長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

民主化を恐れる国家

2005-04-14 18:55:02 | 中国外交
※冒頭、くどいようだが、私は日中友好を否定しない。真の友好のために、言うべきことは言う、対等であるべきだというスタンスに立って一連のコラムを記している。

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日本国内に、中国における反日暴動の原因を、小泉首相の
靖国問題としたり、「新しい歴史教科書」の問題とする論
調が散見されるが、それは違う。全くのお門違い。

中国政府はそれらを理由にすれば、日本が黙ると思ってい
るのである。この繰り返しである。これら問題は利用され
たツールに過ぎず、原因は江沢民による反日教育と、中国
の国内事情、そしてこれまでの日本外交の腰抜け姿勢が原
因であると思っている。

かの国においては「この程度なら日本も声高に反論しない
だろう」という物差しがあるはず。上海で日本人というだ
けでボコボコに殴られた学生がいたが、それをして中国政
府は「一連の反日暴動との関連は見受けられず、個人的な
いさかいの問題」としている。居直りもここまで来ると救
いようがない。

要は馬鹿にされているのである。だからこそ、謝罪・保障
要求を続けねばならない。

昨晩と今朝の街宣では当然のことながらこの問題について
触れた。「民主党にも随分骨のあるのがいるわねぇ。いい
わねぇ」とスタッフに一言発し立ち去ったご婦人もいれ
ば、「一党独裁共産主義国家とはなんだっ」と私に罵声を
浴びせ逃げるように立ち去る御仁も居られる。私も、つい
つい熱くなり煽ってしまったことは少々反省するが、「一
党独裁共産主義国家」のどこが間違っているのだろうか。
あぁ、不思議不思議・・・・。

さて、政府はガス油田調査を民間に許可するようだが、あ
まりにも遅すぎる。経済産業省はいったい何をやってきた
のだ。この部分に関しては、多少中国を見習ったほうが良
いかもしれない。中国は経済発展と共に、相当のエネルギ
ー問題が深刻化している。労働環境を巡る暴動、官僚によ
る賄賂を糾弾する暴動もあちらこちらで起きている。

反日運動で国内を束ねるしか手立てはないのだ。矛先が中
国共産党に向けられることを彼等は最も恐れている。そし
て何よりも民主化を最も恐れている。

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