長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

反党行為に対する対処

2008-04-30 10:30:43 | 民主党
党員、関係者からの数多くのお問い合わせに対して、総支部長として一言だけ回答させて頂きます。

党員、関係者、並びに関係議員の、選挙造反、議会冒涜という反党行為に対して、大阪府連常任幹事会が、昨年10月以来14区からの上申に対して、未だ処分を決定していないという状況は、事実であります。これに対し14区総支部は、大阪府連が今後どのような決定をしようとも、良識在る14区党員、関係者各位の総意を尊重した対処をして参りたいと考えております。

問い合わせの電話やメールが膨大に届いておりますので、一通一通ご回答が出来ない為、この場をお借りして回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
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激励のメール

2008-04-29 20:24:19 | 活動
ある方へのメール。
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この世界にいると、゛票田゛が気になります。所謂、組織って奴です。
でも、票田なんてもう以前ほどないんですね。
むしろ、一本一本の方が大切。つまり、一人一人です。
労働組合でも、連合に加盟しているのは、800万人。
生産労働人口の10分の一、つまり、10人に一人です。
本当に接していかなければならないのは、
他の9人なのに、票田ばかり追いかけていると、
そんな簡単な、とても重要なことを見失うんです。
※勿論、団体の方々の声にも耳を傾けますよ、当然。

そもそも自分は、何のために政治家になるのか?
10分の一の業界団体労働団体のためではない、
広く普通の日本国民の為だったはず。

2年ほど前から、票田は横目に大切にしておいて、
一人一人を照準に活動しています。
人口51万人、22万世帯、有権者数21万人、
砂漠に水をまく、大海の水をスプーンですくうようなものです。
でも、これが選挙の王道なんですね。
組織戦中心の強敵にに勝つためには、これ以外に手段はない。
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誤解をして頂きたくないのは、団体を大切にしていないと言うのではない。本音のところ、団体を10箇所訪問していろいろなお願いをさせて頂くことは当然だが、10人の個人にお会いするほうが、゛確実に票が増えている゛という実感を感じやすいということを申し上げている。

街宣も駅立ちも必要不可欠であるが、入会カード中心の活動こそがもっとも大切であることに気づくのに、3年掛かったなぁ。今は、こればっかり。最近街宣の回数が減ってきてはいても、一人でも多くの方にお会いする、道端でお声を掛ける、握手する、話す、聞くことに重点を置いている。

また、こんなメールを頂くと勇気が出る。候補者って単純なのです。
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私は大阪の有権者ではありませんし、縁者もおりませんが(選挙協力できずに申し訳ございません)、折角「日本国民のため」と頑張って下さっている長尾さんをはじめとする民主党の精鋭が、政府やそれに懐柔されたマスコミに攻撃されているのを見て、一言言いたくなっただけです。

こうやって外で叩かれて、さらには支持者からも、「民主党はどうなっているんだ」とあらぬ疑いをかけられては、高い見識とモラルを持った人でも、戦意喪失しかねないと思います。

「結局は長いものに巻かれるのがいいのか」と思ってしまっても不思議ではないと思います。

これこそが、大前研一さんが主張する、「鉄のオクタゴン」の恐怖であり、実際それに飲み込まれた精鋭も多数いることと存じます。

ということで、私は長尾さんに自分の思いを伝えるのは最低限の責務だと考えております。
こうした声が他の支持者からも多数届いていることを願っておりますが。。。

見ている人は必ずしっかり見ていると思います。
苦しい時もあると思いますが、常に信念を貫いて頑張って下さい。

恐らく、民主党の中でもいろいろな声があり、必ずしも一枚岩になりきれていない部分があると思います。
政府・自民党の懐柔策で揺れている人もいると思います。

小沢党首にも、毀誉褒貶いろいろな意見があると思います。
しかし、ここで団結しなければ、まさに自民・公明党の思うツボです。

「ねじれ国会」で、民主党はもとより、野党が一致団結することにより、どれだけの悪事が暴かれたことか。

ここで、私は「離反」しなかった他の野党や無所属議員にも感謝しています。
お互いの主義主張は違っても、「打倒自民」で結束し、現実に成果を上げた皆さんを称えたいです。

