転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘が風邪をひいた。
咳がひっきりなしに出て、頭が痛いしお腹もユルい、
ということで、今朝は起きられなかったので、
学校を休ませ、昼前に小児科に行った。
時期的にインフルエンザという可能性がないわけではないが、
微熱しかないことから、典型症状ではないという診断で、
一応、抗生剤と風邪薬を貰って、帰宅した。

で、迷ったのだが、結局、塾も休ませることにした。
「休むか?」と訊ねたら本人は案の定、嬉しそうだった(--#)。
まあ、娘なりに、遠距離通学プラス週4日の通塾で、
この二学期以降、疲れているということは察せられたし、
病気のときくらい、いいよな、と思ったのだ。
ほんとは良くないのかな。
理由つけてサボるような根性じゃ、合格は出来ないか。
ああ、私は駄目母(^^ゞ。

さて、私に輪をかけて自覚のない娘は、きょうも、
広島市内の私学について書かれたムック本を眺め、
咳をしつつも、
「いいな~、このガッコ、修学旅行が北海道だよ~」
などとウットリしていた。ノー天気なやっちゃ。

実は私は娘に、ランクや偏差値というものについて、
ほとんど説明してやっていないので、彼女は呑気なことに、
市内の私立の偏差値がどういう順になっているかを、
今に至るも、あまり把握していない。
ただ、テスト結果について私がときどき目をサンカクにするので、
どこの中学の入試も、等しく難しいものだと思っているらしい(^^ゞ。
入りにくさについての理解が乏しいということは、
必然的に、入りやすさについても、全く理解していない、ということだ。

娘「ねー、○○高校って、どんな学校?」
私「○○高か~・・・・・(^_^;。あそこは高校だけだよ。
 中学校は無いから、とりあえず今のキミには関係ないだろう」
娘「そーかー」
私「それに、まあ、高校を受けるとなっても、○高はなあ。
 悪いとは言わないが、あんまり、おかーちゃんの趣味では、ないわな」
娘「なんで」
私「帰宅部がむちゃくちゃ強いから
娘「え」
私「午前中から帰りよる、という強さだぞ」
娘「・・・・・・・・・・」

主人だって学食専攻だったことだし、
娘が帰宅部に入るのは構わないと、私は思っているのだが、
しかし、少なくとも全国レベルで帰宅部の強い学校に入ると、
娘の性格では、部活もその他のことも大変だろうと思うので、
やはり、積極的にはすすめたくない心境だ(^_^;。

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主人が、舅から相続したぶんの預金口座が複数あったのだが、
どれもたいした金額の入ってない普通預金だった。
舅は、まとまったものは有価証券と定期預金にしていて、
普通口座のほうは、もっぱら財布代わりにしていたらしかった。

だが、普通の人とちょっと違うところは、舅の趣味で、
いずれも、カードをつくっていなかったことだった。
舅は、ATMなるものが大嫌いで、決してキャッシュカードを作らず、
通帳と印鑑を窓口営業時間に持参して、出し入れしていたのだ。
彼の入院中には、我が家でこれらの通帳を預かり、
私が舅から頼まれて、お金を出しに行ったこともあった。

で、主人は名義だけ引き継いだものの、金額も金額だし、
しばらくこれらの存在をすっかり忘れていたのだが、
先日、ふと、もう、外からの入金はないのだから、
このまま放っておいたらいつか残高ゼロになる、と気がついた。
特に、舅宅の光熱費や電話代などの引き落とし口座になっているものなど、
舅が亡くなってからも、毎月順調に減り続けているので、この調子だと、
あといくらもしないうちに、残金がゼロになりそうだった。

ということで、主人は、銀行と郵便局の口座のキャッシュカードを
今更ながら新規発行して貰うことに決めた。
そうすれば、休日に、主人がそこらへんのATMを使って、
入金も出金も出来るようになる。そもそも、今や本人の口座なのだ。
私が舅宅の近所の、それぞれの金融機関窓口に行って訊ねたところ、
主人が直筆で書類を書き、届出印を押せば、
手続きに来るのは代理人の私でかまわないという返事だった。
厳密に言うと、郵便局に限っては暗証番号を本人が来て入力する、
という仕組みだったが、家族なのだから私が番号を聞いてきて、
私の手で入力するというのでも、いい、とのことだった。

