尖閣諸島への漁業活動へ行って参りました。比較的穏やかでしたが、波は1.5mですので、×2=3mを上へ下への激しい揺れ。私、漁師さん達に驚かれる程、船酔い致しませんので今回もいろいろな光景を見て参りました。
尖閣諸島(今回は魚釣島・北小島・南小島)の風景は、前回ここに報告させて頂いたとおりです。国有化されたとしても相変わらず実効支配されているとはいえない状況でした。放置状態です。
さて、この写真は7/1明け方6時頃の魚釣島で撮った光景です。facebook、twitterなどで、皆さんにどんな課題が写し出されているのかのご意見をたくさん頂きました。ありがとうございました。
まず、手前にゴムボートが3隻あります。これは全て海上保安庁。保安官が乗船していますが、彼等は全てこちらを向いて、我々を「監視」しています。写真を撮り続け、ビデオをずーっと回しています。それを証拠に左・中央のボートから照明がこちらを照らしているのがわかります。
その後ろに、大きな船が4隻。右の3隻は青い3本線、これは海上保安庁です。そして、一番左の4本線が入っているのが、中国公船・海監です。そして、その後ろには魚釣島が見えています。
この時点で、島まで1マイル以上。ただ、エンジンを止めて漂っている状態なので、少しずつ潮に流され、このあと魚釣島1マイル以内に入り、そこで漁業活動をするという事になります。
海上保安庁は
・尖閣諸島には上陸しないでください。(一番右の船の緑色の電光掲示板)
・島の1マイル以内に入らないでください。
をマイクや電光掲示板を使って、これをひたすら繰り返しています。
そんな状況です。
さて、解説します。
我々の今回の目的は「漁業活動」です。私も船員登録をして、石垣港出港の際、海上保安庁の検査を受けて法律に則り漁業活動に参加しました。漁業活動をすることになんら問題ない筈です。海保はこれを許可したのです。しかし、海保は「島1マイルには近づかないで下さい」と繰り返します。当然「上陸はしないでください」と繰り返します。上陸はしません、絶対に。しかし、漁業をするには島1マイル以内に入らないと漁場はありません。許可しておいて漁場には近づくなと繰り返す訳です。
我々は、調べていました。1マイル以内に近づいてはならないという指示には法的根拠がないことを。
それをマイクで返しますと、海保は「・・・・・・・・・・」と黙りを決め込みます。無反応です。
「何故漁業活動をさせてくれないのか?安倍総理も尖閣諸島での漁業活動は当然と国会で答弁している、それでも漁業活動という行為を阻止するのか?」
「・・・・・・・・・・」 黙りです。
そんなこんなで睨み合いが続いたその時、海保の船と魚釣島の間を、すぅ~~~~~~ッと海監が横切っているではありませんかっ!!!!!
私は叫びましたよ、「後ろ後ろっ、中国公船が後ろを横切っているっ」と。
それでも、中国公船を追い払わず、我々の方ばかりを監視し、カメラも、ビデオもこちらを向いているというその瞬間がこの写真なのです。
幾つかの疑問が湧きました。
1.海保は中国公船が海保の船と島の間を横切ることを認識していたのか?
2.認識していて、何もしなかったのか?
3.公船を排除出来ない法体系になっているのか?
そもそも、我々は朝の3時から、13時過ぎまで10時間近く、「領海侵入をしている中国公船を見続け、全て後を追跡された」のです。これもまた、異常な事態です。
昨年改正に至った海上保安庁保は、言わば不審船に対する取り締まり強化でした。今回は不審船どころか、中国旗を掲げた公船。それを取り締まるというものではありませんでした。今回我々を警備(監視)してくださった海上保安官は優秀な方々ばかりの筈です。しかし、法律が「公船を取り締まれない」ならば、それは政治の責任です。公船に対峙するのは、警察ではなく軍隊ということ。我国に軍隊はありませんので。
特に現場で任務にあたってくださっている海上保安庁の皆様には、こころから感謝と敬意を表します。
戦後のツケが、この写真の異常事態を構成してしまっているのです。
記したいことがたくさんあります。近々、報告会を予定しています。皆様と共に考えたいことが山のようにあります。今日はこの辺で・・・・・。
尖閣諸島(今回は魚釣島・北小島・南小島)の風景は、前回ここに報告させて頂いたとおりです。国有化されたとしても相変わらず実効支配されているとはいえない状況でした。放置状態です。
さて、この写真は7/1明け方6時頃の魚釣島で撮った光景です。facebook、twitterなどで、皆さんにどんな課題が写し出されているのかのご意見をたくさん頂きました。ありがとうございました。
まず、手前にゴムボートが3隻あります。これは全て海上保安庁。保安官が乗船していますが、彼等は全てこちらを向いて、我々を「監視」しています。写真を撮り続け、ビデオをずーっと回しています。それを証拠に左・中央のボートから照明がこちらを照らしているのがわかります。
