のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

子供の日(の振り替え休日)

2013年05月06日 21時35分28秒 | 日常生活
連休最終日はふたりめのちびっこちゃん出産のため帰省中の幼馴染と久々の再会。
なんせ幼馴染なので、出かけていく場所は徒歩3分です。近い近い。
とはいえ、年子のちびっこちゃんふたりを抱えた幼馴染はばたばたの毎日で
実に1年半ぶりの再会と相成りました。

久々の幼馴染宅でちびっこくんと再会。
去年会ったときは生まれた直後でちっちゃくてずーーーーーーーーーーっと寝てたのにね。
もう歩けるようになったんだねぇ。と感無量。
すごーくおとなしくて、何かの拍子ににこっとはにかむように笑う姿が
なんとも愛らしく、めろめろになりながら夢中で遊びました。
こんなにも素直に遊んでくれるなんて、なんていい子なんだー。

と大喜びで遊びつつも、幼馴染と1年半ぶりの近況報告を
息つく間もなくし合っていたら、あっという間に2時間が経過していました。

そろそろお暇しなきゃ。お昼寝の時間だよね。
とお暇を告げようとしたところ、外へ行く気配を敏感に感じ取ったちびっこちゃんが
懸命に「俺も行くぜ!!俺も!俺も!」と自己アピールをしてきました。

か、かわいすぎるっ。
そうなの?!私についてきたいの?!そんなに?!
と歓喜の舞を踊る勢いでしたが、どうやら私に着いてきたいわけではなく
ただ単に外に出たかっただけの模様。
幼馴染いわく、お外大好きだけど、生まれたばかりの赤ちゃんがいるために
なかなかお外に連れて行ってあげられないんだとか。

そうだよね。やっぱり年子って大変・・・・。
と、母親経験皆無のくせにえらく共感してしまった私は、
なんとかしなければ!という気持ちに駆られ
「よし!我が家まで散歩する?徒歩3分だし!
 幼馴染さえよければ、私、預かるよ?」と提案。

・・・したのですが。
「母親業未経験の私に子供を預ける」なんて危険を幼馴染が冒すわけもなく。
自称出不精の幼馴染が一念発起し、ちびっこちゃんと我が家に遊びに来てくれました。
生まれたばかりの2番目のちびっこちゃんはひいばあばとお留守番です。
運よく、妹さんと甥っ子君も捕まり、我が家でプチちびっこ会。

同じぐらいの年の子を見つけてテンションが大いにあがった甥っ子君と
どこでもマイペースで、おとなしく、でも決して物怖じせずにわが道を進むちびっこちゃん。
年も大きさもちょうど同じ頃なのに、性質がまったく異なるふたりの交流
・・・してるんだかしていないんだか、というようなそこはかとないやり取りは、
見ていて飽きることのないエンターテイメントでした。
おもしろかったー!んでもってかわいかったー!!

みんなみんな帰った夕飯時。
ふたりのかわいらしいやり取りが忘れられずに
「おもしろかったねぇ。
 でもって、ちびっこちゃんかわいかったよねぇ。」
と母上に話しかけていたところ、おもむろに母上が

「でも!うちの孫のほうが断然、かわいいよ!」

と主張してきました。

・・・いやいやいや。
わたし、別に甥っ子くんより幼馴染のちびっこちゃんのほうがかわいかったなんて
一言も言っていませんけど。どっちも同じぐらいかわいかったってば。
みんなちがってみんなかわいい。それでいいじゃん。

と伝えたところ、

「でも、うちの孫のほうがかわいいよ。
 もちろん、ちびっこちゃんもかわいかったけど。
 でも、やっぱりうちの孫のほうがかわいかった!」

と、納得したような納得していないような(納得していなかったな。確実に。)
回答が戻ってきたのでした。

普段。
「他の人みたいにじじ馬鹿になれない。
 何をしても孫がかわいいみたいに思えない。私、きっと冷たい人間なんだ。」
と落ち込んでいるのはどの口ですか。
同じ人の発言だとは到底思えません。
母上が孫をどんなにかわいいと思っているのかは
ものすごーーーーーーーーーーーーーく伝わってきましたとも。

それにしてもちびっこって見てて飽きないなー。
わたくし、決して子供好きではありませんが(母性とかいうものと無縁なのです。)
それでもやっぱりちびっこには目を奪われるし、
見ていて面白いがために目が離せなくなるのです。
自分の子だったら、この感覚ってどんな感じなんだろうな、と思わないでもないのですが
なにせ「自分が母親になっている姿」が今の自分と別次元にいすぎて、さっぱり妄想できず。

そして、母上からは
「今の調子で甥っ子の面倒見てたら、自分の子供を育てるときには飽きてる」
というなんとも不吉な予言をされました。
失礼な!と大いに憤慨しましたが、自分でも
「当たらずといえども遠からずなんじゃなかろうか。」という気がしないでもないのです。
私のなけなしの母性。大切に使わなければ。