私「私の身分証明とか、委任状が要りますか?」
窓「いいえ」
私「中区のほうの支店でも手続きできますか?」
窓「どこでも同じですよ。取り次ぎされますから大丈夫です」

という会話を、私は佐伯区内の銀行でも郵便局もで繰り返した
(例の、隣り合っている某支店と郵便局だ)。
かくて、私はそこで必要書類を貰い、自宅で主人が記入し、
きょう、銀行印を預かって、中区のほうの支店に出向いた。
まずは、某銀行某支店の窓口に、通帳を印鑑と書類を出して、
私は言った。

私「この通帳の、キャッシュカードを新規でつくりたいんですが」
銀「はい。・・・あら、失礼ですが、こちら、ご主人様名義ですね」
私「そうです」
銀「すいません、ご本人に来て頂かないといけないんですよ」
私「勤務時間の関係で、本人の外出は難しいんですが」
銀「お昼休みなんかに、ちょちょっと、来られません?」
私「(アナタらのお昼休みは、『ちょちょっと』外出できるのね?)
 あの~、○○支店のほうで、代理人で手続きできると聞いたんですが」
銀「じゃあ、身分証明書をお出し下さい」
私「私の運転免許証でいいですか」
銀「いえ、ご主人様ご本人の、写真つき身分証明書を」

あーもー、なんでこう、支店ごとに言うことが違うのかな~。
私は諦めた。遠いけど佐伯区の支店に行くべきだった。
あそこなら「要らん」と言った張本人が居るんだから、
交渉のしようもあるだろう。
それで、次に、郵便局に行った。勿論、既にイヤな予感はあった。

私「この通帳の、キャッシュカードを新規でつくりたいんですが」
郵「ご本人様においで頂かないといけないんですけど・・・」
私「私が代理で、暗証番号を入力すれば手続きできると、
 某郵便局で聞いて来たんですが、駄目ですか」
郵「委任状はお持ちですか」
私「(そう来たか)いいえ」
郵「ご本人様のご意志の確認ということで、委任状がいるんですよ」
私「それは、便箋かなんかに、必要事項署名捺印があればいいですか」
郵「いいえ」

と言って窓口嬢は奥に引っ込んでから、改めて、
所定の空欄を埋めて完成させる書式の『委任状』を持ってきた。

郵「こちらに、ご本人様直筆で、ご記入頂くようになります」
私「さいですか~~~(^_^;」

しゃーないな。私が多分、悪かったんだろうな。
最初の窓口での会話を全面的に信用したなんて。
だけどキャッシュカード発行のための委任状なんて書類、
きょうが初登場よ?
佐伯区の某郵便局には、どーしてこれが存在してなかったんでしょうね?

それにしても、つくづく思った。
とにかく金融機関は、用心のために、手続きが物凄く煩雑だ。
一旦預けたら、むこうの出す条件(それも支店ごとに違う)を
全部、のまなければ、全く、出し入れ出来なくなる恐れがある。

私がもし、ある程度長生きしたら、自分名義のすべての預金を解約して、
瓶に入れてベッドの下か肌着の間に隠し(かどうかは知らんが(^_^;)、
しかるのにちに、主人か娘に、そのことを伝えておかねばなるまい。
だって、私本人が手続きに出向けなくなったら、
こんなふうに、えらいことになるのだから。
そのとき、娘がもし、勤めにでも出ていたら、必ずしも、
『昼休みにちょちょっと』外出できる境遇かどうかわからないし、
幾度も幾度も年休取って出てこなくてはならないというのでは、
あまりに不便ではないか。

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終息宣言は、いささか、早かったようだ。
某区役所厚生部健康長寿課から、じーちゃん宛に、封書が来た。

「老人保健医療の高額医療費の申請手続きについて」

老人保健医療受給者の方(つまり、じーちゃん)が、
医療機関等の窓口で支払った医療費の一部負担金について、
申請により、所得に応じた一ヶ月分の自己負担限度額を超えた部分の
払い戻し(高額医療費の支給)を受けることができる、・・・という。

過去数年間、じーちゃんも、ばーちゃんも、
さんざん、入院を繰り返してきたし、医療費控除の世話にもなったが、
こんな通知が区役所から来たのは初めてだ。
一体、いつの入院あるいは治療の、いくら分が、
これに該当したというのか。書類からは判然としなかった。
だがまあ、なんであれ、せっかく、
役所から医療費の一部を返還してくれるというのだから
貰えるものなら貰ったほうがいいのだろう。
ということで、書類を用意することになった。

