少子化というものの、一人っ子が多くなったわけではないのでは?統計的にはどうなんだろうか。根拠の無い感覚だけの話だが、産む人は3人も5人も産んでいる。少子化は産まない人が多くなってきたからなのでは。経済的に苦しくても何人も産んで子育てをしている人がいる。産める環境が整っていないとは言えないのではないか。
確かに世間で言うように核家族化が進み、子育ての環境が激変してはいる。ただ、環境が整っていないから産めないのではなく、本人が産みたくないから産まないというのが本当のところではないか。「自己決定権」という言葉の出現がそれを象徴している。子育てよりも、個人の生き様を優先しているのだが、理由付けを他に摩り替えているのではないかとも思いたくなる。※当然身体的な理由は別問題であるが、念のため。
我が女房、「子育てと仕事だったら、そりゃぁ、仕事のほうが楽に決まってるわよ、飲みにも行けるし、まず自由っ」と言いつつ、「子育ての喜びは仕事にはないけれどねぇ」とのたまふ。そういえばわが子の幼稚園では、一人っ子、あまりきかない。2人、3人が多い気がする。現在の少子化対策を否定するものではないが、別の観点からも考えてみる必要もある気がする。
実際統計的にはどうなのであろうか。私が注目している戦う教師・tommy先生も記しているように、少子化の原因は「非婚化・晩婚化」にあると思っている。
その理由。合計特殊出生率は1.28であるが、完結出生児数は2.2で30年来変化していない。完結出生児数とは、結婚した女性が一生涯に生む子供の数の平均値である。つまり、日本人は結婚さえすればしっかりと2人以上の子供を育ててくれるのである。経済的なことを考慮して「デキチャッタ結婚」もないだろう。経済的に不安定でも子供は出来るのである。
少子化は確かに進んでいるが、一夫婦が生む子供の数は、ここ30年間、平均2.2人と変わっていない。女性は結婚すれば、2人以上の子供を生んでいるということ。また、妻の初婚年齢が若いほど、多くの子供を生んでいる。つまり、少子化の主たる原因は、非婚化・晩婚化にあるのだ。※30代前半の女性、30代後半の男性の未婚率はそれぞれ30%程度。
つまり、少子化は「女性が子供を産まなくなった、一人っ子家庭が増えた」という認識は誤り。だから、「もっと子供を産める様な社会にしないといけない」は対策として間違い。行過ぎた個人主義を是正し、子供を産み育てる喜びを感ずるような教育をしていく他ないのである。もしも経済支援を考えるならば、思考順序として、子供を産んでも良いような経済支援をする必要があるというよりは、むしろ経済支援は、子供を産んでいる世帯にシフトしていくべきと考える。
そういえば、耐震強度偽装に関する証人喚問で脚光を浴びている、某衆議院議員は子供が6人。子供が多いということで少子化対策について担当してくれと岡田当時代表に頼まれたようだが、「別に対策があったから子供が多いわけではない、弱ったなぁ」と本音をポツリ。
ほんと、そうですよねぇ。
以下は、先日紹介した『脱★ぐうたら生活』の貼り付け。子育てに奮闘する女性の意見として大いに参考にしたい。
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それから、どうして子供にこんなにお金がかかるのだろうか。
来年から大学に行く子供がいるが、授業料と設備費など諸々で
年間100万弱かかる。(入学金は別)
子供が3人いる我が家ではものすごい出費だ。
奨学金をもっと充実させて、親の負担も軽減させて欲しい。
そのことを前出の彼女に言ったところ
「よかった、子供いなくて」と言った。
しかし、彼女が老人になったら
その子供たちが払う税金のお世話にならなくてはいけない。
たしかに、うちの子供たちも税金のお世話になって
育っているのだが、子供たちが使った税金にくらべ
支払う税金は段違いに多くなる。
一人の子供を社会の財産として育てて欲しい。
親の負担をもっと軽減して欲しい。
子供を3人生んだ私と生んでいない人と、
将来年金が同じというのは不公平感がある。
(税金と厚生年金を混同しているわけではないが)
将来の納税者を3人も世に送り出しているのだから
毎月子供の数×1万円アップ・・・とか
ご褒美があれば、子供の数も少し増えるんじゃないかと思う。
政治家の先生!こんな案じゃだめ?
やっぱり素人考えですかねぇ?
