長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

東北地方太平洋沖地震発生

2011-03-14 19:13:33 | 社会
所謂゛運用3号問題゛に関わる緊急会議が予定されたので、金曜日2時46分は議員会館事務所にいた。「トントントン」と、小さな縦揺れから徐々に揺れが激しくなり、9階事務所は何かにつかまらないと立っていられなかった。当日は深夜まで都内の帰宅困難者の対応に追われた。翌日は地元に帰ったが、本日は事態の深刻さを受け全議員会議に出席。

会社員として最後の勤務地が福島県だった。不思議と地震発生時、津波被害がまだあまりはっきりとしない時点では現地情報が随分入ってきた。テレビでは多くの情報が入ってくるが、被災者の方々にその情報が届いていないという矛盾。被災地から電話連絡をくれる仲間へは全貌を伝えるのだが、彼等が必要な情報が全く届いていない。

避難所が個々に孤立していて生存者確認が出来ていないこと。食糧とガソリンが不足していること。そして、阪神淡路大震災と決定的に違うのは、現地へのアクセス環境、つまり、陸路が遮断されアクセスが大変困難であるという。海兵隊をはじめ、海からのアクセスが求められる。

今、何を成すべきか。゛対・瓦礫゛となると、これはプロ集団に任せるしかない。自衛隊、消防、海上保安庁、警察関係者各位、地元行政、地域消防団関係者等々の皆様には、くれぐれも゛ご自身の安全確保を第一に゛ご尽力を頂くよう心からお願いを申し上げたい。

よって、余震が予想されている中でのボランティア活動は、今は排除されるべきである。ある程度の被災地へのアクセス確保がなされ、情報が十分に入手され計画が練られたところで次のステップということになろう。それまでは、被災地にとって一番必要なことが出来るよう環境を整えるために準備をしておくこと、邪魔をしないことである。お見舞いの電話も必要であるとは思うが、電話アクセスの多さから、繋がらなければならない電話が繋がらない。大変悩ましい事態である。

有事である。

前例のない有事に対して、原発に対する対処など、後々に不手際と指摘される対応もあるかと思う。ただ、今は、被災地における人命救助と、避難場所、食糧、必要最低限の日用品、燃料などの確保と、情報提供、特に生存者情報の提供を最優先とする対応のため、皆死力を尽くしていると思う。関東地方の皆さんには、輪番停電でいろいろと生活に不都合はあろうかと思うが、理解を頂きたいと思う。そして、皆様にはどうか、義援金のご協力を心からお願いをしたい。

被災者の皆さん。がんばってください。がんばってください。がんばってください。
コメント (92)
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