1.受給者の出生から死亡までのすべての戸籍・除籍謄本、
 改正原戸籍謄本(=受給者の死亡記事のある戸籍抄本、
 法定相続人の範囲のわかる戸籍謄本等)
2.法定相続人全員の戸籍抄本または謄本(現況のわかるもの)
3.申請者が相続人代表者本人であることを確認できる書類
4.委任状(相続人全員から代表者への委任状)
5.委任者全員の印鑑登録証明書(発行三ヶ月以内)
6.相続人代表者の印、郵便局以外の預金通帳

1と2と5は、はっきり言って私、もう見飽きました。
自家用車売却のとき用意した謄本類が、幸い、
そっくり返却されて来ていたので助かったが、
もう、この期に及んでまたしても役所へ取りに行って
二時間待ちでもさせられようものなら、キレるとこだった(T.T)。

だがそれにしても、相続人代表者である主人は、
平日の昼に区役所に出向いている時間は、まず、ない。
私が代理でもいいだろうかと、当該区役所に電話してみた。

区「いいですよー。どなたがおいでんなっても」
私「じゃあ、身分証明というのは私のを持って行くんですか」
区「いえー、要りません」
私「相続人代表者の身分証明を預かって行けばいいですか」
区「いえー、要りません」
私「え(^^ゞ。じゃあ、委任状か何か要りますか」
区「いえー、要りません。ご主人さんの実印と、通帳は
 預かって来て下さいねー」

ほ、ほんとだな!?
主人本人が出向くときは身分証明が要ると書いてあるのに、
代理人が行くとなると、突然、何も要らなくなるのか??
実印と通帳を持参した人が即、代理人と認められるなんて。
それで大丈夫なんだろうか。
確かに、実印そのものは印鑑登録証明書で確認できるし、
送金口座が相続人のものなら、代理人なんか誰でも一緒か。
・・・なんだか、釈然とせんな(^^ゞ。

窓口までたどり着いた挙げ句に、
電話のおっさんと違う人が出てきて、
「委任状がないと手続きできないんですよー」
「申請者本人の、身分証明がないと駄目ですよー」
なんて言い出すんじゃないかと、私は今、本気で恐れている。
この区役所は、うちからバスで片道一時間くらいかかるのだ。
出直しさせられた日には、私は半日を無駄にすることになるんだぞ。

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主人の買ったパソ太は、図体がデカいだけに耐久力があり、
このところ、私にたくさんの音楽を聴かせてくれて、とても優秀だ。
最近では彼が実質的に私のメイン・マシンになりつつある。

だが、若いだけに最新のプログラムを多数搭載しており、
こいつの飼っている野豚先生(ノ○トン)は、
ときとして仕事をしすぎる傾向がある。
私の要求するサイトURLを見て、「危険です奥さん」と言って
遮断しようとすることが、ときどきあるのだ。

いや、確かに私の心根が悪いこともある。
利用できるプロ棋士(爆)が居るか居ないか調べようとしていて、
その方面のサイトを開けようとしたら、野豚先生から即座に、
「カテゴリ:匿名プロキシ」に属するサイトなど見てはなりません、
と阻止され、これには、私のよこしまな心がけを見透かされたようで、
『すみませんでした』と内心で謝ったものだ。

だが。
その後、つきあって行くうちに、私はこいつの、
あまりにも規範的な言動が、だんだん、鼻につくようになってきた。

なにしろ、
『アニメ・北斗の拳』関連の某ファンサイトを見ようとしたら
「カテゴリ:暴力」だから見ては駄目、と言い、
『パチスロ・北斗の拳』関係のページにアクセスしようとしたら
「カテゴリ:賭博」だから開けません、と言う。

さらに。
某『姓名判断』で遊ぼうと思ったら、
「カテゴリ:オカルト、ニューエイジ」なので繋げません、と言い、
ワク○ガ製薬ショッピングのサイトを開こうとしたら
「カテゴリ: ドラッグ(医療外)」だからいけません、と言い、
日本酒について調べることがあって酒屋のサイトにアクセスしたら、
「カテゴリ: 煙草/アルコール」だから好ましくないと言う。
挙げ句の果ては、『CA125と子宮内膜症』について調べようとしたら、
「カテゴリ:性教育(初級)」だから見せられません、だと!

