のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

終点のその次

2013年02月02日 02時04分53秒 | 日常生活
朝の通勤時間は8割の確率で夢の中にいますが
なんとも不思議なことに寝過ごしたことはないのです。
そろそろ着くぞー。という頃にぼんやり目が覚めるのが日課です。
本日も「あと3分で博多駅。」というアナウンスで目が覚めました。

むぅ。まだ眠いー。
と夢うつつのまま、席をたち、改札口までふらふらと歩いている中
ふと、傘を持って家を出たことを思い出しました。
めったに天気予報なんて見ないのに、珍しく天気予報が目に入り
そのたまたま目に入った天気予報が見事に一日傘マークだったのです。
んじゃ、たまには傘なんて持って行っちゃう?という気分になりました。

家を出るときに雨が降ってないってのに、傘を持つなんて何年ぶり??
と新鮮な気持ちで傘を持って来たというのに。
今、私の手元には傘の姿、見当たらず、
ほらね・・・。という気持ちになりました。

ほらね。
持ち歩きなれてない傘なんて持つから、すぐ忘れちゃう。

でも!
でも、まだ電車、ホームにいるかも。
今引き返せば、傘、見つかるんじゃない?と思い、人の流れの中を逆流。
案の定、電車はまだホームにいました。
よかったー!!

と電車の中を駆け込み、傘を捜します。
自分が座っていた席はなんとなく覚えているのです。
でも、自分が乗った電車が何号車なのかがうすらぼんやり。
この辺のはずなんだけどなー。
とあたふたと探していると、見たことある風の傘発見!!

よかったー!また巡り会えたねー!もう会えないんじゃないかと思ったよう。
と喜びをあらわに傘に駆け寄りました。
そんな感激の瞬間。
無常にもベルが鳴り響き、電車の扉が閉じらました。

「次はー。博多南ー。博多南ー。」

・・・・。
私の人生、こんなんばっかりかい。
と思わず、遠い目になりましたが、
よくよく考えると、次の停車駅が博多南だなんて相当に近いわけで。
(なにせ県内どころか市内なのです。余裕で戻ってこれちゃう。)

とりあえず、折り返しの電車じゃなくてよかったー!と心から思いました。
折り返されたら、まず間違いなく、会社休んじゃう。