転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



姑の冬用寝間着が、舅が買った頃のものばかりで、
なんだか寂しい感じがしたので、数着、新調することにした。
寒くなって来たので温かくしないと。

姑は本来、お洒落な人だった。
舅宅の箪笥をみると、色鮮やかなセーターや、大胆なデザインのコート、
それに綺麗な下着や、女らしいネグリジェなどがいろいろと残っている。
今は、生活上の介護をして貰っているので、
デザイン優先のものを着ることがなかなか難しく、
前あきのものばかりにしてしまっているのだが、
それだって、もし姑本人がもう少し元気で、自分で選ぶことができたなら、
気に入った色とかデザインとかが、きっとあったに違いない。

なのに今は、ワケわかってないヨメさんが、気まぐれのように
「そろそろ買ってあげよっかなー」
と思いついたときだけ、新しい服や寝間着が与えられるなんて。
姑の好みのアイテムやデザインではないかもしれないし、
姑にしてみれば、なんという、不自由で不本意な話なのだろうか。

そもそも、舅と姑は、多額ではないにせよ老後の蓄えをしていたし、
厚生年金なども、細々とではあるがきちんと入って来ている。
先のことを考えれば無駄遣いはいけないにしても、それらをもっと、
姑の快適な楽しい生活のために、積極的に活用したって良いはずだ。
女性なら誰だって、装うことの楽しみをどこかで知っている筈だし、
人よりお洒落だった姑なら尚更、綺麗な服を着ることは
今でも、心がウキウキとするようなことなのではないだろうか?

うんと暖かい、綺麗な寝間着を買って来よう(T.T)、と私は思った。
それにカーディガンとか、パンツとか、普段着も。カラフルな靴下も。
今度外泊したら、お正月だし、お化粧なんかも、してみたらどうだろう。
自分が元美容師だったことを、姑は最近、ずっと忘れているのだが、
お洒落したら思い出すのではないだろうか?


・・・などと、自己満足っぽいことを考えるのも、ひとつには、
姑が、いつも機嫌の良い、可愛いおばーちゃんだからだな。
罵詈雑言浴びせられたり、罵倒されたりしたら、
私はとてもじゃないが、こんな気分になることはできないに違いない。
そう考えると、私なんか、所詮、テキトーな人間だということだ(--#)。
ヨメさんが思いつきで、脳天気な買い物をして来るなんて、
姑には有り難迷惑かな(^_^;)?
だけど、どう考えても、洋服は、枚数があったほうがいいよね。

ともあれ、なにやら自分勝手な感傷に走って、
やたらド派手な服を買って来ないようにせねば>自分。

Trackback ( 0 )




中学入試備忘録。
娘の、理科の苦手単元は、

・テコとバネ
・水溶液の濃度
・電池と電流・電磁石

だということが、たいだい、私にもわかって来た。
なんのことはない、これは塾で六年部一学期に習った単元ばかりだ。

算数のできない女の子の常として、娘もやはり、
物理化学系の、立式と計算を要求される分野に抵抗があるわけだ。

それで、夏休みのテキスト(理社の総まとめのような内容)の
上記単元のところをやらせようとしたのが、
これがまた、かなり、出来ない(--#)。

それなら仕方ないということで、6年の一学期に初めて習ったときの
該当単元のテキストをもう一度見直すことにした。
これでも結構、娘には難しいらしく、すらすらとは行かない。

ただ救いは、なんと言ってもテキは中学入試なので、
小学校このかた、習った内容は極めて限定されたものだ、ということだ。
苦手な者にとっては、たやすいことではないにせよ、
習ったことの全部をやりなおすのが、まだ可能な時期であり分量だから助かる。
これが大学入試だったら、もう小学校以来の勉強全部を
今更、やり直すことは不可能だから、かなりツラいところだった(^_^;)。

Trackback ( 0 )




・昨夜は主人が宴会で遅かった上に、帰宅したら酔っぱらいで、
この方は酔うといつも以上に饒舌になってオカしいので、
つい、話を聞いていたら深夜になってしまった。

・今月から、娘の勉強は居間でさせることにした。
直接的な理由は、寒くなって暖房が必要な季節に入ったので、
家族がバラバラになって各部屋でエアコンを使うよりも、
なるべく一部屋に集まってそこだけ温めたほうが経済的だ(爆)、
というものだが、もうひとつ、
娘の勉強態度を私が見張る(爆×2)という目的も実は、ある。
彼女の「勉強した、勉強した」は往々にして大嘘だから
(本人はウソをついているつもりは全くないのだろうとは思うが、
私の目には、とにかく解答欄が埋まったら終わり的な
いい加減なやり方で「できた」と言っているように見えてならない)、
一応、「おかーちゃんが見張ってるから、丁寧にやらねば」
という状況をこしらえることにしたのだ。
我が家の居間にはテレビがないし、窓は通りに面していないので、
静かで、勉強の妨げになる要素が少なく、良いと思う
(うちの一台きりのテレビは主人の部屋においやってある)。