野豚くん、いっぺん、無効にされたいかね(--#)。

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たかこ(和央ようか)さんの復帰についての記事が、
宝塚歌劇団公式サイトに、きょう、正式に掲載された。

『2006/01/28
和央ようか『NEVER SAY GOODBYE』出演について
本日、当ホームページ「公演案内」においてご案内させていただきました通り、療養中の和央ようか は、3月24日からの宙組宝塚大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE』―ある愛の軌跡―より舞台に復帰させて頂きます。
多くのファンの皆様からのお見舞いの言葉や励ましのお声に対しまして、改めて御礼申し上げます。』

彼女にとって、宝塚での最後の舞台となるサヨナラ公演だから、
ご本人も周囲も、これを全うできることを心から願っていたと思う。
ファンとしても、喜びはひとしおだ。

本当におめでとうございます<(_ _)>。

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『ベルサイユのばら』のオスカルの台詞のひとつに、
「さらば もろもろの 古き くびきよ」というのがある。
これは原作の劇画にも宝塚の脚本にも登場する言葉であり、
ひとつの「聞かせどころ」みたいなものであることは確かなのだが、
しかし「くびき」と言われて何のことか、普通、わかるだろうか?

原作で問題の箇所が出てくるのは、物語のほとんど終盤、
革命前夜のパリへと、オスカルが向かっていく場面だ。
貴族でありながら、民衆の側について闘うことを決意し、
祖国フランスの新たなる歴史の礎にならんと、
志を同じくするフランス衛兵隊を率いてオスカルは進撃する。
馬上、昂然と顔をあげてオスカルは過ぎ来し方を回顧する。

『さらば!もろもろの 古き くびきよ
二度と もどることのない わたしの部屋よ 父よ 母よ!
さらば王太子殿下 内親王殿下
愛を込めつかえた ロココの女王 うるわしき愛の女神よ
さらば さら…ば…… フェルゼン伯……!』

私はこれを週刊マーガレット連載当時に読んでいたのだが、
小学生だった私には、「くびき」が何なのかわからなかった。
理解語彙でも使用語彙でもなかった。辞書を引いたら
『車の長柄の先に取り付ける横木。牛馬の首にあてる』
などと書いてあり、私にはますます、訳がわからなくなった。
これから命がけの戦闘に身を投じる人が、
どうしてそんなものに、ねんごろに別れを告げるのか。
そんなに名残惜しければ持ってけ、みたいな(爆)。
第一、いくら軍人だからって、
牛車・馬車のパーツと、自分の部屋と両親と並列だなんて。

四十にもなり、多少は語彙力や読解力のついた今ならわかる(^^ゞ。
オスカルは、それまで王室に仕えて来た、貴族としての自分を捨て、
このとき初めて、自由なひとりの市民としての道を選んだ。
そのことで、自分の行動の基準となっていた価値観や思考上の束縛、
すなわち「頸木」から、彼女は解き放たれた訳だが、
同時に、彼女はこれまでの年月を心からいとおしんでもいるのだ。
それらすべてが彼女を育み、築き上げてくれたものであるのだから。
ゆえに、「諸々の古き頸木」に、思いの丈を込めて
最後の別れを告げようとするのだ。

さて、この箇所は、宝塚のベルばらでも登場する。
上演時間の制約もあるから、宝塚では大幅にカットされ

さらば もろもろの 古き くびきよ
二度と戻ることのない わたしの 青春よ!


という二行だけの台詞にまとめられている。
まあ、煎じ詰めればそーゆーことだな、と私は笑ってしまったのだが、
いつぞや、ヅカファンとして大先輩の某P母様が、

「何度聞いても、さらば もろもろの ふくびきよに聞こえる」

と仰って、私は、もうもう死ぬほど笑わせて貰った。
『さらば。諸々の福引きよ!』
あ~、サマージャンボもドリームジャンボもハズレばっかで。
商店街のガラポンどころか、学校のあみだくじですら、
いっぺんも美味しい思いしたことないし。
もーえーわ。これっきりや。サイナラ。なんちって。

で、私はこれがとても気に入ったので、別のヅカ仲間である、
東京在住S嬢にメールを打ったとき、思いついて、
本文とは全然関係なかったが、題名のところに、
『さらば 諸々の福引きよ』
と書いて送ってみた。ヅカファンならウケるだろう、と。

そうしたら。
返ってきたレスの表題が。

二度と戻ることのない わたしの清純よ!