そして次の総選挙で、必ず自民・公明を引きずり下ろし、総決算をして頂きたいと思います。

その時には、ニセモノは全て化けの皮を剥がされ、地位を失うことになるでしょう。

正義は(最終的には)必ず勝つ。
私は信じています。

長尾さんに期待します!
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さらに、
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ご無沙汰しております。
長尾さんと同じ時期(平成14年8月)に会社を退職し、○○さん主催の合宿にも参加させていただきました。

なぜ会社を退職したのか、当時の気持ちを思い出して見ますと、やはり「日本はこのままでいいのか!」という思いが根本にあったと思います。

正直、就職や将来ということをあまり深く考えずに、就職先を決めました。当時はそれこそ売手市場でしたからね。(笑)そうして選んだ会社でサラリーマン生活を13年間続けてきましたが、「日本はこのままでいいのか!」という思いを持ちながらその現状を容認している大企業に所属する自分に対し自己矛盾を感じ、日本の現状を批判し変革の主張をする以上は、自分が独立した立場にいるべきでは、という思いが強くなりました。(副島先生のHPの影響もあると思います)

将来的には、政治の世界へという思いもありました。ただ、自分が表に出るよりも、支持する政治家をバックアップする立場かなと。その為には、まずは事業を成功させ、資金をある程度自由に使えるような地位を築くことが目標でした。

しかし、現実はそうは甘くありませんでした。自分の家族(妻、小5、小1の娘)を養っていくのが精一杯、というかそれすらも厳しい。本来、この年になれば孝行しなければいけない親から、事ある毎に支援してもらったりと、非常に情けない状況です。私事ですが、早くに弟を亡くしておりますので、両親にとっては一人息子なんですよね。

前段が長くなり、申し訳ありません。今回、このようなメールを送らせていただきましたのは、私のような方が、実はたくさんいるのではと思ったからです。

というのも、正直、大企業に所属し、収入の安定がある頃の方が、政治に対していろいろと情報収集をしたり自分なりの考えを持つ余裕があった、と思います。独立し、経済的に安定した地位を築ければいいのでしょうが、そんな余裕のない現状では日本の将来どころではなく、自分の明日ということの方が最優先になってしまします。(「貧すれば鈍す」でしょうか。)

結果、「日本はこのままでいいのか!」という変革へのモチベーションは徐々に低下していると思います。そういう中で、日々目にするのは、役人や政治家の、公僕という意識を忘れ去った私腹ばかりを肥す事件。

私が日本の将来に疑問を持ち始めた頃よりも、どんどん悪くなって行く我国の現状。でも、私には今どうすることもできない。それどころではない、稼ぐことに注力しなければならない。。

非常にもどかしいですし、非常に情けないです。結局は声無き民の声は、届くことは無いのではないか。ここに、政治に対する無関心の根源があるような気がします。皆、無関心ではなく、政治に関心を持つ余裕すら持てないのではないでしょうか?(人によるのかもしれませんが。。)

それが、為政者としては都合がいいことなのでしょう。黙って税金だけ払えってくれればいいのだと。長尾さんは、大企業のサラリーマンを退職され、全く地縁も無い場所で政治家を目指していらっしゃる。

その姿勢は本当に素晴らしいと思います。私は何のお手伝いもできませんが、次回の選挙には何としても当選していただきたい。それが、私を含め全国の中小企業サラリーマンに政治に関心を持たせ、日本を変えていく力になると思います。
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みなさんが私の活動を見てくださっています。本当にありがとうございます。
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人事と予算

2008-04-28 10:18:18 | 国会
山口2区補欠選挙は民主党が勝利。民意はこの選挙結果にこそある。それでも尚、暫定税率の再審議をするのかっ!後期高齢者医療制度について説明不足を標榜するのかっ!政府与党は常軌を逸している。

