のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

卒園しました!

2020年03月22日 07時17分00秒 | 子育て生活
先週土曜日は通っていた乳児保育園の卒園式でした。
乳児保育園は満三歳の春に卒園です。寂しい・・・。

赤ちゃんの頃から成長の過程を見てきて、お迎えに行くと「タロ君のママー!!」と駆け寄ってきてくれた息子のクラスメイトたちともう会えないだなんて!
もっともっと成長過程を見たかったな・・・と通っていた息子よりも、通わせていた親の方が寂しさいっぱいの卒園式でした。
こんなことなら、やっぱり小学校入学までずっと通える保育園へ入園できる時まで待っておくべきだったかなぁ、とも思ったり、でも、この保育園も先生たちもとってもとっても温かくて、出会えて本当に良かったもんなぁ、と思い直したり。保育園は、なかなか自分の希望するところに入れるわけではないので、出会うべくして出会えたご縁だったんだなろうなぁという結論に(私の中では)なりました。あと、これこそご縁ですが、クラスメイトたちも、みんなどちらかというと「いい子!」というよりは「元気だねぇ・・・」と言われる子というか、のびのび自由で天真爛漫な子が多くて、クラス全員がとてもとても仲良しさんだったのです。この子とこの子が格別に仲良し、なんてこともなく、遠足のときは自由行動のはずなのに、いつのまにかゆり組さんは全員、集まってはしゃいでいて、なんだかほかほか嬉しい気持ちになったものです。

だからこそ、3月末でお友達と離れ離れになるのは、とっても寂しい。(私が。)
長男はまだ「卒園」がまったく分かっていないので、卒園式も至って普通でした。・・・いや、普通ではありませんでした。

先生全員と卒園児さんの両親全員が集まっていたために、絶賛恥ずかしくなってしまったようで、先生から名前を呼ばれてもお返事できず、立って園長先生のもとにもひとりで歩いて行けず、卒園証書をもらっても「ありがとうございました」が言えず。終わった後、先生に「できんかった・・・。」と残念そうに呟いていたんだとか。私のもとに戻ってきたときも「はずかしくて、できんかった。」と申告していました。先が思いやられるよ・・・。
卒園児さんの中で、お返事ができなかったのも、「ありがとうございました」が言えなかったのも、うちの子のみ。他の子は全員、堂々と「はい!」と挨拶をしていて、親御さんたちは涙涙で我が子の卒園を見守っていました。
私はと言えば、泣くつもり満々だったのに、「うちの子だけができなかった。恥ずかしくて!」という事実が面白くて面白くて、涙が引っ込んでしまい、ひたすらに笑って過ごした卒園式でした。
卒園式後は、先生がわざわざ来てくださって「練習の時は一番、上手だったんですよ。お友達に「ありがとうございました」言ってなかったよ。って指摘してあげるぐらい完ぺきだったんです。」とおっしゃってくださいましたが、「練習は完ぺきだったのに、本番に弱い」だなんて、更に面白すぎる・・・・と大笑いをした卒園式だったのでした。

卒園式は終わりましたが、3月末までは、今の保育園に通います。
本当のお別れは3月31日。それまでは、寂しい気持ちを(親が)抱えながら、子供に保育園生活を目いっぱい楽しんでもらいます。寂しいよう!