私の日記の更新がないのは、つまり、私がろくに家に居ない、
ということを示している。
年末年始の14連勤よりは明らかにマシではあるが、
今も依然として、ほぼ毎日、祭典だ総代会だ役所だと出歩いている。
去年までは節分が終われば一息つけたのだが、今年はそうなっていない。
今が何月何日か何曜日か主観的にピンと来ていない、
という状況は正月からあまり変わっておらず、
日々、用件をさばき、片付け、なぎ倒しつつ、懸命に乗り越えるのみだ。
なんでこんなに忙しいかというと、答えは簡単で、
神社関連の事業が年々、目に見えて拡大しているからだ。
5年前、父の代理で社務に関わるようになった頃と較べて、今や、
正月や秋祭を除くオフシーズンの祭典回数が、1.78倍になっている。
……↑先日、多忙さに腹が立って詳細に数えてみたのだ(汗)。
その他、社殿の設備も次々と充実し、交流のある業者さんも増え、
今年度は、境内社の稲荷神社のほうにも手を入れる計画が、
先日の総代会で決定された。
勿論、神社にとっても地元にとっても、実に結構なことなのだ。
この御時世に、事業が隆盛しているのは、ひとえに多くの方々の
支えと御理解、御尽力があればこそだ。
総代会執行部も神社史上ベストメンバーではなかろうか。知らんけど。
ただ、私の休みがどんどん無くなっていくことが困るのだ。
「ひまだ~~」という思いをたまにはしてみたいのだが、
私の日常はそれには程遠い。
常に複数案件が同時進行で、表向きの休日も書類仕事に忙殺され、
「○時まで!」「○日までに!」と締め切りに追われる日々だ。
総代会執行部メンバーは、全員、それぞれに忙しいので、
これは私ひとりの問題ではないのだが、それゆえ、
私ひとり「いち抜けたぁ」という訳にも行きにくい(^_^;。
先日、数ヶ月に一度、安定剤ソラナックス0.4を貰いに行く心療内科で、
「別に眠れないとかキレるとかいうことはなく、普通にやれてるんですが、
数年前より今は、多忙さに対する耐性がなくなって来たような気がします。
明日からまたずっと忙しい、と思うだけで、前の晩から真剣にイヤで。
以前はもうちょっと普通の気分でやれていた筈なんですが」
と言ってみた。
そもそも二十代の頃から私は、「あとにしよう」が出来ず、
早く安心したいために、先に先に片付けておこうとする傾向があったので、
暇だと感じにくい原因の半ば以上は自分にあるとは、わかっている。
しかしそれにしても、昔は、忙しいからと言ってこんなにイヤではなかった。
忙しいなりに、ばりばり片付けることに手応えを感じた時代もあったのだ。
なんでこんなに負担感ばかり募るようになったのか。
「それは、休み足りてないので、脳の疲れが取り切れていないのですよ」
と先生は仰った。
「1日2日休むと、少し改善はするんだけども、十分に回復していなくて、
その状態ですぐ次の忙しさが来るので、じきに苦痛を感じるのです」
と、先生の説明はミもフタもなくわかりやすいものであった(汗)。
確かにそれは当たっていると思った。
月に1度か2度の2連休がせいぜいで、それも書類仕事で終わったりして、
私は解放されてたっぷりと休息するという機会がない。
息継ぎだけして、すぐ次の波が来ることの繰り返した。
一旦ちゃんと陸に上がって、手足の力を抜いて休憩したいのに。
私が今、望んでいるのは、実に具体的なことだ。
つまり、いっぺん「自分的大型連休が欲しい」。
一般的な感覚で言う「年末年始6連休」とか
「ゴールデンウイーク8日間」みたいな、
確実にその期間中は仕事がストップするという時間が欲しいのだ。
季節はいつでもいい。どのみち正月休みは望めないし。
具体的な希望日数は決めづらいが、まあ、1週間くらいか。
世の中、そんなに休めない業種はたくさんあるので、
自分が贅沢だとはわかっているのだが、
「みんなはもっと大変なんだ!」
と考えてみたところで、私の頭の中に蓄積された疲労は消えない。
私は今、つくづく頭と心がくたびれて来たことを感じているのだ。
1週間が厚かましいなら、閑散期のどこかの月~金の5日間ではどうか(^_^;。
どうせいつの季節だって、週末は祭典が入るんだろうから。
休みが貰えたら、リフレッシュのために旅行したい、
などとはケほども思わぬ。
そんなことより、何よりも、ひたすら「無」になりたい、
というのが私の望みだ。
何日の何時にどこそこに行かなければならないという制約が入らない、
何も考えずボケ倒していても何も起こらない、誰も呼びに来ない。
電話が鳴らない、誰からも話しかけられない、誰の話も聞かなくてよい。
「無」。「無」。「無」。どこまでも「無」「無」。
そういう日が切実に欲しい。許されるなら5日間くらい。
それで、どうすれば事態が改善するかと考えたのだが、
とりあえず総代会および神社職員の人数を増やして貰いたい、と思う。
私だけでなく、執行部の全員が忙しいのを何とか緩和すべきだ。
現状、誰かが、自分の担当の用事を果たせない日があったとしても、
皆予定が一杯で、かわりに誰か行っといてください、が全然利かない。
皆、今の神社の、かつてないほどの繁栄を、喜び、歓迎し、
更に力を尽くしたいと、熱意を持ってやっているのは間違いない。
ならばそれが、過重労働に陥らぬよう、仕事を分散できるよう、
メンバーを増やすのが良いのではないか。
大勢になればなるほど、現在ほどの意識統一が図れなくなる、
という懸念もあるので、極端な増員はできないが、
まずは1~2名、増やすところから始めてはどうだろうか。
非常勤の神主さんもあとお一人くらいは居て頂きたいし、
女性の総代さんも、巫女さんの世話などあるから複数名あっても良い。
――という話を、ここにUPすることができたのは、きょうが休日だからだ。
しかし、休みは今日1日だけであって、
明日から、さしあたり4月5日までは6連勤が決定している。
今日だって別にボーっとできる訳ではなく、これから書類仕事3件やっつけて、
ちょいと土地の問題があるので、午後は法務局に行ってきますよ。
これがまた、境内地外の末社の話で、ややこしくてねぇ…。
だ~か~ら~、頭の疲れが取りきれないまま、続いていくのよね(泣)。
追記:……と計画していたら、午後から別の用事が入って、
法務局には行けないことになってしまったよ(^_^;。
これで土地案件は積み残しに。
このあと6連勤で、次いつやれるんだ?再来週かね?
こういうのがまた小さなストレスとして溜まっていくのよ……。
更に4月は摂社末社の春祭も連続している。
父の最後の頃には、連絡を忘れて当日、神主さんが来ないとか、
父の勘違いで二社が同じ日の同じ時間帯というダブルブッキングとか、
結構あったものだが、80代後半の頭と反射神経では、
こういう同時進行の処理は無理だったろう、と今ならわかる(汗)。
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