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娘がきょうの夕方、
『塾に行きたくない』
と珍しくしょんぼりしていた。
いくら呑気者の娘でも、さすがに自分の成績を悲観したのか(殴)、
と私は早合点したのだが、よく聞いてみたら、そうではなかった。
友達が居ないから、やだ
というのが、娘の言い分なのだった。

娘は去年の3月、5年部開講時に、まず土曜コースで入塾し、
約半年後の二学期9月から、通学コースに移った。
以来、きょうまで四ヶ月半ほど、週三回、通ったわけだが、
ほとんど、友達ができないのだという。

家の事情もあり、ずっと娘は学区外の小学校に行っていて、
一方で塾は自宅の近所で決めたものだから、
同じ小学校の子が全然来ていない、というハンデがあった。
ほかの子たちは、家も学校も近くの者同士で仲良しだったり、
4年部からずっと来ている馴染みだったりして、
それなりにグループが出来上がっているらしい。

娘に聞いた範囲では、いじめられるとか無視されるとかの問題は無く、
なんとなく話をする程度の顔見知りはいるらしいのだが、
学校のように、休憩時間に笑い転げて遊ぶ気を許せる仲間が、
全然いないので、それが寂しい・つまらない、のだそうだ。

・・・と言いつつも娘は結局、塾へはいつも通り行った。
それで、入れ違いに帰宅した主人に、私は早速、娘の話をした。
どうもあの子は友達が居ないから塾がつらいらしい、
やっぱり通塾は大変すぎたかなあ?と。

そーしたら。主人は言った。
「んなこと、当たり前じゃん。俺も、塾へ行きよったけど、
友達なんか、ひとりもおらんかった」

えーーーーっっ!!!

私「し、知らんかった。ほんとに!?」
夫「6年部終わるまで、ひとりも友達なんか出来んかったぞ」
私「だけど、休憩時間とか、どうしてたわけ。ひとりぼっち?」
夫「休憩なんかすぐ終わるやん。十分かそこらやろ」
私「た、確かにそうだが」
夫「どーせ塾なんか今だけやん。友達がおってもおらんでもええわいね」
私「そりゃまあ、学校とは違うけども・・・」
夫「それに、わし、だいたい、人と打ち解けるタイプじゃないもん」

えーーーーっっ!!!

夫「わしは、自分から話しかけて友達つくったり、せんかった」
私「孤独が平気だった?」
夫「だいたいが、塾は友達と楽しく遊ぶために行くとこじゃないし」
私「そ、そりゃ、そーだけども」
夫「高いゼニ払うて安楽にダベりに行くとこか?ちゃうやろ。
 勉強が出来るようになるために、行くとこだろが。
 友達とぺちゃくちゃ喋って、あー楽し!で、好きな中学合格!
 なんつーうまい話があるわけないが?」
私「・・・ごもっともです・・・」
夫「それにたかが何ヶ月か行った程度で、
 そんなに都合のええ友達が次々出来るわけなかろ。
 もともと塾なんて、接触時間が短いんやからさ。
 違う学校の友達がどうしても欲しいと思うんなら、
 よほど積極的に自分から周囲に話しかけるしかないわいね」

さすが、中学受験経験者は、言うことにリアリティがあるな。
私は主人に敬服した。なるほど、彼の言う通りだと思った。

しかし。
何よりびっくりしたのは、主人が「人と打ち解ける性格ではない」
とわかったことだった。
実は、主人と初対面のとき私は彼と打ち解けるのに、
ものの10分もかからなかったので、
主人はそういうテキトーでノリの良い人間だと信じていたのだ。
現に、主人は今でも何人もの学生時代の友達に誘われて、
よく飲み会に行くではないか?
弔電だって香典だって知らせもしないのにいっぱい来てたし、
主人は、とても交友関係の広い人だと私は思いこんでいたぞ。

夫「あれは特別。中高で凄く仲良くなった友人だから」
私「大学の友達はいなかったわけ(学食専攻の仲間とか)」
夫「おらんよ。めんどくさいじゃん」

えーーーーっっ!!!