・アクセス解析を見ていると、このところ、「紫苑ゆう」「再会」
というキーワードで来て下さっている方がダントツに多い。
シメさんについては、私なりに考えたことをもう少し書きたいのだが、
ちゃんと書こうと思うとそれなりに時間が要るので、
まだカタチに出来ていない。
と言っているうちに、明日は花組全国ツアー公演「うたかたの恋」を
郵便貯金ホールで観なくてはならない。
シメさんの『うたかた』を聴いた直後、というのは困ったタイミングだが、
私はこういう古典的な演目が好きなので、これはこれで楽しみにしている。
オサ(春野寿美礼)ちゃんのルドルフは、どんな感じかな。

・我が家が加入しているケーブルテレビの「ふ○あいチャンネル」が
キャンペーン中だとかで、この機会に登録チャンネルを増やせと、
週1~2回の割合で宣伝の電話をして来るので迷惑している。
『私個人はテレビを全く見ないに等しいので、関心はゼロ』
『主人は多忙で、だいたい夜10時を過ぎないと帰宅しない』
というのを毎回、告げているのに、先方はいっこうに懲りず、
たびたび電話をしてきて、今月だけでも増やさんかとうるさく言い、
「ご主人様はいつ頃お帰りに?」と尋ねて来る。
その質問には先日来、何十回も(←水増し)答えました!!
氏名まで毎回、確認してから話し始めるくせに、
こう繰り返すなら、顧客の情報くらい、ちとは把握しとけよ。
だいたい、そんなにやかましく宣伝しないと加入者が得られないなら、
もともと魅力的な会社運営が出来ていないということではないか。
オイシイ話なら隠しておいたって客のほうから群がってくるものだ。
私のかつての極零細学習塾だって、新聞広告を入れたり、
ポスティングしたり、ビラ配りを頑張ったりと、宣伝し続けても
なかなか生徒が増えなかったから、私はよくわかるのだ(爆)。

Trackback ( 0 )




NHKで、このところ『スーパーピアノレッスン』が放映されていたが、
今期は、これが新しく『スーパーバレエレッスン』になる、
ということを、某友人の情報で知った。

NHKスーパーバレエレッスン

マニュエル・ルグリ(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)が講師、
ということで、見応えのある内容の講座になりそうで楽しみだ。
名作のヴァリエーションを取り上げて指導して下さるらしいので、
私のように、専ら目の保養、という人間は勿論のこと、
実際に踊ってみようとお思いになる方にとっても、
普段はなかなか受けられないようなレッスンがテレビで観られて、
非常に、ためになるのではないだろうか。

そういえば昔々、清水哲太郎と森下洋子による、
『クラシックバレエ入門』という番組が、
NHK教育テレビであったのを、ご記憶の方がいらっしゃるだろうか。
あの放映があったのは、二十年くらい前ではないかと思うのだが、
私は当時、あの番組が大好きで、欠かさず視聴していたものだった。
半分は真面目に、バレエの基本を学ぶために、
そして残り半分は、笑うために(爆)。

だって、講師の清水哲太郎氏が画面に映ると、
「きょうは、バトマン・タンジュをやります。
足を出すときは、かかとから押し出すように。
つま先は、床から放してはいけません」
等と仰って、生徒さんの足や骨盤付近をさわさわして(爆)、
「第五ポジションに戻ったときは、両足の間に、
隙間があっては、いけません。
では、やってみましょう。Un(アン)!」
等々と、手つきもしなやかに、ご指導になっていたのだ。
開始のかけ声は唐突にフランス語、
しかも、清水氏は、ただお話をなさるときでも、
必ず、おみ足が、「三番ポジション」だった(爆)。

いや、マジで、あのときは、一般人相手の放映なのに、
大変高度に、よくまとまったレッスン番組を展開して下さったし、
あの時間、清水氏から学んだことは、のちに、私自身が、
ど素人お笑いバレエ教室に行ったとき、実際に大いに役に立った。
だから、本当に感謝している。
感謝している。が。

毎回、実に笑えたものだった(T.T)。

Trackback ( 0 )




