
圧巻の幕切れ!

MCのときポールが幾度も「オゥサーカ!」と呼びかけてくれた声を
私はこの先、一生忘れないだろうと思った。
かつて、14歳目前だったある日、テレビで見初めた彼ら、その最後の来日を
私は京セラドームのアリーナのセンターブロック最前列で、聴き届けたのであった。
嗚呼。
昭和52年のあの日の夕方、田舎家の六畳間の14型モノラルテレビで、
『ヤング・ミュージック・ショウ』のKISS初来日武道館公演を観ていた自分に
「あんた、50代になってから、この人らと並んで写真撮るよ」
と、そっと囁いてやりたい心境だ(笑)。
あれから40年!!!


2019/12/17 KISS@京セラドーム大阪

1.Detroit Rock City
2.Shout It Out Loud
3.Deuce
4.Say Yeah
5.I Love It Loud
6.Heaven’s on Fire
7.War Machine
8.Lick It Up
9.Calling Dr. Love
10.100,000 Years
11.Cold Gin
12.God of Thunder
13.Psycho Circus
14.Let Me Go, Rock ‘N’ Roll
15.Sukiyaki
16.Love Gun
17.I Was Made for Lovin’ You
18.Do You Love Me?
19.Black Diamond

EN1.Beth (YOSHIKI / Piano)
EN2:Rock and Roll All Nite (YOSHIKI / Drums)


Trackback ( 0 )




Kajimotoから来たメールに、ポゴレリチの再来年の来日公演予定が出ていた。
WORLD PIANISTS SERIES 2020-2021の最後に登場することになっている。
まだ来年2月の来日をひかえているこの時期に、
更に次の来日予定まで発表されるなんて、
ポゴ氏の順調な仕事ぶりが感じられ、ファンとして本当に嬉しく思った。

2021年3月6日(土) 19:00 サントリーホール
イーヴォ・ポゴレリッチ(p)
ショパン: 3つのマズルカ op.59
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
ショパン:幻想曲 ヘ短調 op.49
ショパン:子守歌 変ニ長調 op. 57
ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61「幻想ポロネーズ」

普段なら私にとっては「勘弁して欲しい」オールショパン。
しかしポゴ氏が弾くとなれば、話は別だ。
プログラムの前半(になるだろう)のマズルカとソナタ3番は
80年代からのレパートリー、後半の3曲は初出し。

もし前半のソナタが2番の葬送だったら、
ショパンコンクールへの40年後の回答?と勘ぐるところだが、
3番ロ短調のほうを選んでいるというのは、別の意図があるわけか。
後半の3曲は私から見るとほとんど「あの世」シリーズというか、
人生の終盤に弾くと良い的な(殴)ラインナップだと、
以前からひとりで勝手に思っている曲目なのだが、
来年2月の来日公演で弾く『舟歌』も私にとってはそういう系列で、
現在のポゴ氏は、このあたりの曲に何か心惹かれるものがあるようだ。
2021年の演奏予定曲目は、どれも1840年代の作品、
ショパンの作曲家人生後半の曲ばかりだ。

ワールド・ピアニスト・シリーズの一環としてのチケットは、
カジモト・イープラス会員限定先行受付:2020年 1/22(水) 12時 〜 1/25(土) 18時
一般発売:2020年 1/26(日) 10時 〜 1/28(火) 18時

*詳細はこちらへ↓
http://www.kajimotomusic.com/kajimoto_concert/vol_062/vol_062.pdf#page=5

Trackback ( 0 )




KISS『最後の』日本ツアーが、12月8日、仙台から始まった。
Twitterによると、まず開始前の物販が凄い行列で待ち時間が長く、
東北の気候のせいもあって外で並ぶのが大変に寒かったようだ。
更に、大量買いする人も多く、がんがん売り切れていたとのこと(汗)。
やはり、ファイナルとあって皆、普段以上に気合いが入っている。
これは、今後の公演地に参戦予定の者も、心してかからねばならぬ(^_^;。

ライブそのものについては勿論、Twitterに
「KISS最高すぎた」
「めっちゃ良かった」
「今年行ったライブで一番楽しかったし衝撃だった」
等々、ファンの熱い感想が並び、いやがうえにも期待が高まった。
KISSだから、どんなときも期待に違わぬものを
観せて・聴かせてくれることは間違いないが、
そのスケールもまた、ファイナルに相応しいものになっているようだ。

さきほど、仙台公演のセットリストをネットで拾った。
これから、ツアー途中でも曲が差し替えられる可能性はまだあるが、
一応、この線で予習、いや復習か、をしておこう(^_^;。
私が行くのは、……まだもうちょっと先だが、
ちょっと歌詞のあやふやな曲が、あるのだ。
(KISS目当てで私の日記を見に来られる方は普通、ないとは思うが、
一応「ネタバレ」がイヤな場合は、以下↓をご覧になりませんよう。)



2019/12/8 KISS@ゼビオアリーナ仙台

1.Detroit Rock City
2.Shout It Out Loud
3.Deuce
4.Say Yeah
5.I Love It Loud
6.Heaven’s on Fire
7.War Machine
8.Lick It Up
9.Calling Dr. Love
10.100,000 Years
11.Eric Solo
12.Cold Gin / Tommy Solo
13.Gene Solo / God of Thunder
14.Psycho Circus
15.Let Me Go, Rock’n’ Roll
16.SUKIYAKI
17.Love Gun
18.I Was Made for Lovin’ You
19.Black Diamond

