長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

「美しい国へ」を読んだ

2006-08-24 22:00:10 | 行財政・金融
ポスト小泉筆頭・安倍官房長官の「美しい国」を読んだ。教育や外交問題に関しては大いに賛同するところがある。本日も日本版CIAをつくる報道がなされた。所謂「保守主義路線」は歓迎すべきところだが、基本政策という点では、本当にこの人が総理大臣でよろしいのかと疑問。

なによりも、現在の年金保証制度に何ら問題点はないとしている。年金については給付と負担の問題について触れられていない。2倍相当額がもらえるのだから、ローリスクハイリターンと実に楽観的。年金は破綻しない、運用が赤字だからといって騒ぐ必要もなしとも明言。人口減少に伴っての国力低下、生産性の低下についても、楽観的。

教育・外交問題に偏りすぎており、行財政政策、景気対策、社会保障政策についてメッセージを感じない。ポスト小泉に関して、国民の一人としてかなり不安である。
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2 コメント

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所詮「銀のスプーン」くわえた世襲議員。 (東雲牛)
2006-08-25 23:09:59
 長尾さんの切り口に同感。所詮“おぼっちゃん”だから、一般庶民とは感覚も見方もずれている。



 まだ教育・憲法を論ずるには早い。経済・財政問題が先だろう。どれも小粒だが、まだ麻生の方が「増税よりも増収」を理解している。…筈?
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言い回し (リウ)
2006-08-28 12:20:36
所詮“おぼっちゃん”・・の言い回しは如何なものかと。



確かに“おぼっちゃん”かもしれないが、

(失礼ながら)一流とは言えない大学を卒業し、

数年とはいえ普通にサラリーマンとして「一般庶民」をしています。

「所詮“おぼっちゃん”だから、一般庶民とは感覚も見方もずれている。」

というのは差別・偏見の類ですよ。

角栄氏に「貧乏出身の成り上がりだから金に汚い」

と言っているのと同じです。



個人的には安倍氏より麻生氏と思うが、

彼だって言ってしまえば財閥出の“おぼっちゃん“。

(そうは思いませんが)
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