長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

綱領に関する議論、人権委員会設置法案について

2012-11-08 10:11:15 | 民主党
以下、FBよりペースト。

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おはようございます。厚生労働部門会議、年金WT終了し、議員会館です。「心の熱」がまだ下がりません。

党綱領案には、「天皇制のもとで古今東西の文化を融合・発展させてきた我が国の特性に更に磨きをかけます」という文章があります。天皇制ではなく、「天皇」とすべき等、やっつけ仕事的なこの文章の修正点は他多々ありますが、昨日の綱領に関する全議員会議では、この文章を削除せよという意見が非常に多かったのです。削除すべきという意見があるだろうということは承知していました。そういう政党です。しかし、その理由を聞いて気絶寸前になりました。

「何故、天皇制が唐突に出てくるのか?」、「いつまで天皇制に引きずられるのか?!!」、「前文に新しい社会を創造すると書いてあるのに、古い制度(天皇制のこと)を書くのはおかしい!!!」等の意見。通常呼吸はおろか、全身の毛穴が塞がり、皮膚呼吸も出来なくなりそうでした。他にもひどい意見がありましたが、これ等を記すと指が腐るので割愛します。

党の憲法たる綱領には、何をも優先して国家像がイメージ出来なければなりません。我が国の国家像を語るには、天皇、皇室は大前提です。国のかたちそのものです。その点は、日本国憲法も不十分です。天皇のもと、国民・主権・領土という国家を構成する3要素を誰が守るのか、侵害された時どうするのかという概念が憲法においても欠如しています。よって、綱領には憲法改正を掲げるべきです。これらがなければ、無機質・無国籍なものになってしまいます。私はこれを会議で主張しましたが、後ろから嘲笑、小さな野次がしっかりと聞こえました。

因に、「民主中道」、「リベラル」という文言が入った場合、「個人的には次の選挙は戦えません」と発言してきました。

尚、今日の動き・・・人権委員会設置法案、ヤバいです、力が足りなく、本当に申し訳なく思っています。

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間違ったメッセージと内向きな人事

2012-10-17 08:05:40 | 民主党
前回に続き、党内批判をブログに記す自分自身に反吐が出るが、致し方ない。

閉会中の今、地元で我々がどれだけ言葉を尽くし3年間の政権運営について説明をしているのかを、執行部はわかっているのだろうか?社会保障分野では我が党は確実に成果を上げている。しかし、他の分野で成果を打ち消す程の「下手」打っている。議員1人がどれだけ言葉を尽くして説明をしても、党の下手打ちでどれだけダメージを受ける事になるのかっ!!有権者への説明がどれだけ困難なものとなるのかっ!!!民主党という十字架を背負う覚悟のもと地元を這いずり回るのにも限界がある。我々の声を無視した一連の対応、勝手にも程がある。

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民主党会派に戻る…土肥衆院議員が入会届

 衆院会派「民主党・無所属クラブ」は16日午前、無所属の土肥隆一衆院議員の入会届を衆院事務局に提出した。これに伴い、民主党・無所属クラブは244、無所属は6となり、民主党会派の単独過半数(239)割れまでの人数は6人になった。土肥氏は昨年3月、竹島の領有権主張を中止するように日本政府に求めた宣言文を韓国国会議員と発表した問題の責任を取り、民主党を離党していた。
(2012年10月16日13時05分 読売新聞)
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復党はされないという事だが、有権者意識からすれば、会派合流も、復党も同じだ。今回は執行部から土肥議員へ提案されたものであるが故、確実に間違ったメッセージとなる。

更に、愕然としたのは、
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“野”に放つのは危険? 鳩山元首相が最高顧問に復帰
2012.10.16 19:50 産経

 民主党は16日の常任幹事会で、党員資格停止処分が明けた鳩山由紀夫元首相を党最高顧問に復帰させる人事を了承した。党が崩壊過程に入ろうとする中、野田佳彦首相に批判的な鳩山氏を取り込むことで、離党を阻止する狙いがありそうだ。鳩山氏は消費税増税法への反対を理由に、衆院採決前の6月26日に最高顧問を辞任。当初案では6カ月の資格停止だったが、党倫理委員会が再考を促し3カ月に短縮する処分が7月9日に下されていた。常任幹事会では最高顧問復帰に異論は出なかったが、処分期間中に離党をほのめかしたり、官邸前の反原発デモに参加するなどしたい放題だった鳩山氏。“野”に放つのはやはり危険と判断した?
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私を含む元来慎重派ではあるが、景気条項を入れる事でギリギリ賛成をした我々周辺が、どんな思いで消費税関連法案に賛成したのか、執行部はわかっていない。当然「出て行く奴は出て行け」という当時のスタンスについても何ら反省はないのだろう。

