長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

米軍再編・・・アメリカの本音

2006-05-20 11:20:57 | 安全保障
「60年間日本が平和だったのは、平和憲法があったからだ」いまだにそんなことを真顔で主張する人達にまたまた遭遇。・・・伝わらない・・・。思考回路が違う。それでも、無駄な時間と席を立つわけにもいかず、孤軍奮闘。

スポーツ選出は試合に勝つために練習する。あのチームともし戦ったら負けるだろうなぁ。それでも、試合は行われ、勝敗が決まる。軍隊は平和の為に訓練する。あの国と戦ったら負けるだろうなぁ。その場合、戦争はおきない。負けはすべての終わりを意味する。これが所謂「抑止力」である。

日本の背後にアメリカが控えているから、日本に平和が維持されていたのである。しかし、冷戦後はアメリカにとって敵がソビエトではなくなった。国際テロ組織、つまりは、戦いの構図に大きな変化が生じた。

私は今回の米軍再編は行き着くところ、「米軍のアジア撤退」と理解している。「不安定の弧」が、本当に「危険な弧」になりつつあるのだ。大切な海兵隊を沖縄においておくことなど出来ない、これが本音であろう。前線基地はグアム島に移る。日本は前線基地ではなく、戦闘地域という認識。米軍と自衛隊の協同はとりあえずの見せ掛け。

3兆円負担についても、アメリカの立場に立てば、「60年間日本は平和と自由を守るためのコスト負担をアメリカに肩代わりさせてきた。ならば、ツケを払っていただこう」これが本音。

どうする、日本の安全保障???平和憲法で平和を守りますか?守れますか?


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