いやー、結婚十年以上を経て、初めて知ったことが様々あった。

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まだ鼻炎はあるのだが、風邪はなおってきた手応えがあるし、
天気も良いようだったので、きょうは、婦人科に行った。
前々からある筋腫について、去年の9月から10月にかけて、
MRIを撮ったり子宮鏡検査をしたりといろいろ調べた結果、
多少の変性はあるが筋腫または良性ポリープという診断で、
とりあえず三ヶ月後にまた来いと言われていたのだ。

できればこういう話は忘れて、もう無かったことにしたかったが、
前回受診が10月のポゴレリチの演奏会直後だったために、
幸か不幸か私は日にちをシッカリと記憶しており、
わかっている以上は、敢えて受診しないでいるのも怖くて、
きょう、午後から、真面目に出かけた。
万が一、健診に来た妊婦さんに風邪をウツしてはいけないから、
マスクもして行った。完璧だっ(自画自賛!)。

エコーであちこち角度を変えながら画像を見つつ、先生は、
「・・・一緒です、一緒です、一緒です」
と限りなくヒロシです風に呟き、
「消えてる、とゆーことは、さすがにありませんでしたね」
と仰った。それはそうだろう、私はそんなこと期待してなかった。
4~5センチの筋腫がふたつ、たった三ヶ月の間に忽然と消えたら、
そもそも最初の診断が誤診だったという可能性が高くないスか。

(そういえば先日、筋腫の成長速度についてネットで調べたら、
『成長速度は人によりまちまちで、短期間で大きくなったり、
2030年たってもあまり大きくならない人もいます』
という記述があって、私はひとりでウケてしまったのだが。)

医「とゆーことで、前と全然変わってませんね。
 あとは、なんにも、ないです。不変ですね。一緒です。
 ここんとこ(←と言われても見えない。ダグラス窩あたり?)に
 透明な水があるように見えるんですが、これも、なんでもないです」
私「えっっっ(悪いものがあって腹水貯留してるんじゃ・・・)」
医「え~っと、そいじゃ次回は、半年後ね」
私「は・・・(え、そうなの)」
医「別に治療は要らないから。半年経ったら、また来て下さい」
私「はいっ!(やた♪さぁ、これで帰っても、い・・・)」
医「・・・・と思ったけど、そうだ、血液検査しときましょうか」
私「(T.T)」

この先生は、だいたいが、一度で無罪放免にはしてくれない。
大抵、来ると何か検査があって、来週結果を聞きに来なさい、
という展開になってしまう。
よく診て下さる、とは思うが、でもひょっとして商売が巧いのか?
ああああ~、限りなく憂鬱だ(T.T)。
何か発見されるのが怖いから私は検査がとても嫌いだ
(だったら医者行くな!てなもんだが、気が小さいものだから)。

さて、とりあえず筋腫ちゃんたちのご機嫌伺いも済んだところで、
私はその足で、YAMAHAに行った。
前々から懸案の、『音楽の友』と『MusicaNova』を買うためだった。
風邪で寝込んでいたせいで、なかなか買いに出られなかったのだ。

見たいページが限定されていたので『MusicaNova』から先に読んだ。
83年当時、ポゴレリチは、それまで一日40本喫っていた煙草をやめ、
スポーツ・ジムに通い出した、という逸話が書いてあった。
彼もそれなりに、若い頃から健康には気をつけていたようだ。
一日40本と言ったら、うちの骨じぃの現役時には到底叶わないが、
それでも誉められた喫煙本数でないことは確かだ。

だけど、記事にもあったが、昨年10月に来日したとき、
楽屋口で待つ我々の目の前に現れた私服のポゴレリチは、
当たり前のよーに、くわえ煙草でサインをしていたから、
つまり禁煙には失敗した、ということね(^_^;。

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やっと風邪がなおってきたような気がする。
節々が痛くない状態で起きられたのは数日ぶりだ。

しかし、外はとても寒い。
私より先に風邪をひいた東京の友人も、
未だに一進一退だとのことだったので、無理するといけないようだ。
やはり、ここは、できるだけ暖かくして休んでいるに限る。
ということで、きょうもサボって家にいた(^_^;。

だが、主婦の皆さんなら同意して下さるのではないかと思うが、
平日昼間ずっと家にいると、やって来る人も、かかって来る電話も、
ほぼ、ろくなものではない。
しんどい体を布団からひっぺがして応対に出てみたら押し売り、
というのがほとんどだ。