東アジア共同体?!!! 普天間移設は県外!!!!? 日本の外交をボロボロにした元総理を外交担当の最高顧問?!!!野田総理が政治生命を賭けた社保税法案に造反した元代表が、処分が解けた直後に最高顧問?先般の代表選挙に私は野田候補に投票した。だから、現執行部には物申す資格がある。メッセージは送っているが、届いているのかいないのか?届けられていないのだと推測するが、これもまたガバナンス的には推測出来てしまう程・・・。
有権者の声をバックボーンとした現場の声を聞かずに、内向きな人事をやればやる程、有権者の心は離れていく。

我々所属議員の心も離れていく。
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【討論!】どうなる!?民主党と日本の政治

2011-09-06 20:24:07 | 民主党
たっぷり3時間。何も言わず、ご覧戴きたい。大人の議論にいろいろと学ばせて頂きました。休憩中の雑談が面白かったのですが、、、、。

その1その2その3

パネリスト
潮 匡人 (評論家)
宇都隆史(参議員議員)
衛藤晟一(参議院議員)
小池百合子(衆議院議員)
新藤義孝(衆議院議員)
長尾 敬(衆議院議員)
藤井孝男(参議員議員)
山村明義(作家)
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野田佳彦総理誕生

2011-08-30 12:18:18 | 民主党
一回目、決選投票、共に野田候補に投票した。

激動の数日間だった。樽床伸二率いる青山会において、本人の不出馬を受け、土曜日の早朝に青山会若手数名で、野田大臣にお目にかかり、下足番で選挙のお手伝いをさせて頂きたい旨を伝え、選対で花斉会の皆さんと汗をかかせて頂いた。

何故、「増税路線イメージ」の野田候補陣営に入ったのか?地元から沢山のご連絡を頂いた。土曜日朝一番にご本人とこの辺りいろいろな意見交換をさせて頂いた。財務大臣等立場にあり財務省組織内議員と揶揄されることは仕方がないだろう。行革を成さずして増税は有り得ないこと、経済成長が前提の財政再建であるということ、デフレ脱却が前提であることは確認できた。問題は時期である。これは、私がグループから見ればよそ者ではあるにせよ、選対の末席を汚させて頂いていることは事実で、今後党内からグリップできると判断した。同じ思いを持っているメンバーも半数以上いたからだ。加えて、野田候補は保守勢力からも保守主義者であると認識されている。靖国のA級戦犯合祀については、私と同じ認識をお持ちの方である。※参考・所謂A級戦犯について。当然、人事の中では、保守主義者ばかりを選ぶことは出来ないだろう。場合によっては、全く違う根っこの方を選任する可能性は大いにある。だからといって、似非保守呼ばわりをするならば、それは乱暴な議論であると思う。世の中、一本には纏まらない。

確かに消極的な選択だったかもしれない。東日本大震災から復旧復興の為に一刻の猶予もならぬ。ねじれの中で法案を審議し、成立させなければならない。国会の円滑な運営が全てである。ならば、ご本人、ならびにその支援者には大変失礼ながら、「政治とカネ」で攻撃されるような材料を野党に与えてはならぬっ、と考えると、野田候補しかなかった。野田候補もその心配はないかと云われれば、それはわからない。

「どじょう演説」は純粋に心に響いた。私も「凡人魂」を訴え、今もその気持ちは変わらない。加えて、心に響いた「思わせではなく思いで、論破ではなく説得で、下心ではなく真心で」という言葉を信じていきたい。

本日1時からの本会議で野田佳彦総理が誕生する。国会も明日で閉会。頭を地元に切り替えていく。


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「みんな言いたいことは言ったでしょ?」

2011-05-13 09:28:36 | 民主党
「みんな言いたいことは言ったでしょ?」・・・今の我が党を象徴する言葉である。

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原発賠償枠組み 首相、党軽視のツケ
2011年5月13日(金)08:00

 東京電力福島第1原子力発電所事故の損害賠償の枠組みが12日に正式決定できなかったのは、民主党から異論が相次いだためだ。「論議が政府に反映されていない」との不満は党内に強く、政府は予定していた記者対応をキャンセルするなど混乱した。住民への救済が急がれる中、菅直人首相の指導力不足がまたも問われることになった。

 「みんな言いたいことは言ったでしょ? 政府には意見を伝えたんだからいいじゃないですか」

 12日午後、政府の経済被害対応チーム関係閣僚会合直前に開かれた党原発事故影響対策プロジェクトチーム(PT)の会合。菅首相側近の荒井聡座長が「ガス抜き」は終わったとばかりに一任を取り付けようとした一言が議員の怒りに火をつけた。

 「412人内閣はどこにいったんだ」「こんなものは一任できるか」。議員は一斉に反発し、会合は中断に追い込まれた。

 今月中の東電の決算を控え、政府・民主党は早期の損害賠償の枠組み決定を迫られていた。PTは4日連続で意見集約したが「政府の一部で決めている」という批判は収まらなかった。