何故か?政治が官僚に主導権を握られているからだと思う。この際、与野党の攻防は意味を成さないのではないだろうか?将来民主党政権が出来た時、最初の敵は永田町ではなく、霞ヶ関なのではないか。

ヒモ付きの補助金、天下り、特別会計、官製談合、随意契約という、官僚の官僚による官僚のための悪しき社会システムの存在を、政治家が許している。許すことによって、特定の業界、団体、個人への利益誘導を政治家が行っている。その結果、日本国民の日常生活が窮地に追い込まれている。公共事業の予算を削りたくない、天下りを確保したい、選挙区への利益誘導をしたいという悪のトライアングルが、医療費の削減を行っている。

まず手をつけるべきは、官僚から、゛人事と予算゛を奪えるかどうか。戦いの舞台はそこにこそある。
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自分との戦い

2008-04-26 11:59:53 | 活動
敵の敵は味方。敵の味方は敵。今まで、後者の対応を遠慮し過ぎ、付け入る隙を与えてきたかもしれない。

自分との戦い。

この意味がわかったような気がする。
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選挙区のねじれ

2008-04-26 00:25:09 | 活動
ここ一週間ブログの更新が滞ってしまった。実にいろいろなことがあった。それらを整理してまとめるにはかなり消化不良。よって、パソコンに向かうことなく日々を過ごした。

目の前の問題や、不安を取り除くには゛歩く゛しかない。方法はこの一つのみである。しかし、実行すればするほど、周りが見えてくる。良くも悪くも、見えてくる。

最もストレスを感じるのは、身内に敵がいる場合。我が選挙区は、゛ねじれている゛が故、誰が敵か味方かは当事者同士でしか分からない。ある意味、゛玄人うけする゛選挙区である。

ねじれ国会に学んだことは、れじれによって問題が浮き彫りになり、議論が好転したこと。ならばそれに学び、私も゛選挙区のねじれ゛を浮き彫りにしていこうと決意した。今まで黙っていたこと、はっきりと有権者の皆さんに判断頂ける様、折に触れて表に出して行こうと思う。

新たな味方を作るために、身内の敵を浮き彫りにして行こう。
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怪我するぞ

2008-04-24 08:51:01 | 活動
ゲートが開かず中で暴れているようにみえるよ。スタート前に怪我しそうだから、今はもっと落ち着いて!!

参謀からのアドバイスを素直に受け入れるものの、心穏やかに落ち着いてもいられない。修業、修業、修業。
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意見交換

2008-04-18 01:07:27 | 政治信条
意見の違う人たちとどれだけ時間を共に出来るか?意見を交わしても割り切れない、それは人間関係の常識である。100%疎通は出来ずとも、その努力はして行きたいと思う。お互いのレッテル貼りだけは避けたい。意見は違えども、共有できるところはないだろうか?その結果、100%合致できなくとも良い。80、時には、50パーセントでも良いかもしれない。問題はお互いが理解しようと努力したかどうかである。それでも、結果は結果でそのときの判断。私はそれに拘りたい。意見交換こそ大切である。そして、゛そう思えなかった自分゛が過去にいたことも白状しつつ反省し、精進していきたい。
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しめしめ!?

2008-04-17 12:14:21 | 社会保障・税
舛添大臣は、゛保険料は安くなる゛、それも7割から8割方の人が安くなると発言していた。しかし、厚生労働省からのヒアリングでは、まるでそれはわからないという回答ばかり。実際には、都市部では軽減措置がなくなり、低所得者の保険料は確実に高くなる。

問題だらけのこの制度。65歳~74歳の障害者も自動的に、後期高齢者医療制度の被保険者となる。確かに、拒否は可能となっているが、゛可能゛ということを知っている方々がほとんどおらず、事実上゛自動的゛。自覚のないところで、後期高齢者医療制度に入ってしまい、保険料がアップしたり、今まで受けられた助成制度が受けられなくなる可能性もある。

