全有連が進めているミネラル農法は、微量栄養素ミネラルを使う事により植物の光合成を高め、有害な硝酸態窒素の残留を少なくさせる農法です。10年前、代表米山が農学書を読んでいて、有機農業で作られる野菜に硝酸態窒素が多い事などを知り早速、著者の渋谷政夫先生を訪ねミネラルの効果を学んだ事に始まります。
違いはすぐに現れました。野菜、米、果樹によい結果が得られ、以来毎年のように共同研究者の小田範男先生の指導を受け実践を積んでいます
4月初め、その小田先生から「ミネラルの効果的な使い方をお話ししたい」と電話が入り、急遽、26年度の総会を兼ねての勉強会が開かれました。
急な事でもあり又農繁期にも入っていて集まりも悪く、果樹の生産者4名と全有連から代表他3名で午後5時から総会、そのあと食事をしながらの勉強会です。
広島で抜群の効果があったという施肥法はミネラルの養面散布の時期を5~6回に分け散布するというもので、今年も元肥にミネラルを混用し、樹勢を見ながらミネラルの養面散布をすすめようという事になりました。
有機質肥料には燻炭と海のミネラル入りバイオノ有機も使い、全有連の野菜や果物は美味しくて安全をモットーに今年も励んでいきます。