長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

国際紛争は作られている

2014-10-22 16:15:08 | 外交一般
長尾たかしの頭の片隅にあるもの・・・

外交上、「敵の存在意義」とは、敵を作るという行為から始まり、その背景には、「敵の存在は自身の利益に繋がる存在」であるという根拠に基づくものである。

旧ソ連とは、旧ソ連と貿易を行い工業化への支援投資をしてきた米国に住む資本家達による、独裁的経済秩序に関する実験の場であり、東西冷戦とは、旧ソ連の脅威を根拠に米国の軍拡を正当化させる為の環境整備だった。

米国は旧ソ連の脅威を更に大きなものにする為に、毛沢東に白羽の矢をたてた。毛沢東を軍事的支援をし、対する圧倒的な軍事力を持つ蒋介石軍への支援を打ち切る。共産主義革命を成功させた毛沢東は米国に援助を打ち切られ、援助を旧ソ連に求める。旧ソ連の脅威はますます強大なものとして「作られ」ていく。

それが、中華人民共和国の存在意義の真相であり、同時に米国は、蒋介石を台湾で生き伸びらせ、紛争を残してきた。

北朝鮮、中国 vs 国連軍が戦った朝鮮戦争は、武器を売る為の戦争。我国もその恩恵に預かった。そこに、米国の勝利は必要なかった。マッカーサーは真実を知り更迭。腹癒せに回顧録で日本の自衛戦争をブチ撒けた。

今日、国と国との戦争から、テロ組織との対峙という形へ変化し、紛争は作られ、人が死に、儲けた者達によって事実は消されていく。

我国はその渦中にある。
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