それでも、あの時期、ほんとうにイギリスに行けたのは、二つの幸運な出来事があったからだ。
一つは、テレビでランサムの湖を見たその日の夜、講談社の児童文学新人賞受賞の知らせを受け取ったこと。あんなに嬉しかったことは、それ以前もそれ以後もない。というほど、私にとっては手の届かない、夢のような賞だった。
同じ日に、あこがれのランサムの湖を見たのも、何かの縁だと思った。そして、その夜、イギリスへ行こうと決心した。新人賞は、さらに嬉しいことには、賞金が出るのだった。
もう一つの幸運は、ちょうどその頃、親しい友人であるK・M子さん一家がロンドン近郊に、移り住んだのだ。1年間の予定だった。私とFさんと4人の子どもたちは、イギリスに着いてすぐ、半月ほどKさんの家で過ごさせてもらうことにした。Kさんにも、3歳、2歳の子どもがいたので、その間は、6人の子どもたちが家や広い庭を駆け回り、まるで幼稚園のようなにぎやかさだった。
Kさんの家は、ロンドンの南、サリー州にあった。家も庭も広かったが、すぐ近くには公園、回りには広大な自然があって、いつもサンドイッチを作っては、ピクニックに出かけた。車で少し行くと、マナハウス(貴族の館)もあったし、時々はロンドンの町まで遊びにいくこともあった。楽しい2週間だった。
K・M子さんの夫、Y氏は、電気メーカーに勤めていたが、その頃、ロンドンの大学院に留学中だった。時間には、多少の余裕があったのだろうけど、私たちがショッピングに行く間など、6人の子どもたちをたばにして、よく面倒をみてくれたり遊んでくれた。今でも、よくやってくれたなあと感謝しています。
1・おそろしくも楽しいイギリス旅行
2・なぜイギリスにいくことにしたのか
3・二つの幸運
4・旅立ち
5・ウェールズ地方で
6・湖水地方
7・コニストン湖へ
8.最後に
一つは、テレビでランサムの湖を見たその日の夜、講談社の児童文学新人賞受賞の知らせを受け取ったこと。あんなに嬉しかったことは、それ以前もそれ以後もない。というほど、私にとっては手の届かない、夢のような賞だった。
同じ日に、あこがれのランサムの湖を見たのも、何かの縁だと思った。そして、その夜、イギリスへ行こうと決心した。新人賞は、さらに嬉しいことには、賞金が出るのだった。
もう一つの幸運は、ちょうどその頃、親しい友人であるK・M子さん一家がロンドン近郊に、移り住んだのだ。1年間の予定だった。私とFさんと4人の子どもたちは、イギリスに着いてすぐ、半月ほどKさんの家で過ごさせてもらうことにした。Kさんにも、3歳、2歳の子どもがいたので、その間は、6人の子どもたちが家や広い庭を駆け回り、まるで幼稚園のようなにぎやかさだった。
Kさんの家は、ロンドンの南、サリー州にあった。家も庭も広かったが、すぐ近くには公園、回りには広大な自然があって、いつもサンドイッチを作っては、ピクニックに出かけた。車で少し行くと、マナハウス(貴族の館)もあったし、時々はロンドンの町まで遊びにいくこともあった。楽しい2週間だった。
K・M子さんの夫、Y氏は、電気メーカーに勤めていたが、その頃、ロンドンの大学院に留学中だった。時間には、多少の余裕があったのだろうけど、私たちがショッピングに行く間など、6人の子どもたちをたばにして、よく面倒をみてくれたり遊んでくれた。今でも、よくやってくれたなあと感謝しています。
1・おそろしくも楽しいイギリス旅行
2・なぜイギリスにいくことにしたのか
3・二つの幸運
4・旅立ち
5・ウェールズ地方で
6・湖水地方
7・コニストン湖へ
8.最後に
おお、いくつか作品内でみた地名が!ご友人が住んでいらしたのですね。
でも、現在も、これからも、高みじゃないからね。ただ、好きな話しをこれからもずっと書いていきたいです。
あれから、私の本を読んでくださったのですね。感激。嬉しいです。
書き込みもとっても嬉しかったです。
ふだんは、長いと読めないという人たちのため、10センチを心がけてたけど、今日は、日曜日だし(関係あるかな?)長々書いてしまいました。それに、お玉さんのBlogのように、途中で写真をたくさんのせる技も覚えました。うふふ。
でも、柑子さんのおかげで、久しぶりに、初心を思い出したりしています。
忘れてはいけない、私の出発の時です。
どのような展開になっていくのかワクワクドキドキ。
毎日見るのが楽しみ~楽しみ~ざます。
会いに来てくださって、嬉しいわ!
これからも忘れないでね。
ところで、もうあと2回ですよ。今回は、何が何でも最後まで見る覚悟(?)です。
また、よろしく。