 政府は一義的に賠償責任は東電が負うとのスタンスだが、民主党議員の大勢は、原子力損害賠償法の事業者責任免責規定を適用し、国が前面に出て責任を負うべきだとする。政府と党の溝は埋まらなかった。

 12日夕のPTでも「原子力推進は国策。事故のときに事業者にだけ責任を負わせるのか」(吉良州司衆院議員)「他の事業者にも負担させているが理由があるのか。株主代表訴訟になる」(藤原正司参院議員)との声が相次いだ。

 一方、野党側からは枠組み案に対し「加害者である東電を救済するようなスキーム」(みんなの党の渡辺喜美代表)との批判も出ており、今後の国会審議も予断を許さない状況だ。

 民主党内の議論が政府追認になっている党運営への不満は、今後さまざまな場面で飛び出す可能性が出てきた。党内論議を軽く見る菅政権が、党とどうやって向き合うのか。政権運営のあり方が問われている。(宮下日出男)・・・産経新聞
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私もこの会議に出席しているが、一事が万事。他にもこのスタンスの会議が散見される。「412人内閣はどこにいったんだ」、そんなものは何処にもない。過去どれだけこのやり方で辛酸をなめてきたかわからない。完全なるルール違反、民主主義の欠片もない。あらかた議論するまでもなくコンセンサスがとれるだろうという案件については、丁寧な手順を踏む。ところが、議論紛糾すると予測される案件となると、ガス抜きをして片づけようとする。今日も幾つかそういった議論を控えている。

さて、人権擁護法案については産経新聞に記されてあるとおり。
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人権救済法案、今国会は断念 政府・民主党
2011.5.12 21:13

 政府・民主党は12日、不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者の救済を目的とする「人権侵害救済機関設置法案」の今国会での提出を断念した。

 民主党は4月に「人権侵害救済機関検討プロジェクトチーム」(座長・川端達夫衆院議院運営委員長)を発足させ、法案作業を進めてきた。だが「人権侵害」の定義や、救済機関の体制のあり方がまとまらなかったうえ、党内の保守系議員から「公権力の介入により、メディアの表現の自由が脅かされかねない」との反発が出て、策定作業は難航していた。

 安住淳国対委員長は12日、国会内で記者団に対し、次期臨時国会での提出を目指す方針を示した。また「個人的な感想」として、メディア規制条項を外すべきだとの考えを表明した。

 自民党政権時代にも「人権擁護法案」が提出されたが、党内の反対が強く、廃案になった経緯がある。
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ちょっと記事がちいさくねぇ?

戦いが終わったわけではない。推進派の方々も同様な意識を持っている。理論武装はゼロベースでもう一度再検証の必要がある。相手は違うルートで山を登り始めている。また、この際申し上げるが、仮に民主党政権を潰してもこの法案はまた出てくる。記事にあるように、自民党政権時代にも提出されている。それを知らぬ゛自称保守゛の方々があまりにも多い。

敵は何処にいるのか?官邸、民主党本部、議員会館の前で抗議行動をやるより、法務省の前でやった方が正しい戦い方だと、抗議活動をされている方々にご進言、ご提案申し上げているが、なかなか理解されない。彼等の熱い汗が報われることを私は心から望んでいるのだが、、、、。加えて、私も゛売国奴゛のレッテルが貼られており、心が伝わらず誠に残念。
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党よりも国益

2011-04-26 10:23:06 | 民主党
統一地方選挙が終わった。

我が選挙区でも前半後半と実施され、私も特に後半戦は、毎日東京から地元に帰り、最終新幹線、飛行機で上京するというスケジュールで臨んだ。前半戦府議会議員新人が当選してくれ、総支部としては議席が増えたが、後半戦では新人が当選するも、現職が落選。議席数は維持できたが、候補者を「数」で考えることは適当ではない。全国でも多くの現職議員が落選した。「身から出た錆だろう」と一喝されそうだが、今回の民主党への逆風の責任は我々国会議員にある。落選した同士には何と言葉をかけたらよいのかが未だにわからないでいる。逆風でも当選した人はいる。選挙の責任はすべて候補者にあるということもまた真理ではあるが、そんな杓子定規で片づける心境にはなれない。「それぞれの人生を賭けて選挙戦を戦った」という事実は尊重されなければならない。

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前半戦に続き後半戦でも民主党の退潮傾向が顕著となった。政権内からも執行部の責任を問う声が出ているが、菅直人首相(党代表)は責任論を否定し、続投に強い意欲を示した。

 首相は25日の参院決算、予算両委員会で、東日本大震災での政府の不手際が統一選に影響したとの見方について「結果は真摯(しんし)に受け止めないといけないが、震災対応については政府を挙げてやるべきことはやってきている」と反論した。(産経新聞・23.4.26)
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「やるべきことをやっている」ならばそれでよいということではない筈だ。また、逆風は、震災以前にも存在していた。参議院選挙以来、「その責任」のあり方について、国会運営について党内でも大人の議論が提案されてきたが、大人の議論がこれほど「子どもっぽい」ものだとは思わなかった。良く言っても「クラブ活動」、いや、それはクラブ活動に失礼かもしれない。