また、今朝の新聞によると保険者の側も、健康保険組合や、政府管掌保健から被保険者が脱退することで、保険料負担が軽減されるという理由で、゛しめしめ゛とまでは云わないが、゛一旦移行してしまえばこちらのもの゛的な対応も散見されているようだ。

我国の医療制度、何処へ行く?
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青空タウンミーティング

2008-04-16 20:28:21 | 活動
後期高齢者医療制度についてのご意見をお聞かせくださいという主旨のテープを流しながら移動していると、某所で数人のご夫人たちがご自宅から出てこられ、井戸端会議ならぬ、青空タウンミーティングが始まってしまった。いやいや、幾等なんでも、これは初めての経験だ。都合40分位ご意見をお聞かせ頂いただろうか?実にありがたいと言う反面、わが身の非力をここでも悔やむ。あぁ、我が国の医療制度はどこへ行ってしまうのだろうか?
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第45回タウンミーティング終了

2008-04-14 18:19:34 | 活動
第45回タウンミーティング終了。山城町、本町、末広町の方々を中心に、約180名の方々にご参加頂きました。立ち見の方々には大変ご迷惑をおかけしました。



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優先すべきは医療か公共事業か?

2008-04-10 23:35:17 | 社会保障・税
動画バージョン

高度成長期を経て、成熟期に達し、未だかつて経験したことのない少子高齢化社会に突入した我が国において、予算として優先すべきは医療か、公共事業か?などという、わかりきったこと、それでも意図とする方向とはまったく逆に進みつつある問題を、怒りをもって考えてみたい。

年末年始、網膜剥離を患い、仲間達が必死に活動する中入院生活を余儀なくされた。加えて、大阪府知事選挙の準備も支援者の方々に事実上丸投げし、大変ご迷惑をかけた。ただでは済まされないと、短期間の入院生活から学ぶべきことはなかったかと考えた。私の手術は朝8時30分から始まった。術後、執刀医からの診断を受ける旨告げられていたが、一向に診断に来られない。深夜、11時30分を回った頃、「遅くなってすみませんね、ご気分は如何ですか?」とベッドで診断。聞けば、つい先ほどまで連続して手術をしていて、これから、術後診断。その後、夜勤と言うことだった。30代前半の先生ではあるが、勤務は過酷なようだった。眼科ですらこんな状況だから、内科、外科、そして、救急は想像するにゾッとする。

調査によると、一ヶ月の残業時間が80時間を越える医師は3割以上、1ヶ月休みなしの医師もは3割以上。労働基準法を上回る超過勤務が公然と許されているのは、医師とマスコミくらいのものだろう。さらに、当直明けの手術参加が゛いつもある゛と答えた医師は、31%、゛しばしば゛が28%、゛まれ゛が13%、゛しない゛は2%であった。36時間当直明けの脳はお酒を飲んだときと同じくらいの判断能力が低下。医師もたまらないだろうか、手術を受ける患者もたまらない。医療ミスが起こることもわからないでもないほどの勤務状態である。更には、医療の進歩により、医療現場における゛不確実性と医療の限界゛という言葉が許されず、ますます医師が追い込まれる現実もあるようだ。

それでも、医師の数が多すぎるとする政府が発表する数字については様々なからくりが存在する。アメリカでは医師の数はフルタイムで勤務している医師だけをカウントする。しかし、日本では医師免許を持っているものすべてがカウントされている。つまり、免許を持っているが引退している数もカウントされているのである。これは現場理論に即していない。

日本は病床数が過剰であると言うが、ここにもからくりが存在している。日本の病床は一般病床と療養病床に大別できる。ある程度の回復期を迎えると、慢性期として療養病床に移るのである。これに対して、アメリカの場合、所謂、病院(ホスピタル)と、特別養護老人ホームなど、医療と福祉が一体となったナーシングホームとに区別される。日本の病床が過剰であるとする数字では、アメリカのナーシングホームが意図的に除かれているため、゛日本の病床数は過剰である゛との嘘がまかり通っているのである。

