長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

第196通常国会始まります!!

2018-01-22 08:36:38 | 国会
▽通常国会始まります!!

今日から通常国会です。

6月20日までの150日間。 立法府としての機能を発揮できる様取り組みたいものです。

働き方改革(労働基準法改正)、憲法改正等が主な争点になると思います。

今回所属委員会は、厚生労働委員会、憲法審査会、拉致問題特別委員会、決算行政監視委員会。 まさに、両争点の主戦場。 この時期にこれら委員会に所属できることの重大な意味を考えつつ、職責を果たして参りたいと思います。

働き方改革については、いろいろな見方、見られ方、誤解、政局的利用があると思います。 同一労働同一賃金とは、何も、あらゆることを悪平等化するということではありません。 管理職としての仕事を任されつつラインに入るひとと、そうでないひととでは、その評価が平等な筈がありません。 中小零細企業でこれら労務管理が徹底できるのかというお声もあります。

残業時間の上限規制を設ける一方で、労働時間による評価に縛られず、成果による勤務評価を導入する高度人材プロフェッショナル制度、裁量労働制の拡大などは新しい働き方の概念です。 誰しも時間に関わらず、無我夢中で働くこともあります。 また、命に関わる医療などの現場で、緊急の対応が必要となった時、これ以上残業ができないので勤務出来ない等と言う訳にもいきません。

施主や荷主の依頼等、納期等のあり方が絶対的であることが、受け手の側の労働環境に悪影響があるならば、これを是正するべきだという議論も始めて行く必要があります。

確実に言えることは、企業側の労働時間の厳密な把握、健康管理は強く義務化される方向に進むと思います。

憲法改正は、9条改正、緊急事態条項に関する議論が中心になろうかと思います。

特に9条については、自衛隊の明記か否かの両論併記が中間のとりまとめとして党内でコンセンサスを得ております。 国防軍を明記した平成24年自民党憲法草案、対する、1項2項を残し自衛隊を明記する5月3日に発表された総理案。 加えて、自衛隊の固定化を回避するための3項に自衛権の発動を妨げないとする案。

一般の法律は国会の審議で成立するのですが、憲法は両院国会議員の3分の2以上の賛同で発議され、国民投票で成立します。 つまり、改正するのは国民の皆さん自身なのです。

3月の自民党大会までに条文案を示したいという党内議論がありますので、そのスケジュール感で進んでいくと思っております。

拉致問題や外資による土地取引問題、領土問題にも引き続き取り組んでまいります。 特にこの3点については本国会で少々激し目の情報発信をしていこうと覚悟を決めております。

これらに対し、本論とは全く違う切り口で、挑んでくる野党の動きが気になります。

相変わらず、森友・加計問題、これに加え、スーパーコンピューター問題を吹っ掛けてくるのでしょうか??「盛り・かけ・スパ」は、食堂で美味しく頂戴したいものですね。

長いようで短い通常国会150日間。 どうか厳しくお見守りください。 よろしくお願い申し上げます。
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