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農政に左右されない農業を 3/26 全有連稲作連合会 総会

2015年04月06日 | イベント・活動

 全有連が天童に拠点を移して28年、有機農業の夜明けではあったものの国の農政は徐々に厳しいものとなっていく歳月でもありました。

 お米の産直が認められたのもその頃、山形で初の特別栽培米制度を活用し全国に野菜、お米を届けました。その当時からの生産者がいまも活躍してくれています。

 3/26日天童で26年度総会が開かれました。

 全有連代表米山より挨拶があり「全有連が30周年を迎えこれもひとえに皆さん方の尽力があったため」と感謝の言葉を述べ、昨年の米価下落は人為的なものであると共に現実の姿でもある。これを嘆くだけでなく私達は消費者会員に喜んで頂けるうまい米づくりをしようと呼び掛けました。

 「今後は東北の米だけにこだわらず、日本各地のうまい米も全国の会員さんに紹介していこう」と提案し、「次年度からは銘柄を選べる方式、ご飯を食べるのが楽しくなる味比べなど実施していこう。それには皆さんの米作り自慢ももっと出して頂き、よい米作りに切磋琢磨してほしい、次のみのりの時期には全国から皆さんのお米を食べたいと注文がくるよう希望を持って進んでいこう」と結びました。

 生産現場では農協出荷の米価格は米袋にお札を張って出す状況とまで言われる今年、一代限りと諦めながら作付けをする農家が続出し、痛ましい春でもあります。


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