味の手帖12月号にたかこ(和央ようか)さんの記事が出る、
という情報が、ちょっと前からあったのだが、
私は元来、食べることに関心が薄いので、この雑誌自体に馴染みがなく、
まあそのうち・・・、などと悠長に構えていたら、
ファンが皆して注文したようで、発売と同時に、なくなっていた。

「誠に申し訳ございませんが、
『味の手帖12月号』は既に完売いたしました。
たくさんの御注文をいただき、ありがとうございました。」

幻だったorz。表紙を拝むことすら出来なかったorz。
うちの田舎の本屋なんかがもし仕入れていたら、残っていそうだが。
もともと発行部数も少ないのだろうな(T.T)。

Trackback ( 0 )


吟行  


先日、娘のクラスで、『吟行』という風流な催しがあった。
クラスメート全員で、担任の先生と一緒に近所の山にのぼり、
その道すがら、各自、思い思いに俳句や短歌を詠むという行事だった。

そのとき娘のつくったらしい歌集が、
今朝、彼女の机の上に放置されていたので、ナイショで見てやった。

にぎやかに のぼって来た道 秋うらら

ふむ。
一応、季語は入っているし、五七五には、なってますね(^_^;)。
それだけだけど(爆)。

紅葉葉に 染まった道に 犬ありき

ちょっと格好つけて、過去の助動詞「き」を使ってみましたね。
もうひとヒネリして「ありけり」と書いておけば、
犬の××を発見して「ここに犬がいたのか!」と感心した、
みたいなニュアンスを出せたかもね(逃)。

蜘蛛の巣が つゆにぬれて きらきらと
これはまるで 宝石のよう


なんとなく、自由律俳句もどきの様相を呈してきました。
・・・ぢゃなくて、短歌ですわよね勿論。

足下を 見てみてみると クリのイガ

もしもし。
ちからワザで七五調に持ち込めばOK、
というものでは、ありませんがな。


こうして見ると、ごく限られた字数で何かを表現するというのは、
思う存分長々と書くよりも、ずっと難しいことだ。
「字数制限が短いほど、回答に要する時間は長くなる」
と高校のとき国語の先生が仰っていたものだが、
あれは本当に正しかったと改めて思った。
娘のようなのがいて、担任の先生にはさぞかし、
ご迷惑をおかけしていることと思う。
どうか、よろしくお願い致します~~~(^^ゞ。

ちなみに主人が中学だか高校だかのとき、やはり、
「自分で俳句をつくってみよう」
という授業があったそうなのだが、
そのとき、主人の友達が提出した句というのが。

朝焼けの 光の中に 立つ影は

これは単なる描写で、何も表現できていないから俳句ではない、
とかなんとか、先生にはクレームをつけられたそうだが、
そんなことより、


そりゃミラーマンだってば!!
(今年はミラーマンREFLEXなんてのも出来てたんですね)

Trackback ( 0 )




小学校のほうから、私立中学受験希望者に対して、
『小学校で記入する調査書など必要書類を各中学で貰ったら、
11月中に小学校に持って来るように・終業式までに渡すから』
という主旨のプリントが配布され、
なんて親切な小学校なんだと感心してしまった。
私は、2学期最後の保護者懇談のとき依頼するほかないのかと
ずっと思い込んでいたのだ。

で、改めて各中学の願書など入試関係書類を全部出してみたのだが。

プロテスタントのA中学と、カトリックのB中学は、
書類の年月日記入欄も記入見本もすべて西暦となっており、
一方、例の共学中学は、西暦でも元号でも選んで書けるようになっていて、
私が心酔しているC中学に至っては、最初から「平成」と印刷されている、
という違いがあることに、気づいた。

うーーーむ。
なんだか、こんなところにも、学校の体質が透けて見えるような(^^ゞ。

こういう意味では、私自身は、あんまり一貫した人間でないので、
是が非でも西暦!いや元号でなければ!という趣味は、ない。
高校卒業までの年代に関しては、まず頭に浮かぶ基準は昭和で、
英語をやり出してからは西暦がかなりハバを効かせるようになっていて、
今はもはや、頭の中が、基本的に西暦になっているように思う。

でも公文書の正式なスタイルは、やはり元号が主流だろう、
という価値観も、私の中に同時に存在している。
なぜって、娘の誕生年に関しては、「平成7年」というのだけが、
非常にしっかりと私の頭に刷り込まれているからだ。
これは今までの、娘に関する様々な手続き書類が、
基本的にすべて元号だった、という証拠ではないか。
御陰で、今回ほぼ初めて、西暦を要求される願書を前にして、
大変心許なく、平成元年=1989年をもとに、筆算して確認したぞ(^^ゞ。