この局面にあって、党内ではいろいろな前向きな提案が蠢いている。

現政権となって実に風通しが悪くなっている。何時何処で誰がどの様な意見を踏まえこの結論に至ったのかがわからないのが現執行部の党運営である。トリガー税制問題で出席議員の殆どが廃止に反対だった。その方向でのとりまとめとなるはずだった。それが何故?差し替えをしてでも「全会一致」を取り付けたい?しかし、あれは禁じ手だろっ。日独決議についても本会議の直前5分前に配られ(正確に言うと配られるのではなく、本会議場後ろの机の上に置いてある資料を、自分で取りに行く)、初めて文面に接した。そういう状況で、どう判断、議論しろというのか?どさくさに紛れ火事場泥棒と同じである。※日独決議・これは3週間前、原案の中の「侵略」の文脈を削除訂正することとなり、他文面を修正議論をするため決議提出は先送りされていた。

我が党は1割の人間の意志で動かされている。党内でのコンセンサスを何も得ぬまま、全体の意見であるかのように情報発信されている。これを認めるわけにはいかない。増税?私も周りにはそれを唱える人は一人もいない、これが現実。国会はねじれが、野党が悪い。党内は○○グループが悪い。原発問題は東京電力が悪い。何でもかんでも誰かに責任を押しつけ、自身の判断を行わない。判断せよと詰め寄ればPT、WTを作り検討させる。取りまとめ内容が意にそぐわないとこれを無視する。この繰り返し。党内は揉めていないと蓋をする。それでいて一丸となるべきだ、「党勢を立て直して勝てる態勢を作り直さなければいけない」と居座る。

これ以上、我が党を、我が国を壊さないで欲しい。その一念で、今週はあらゆる局面で荒れ模様となるであろう。私も当事者として動いていく。我が党が壊れても、我が国、国益を守ることを考えていきたい。自分の足下を考える暇など無い。
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海外出張費などに切り込む

2011-01-27 19:23:20 | 民主党
TPPの議論は政局ではなく国益に関わること。与野党共にそれぞれの枠組みで党内世論を把握し、落としどころを何処に模索するのか。各種打合せでこの話題が必ず出てくる。慎重に大胆に。本会議での質問、答弁。同じ質問ばかりで答弁も同じになる。社民党が、夫婦別姓を含む民法改正についての質問をした。党内にはいろいろな議論があるとした答弁があったものの、含みのある言い方。出てくれば、大騒ぎして何が何でも阻止する。税と社会保障制度を議論するならば、最低保障年金、所得比例年金を含む、全体のイメージを政府から早く出して欲しいという野党の質問に対しては大いに賛同。議員のインフルエンザが流行っている。空席が目立つ。私はマスクで完全防備。

政治改革推進本部で事務職を仰せつかり4ヶ月目。いよいよ法案提出に向けて材料は揃ってきた。国会議員経費の定義づけ、それに関わる諸経費にどこから切り込んでいくのか。まずは、議員がその気になればすぐにでも実現できるところから。その説明の仕方、見せ方に気を遣う。有権者意識も重要だ。定数削減と、歳費削減を抱き合わせで提出予定。海外出張費に関わる資料がなかなか出てこなかったが、これが凄い内容。情報公開を何故義務づけられなかったのだろうか?つっこみどころ満載。公用車経費、委員長手当など、ともすれば先輩同僚議員から批判を浴びるかもしれないとは思うが、やるしかない。地方選挙直前には出来上がりをイメージし、それを達成したい。
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皆さんは今ほど重い責任を背負ったことがありますか?

2011-01-14 22:57:34 | 民主党
民主党両院議員総会、党大会が行われた。

その様子は皆さんもご承知の通り。云わんでいいことにまで言及し、心通わぬ答弁をする側と、前列周辺に陣取り立ちあがりそれに拳を上げて呼応する方々。怒りを爆発させたい気持ちはわかる、否定しない。しかし、大会での発言は事前通告必要という規定。議長もそれを丁寧に説明すればよいものを、聞かぬ振りとしか見えない立ち振る舞いでは非民主的大会を演じてしまう。紛糾という映像を提供してしまった。「あーっ、今晩からの報道が読めるよなぁ」と周辺から声がこぼれる。

人事とは誰もが納得いくものではない。会社でもどんな組織でも同じこと。それでも、やむなく従うのは組織の鉄則。長きにわたり改善されないならば反旗を翻すことも有りだと思うが、9月の代表選挙では菅直人が勝利したのである。私は小沢一郎に投じた。要は敗者の側。以前も記したがしこりの残らない戦などないのである。そもそもノーサイドなどないのである。その上の人事であり、人事権は勝者の側にある。それが選挙の勝敗というものである。人事に文句をいう暇があるならば、与えられた仕事を黙々とやりきることが職責というものではないか。

