コロナワクチン2回目の接種が7月4日、すでに2週間がたった。そろそろ効き目が出てくるころだろうか。梅雨が明けて夏山本番。計画を立てないといけない。年相応に体のあちこちに故障が出てきている。登山を楽しめるのもあとわずかだろう。それだけにあせっている。だが、このコロナ禍ではすっきした気分で出かけられない、ためらう。
梅雨が明けたら、さあオレの出番だとばかりに姿を現した。ゴーヤーである。まるで自分の出番を知っているかのように、7月16日に梅雨が明けたら、19日にゴーヤーの初どりができた。
いませっせと毎日食べているのがエダマメとキュウリ。どちらも食べるのに追われている。最盛期はこうなる。さすがに飽きてきた。
そこへゴーヤーの登場である。うまい具合に出てくるものだと感心する。支柱を立ててネットを張り、1株を育てている。たった1株? それだけでこれから十分の数が収穫できる。
梅雨明け前に、そろそろ実ができてもいいころだとさがしたものの見つからない。雨続きで天気が悪いからなのだろうか。それが梅雨明け後にさがしたらすでに収穫できるサイズのものが3本あった。
どうもさがすのが下手だ。葉でおおわれているから見逃してしまう。キュウリの地這いものだって、このところヘチマサイズが続出している。
ゴーヤーには昨年開眼したといっていい。かなり好きだが食べるのが追いつかないでたいがいを無駄にしていた。それが昨夏は、なにを思ったのか、ゴーヤーのレシピをかなり勉強した。ご飯のおかずに重宝したからだ。
いまの時季、夏野菜は果菜類が主になる。キュウリとトマト、それにエダマメは酒のつまみになるがおかずにならない。おかずになるものといったら、わが菜園ではナス、ピーマン、オクラ、それに農家からいただくズッキーニぐらいなものか。意外と少ない。そこにゴーヤーが加わった。これがなにかとおかずになるのである。ゴーヤーさまさまといった感じだ。3日に一本ぐらいの周期で収穫できればいいのだが、これから最盛期を迎えるとやはり持て余し無駄にする。