ちなみに、私の中で明らかなことは、
ポゴレリチ関係の出来事は西暦でしか語れない、ということだ。
彼はヨーロッパ拠点の人で、関係資料も全部西暦なのだから当然だ。
ポゴレリチのショパン・コンクール落選事件は、昭和55年、
などと考えると違和感に震えてしまう(^^ゞ。
一方、主人によれば、カープ初優勝は、断固、昭和50年なのだそうで、
1975年などと西暦で言われるとフニャフニャで我慢ならないとのことだ。
このあたりの、局所的な一貫性は、
結構、日本ならではの現象ではないだろうか(^_^;)。

そういえば舅は、西暦どころか平成すらダメで、
なんでもかんでも昭和に換算して、
「三年後は昭和78年じゃから合計で・・・」
等々と、無理矢理な計算をしていたものだった(--#)。

Trackback ( 0 )




昨年同様紫苑ゆう『Legend of Shion―再会Part7』に行った。
ホテルオークラ神戸・平安の間を、100以上のテーブルが埋め尽くし、
通路らしい通路も取れない、大規模なディナーショウだった。

現在は宝塚音楽学校の講師である彼女が、ファンの前に出るのは、
毎年のこの機会以外にないという貴重さは、確かに人気の秘訣とは思うが、
退団して十年になるOGのために、今も1000人以上の人が集まるというのは、
やはり、紫苑ゆうという男役の吸引力の強さゆえではないかと私は思った。

以前、シメ(紫苑ゆう)さんは、この場に来てくれる観客に心から感謝し、
「最後の一人になるまでショーをやりたい」と発言したが、
『私こそ、その最後の一人』と思っている人が、
相変わらず、千人超いるということなのだった。

そして、シメさんの凄いところは、そのファンの期待を
毎年、絶対に裏切らないどころか、しばしば、期待以上のものを
ファンに見せてくれる、という点だった。
彼女は天性の宝塚男役だと私はまたしても強く思った。
男役としてファンに自分を見せること、ファンの視線に応えること、
ファンの希望を裏切らずそれ以上のものを展開することは、
彼女の感覚を持ってすれば、呼吸するにも等しい当然のことなのだ。

『ラ・カンタータ』を歌いながら登場した彼女は、驚くほど美しかった。
タカラジェンヌに対して、実年齢を理由にバッシングする人が
ネットの掲示板などで時々見られるけれども、
私の目には、今、シメさん以上に美しい男役スターは、
現役ジェンヌの中にもそんなに居ない、と思われた。
(まあファンの欲目と笑いたければ笑って下さい(^^ゞ)。

懐かしい曲も意外な曲もいろいろと披露されたのだが、
圧巻だったのは、かつて峰さを理が歌った『哀しみのコルトバ』を、
シメさんが渾身の熱唱で聴かせてくれたことと、
先日退団した湖月わたるの思い出のためにと、
彼女のトップ披露だった『王家に捧ぐ歌』の主題歌を、
初めて、シメさんが歌ってくれたことだった。

そのほか、今も花組全国ツアーで上演されている『うたかたの恋』、
これは「作品に対する愛、役に対する愛、誰にも負けません!」と
シメさんが公言してはばからない演目で、今回もこの主題歌が歌われた。
「皆さんが、マリーになって下さい」
ということで、マリーのパートは観客に任されることになったのだが、
誰も彼もが全然平気で歌えてしまう上に(私も歌いました・爆)、
後半はちゃんと、シメさんのルドルフと、客席マリーがハモっていた、
というあたりが、もうもう、客席も筋金入りのヅカファンだった。

それと、2004年宙組公演でたかこ(和央ようか)さんが歌った、
ショー『テンプテーション』の中の『熱愛のボレロ』を
本家のシメさん自身に歌い直されたこともキョーレツだった(^_^;)。
この歌は、もし突き放して聴いたとしたら相当、変な内容で、
『闇に舞う女豹 そのかぐわしさは媚薬』
という歌詞などかなり唐突だし、何より、キワメツケは最後の、
『命の限り貴女を 熱く熱く 愛したい
アイラブユー アイラブユー アイラブユー
ジュー、テーーーム!』
という三カ国語告白であるのだが(逃!!)、
シメさんのを聴いたら、全然そんなことは浮かんで来なかった。
これが究極のラブソングになり、貴公子・紫苑ゆうが聴衆を魅了する、
というのが、やはりシメさんの物凄いところだった。