党内としては、3割ほどが相変わらず懲りずに政局にやたらと過敏であり、7割は政局は大切と思いながらも優先順位としては法案が法律となるような円滑な国会運営を求めており、この段階で揉め事と映るような立ち振る舞いは、゛今は゛なすべきではないという意見であろうと確信している。声をあげるならば場面と時局を読まなければ意味がないどころか、ますます事態は泥沼化する。そして、これら動きは必ずしも世間様に目に見えていなければならないということでもないと思っている。地殻変動は自然発生的に起きている。

党大会では、亀井静国民新党代表の挨拶が印象に残った。「皆さんは今ほど重い責任を背負ったことがありますか?」少なくとも民主党という政党はかつてない程の、与党という責任を背負っている。初めての経験である。半世紀以上も政権与党の内部、それも中枢で国を動かしてきた亀井代表。叱咤激励というよりは苛立ちすら感じていらっしゃると思う。若いという可能性だけで国を運営するわけにはいかない。経験を積んだ方々の、それも政権与党の中枢にいた方のアドバイスに耳を傾けるならば、党内で対立している場合ではないのである。「どちらもどちらだっ」と私が吐き捨てると、大会中数人の前後左右の議員が「ほんとその通りだ」と一緒に呟いてくれた。

これ以上成すべきことが出来ずに、7割の意に反して内輪揉めと映ってしまうような振る舞いをしてしまうというならば、相変わらず法案審議がなされない状況が続くならば、゛国民に真意を問うべき゛と内部から声を上げざるを得なくなると思う。正念場の通常国会がいよいよ始まる。そして、その準備も始めている。
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新しい政治文化の創造・・・政治改革推進本部

2010-11-23 21:51:31 | 民主党
政治改革推進本部は岡田幹事長を本部長として、事務総長は長妻昭衆議院議員、事務局長は細野豪志衆議院議員で構成され、不肖私が、事務局長補佐を仰せ付かっている。議員定数の削減、国会議員経費2割削減、企業団体献金及びパーティー券購入の禁止、政治資金規正法の改正、寄付金の税額控除、インターネット選挙の解禁など、重要なことばかりで遣り甲斐を感じつつ、その職責の重さを痛感している。

先々週来、議員歳費の一割削減について反対議員が多く、総会が荒れたなどの報道がなされたが、先日の総会では定数削減と歳費削減を抱き合わせで議論することで了承を得た

「国会議員経費」をどう定義づけするのかという議論はあるのだが、今のところ、衆議院議員で80、参議院で40の定数削減をすれば、その分の歳費はゼロとなる。それに加えて定数分の歳費を1割削減。これで、「国会議員経費」の2割削減が可能という試算が出るかどうか。文書交通費、立法事務費、議員交通費なども含めるべきとも思うが、これは衛視、公用車、議員会館経費などと共に別に議論し、精査する必要があると思っている。当然のことながら、公設秘書給与、衆参両院議員で働く一般職の国家公務員経費も含める議論もあると思うが、この場合、給与法の改正が必要なので迅速な対応とならない。衆議院選挙、参議院選挙のマニフェストに記したことであるから、まずは自らが身を切ることを最優先として今回の方向付けが成された。

3年後には国家公務員の人件費2割削減を決めなければならない中で、速度は重要だ。本丸はここにある。

企業団体献金については廃止。これが改めて総会で確認された。一部民主党はこれを継続する旨の報道がなされたが正しい方向付けが確認されている。岡田本部長と私周辺で意見調整が必要と思っているのは、3年後に行うかどうかという点。私は1年後にすべきと主張している。何故ならば、個人献金を中心とする新しい政治文化を創りたいという流れがある。個人献金も寄付金控除ではなく、一定の範囲内での税額控除とする。これが来年から実現となると3年間は、個人献金と企業団体献金とダブルで゛おいしい環境゛となってしまう。

他、インターネット選挙の解禁など新しい政治文化の定着に向けて色々な提案をしていきたいので、皆さんからのご意見もドシドシ頂きたいと思っている。
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しこりの残らない選挙などない