さきほどは、主人と取引のある保険会社から電話があった。
女「こちら○○保険ですが。転夫さんの奥様でいらっしゃいますか」
私「はい」
女「転夫さんは、・・・お仕事ですよね~」
私「はい」
女「少々、ご連絡事項がございまして。
 よろしければ、ご主人様の携帯電話の番号を、教えて頂けますか」
私「勤務中は、応答できません(これは本当)」

主人と既に取引のある会社なら、主人の勤務先を知っている、
と思われるのに、どうして直接、電話しないのか。
保険はプライベートなことだから勤務先を通してくれるな、
と顧客からクレームがついたりするのだろうか。

などという私の思案をよそに、先方は明るく言った。
女「では奥様でもよろしいです。次のお手続きに関しまして」
私「(--#)」

先方の女性は、なんだかんだと必要書類や手続き内容について
私に対してひととおりの説明をした。
そして、

女「奥様は、毎日、ほとんど、ご在宅ですか」
私「いえ、まあ、いろいろですが」
女「よろしければ、緊急用に、奥様の携帯電話の番号を・・・」

あのね。
携帯携帯、ってアナタ、お誘いスパムのねーちゃんじゃあるまいし。

私「いえ、この電話でいいです」
女「緊急のご連絡などの際に、と思ったのですが、
 お答え頂けないのなら、仕方ないですね」

微妙に脅し風味ですね。
もしかして、うちが○○保険とつきあいのあることを知って、
保険会社をカタるサギ娘が電話して来たのでは?
まあ、考えすぎかもしれないけど、私は、こういうことについては、
もともと、疑心暗鬼で感じの悪い人間なんで、勘弁してね。

私「では、近日中に、主人のほうから連絡をさせて頂きますので、
 そちら様のお電話番号を教えて頂けますか」
女「いえ、その必要はございませんので」

先方は、すぐ電話を切った。
凄く凄くアヤしかったぞ。

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広島の中学入試解禁日は25日だ。
今年の我が家は直接関係ないが、来年はどうなっているのだろう。
中学で一生が決まる訳じゃないので、縁がなくてもどうってことはない、
元来、公立中学に行くのが普通なんだから、
と公立出身の私は思っているが、しかし、12歳の子供にとって、
それなりに二年間(我が家の場合)塾に行ったりして頑張ったのに、
ひとつも合格しないで終わり、という結果を受け入れるというのは、
辛すぎる経験なのかな、と思ったり。
やっぱりひとつくらいは合格させてやりたいな(^_^;。

勿論、私の自己中な希望としては、再三、書いた通り、
女子大まである私立女子中学に入って、受験はこれっきり、
というふうに決着がついてくれれば、もう言うことはない。
娘は気のいいヤツだが、こっちの腰が抜けるほどボケ倒しているので、
内申点獲得などで抜け目なく競争に勝てるタイプとは、思えない。
うまいこと校風に合えば、エスカレーター式の私立で育てて貰う方が、
余暇には彼女の好きな、絵と水泳とお料理とを習って暮らせて、
いいんではないかと私は感じている(甘い?)。
娘自身、中学選択の基準は、前に書いた学食と購買の充実、
それに、部活に「調理部」があるかどうかがポイントだ。
ちなみに、今夜の夕食は、
娘のつくってくれた「高野豆腐」と「鯖のおろし煮」だぞ(*^_^*)?

まあ、小学生の言うことだから、これから変わるかもしれないが、
娘の希望は今のところ、大学の栄養学科に行って栄養士を目指すか、
調理の専門学校に行って調理師の免許を取るかの、いずれかだ。
もうひとつ、法外な希望としては、ギャグマンガ家になる、
というのもあるらしいが(^_^;。
なんでもよろしい、できる限り、希望は支援したいと思う。

さて、私はまだ、風邪で体がだるいので、きょうも布団に寝そべり、
某中学の入試過去問を眺めていた。
「お受験」というと、子供の頭に無理矢理に知識をつめこみ、
条件反射的に問題を次々と解かせ、非人間的な特訓をする、
みたいなイメージがあると思うのだが(私だけ?)、
きょう、私の読んだ入試問題の国語は、非常に面白かった。
私ならどういう答案を書くだろうかと考えると、
大変、工夫のし甲斐があり、よく練られた良問だと思った。
こういう世界に触れることが出来るのは、
やはり塾など行って入試を目指したお陰かな、と思ったり。

と、娘が言った。
「え~っと。カタカナの『な』って、どう書くんだっけ」

一年生からやり直せ!!(--#)

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