『再会』はディナーショウでありながら、宝塚のお茶会のような面もあり、
当選した人は、シメさんとツーショット写真撮影ができるとか、
シメさんから手渡しでのプレゼントが貰える、などの抽選会もあった。
私は、よく、たかこさんのお茶会に行っていたときに、
私のようなオバさんが舞台上に出るなんて格好悪いとか、
客席からじろじろ見られるなんて居心地悪いとか考えて、
「絶対に当たりませんように!」
と真面目に祈ったものだが、今夜は我ながら不思議なことに、
「シメさんと並びたいな~、当たりたいな~~」
と素直に思った。
そういう意味でも、シメさんは観客にとことん夢を見せる人なのだった。
・・・勿論、当たりませんでしたが(^_^;)。

あとは、恒例となった『ジャンプ・オリエント!』を
客席も総立ちで振り付きで歌ったのと、
最後が『愛の祈り』でシメさんが客席をまわり、
差し出される手に次々と握手して観客に応えるという構成で、
七回目の再会はやはりとてもとても楽しく温かく終わった。

もしかしたら現役のときより、シメさんは更に大きくなったかもしれない、
と私は彼女の笑顔を観ながら思った。
OGになったことで気負いがなくなり、
良い意味で芸に余裕ができたのが良かったのだろうか。
『同窓会』的な集まりだとは思うのだが、
やはりタカラジェンヌ・紫苑ゆうがそこに居て、
我々は乙女に戻って素晴らしい夢を見ることが出来て、
魔法のように甘い一時間半が、今年も、
あっという間に終わってしまったのだった。

Trackback ( 0 )




長年、飼っていた携帯電話が、金属疲労ゆえか、
突然バクっと顎がはずれて瀕死になったので、
意識のあるうちに新しい体に脳を移植せねば(爆)、
という気分になり、初めて、機種変更なるものをしに行った。

いつ買ったかも定かでなかったので、売り場の女性に調べて貰ったら、
「24ヶ月以上、経ってらっしゃいますね(^_^;)」
とのことだった。

女性「ただいま、こちらの機種がお安くなっておりまして」
転妻「いえもう、安ければ安いほどいいです。
 メールができたらあとは何も要りません。
 電話なんかかかって来ないほうが有り難いくらいです」
女性「・・・・・・・・・・(^^ゞ」

ということで、二千いくらかにまで値下げされていたヤツを、
更に貯まっていたポイントを支払いに当てて、
私はついに、新しい携帯電話を現金受渡ナシで手に入れた。

では、今からこれを持って、神戸に行ってきます。
紫苑ゆう「再会」を、今年も、観ます(*^_^*)。

また、のちほど。

Trackback ( 0 )




そろそろ、塾に『2007入試 志望校調査』を提出せねばならない。
受ける中学に○をつけ、その中でも第一志望には◎を。
よりによって娘の成績が史上最悪に低迷しているときに、
なんという、困った調査だ。

・・・と一応言ってみたが、実は別に悩むほどのものではない。
なぜって、広島市内にある私学女子校は全部でたった6校。
全部受けたる!と決意すれば受けられてしまう少なさ。
先日のC中学説明会の会場でも、私の背後から、
「B中学を見に行ったときはスリッパで~」
「D中学には願書貰いに行ってきたんだけど~」
などという会話がさかんに聞こえて来た。
皆、結局、同じようなところを回るほかないのだ。
成績がどうだろうとも(爆)。

しかも東京みたいに「○日校」とか「午後受験」というような、
込み入った作戦を立てる必要もない。
ほとんどの学校は、一校一回きりの入試になっていて、
入試日が、一週間以内の範囲で巧い具合にバラけているのだ。

ということで、娘の第一志望は、走って行ける超ご近所のA中学。
本人の志願理由は、近いから・制服が可愛いから・学食が立派だから。
私がこの学校について良いと思っている点は、
やはり近所で安心だから・女子大まであるから・英語教育が熱心だから。

このほか、厳格なカトリックで丘の頂にあるB中学、
しつけ教育で評判の、私イチオシのC中学、
それに先日感銘を受けた、新進気鋭の私立共学校。
A中学と、この三校の併願で行くことにした。

娘にとっても私にとっても幸せなことは、
四校とも第一志望、・・・というといささか言い過ぎだが、
少ない選択肢でありながら、その中から、
入学したい理由のある学校四校に絞れた、ということだ。
この四校なら、もし入れて頂けるならばどれになっても
私にはなんの不満も無い。
だからお願いします、一校だけでも、合格を下さい~~、
と今は念じている(T.T)。

ちなみに主人の希望はB中学だ。
禁欲的な環境の中で勉学にいそしみ、聖書をひもとき聖歌を歌い、
骨身を惜しまず他者のために働ける、
尼僧のように清らかな娘に育って欲しいそうだ(爆)。

ありえん(逃)

Trackback ( 0 )



« 前ページ