2010-09-17 22:41:46 | 民主党
本が一冊書ける程の濃ぃ~い一ヶ月だった。そのほんの終盤戦の部分だけ。

9月11日土曜日の夜、小沢候補側近の某氏と食事をした。「両陣営を知ってる長尾さんの感触はどう?」、私が「このままいけば、菅さんが勝つと思います」と呟くと、残念そうに某氏は「私もそう思います」と言った。6月に恩人・樽床伸二の代表選挙出馬に際して、条件反射的に小沢グループを飛び出し、樽床グループ入りした私は、今回の選挙、゛票読みをされる側゛でこの代表選挙、永田町の魑魅魍魎を随分勉強させて頂いた。振り返るとこの選挙、それぞれの陣営のオウンゴールが目に付いた。菅候補陣営は暴露合戦に、小沢候補陣営も説得の手法により、取り込める議員票を取りこぼしていたと思う。某氏はこれにも気づいていた。ある人が、「この選挙、宗教と内ゲバの戦いだな」と表現した。それは言い過ぎと思うものの、それ程両陣営の゛急進派の動き゛にはがっかりさせられる事が多くあった。戦術がおかしいのである。


結果、菅候補が勝利した。永田町では12日あたりから、菅候補が勝つという戦況が流れる。もはや関心事は、菅候補の勝ち方、小沢候補の負け方。代表選挙後の挙党一致が可能かどうか、分裂するのかどうかに関わってくる。議員票のバランスを分析すると、それぞれの陣営に入っていない相当数の議員がこれを考えながらの投票をしたのではないかとさえと思ったりする。

さて、戦後対応。菅陣営の挙党態勢と小沢陣営の挙党態勢は意味が違う。一方はポストを求めるということだと思うが、勝った側からすれば人事を飲み込み黙って一丸となってくれというところだろう。官邸の総理執務室で菅総理にお目に掛かった時、「適材適所によっては、総理自身が政治とカネについて答弁しなければならないこともあると思うのですが、乗り切れますか?」とお聞きしたら、「人事のことなので答えられない」。この時私は今回の人事を確信し、そのとおりになった。何れにせよ、しこりが残らない選挙などこの世に存在しないのである。だから、今何を最優先にするかが大切なのである。勝てば゛菅軍゛と好い気にならず、「お前らとは、一生口はきかんっ」と拗ねることなく、双方が党内融和に努力して欲しい。

今回の選挙は、民主党の選挙。私がどちらの名前を書いたのかは、何れの時にか14区総支部大会や常任幹事会などで公表すると思う。これは所属地方議員、党員・サポーターに対する責任だと思っている。私が一般有権者の皆さんに責任を負っているのは、今回の代表選挙で菅直人氏が再選されたということであり、組織の機関決定に則って菅代表を、菅内閣を支えるということ。誰に投票したのか明らかにしないことで、地元から逃げたいんだろうという安直なご指摘もあるが、そんなことから逃げようとも思わないし、逃げられるはずもない。今回の決定で、菅氏を支持して下さる方からは、良い選択だったと評価を頂くだろうし、小沢氏を支持された方からは、怪しからんとお叱りを頂くだろう。どうあがいても、今回の結果に全ての方々にご納得は頂けず、選挙区に影響があるのは当たり前。これは選挙区を預かる政治家の宿命である。

果たして今、誰が誰に投票したという一覧表を作って何になるだろうか?ご興味のある方には゛一時のご満足゛を頂けると思うが、この意思表示は選挙が終わった瞬間から、挙党態勢、党内一丸に逆行する原因ともなりかねない。選挙は終わったのである。その後、敵味方を分析するという行為そのものは、挙党一致できないという起爆因子にもなりかねない。本音を言えば、私は挙党一致、党内一丸となるべきこの時に、そんな要因を作る一人になりたくないし、関わりたくない。国民有権者に対して負うべき責任と、所属議員、党員サポーターに対して負う責任は違うと判断し、不特定多数の方々への公表を暫くは差し控えようと思っている。

前述したように、唯でさえ苦しい国会運営。党内分裂などしていては乗り切れない。小沢先生、輿石参議院会長にも、代表代行を受け入れて欲しいと思う。国会は法律を、予算を通してナンボの世界である。党内融和を最優先に行動することが支持者への義務であると思っている。

今まで接したことのない閣僚、先輩議員、同僚議員と代表選挙を通じ、接する機会を沢山頂いた。中間派の人数が減る毎にマスコミからの取材が多くなる。新聞、テレビの密着取材も頂いた。メディアにも沢山、顔と声を出して頂いた。応援もご非難も頂いた。多分無意識に気を遣っていたのだと思う。有権者という立場でしか選挙に関わっていないのに、発言に気をつけるから凄く疲れた。これも貴重な経験だった。

代表選挙の間、事業仕分の対象となった事業の22年度23年度予算を精査する作業を粛々と行っていた。担当したのは厚生労働省、内閣府所管の96事業。役所の方々にも沢山時間を割いて頂いた。これもよい経験だった。バラバラだった資料をまとめ、報告書として完成する最後の追い込みに、昨晩から夕刻まで、都合12時間掛かった。どっと疲れ、某所で櫻井よし子先生と西岡力先生から激励と、宿題を頂き、新幹線に飛び乗る。只今三河安城通過中。
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緊急集会の模様

