30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ことしのカボチャは、あしたのジョーならぬブッラクのジョー

2021-07-27 | カボチャ

ことしのカボチャはブッラクのジョー

このカボチャの名前は種苗店で出合うまで知らなかった。衝動買いだった。そのカボチャとはサカタのタネの「ブッラクのジョー」。

カボチャはうまい品種になかなか出合えないでいる。そこで年ごとに1種類を選んで栽培しては食味を繰り返している。カボチャの品種は多い。年に1種類では、これはという品種に出合えるのか。何年かかるのか見通せない。そのうちあの世に行ってしまうかもしれない。

昨年のカボチャは「ロロン」だった。これも商品名で買ったようなもの。なかなかうまかったのだが、カボチャはこれに決めた、というところまではいかなかった。

ことしはなににするか。種苗店でたまたま目の前にあったのが、このカボチャの苗。こんども妙な名前の苗だ。この商品名を聞いて、すぐに思い出すのはだれだって「あしたのジョー」だろう。わたくしが大学生のときの漫画である。あれから半世紀がたち、あしたのジョーをもじってよもやカボチャの1品種の商品名になって登場するとは。

思わずこれにしようかと買ったのだからサカタのタネの戦略は、わたくしのようなあしたのジョーを知っている世代には効き目があったといえる。同社のHPをみると 「着果性に優れ多収性! 黒く輝くホックホク栗カボチャ」とある。商品名からして皮が黒くなるのだとわかる。

カボチャは毎年きまって1株だけ植え付ける。複数株植えるだけの面積がないのだが、食べるには1株で十分だ。「着果性に優れ多収性!」のはずなのだが現在そだっているのは4個。

人工授粉はいっさいしないで自然に任せて放ったらかしにしているせいなのか、着果しないで黄色くしなびていくのが多い。受粉の時季は過ぎたようで、いまからこれ以上着果することはないだろう。

大きさは2キロぐらいになるという。ことしのカボチャはうまいのか、はやく食べてみたいものである。

サカタのタネのHPから転載、皮が真っ黒になるようだ濃黒緑色の果皮と黄橙色の果肉のコントラストが見事な「ブラックのジョー」


      
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