特定秘密保護法とテロ等準備罪処罰法で報道が萎縮すると悲痛に叫んでおられましたが、連日一部のマスコミは絶好調です!まさに日々、報道の自由を謳歌され、報道しない自由も加わり、飛ばし捲っております。 この現象が、当時のご懸念が払拭されたということの証明となれば、何よりのことで御座います。
決して皮肉ではなく、今後も立法府の一員としてのフォローアップしていく所存です。 ついでに申し上げれば、平和安全法制により徴兵制も実施されておりませんし、我が国が地球の裏側にまで行って戦争に関わることも現実にはなく、当時のご懸念が指摘として全く当たらなかったことだということも申し添えたいと思います。
さて、連日の一部マスコミ報道のあり方に関して、ノンフィクションライターの窪田順生氏が興味深いことを指摘しておられます。
http://diamond.jp/articles/-/136478
以下私流に要旨をまとめますと、
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確たる証拠もないのに、「怪しい企業」の汚名を着せられる企業がある。 安倍首相が加計理事長に便宜を図ったという「証拠」は、今のところ出てきていない。 それを証拠に「水掛け論」となっている。
これを前提に、
1.「争点」を変えていくことで「消耗戦」に持ち込む
「安倍総理が1月20日に知ったという発言は本当か」ということだが、「加計疑惑」の本当のポイントは、安倍首相が総理大臣という立場を使って、加計学園に便宜をはかったのか否かである。 このような争点を繰り返し繰り返し変えていくことで議論を終わらせず、消耗戦に持ち込む。
2.「発言の矛盾」を追及して、「嘘つき」のイメージをつける
言葉尻を捉え、「説明が理にかなっていない」→「安倍首相は嘘つきだ」→「加計学園に便宜を図った」という三段論法に持っていく。
3.「納得のいく説明がされていない」と食い下がる
どんなに説明を重ねて「それは違いますよ」と否定をしても、「納得いかない」と、繰り返す。 これが、世の中的には「納得できる回答をしていない方が悪い」という印象となる。
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納得のいく分析です。
これが一部マスコミの手口なのですね。
それにしても、一部マスコミは、
「疑わしきも片っ端から罰する」
ことを是とするのでしょうか?
民進党代表を辞任した蓮舫参議院議員の二重国籍問題には、これを事実として裏付ける根拠が存在し、事実である事が客観的に証明されています。 そして、この事実は明らかに国籍法に抵触しています。
一方、加計学園に対し安倍総理が便宜を図ったのか?という疑惑については、お友達であるということしか根拠は示されておらず、客観的根拠に基づく証明ではなく、一部野党がどれだけ騒いでも疑惑の領域を出ません。
事実と疑惑。
疑惑への喰いつきが激しいというのも法治国家として如何なものでしょうか?
追求されるべきは前者ではないかと思うのですが、報道の自由、報道しない自由を標榜される一部マスコミの世界では、どうもそうではなさそうです。 勿論、一部マスコミのご主張も国民の声の「一部」として謙虚に受け止めて参りますが、、、。
最後に、一言申し上げたいと思います。 戯言としてご笑読ください。
安倍政権崩壊をお望みの方々へ。
安倍政権の疑惑、議員スキャンダル等々を報道するなとは申しません。 疑い、有るまじきことなどは、当然、批判を含み報道されて当然だと思います。 私も只管、律していく覚悟です。
同時に、そのような国内問題とは全く無関係に、周辺事態はますます深刻かつ予断を許さぬ状況となっていることを認識して頂きたいと思います。 特に安全保障、災害に関することに一瞬の停滞などあってはならぬ事態なのです。
打倒は結構、はい、理解します。 しかし、その行動の根拠として、この事態を乗り切り、国益に資する政権の誕生を確信していらっしゃいますか??教えてください。 よろしくお願い致します。