EN1.Beth
EN2.Crazy Crazy Nights
EN3.Rock and Roll All Nite

Trackback ( 0 )




11月6日(水)からこのかた、ほぼ休みがないまま、
気がつくとちょうど一ヶ月経っていた。
もともと、己を過信して無謀な計画を立てていた訳ではなく、
体調管理を考えて、途中にちゃんと休日が入る予定にしていたのだが、
後から後から用事が割り込んできて、空いている日が消え続け、
改めて手帳を見たら、ひと月が過ぎていたのだ。

直近では、11月29日(木)と12月5日(木)が休みの予定だったのだが、
まず、父の入院騒動+実家の土地売却手続き関係で29日(木)がつぶれ、
次に5日(木)にも仕事が入ってしまった。
この二日間ともが埋まってしまった時点で私は、
12月8日(日)と9日(月)で歌舞伎座昼夜を観て、
この週の11日(水)と12日(木)を二連休にできないかな、
と考えていたのだが、それもまた甘すぎる話だったことがすぐ判明した。
まず12日(木)に実家関連の用事が入り、
せっかく休みにしようと思ったのに駄目になるのか、イヤだな、と思ったが、
まあどうせ出かけなくてはならないなら、ついでに父の病院に寄れば良いかと、
強いて前向きに考えようとしていた矢先、
またしても電話が来て、11日(水)にも仕事が入った。
二連休にできるかなと思った二日間ともが、これで完全消滅した。

それで観念して、8日(日)9日(月)の歌舞伎座観劇を捨てることにした。
この状態で東京往復を決行してしまったら、
休むことなく12月第二週の仕事の日々に戻り、
既に15日(日)も22日(日)も前々から実家の用事が入っているので、
そのまま年末の数日を除いて休暇ナシになってしまう。
大晦日から1月10日(金)までは、神社での地獄の11連勤が例年の既定路線だ。
さすがに、これではシヌ、と思った。
泣く泣く、歌舞伎座の切符を売りさばき、ホテルをキャンセルした。
ああ、さようなら、あらしちゃん(松緑)の「渡し守頓兵衛」よ!!
もしかして今月の歌舞伎座は観られないかもしれないが、仕方が無い、
このあたりで一度、休むことのほうが、今の自分には切実に必要なのだ。

……と思っていたら今日の夕方、また電話が入って、
実家関係の土地の確認作業でちょっと両親宅まで来て欲しいと言われ、
いつですかと訊ねたら、相手先の都合で8日(日)か9日(月)が良いと言う。
よりによって8日(日)か9日(月)だと!!??
私が断腸の思いで、今の自分にとって最も大切なものの一つを犠牲にしてまで、
ようやく休日を確保しようとしているのに、横合いから邪魔立てするか!!
もう我慢がならん!!
何かが私の中で「ぴき」とキレて、私は先方に対して、
「できません!」
と言下にお断りをした。
両日とも駄目、絶対にもう譲りません!!

私は心がけて、なんとかもっとうまく、早い段階で、
「断る力」を発揮できるようにならなければ、ときょうは思った。
今後の付き合いとか、これからの仕事のことを考えて、
気の進まない話でもできるだけ引き受け、
休日がつぶされても、出かけ先で出来る自分の用事を組み合わせて、
その日を可能な限り、有効活用するように努めてきたが、
裏を返せばそれは「断って嫌われたくない」というオノレ可愛さゆえだ。
週休二日制であれば、仮にその中の一度を東京往復に使っても、
まだ月に6日は休みが取れる筈だし、
四週六休であっても、4日残っていなくてはおかしい。
それが、こんなに簡単に休日ゼロになってしまうのは、
つまり、私が優柔不断に人の言うなりになっているからではないか。

ここは開き直って、相手の都合にお構いなしに断るのもテだが、
それ以前にまず、私がスマホの電源を入れない日をつくれば良いのでは。
いつでも私に連絡がつく、という状態だから、いけないのだ。
人生の一大事となるような、重要な連絡をもたらす可能性のある人たちは、
例外なく、我が家の固定電話の番号を知っているのだから問題ない。
それ以外の、私の休日を奪う連絡は、すべてスマホから来ているのだ。
固定電話の番号を仕事関係方面に明かしていなかったのは、
もしかして、賢明だったかもね。
ふむ。ここまで来ると、なんだか目が覚めた気分だな(違)。


後日記:私はややキレ気味に上の文章を書いたのだが、
まんざら的外れな話でもないことがわかった。
やはり、スマホの電源を入れない・私に連絡がつかない日をつくることは
労働者としての自分を考えると、必要なことであったのだ。

導入で売り上げ2倍に 世界が注目する「つながらない権利」を社内で実践(AERA)
『つながらない権利は世界が注目している。フランスでは法律でも認められた。勤務時間外や休日に会社からの連絡を拒否できる労働者の権利だ。16年に労働法改正の一環として成立した。』

Trackback ( 0 )