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そんなことありませんよ。
確かに世間で言うように核家族化が進み、子育ての環境が激変してはいる。ただ、環境が整っていないから産めないのではなく、本人が産みたくないから産まないというのが本当のところではないか。「自己決定権」という言葉の出現がそれを象徴している。子育てよりも、個人の生き様を優先しているのだが、理由付けを他に摩り替えているのではないかとも思いたくなる。※当然身体的な理由は別問題であるが、念のため。
我が女房、「子育てと仕事だったら、そりゃぁ、仕事のほうが楽に決まってるわよ、飲みにも行けるし、まず自由っ」と言いつつ、「子育ての喜びは仕事にはないけれどねぇ」とのたまふ。そういえばわが子の幼稚園では、一人っ子、あまりきかない。2人、3人が多い気がする。現在の少子化対策を否定するものではないが、別の観点からも考えてみる必要もある気がする。
実際統計的にはどうなのであろうか。私が注目している戦う教師・tommy先生も記しているように、少子化の原因は「非婚化・晩婚化」にあると思っている。
その理由。合計特殊出生率は1.28であるが、完結出生児数は2.2で30年来変化していない。完結出生児数とは、結婚した女性が一生涯に生む子供の数の平均値である。つまり、日本人は結婚さえすればしっかりと2人以上の子供を育ててくれるのである。経済的なことを考慮して「デキチャッタ結婚」もないだろう。経済的に不安定でも子供は出来るのである。
少子化は確かに進んでいるが、一夫婦が生む子供の数は、ここ30年間、平均2.2人と変わっていない。女性は結婚すれば、2人以上の子供を生んでいるということ。また、妻の初婚年齢が若いほど、多くの子供を生んでいる。つまり、少子化の主たる原因は、非婚化・晩婚化にあるのだ。※30代前半の女性、30代後半の男性の未婚率はそれぞれ30%程度。
つまり、少子化は「女性が子供を産まなくなった、一人っ子家庭が増えた」という認識は誤り。だから、「もっと子供を産める様な社会にしないといけない」は対策として間違い。行過ぎた個人主義を是正し、子供を産み育てる喜びを感ずるような教育をしていく他ないのである。もしも経済支援を考えるならば、思考順序として、子供を産んでも良いような経済支援をする必要があるというよりは、むしろ経済支援は、子供を産んでいる世帯にシフトしていくべきと考える。
そういえば、耐震強度偽装に関する証人喚問で脚光を浴びている、某衆議院議員は子供が6人。子供が多いということで少子化対策について担当してくれと岡田当時代表に頼まれたようだが、「別に対策があったから子供が多いわけではない、弱ったなぁ」と本音をポツリ。
ほんと、そうですよねぇ。
以下は、先日紹介した『脱★ぐうたら生活』の貼り付け。子育てに奮闘する女性の意見として大いに参考にしたい。
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それから、どうして子供にこんなにお金がかかるのだろうか。
来年から大学に行く子供がいるが、授業料と設備費など諸々で
年間100万弱かかる。(入学金は別)
子供が3人いる我が家ではものすごい出費だ。
奨学金をもっと充実させて、親の負担も軽減させて欲しい。
そのことを前出の彼女に言ったところ
「よかった、子供いなくて」と言った。
しかし、彼女が老人になったら
その子供たちが払う税金のお世話にならなくてはいけない。
たしかに、うちの子供たちも税金のお世話になって
育っているのだが、子供たちが使った税金にくらべ
支払う税金は段違いに多くなる。
一人の子供を社会の財産として育てて欲しい。
親の負担をもっと軽減して欲しい。
子供を3人生んだ私と生んでいない人と、
将来年金が同じというのは不公平感がある。
(税金と厚生年金を混同しているわけではないが)
将来の納税者を3人も世に送り出しているのだから
毎月子供の数×1万円アップ・・・とか
ご褒美があれば、子供の数も少し増えるんじゃないかと思う。
政治家の先生!こんな案じゃだめ?
やっぱり素人考えですかねぇ?
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そんなことありませんよ。
子供を3人生んだ私と生んでいない人と、
将来年金が同じというのは不公平感がある。」
というのには同感です。
もっとも私はもてない男なので一生、独身でしょうが・・・・・orz
来年も、政治家を目指す方々の琴線に触れるような意見をどしどし書いていきます。