いつもより早く春がやってきました。まだ雪の残る３月半ばから山の畑に通っている米山、仲間を頼んでホダギにキノコの植菌をしたり、豪雪でつぶれた古家の修理をしたりと忙しくしています。そうこうしているうちにハウスの幼苗も育ってきて、定植の準備もそろそろです。春の始めは忙しいです。
先週、泊りがけで古家の修理に来てくれた三人の仲間も帰って、またひとりで大工仕事に精を出します。雪の重みでつぶされた玄関は引き戸を外し、部屋の障子を細工してなんとか形にしました。大仕事はほかにも。南に張り出した縁側の下屋が、母屋より少しずれていて隙間を作っていました。これでは雨が降ったらひとたまりもありません。
前の持ち主がこの山を開拓したとき建てた家、50年余も風雨にさらされた古家ですが作業小屋として重宝しています。思案しながらコツコツ直していきます。
今日は古家の前の畑を少しうない、畝を二つ。取り寄せしたアマチャの苗を一本植えました。そばにはニンニクをいくつか植え目印にしました。どんな姿で育つか楽しみです。
頂上の畑に上っていくと、広い畑にニラとアマドコロがしっかりと育っていました。連休明けの５月１週ころには初収穫のアマドコロがお届けできそうです。
気温も急上昇の山形山、四方の山々もコブシやスモモ、ヤマザクラなどに彩られています。採る人もいないままフキノトウが畔一面に伸びていて、爛漫の春を迎えました。