2010-09-06 09:44:07 | 民主党
今朝の朝日新聞に昨晩の緊急集会の模様と、私の周辺事情が記事として、掲載されています。ご一読下さい。
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代表選挙について

2010-08-30 00:45:47 | 民主党
代表選挙について、悩ましい心の内を書き留めておこうと思う。

誰が首相であれ、これ程にまで首相が短期間にコロコロ代わってはならない。しかし、現政権ではあまりにも排除の理論が横行し、党内が一致結束できないことも事実。これほど悩ましい事態に晒されるとは情けない。また、私に、民主党に期待を寄せて下さった方々へ、この段階で、私がどう成すべきかを曇りなく示すことが出来ないことを、心からお詫び申し上げたい。

小沢候補が勝てば、゛政治とカネ゛で苦労した9ヶ月間の再来で、国会運営期ねじれに加え更に苦しいものとなり、国民世論も納得しない。゛大丈夫だ、乗り切れる゛という声が聞こえるが、私はそんなに甘いものではないと思っている。それは永田町の空気を吸いすぎると陥る感覚なのだろうか。地元の意見は非常に厳しい。蜂の巣をつついたように、野党もマスコミも、政治とカネの問題を一点に集中してくるだろう。混乱の末、法案は通らず、法案成立率戦後2番目に最悪といわれた先の通常国会どころの騒ぎではない。

菅候補が勝てば、経済は更に悪化する。マーケットの評価を聞くと「ペーパードライバーにエフワンを運転させるものだ」と゛現場゛の友人から指摘された。日本経済は奈落の底にと予想されるのだろうか?首相談話騒動の折、あれほど慎重にと訴えたにも拘らず、何の議論もなく押し切られた。民主主義が聞いて呆れる。人事について、またまた排除の理論で進めるというならば、政界再編への呼び水となる事態も否定できず、歴史的政権交代に影を落としかねない。

執行部の露骨な人事に疑問があることは党内の常識。かつ衆議院09マニフェストの修正に不満があり、参議院選挙で与党過半数割れにもなったにも拘らず執行部はそのまま続投。もはや、衆議院09マニフェストの゛完全実施゛は現実的には困難であり、幾つかの法案は修正も万已む無しと与野党協議に応ずる大人の対応が求められる。但し、マニフェストの撤回ではなく、「国民の生活が第一」という基本方針は変わらない。原理原則を尊重する挙党態勢の確立に向けて一致協力することが今の民主党に最も必要なことではないか。

極論、「国民の生活が第一」と考えるならば、誰が首相でも構わぬ。それぞれの立場で与えられた仕事をすればいいのである。なぜなら、目標は決まっているからだ。09マニフェストであるからだ。また、今回の選挙は2年に一度の定期選挙。党内闘争、政局を問うものではなくとも良い筈である。ただ、そこに立ちはだかるのが、永田町特有のポスト病、対する゛排除の理論゛なのだろうか?

よって、私は菅・小沢候補一騎打ちというのは避けていくべきと考えてきた。ある時期、実は心同じくする議員が多いことに一時の安心感を得た。が、事態はそんなに甘くないことを痛感している。

先日総理にお目にかかる機会を頂きブログに記した旨、訴えてきた。挙党態勢と政府与党渾然一体となった運営、賛否拮抗する議論には慎重を期する事。申し合わせたわけではないが、他にも同じ意見が総理にぶつけられた。しかし、挙党態勢に応ずる雰囲気は感じられなかった。あくまでもご自身の決意に終始されたことが妙に残念だった。

現状打開の為には2つの選択肢が考えられる。一つは、今からでも菅総理に、何が何でも挙党態勢を飲み込んでもらうこと。鳩山前総理は挙党態勢を取るならば支持をする、取れなければ支持できないというスタンスだったと思う。先の会談でこれは無理と判断し、小沢候補出馬となれば、こちらを支持するというのは筋が通る。多くの議員はこれを願っていたと思う。小沢前幹事長の周辺もこれを模索していた筈。そう、丁度これを記しているこの時間、鳩山・菅会談が行われている(午後8時半に終わったようだ)。菅・小沢それぞれの陣営が動き出している現段階で、難しいとはわかっていても、挙党態勢が取れる方向に向かって行くことを願って止まない。

この場合、代表選挙は無投票になるかもしれない。この点で国民有権者、党員サポーターから凄まじい非難を浴びることは覚悟しなければならないが、国会が空中分解し、混乱し、法案が通らず、国民生活が危うくなるくらいならば、イバラの道を進むしかないと思う。

