朝から舅姑の墓掃除&墓参りに行き、
墓所の前からバスに乗って佐伯区の舅宅まで足を伸ばした。
お墓には定期的に行っていたのだが、舅宅まで出向くのは
本当に久しぶりで、先月は暑さのせいもあり全く行っていなかった。
・・・ので、雑草が凄いことになっていた(泣)。
もう、誰がどこから見ても、舅宅は廃屋そのものだった。
オマケに、家に入ってみたら、仏間の手前の敷居の上で、
一匹のゴキオがうつぶせに倒れていた。
触覚をつついてみたが、全然動かなかったので、
これは完全にオダブツだとわかった。
この家のどこにも、全く食べ物がなくなって久しいので、
さぞお腹がすいていたことだろう。
よその家とか(笑)、食料の見つかりそうなところに行けば良かったのに、
そろそろ見切りを付けて、河岸を変えよう、
などとは思いつかなかったのだろうか。
私たちが泊まりに来なくなって、もう一年以上になるというのに。
この家で生まれたゴキだったのだろうか。
ったく、頭の悪いヤツだ、と思ったが、
考えてみたら、ゴキたちがあの生命力に加えて知力まであったら、
人間のほうがあっという間に滅ぼされているだろう。
あいつらは頭が悪くて、ちょうどなのだ。多分。
ということで、ゴキオの亡骸を拾って、外の枯れ草の間に埋葬した。
と言えば丁寧に聞こえるが、要は外のゴミと一緒にしただけだ。
そして、家の正面だけとにかく草抜きして掃除した。
あまりにも廃屋然としているのでは、用心が悪いからだ。
そのあと、町内会長さん宅に下半期の町内会費を支払に行き、
再びバスに乗って中区のマンションに戻った。
きょうは朝からマンションの排水管清掃の業者さんが
全戸をまわることになっていて、うちは11時の割り当てだったので、
私が帰り着いたのはギリギリだった。
予定より少し早く、10時55分から業者さんがうちに来られて、
キッチンの流し台、洗面台、風呂の排水溝、洗濯機の排水口、
を専用の機械で清掃して下さった。
排水管そのものも普段は触れないところだから、清掃して貰えて良かったが、
更に、洗面台の周囲や洗濯機の下まで拭いて下さり、至れり尽くせりだった。
なかなか洗濯機を動かしてまで、その下を掃除することなど、
普段はできていないので、とても気持ちが良くなった。
ありがとうございました<(_ _)>。
そのあとは、娘が学校から帰ってきて、ふたりで昼食を食べ
(主人は朝から仕事で市外まで出かけていたので、昼には帰らず)、
今度は14時から市内の楽器店でピアノの試弾会を予約していたので、行った。
娘のほうは、美術教室の日だったので、私の出たあと勝手に出かけた模様。
今回は、ヤマハの新しいコンサートグランドCF4が初めて広島に来ていて、
30分ほど弾かせて貰ったが、要求通りに良く鳴ってくれて面白かった。
低音部が部分的に、こもって響きが悪いような?と感じる箇所もあったが、
高音のコントロールのしやすさは、とても良かった。
私のように下手な人間が弾いて「良い」と感じるのは
やはりそれだけ楽器が上等だということだと思った。
きょうは更に、友人某氏から『広島いけばな代表作家展』の
ご招待を頂戴していたので、試弾のあとは某百貨店に寄った。
大作もあれば、小さな花をあしらったさりげない作品もあり、
花が空間を彩るときの、アートとしての存在感を堪能させて貰った。
今でも思い出すのだが、十年以上前、神戸に住んでいたとき、
向かいの部屋の奥さんが、若いとき趣味でお花をされていた方で、
その頃も生協の宅配で花材を買っては、お部屋にいけておられたのだが、
これがなかなか味のある、良いお花だったものだ。
好きなように花を花瓶にアレンジするのも、それはそれで良いが、
やはりきちんと習って流儀にかなった生け方をすると、
花は物凄く完成された空間アートになる、
ということを、私は某官舎の某宅で目の当たりしたのだ。
もうちょっと身辺が落ち着いたら、私もお花を習ってみたいな、
と、きょうはたくさんの作品を眺めながら思った。
目安としては、娘が進学か就職で独立したら、だな(笑)。
花をいけることは家にいても出来るし、
自分が出歩けなくても、あるいは介護などの事情ができても、
花に触れることで、心が豊かになるのではないだろうか。
私に老後があるなら、詩吟と花、・・・いいかもしれない(笑)。
ということで、きょうは朝から出歩いて、用事が多かった。
華展の会場だったデパートで夕食の買い物をして、帰ってきた。
間なしに、仕事の終わった主人も帰宅して、ビールを飲むというので、
豆の揚げ物とフライドポテト、セロリのサラダを作って出したら、
なんだかもう、夕食が終わった気分になってしまった。
主人はテレビをつけたまま、寝息を立てて、目下、お休み中だ。
私も眠くなったな~(殴)。
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