7月1日の丸オクラ。今季は25株ほど育てている。
これだけでも十分すぎる。最盛期には食べきれなくなる
ブログの更新をやっていられない。原因は貸し農園でトラブルが発生し、この対応に追われているからだ。同じ貸し農園の70数歳の老人が悪行を働いている。みんなが利用する通路を占拠して、自分の農地としてしまっている。通路が利用できない状態だ。
ルール違反と注意すると、占拠をやめるどころか片意地張って反抗してきた。それどころか形勢不利とわかるとこんどは個人を中傷するようになった。きわめてたちの悪い糞ジジイ(言葉遣いが悪いと承知していますがそういわざるを得ません)だ。
同じ土俵でけんかするとこちらまで穢れるので避けたいのだが、看過できなくなっている。あることないこと中傷するようになっては堪忍袋の緒が切れた。
まもなく地主から裁定がある。これがありしだい、この困った糞ジジイの氏素性を明らかにして、ことの顛末をこのブログで連載する。貸し農園にトラブルはある。あってあたりまえのようで近くでも見てきた。今回のトラブルの顛末が少しでも役に立つよう、いまその予定原稿を書いているところ。
ということで精力はそちらのほうに向いていて、いまは野菜のブログどころではない。だがネタがたくさんある。これらを記録消化していかなければならない。
今回はオクラ。当たり前のように今年も発芽がそろって、いま25株ほどある。そこから10本ほど初どりができた。これらは初回の花から実をつけたもの。サイズがまちまち。盛りになると25株あるから少なくとも毎日のように25本が収穫できるようになる。
オクラは発芽をそろえるのがなかなかむずかしいもので、いま周囲の菜園をみてもまともに育てている人を見ない。むずかしいといってもこれさえクリアできれば成功したようなものだ。
それと大事なことがもう一つある。初期生育が遅い。そうだからといって放っておくとアブラムシの被害に遭う。葉が黄変して枯れていく。アブラムシは葉の裏に着くから見落としがちだ。アリを葉の周辺で見つけたらアブラムシがすでにまん延している。すぐに駆除だ。これさえやっておけばもう大丈夫と安心する。
オクラは大の好物。茹でても炒めてもいい。いちばん手っ取り早くできるのが、茹でたのにマヨネーズをかけるだけのもの。いまならビールのつまみにぴったりだ。
オクラを食べてなによりうれしいのは朝のお通じが快適になること。朝の快便は一日のはじまりだけに気分がいい。サツマイモ、豆類、それにこのオクラで年中快便だ。オクラを食べるとそうなると信じている。食べた翌日、7月2日のけさはもちろんすっきりだった。
2021年の読書
今年前半期で心に残ったのは次の3冊。「死の棘」は年寄りにはつらかった。40歳前後で読んだらどんな感想を持っただろうかと考えた。
「死の棘」(島尾敏雄著・新潮文庫)、「ザリガニの鳴くところ」(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房)、「サガレン」(梯 久美子著・KADOKAWA)
2021年6月の読書
・自転しながら公転する(山本文緒著、新潮社)
・俺と師匠とブルーボーイとストリッパー(桜木紫乃著、KADOKAWA)
・流人道中記・下(浅田次郎著、中央公論新社)
・流人道中記・上(浅田次郎著、中央公論新社)
2021年5月の読書
・続・用心棒( デイヴィッド ゴードン著、 青木 千鶴 訳・早川書房)
・用心棒(デイヴィッド ゴードン著、青木 千鶴訳・ 早川書房)
・特捜部Q―アサドの祈り( ユッシ エーズラ・オールスン著、吉田 奈保子訳・ 早川書房)
2021年4月の読書
前月の続きで島尾敏雄の「死の棘」を読んだ。感想はといってもすぐに言葉がみあたらない。読み始めてすぐにミホの言葉がいちいち胸に深く突き刺さった。いまさらわが身を反省しても遅いのだが。「パディントン発4時50分」は若いとき読むつもりでいたのを何十年後の白髪の年寄りになったいま手に取った。
・パディントン発4時50分( アガサ クリスティー著、 松下祥子訳・ハヤカワ文庫)
・レストラン「ドイツ亭」(アネッテ・ヘス著、森内薫訳・河出書房新社)
・死の棘(島尾敏雄著・新潮文庫)
2021年3月の読書
1月の梯久美子著「サガレン」が気に入ったようだ。同氏の本を読んでみたくて代表作「狂うひと」を手に取った。これが大部だった。これを読んだら島尾敏雄の世界に入らざるを得ない。3月はもっぱら島尾敏雄であった。仕上げ?にいま「死の棘」を読んでいる。
・震洋発進(島尾敏雄著・潮出版社)
・魚雷艇学生(島尾敏雄著・新潮文庫)
・出発は遂に訪れず(島尾敏雄著・新潮文庫)
・島尾敏雄(ちくま日本文学全集)
・狂うひと-「死の棘」の妻・島尾ミホ-(梯久美子著・新潮社)
2021年2月の読書
2月はコロナ渦、花粉症、農閑期、厳寒期と重なって家にこもりがち。楽しみは、1月と同じく読書、それに全豪オープンの大坂なおみ選手のテレビ観戦だった。
・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房)
・汚れた手をそこで拭かない(芦沢 央著・文藝春秋)
・推し、燃ゆ(宇佐見 りん著・河出書房新社)
・インビジブル(坂上 泉著・文藝春秋)
・心淋し川(西條 奈加著・集英社)
2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。
・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス( 長浦 京著・ KADOKAWA)