政府としては医療保険は病院で治療させ、慢性期の場合は介護保険制度で賄いたいというところであろう。日本人の約8割は病院で亡くなる。その数を減らすことで、医療費を削減したいのである。慢性期においては、医療保険ではなく介護保険でまかないたいのである。

そして、後期高齢者制度の実施である。75歳以上の2200万人が対象で、うち200万人は被扶養者つまり、収入が180万以下の扶養される立場の経済的弱者の高齢者である。75歳以上と言えば、我が国の高度成長期を牽引してきた昭和の大切な先代達である。ご恩返しこそしなければならない時に、保険料負担、自己負担の増加、年金天引き、滞納1年で保険証の取り上げ、滞納1年半で給付差し止めで全額実費、保険で受けられる医療の制限。という惨い仕打ちを゛強行採決゛したのだ。70歳から74歳の方も窓口負担は1割から2割と2倍となった。因みに、大阪府は年間保険料が全国で一番高く101,449円。大阪府の広域連合議会でこれに賛成した議員の落選運動が起こりそうな勢いである。

消えた5000万件の年金問題も417万件と8%しか解決していないのに、保険料のずさんな管理や、支払い不足はうやむやにしておきながら、年金天引きできるところからはあくまでも召し上げるつもりである。゛年寄りいじめ゛もここまで来ると、我が国には道義とか秩序は存在しないと断言をせざるを得ない。

では、何故ここまでも、医師の数も、病床も過剰であると政府は主張したいのか?慢性期から終末期を自宅で迎えさせたいのか。後期高齢者制度を実施したいのか?国家財政を揺るがしているのは医療費であるという゛定説゛をでっち上げることで、公共事業予算を守りたいのである。そうとしか考えられない。

一般会計と特別会計をあわせて、公共事業に計上されている予算は、年間50兆円。これに対して、医療に計上されている予算は31兆円。そのうち実質的に国が負担しているのは10兆円に過ぎない。公共事業予算の5分の1である。

道路自体がどれだけ割高かは先のコラムで触れた。加えて記すならば、高速道路に1キロ置きに設置されている緊急電話。一基250万円で、原価は40万円。6倍以上に水増しされて税金が投入されている。そして、何処かの誰かが儲けているのだ。電柱は1本50万円、ガードレール1メートル2万円、防波堤たるテトラポットは10万円だが、果たして原価は幾らなのであろうか。

公共事業で儲けたい一部の輩と、天下りを確保したい官僚と、これを認める政治家の利害関係が、日本の医療を確実に蝕んでいる。

※参考資料・・・誰が日本の医療を殺すのか・本田宏著・洋泉社新書
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分身

2008-04-08 08:58:29 | 政治信条
゛分身が欲しくない?゛・・・・・欲しくないといえば嘘になる。

自分一人で成すべき事に、更に何かを加えようとすることには既に限界がある。これは、現実。よって、優先順位をつけざるを得ない。それが時に、人様から見た時にイライラすることもあるかもしれないが、私に与えられた一日という時間は、24時間なのである。何か新しいことをしようとすれば、何かを削らなくてはならない。

体を、精神を限界まで酷使し、時にはダラ~っと体を休め、気力が確実に続くように、ギリギリのバランスを取る。これでも時間と環境にあわせてその作業を行ってきたから、お陰様で今日も、゛今日を迎えさせて頂いている゛。

しかし、現実には、それでも゛足りない゛のである。

分身というものは求めるものではないと思っている。何故なら、自分と同じ分身など存在する筈もなく、求めれば期待感ばかりが空回りし、現実とのギャップがストレスとなる。私以外に私はいないのである。自分にしか出来ないことは、他人様には求められないと思っている。

そんな私を見て、゛手を貸してやろう゛、今の私はにはこれで充分である。分身ではなく、そんな手を貸して頂きたい。これは多いに求めている、人様に甘えさせて頂いている。

勿論、それぞれのお立場で出来ることと出来ないことがあるだろう。私がそうだった。その集合体が支援者、後援会というものである。支援者の皆さんが自然発生的に、゛その気になって頂ける゛か否かは、すべて私にかかっている。