もうひとつは、第三の候補を擁立することである。挙党体制が組めなければ、第三の候補者を擁立するしかない。今でも、一騎打ちは避けなければならないとジタバタしている。3ヶ月前の代表戦の主旨を貫く必要がある。兎も角、高い理念を掲げ、我が国をどうして牽引していくのかを国民に問いかける。菅・小沢対決だけでは、国民は、狭い狭い永田町の中で行っている権力闘争にしか感じない。経験のない次のリーダーが、第3の候補があえて総理を目指し、政策論争の代表戦に持ち込む。出来れば複数欲しいところ。選挙戦術は、永田町内の国会議員を対象とした多数派工作をせず、国民、とりわけ党員サポーターへ訴えるという形で全国行脚を実施する。ただ、推薦人20人。これが立ちはだかる。また、三つ巴(あるいは、四つ巴)の戦いを世論はどう受止めるか。゛青臭い理想゛は、所詮、゛茶番劇゛と揶揄されるのであろうか。

以上、私の戯言に過ぎぬと思う。政治とは生活であり、その実現の為に、政治には権力闘争を避けて通れぬ宿命がある。その挟間で、国民的世論、地元からのいろいろなご意見を頂きながら、積極的に、もがき、苦しみ、悩んでみようと思う。
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両院議員総会

2010-07-30 09:34:58 | 民主党
党内で全く議論されていない消費税が唐突に語られたこと。問題の本質は、「そういう体質」こそあり、消費税議論だけが敗因であったとは思わない。選挙中、最もたくさん頂いた罵声のトップは「嘘つきっ」だった。党内議論のない、マニフェストに記されていないことを役員が語り、現場で最も有権者と接する機会の多い我々は防戦するしか手立てがない。いや、防戦もできない。連立を言い出すなどもう、味方に後ろから機関銃で撃たれるようなものである。そして、この問題は消費税議論だけに止まらない。

昨日の両院議員総会では議長から、同じ質問内容はできるだけ避けて欲しいというような注意があり、私は責任論については他の議員にお任せし違う質問をした。枝野幹事長からは、「民意に応えるべき王道」を歩むという言葉があったが、現職大臣が落選してなお閣僚にとどまるということについてご見解を伺いたい。対して、閣僚人事については私の口から述べるべきではないとのご回答。では、民意に応えるべき王道とはどういう王道なのか。これが王道なのか。今ひとつは、「政府与党、渾然一体」となる政策議論をしていきたいという決意に対し、今年は日韓併合100周年。新しい政府見解を官房長官が検討されている様だが、これら外交上重要な対応についても与党内協議をしっかりして頂いた上で進めていくのかどうか確認したい。これは、他の質問と合わせた回答で、議論するという曖昧な回答に終始した。内閣の人事についても渾然一体であるべきなのではないか。今回の反省を踏まえとはいうものの、踏まえていないではないか。

今朝も同僚議員と議連会合の帰り道、「我が党はどのような参加者の元で、どこで、どのような議論が行われ、決定されたのかがわからない。そんな政党だよなぁ」とガックリ。元官僚議員が「霞ヶ関が一番喜ぶパターンですよ」とバッサリ。執行部だけの問題ではない。我々所属議員がしっかりと声をもっともっと上げていかなければならない。まずはできるところから。これから、財務大臣室へ伺い、声を上げてくる。

長尾は責任論は避けるのか?誰も責任をとらない組織は考えられない。他発言者と同様の思いである。
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与党民主党の驕り、与野党の禁じ手

2010-07-14 00:38:45 | 民主党
野党から与党となった民主党。権力の側にいるもののその強さ、強大さ、重さを知ったからかどうかは知らぬが、与党であることに驕りがあったと思う。国会議員となって一年足らず。特別国会、臨時国会、通常国会を一度づつ経験しただけであるが、その間、国会らしい討論、議論にお目に掛かる事は殆どなかった。その殆どは日程調整の中に埋もれていった。

ねじれ国会はむしろ好ましいと記したが、本当に好ましいと思っている。今回のねじれは、単なるねじれではない。前政権のときのねじれは、衆議院では与党が2/3を保有しているねじれ。しかし、今回民主党は衆議院で2/3を保有していない。゛真正ねじれ国会゛である。法案成立は至難の業である。だから、政局を持ち出すことは双方にとって禁じ手であることを自覚しなければならない。禁じ手を使った時点で失格である。失格せずに、このルールの中で試練を乗り越えなければならない。

与野党協議を徹底的に行い、妥協案を探らなければ国会は立法府としての存在意義がなくなってしまう。政局に偏れば国会はマスコミにとっての、゛ネタの宝庫゛としての存在意義しかなくなってしまう。執行部批判、内部闘争、連立、部分連立を模索する暇はない。
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有権者の半分を超える人達の望み

2009-05-12 12:31:14 | 民主党
昨日の日経新聞、゛核心゛という田勢康弘氏のコラムをたまたま切り抜いていた。

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大切なことは小沢氏の政治生命でも、民主党の混乱をふせぐなどということでもない。有権者の半分を超えるほどの多数の人たちが政権交代を望んでいるという事実である。そういう人々の切なる願いが、党内事情を理由に砕かれてしまっていいわけがない。
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小沢代表はその望みに応えたということだと思う。
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