その後ろに、大きな船が4隻。右の3隻は青い3本線、これは海上保安庁です。そして、一番左の4本線が入っているのが、中国公船・海監です。そして、その後ろには魚釣島が見えています。
この時点で、島まで1マイル以上。ただ、エンジンを止めて漂っている状態なので、少しずつ潮に流され、このあと魚釣島1マイル以内に入り、そこで漁業活動をするという事になります。
海上保安庁は
・尖閣諸島には上陸しないでください。(一番右の船の緑色の電光掲示板)
・島の1マイル以内に入らないでください。
をマイクや電光掲示板を使って、これをひたすら繰り返しています。
そんな状況です。
さて、解説します。
我々の今回の目的は「漁業活動」です。私も船員登録をして、石垣港出港の際、海上保安庁の検査を受けて法律に則り漁業活動に参加しました。漁業活動をすることになんら問題ない筈です。海保はこれを許可したのです。しかし、海保は「島1マイルには近づかないで下さい」と繰り返します。当然「上陸はしないでください」と繰り返します。上陸はしません、絶対に。しかし、漁業をするには島1マイル以内に入らないと漁場はありません。許可しておいて漁場には近づくなと繰り返す訳です。
我々は、調べていました。1マイル以内に近づいてはならないという指示には法的根拠がないことを。
それをマイクで返しますと、海保は「・・・・・・・・・・」と黙りを決め込みます。無反応です。
「何故漁業活動をさせてくれないのか?安倍総理も尖閣諸島での漁業活動は当然と国会で答弁している、それでも漁業活動という行為を阻止するのか?」
「・・・・・・・・・・」 黙りです。
そんなこんなで睨み合いが続いたその時、海保の船と魚釣島の間を、すぅ~~~~~~ッと海監が横切っているではありませんかっ!!!!!
私は叫びましたよ、「後ろ後ろっ、中国公船が後ろを横切っているっ」と。
それでも、中国公船を追い払わず、我々の方ばかりを監視し、カメラも、ビデオもこちらを向いているというその瞬間がこの写真なのです。
幾つかの疑問が湧きました。
1.海保は中国公船が海保の船と島の間を横切ることを認識していたのか?
2.認識していて、何もしなかったのか?
3.公船を排除出来ない法体系になっているのか?
そもそも、我々は朝の3時から、13時過ぎまで10時間近く、「領海侵入をしている中国公船を見続け、全て後を追跡された」のです。これもまた、異常な事態です。
昨年改正に至った海上保安庁保は、言わば不審船に対する取り締まり強化でした。今回は不審船どころか、中国旗を掲げた公船。それを取り締まるというものではありませんでした。今回我々を警備(監視)してくださった海上保安官は優秀な方々ばかりの筈です。しかし、法律が「公船を取り締まれない」ならば、それは政治の責任です。公船に対峙するのは、警察ではなく軍隊ということ。我国に軍隊はありませんので。
特に現場で任務にあたってくださっている海上保安庁の皆様には、こころから感謝と敬意を表します。
戦後のツケが、この写真の異常事態を構成してしまっているのです。
記したいことがたくさんあります。近々、報告会を予定しています。皆様と共に考えたいことが山のようにあります。今日はこの辺で・・・・・。
きっと海上保安庁の隊員も悔しさを感じていると思います。
わたしたちももっとこの現実に憤りを感じ、国家の尊厳を回復しなければなりません。
旧ソ連が巧妙にしてダマンスキー島を中国に盗られてしまったこと、教訓とすべきです。
「事」が起きてからしか動けない自衛隊法、中国の腰ぎんちゃくに成り下がる元総理。
わたしは今、怒りに燃えています。
国交省は中国と密約でも結んでいるのでしょうか?
現場の海保の皆さんはよく頑張っていると思いますが、
上の小役人には怒りを覚えます。
「ちょっとトイレを借りに来ました。」
どなたかなと思っていると長尾たかし氏でした。
「お帰りなさい、よくぞご無事で。」
「近日中、報告会を開きます。」
「ずいぶん日焼けされていますね。」
「はあ。」
「多くの人が観ましたよ、尖閣の現状を。酷い現実ですね。」
「はあ、あれが現実です。では失礼します。」
疾風のごとく表れ、疾風のように去っていかれました(月光仮面みたいやな)。
ここ大阪では尖閣の実情は分かりづらいものでしたが、あの報道で理解できました。
ダマンスキー島では中国は軍隊を民間人が包囲する形で侵入しています。
さて尖閣ではどのような手段を見せるのか?
繰り返しますが「想定外」はあってはならないのです。
海上自衛隊の護衛艦の遊弋を具申します。
長尾たかし先生、
暑中御見舞い申し上げます。
現場よりのリポート有難うございます。
長尾先生は日本に必要な政治家あります。
長尾先生がやがて再び、国政へ舞い戻る日を待望しております。
何よりお身体を大切になさって下さい。
早く公明党を切らなければこの状態が続く。
自民単独もしくは自民+維新(石原太陽の党)