だから、分身を求めず、モチベーションの続く限り、゛自分にしか出来ない事゛を徹底的にやっていこうと思うのである。
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福田政権何処へ行く

2008-04-07 20:11:41 | 国会
道路特定財源暫定税率分が廃止され、゛地方が困る困る゛のキャンペーンを張っている政府与党だが、そろそろ化けの皮が剥がれてきている。

9000億円の地方配分だが、6000億円は都道府県に。しかし、これらは高速道路や、やたらとご立派なバイパスを国の直轄事業として作る際に、裏予算として地方から国へと吸い上げられているのだ。帳簿上地方が使ったことにはなっているが、本来的には地方が使っている予算ではない。だから、都道府県は困らない。工事がストップしているというのは、裏予算が地方から吸い上げられなくなっている国の都合によるものなのだ。

又、市町村へは3000億円分が計上されていたが、これは国としても補填をしなければならない。では財源は何処からか?特別会計の中に7兆円の資産、現金で1兆円が眠っている。一般会計においても1兆円程が道路予算の中で使いきれず繰り越されている。これを3000億円の原資とすればよい。

要は、これを政府与党が受け入れるかどうか。民主党はこれら対案を繰り返し提案をしている。ボールは民主党ではなく、政府与党に投げられているのだ。民主党が反対勢力として国民を困らせているという構図を捏造したい政府与党ではあるが、そろそろ弾ギレ。

政府与党との間での政策協調がなされず、それぞれがそれぞれに考えているようではあるが、具体案として纏まりがない以上、政策協調は不可能。同じ土俵での議論は、同じ手続きを踏んだ政策があって初めて成り立つもの。これを、゛民主党が政策協調に応じない゛とするアザトイ手法。国民生活をないがしろにし、政局を優先し、政策を政局に利用しているのは政府与党の方である。また、野党がこれらの論争を政局に利用するというのは自然の成り行き。これを厳しく指摘される筋合いはない。野党とはそういう立場なのである。

福田政権、一体何処へ行くつもりなのか?
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第45回民主党タウンミーティングのご案内

2008-04-06 20:17:44 | 活動
第45回民主党タウンミーティング開催のご案内






平成20年4月13日(日)
午後1時~午後2時10分
大黒殿・・・・・・八尾市本町6丁目
ゲスト:民主党元代表 岡田克也氏

入場は無料、予約も必要ありません。
ご来場心からお待ちしております。

タウンミーティングの様子1. 2.
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政府与党の広報戦略にだまされるな

2008-04-05 08:46:45 | 国会
与野党協議を積極的に行うべき。これは双方共に一致している。

問題はその土俵、舞台である。衆議院、参議院での議論の印象がこれほどにまで違うのはなぜか。ねじれているからである。ねじれているから様々な事実が浮き彫りとなった。ねじれではなく、衆議院も逆転すれば更に今まで隠蔽されていた事実が浮き彫りとなる。

与野党協議の結果に対する゛見せ方゛をマスコミを使い、広報戦略としているのが政府与党の最大ウエイトであると思う。以前にも記したが、協議に応じたいが、協議を拒否しているのは民主党を中心とする野党の方だと印象付けることに躍起になっている。

法案になっていれば協議も出来るが、法案にもなっていないものに対して協議が出来るはずもない。結局はギリギリになって法案が出てくるのだが、政府与党はこの部分をいつも隠したがっている。野党が審議が不足していると言う主張の根拠はここにある。

暫定税率分がなくなり、地方財政に影響が出ている。民主党は2/29に地方財政の穴埋めをする法案を出している。今週からその審議が始まっているが、政府与党はそういった事実にはまったく触れず、暫定税率の再審議ばかり唱えている。

民主党は対案を持っている。問題解決が可能な手法をきっちりと提案している。政府与党としてはこの事実を出来れば国民に知られることなく再審議したいのである。

政府与党の広報戦略。国民をかく乱させる、事実を知らせない。これが一番恐ろしい。
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