■イノセントワールド
■出演
竹内結子、安藤政信、豊原 功輔、伊藤 かずえ
■ストーリ
17歳の女子高生アミは、知的障害者の兄タクヤと両親の4人暮らし。
両親はタクヤが生まれた後、より良い子供を求め、人工授精でアミを
生んだ。アミはそんな家族に嫌気がさし、援助交際でお金をため、
タクヤと二人で暮らそうと家を出る。
彼女たちが向かったのはアミの本当の父親の家だった。アミは
小さい頃から自分を呼ぶ声を聞き続け、その声の主が父親なのでは
ないかと真相を確かめに向かったのである。
しかし、その声の主は彼ではなく、小さい頃から彼女を愛し続けていた
タクヤの声だった。
■感想 ☆☆☆☆
本日は台風のため、家にこもっておりました。
いえ、台風好きな私は家の周りをうろついていたのですが
近くのクリーニングのおばさんに
「はよ帰りなさい!台風なんだから」とおこられ、帰宅。
しかたなくテレビをつけたら、なんと以前から見たかった
映画「イノセントワールド」がちょうど始まったところでした。
とにかく、竹内結子がかわいい。彼女から目が離せませんでした。
彼女の愛らしさを見るだけでも充分に楽しめる作品ではないかと。
また、全編を通して画面が薄いブルーのフィルムで覆われているような
映像で作品の透明感、登場人物の純粋さ、もろさがよくでていました。
兄妹であるために、お互いに自分の気持ちにシャットアウトする二人。
タクヤは妹アミを求めていることを気づかれないように、いもしない
「白いウサギ」を探し続け、アミは自分の気持ちに気づきたくないがために
感情というものを捨ててしまう。「嬉しい」も「哀しい」も全て。
それでも彼女を呼ぶ声は聞こえ続け、彼女もその声の主が
知りたくてたまらない。
切ない気持ちになりました。
人って自分の気持ちにふたをすることができる生き物なのだな、と。
また、自分が自分の気持ちから目をそらしていることに
気づかないふりをすることまでできてしまう。
そんな器用な嘘のつき方をする不器用な人間たち。
その不器用さがたまらなく愛しくてたまりませんでした。
結局は自分の気持ちに素直に耳を傾けて生きていくことが
大切なんだけど。
求めている「白いウサギ」を手に入れるためには
「ウサギがほしい。」と声に出すだけではなく、
どのウサギがほしいのかを指で指す必要があるのです。
でも、結局、最後にもっとも心に残ったのは竹内結子ちゃんの
愛らしさだったんですが。
見終わった後の幸せ感といい、お勧めです。
■出演
竹内結子、安藤政信、豊原 功輔、伊藤 かずえ
■ストーリ
17歳の女子高生アミは、知的障害者の兄タクヤと両親の4人暮らし。
両親はタクヤが生まれた後、より良い子供を求め、人工授精でアミを
生んだ。アミはそんな家族に嫌気がさし、援助交際でお金をため、
タクヤと二人で暮らそうと家を出る。
彼女たちが向かったのはアミの本当の父親の家だった。アミは
小さい頃から自分を呼ぶ声を聞き続け、その声の主が父親なのでは
ないかと真相を確かめに向かったのである。
しかし、その声の主は彼ではなく、小さい頃から彼女を愛し続けていた
タクヤの声だった。
■感想 ☆☆☆☆
本日は台風のため、家にこもっておりました。
いえ、台風好きな私は家の周りをうろついていたのですが
近くのクリーニングのおばさんに
「はよ帰りなさい!台風なんだから」とおこられ、帰宅。
しかたなくテレビをつけたら、なんと以前から見たかった
映画「イノセントワールド」がちょうど始まったところでした。
とにかく、竹内結子がかわいい。彼女から目が離せませんでした。
彼女の愛らしさを見るだけでも充分に楽しめる作品ではないかと。
また、全編を通して画面が薄いブルーのフィルムで覆われているような
映像で作品の透明感、登場人物の純粋さ、もろさがよくでていました。
兄妹であるために、お互いに自分の気持ちにシャットアウトする二人。
タクヤは妹アミを求めていることを気づかれないように、いもしない
「白いウサギ」を探し続け、アミは自分の気持ちに気づきたくないがために
感情というものを捨ててしまう。「嬉しい」も「哀しい」も全て。
それでも彼女を呼ぶ声は聞こえ続け、彼女もその声の主が
知りたくてたまらない。
切ない気持ちになりました。
人って自分の気持ちにふたをすることができる生き物なのだな、と。
また、自分が自分の気持ちから目をそらしていることに
気づかないふりをすることまでできてしまう。
そんな器用な嘘のつき方をする不器用な人間たち。
その不器用さがたまらなく愛しくてたまりませんでした。
結局は自分の気持ちに素直に耳を傾けて生きていくことが
大切なんだけど。
求めている「白いウサギ」を手に入れるためには
「ウサギがほしい。」と声に出すだけではなく、
どのウサギがほしいのかを指で指す必要があるのです。
でも、結局、最後にもっとも心に残ったのは竹内結子ちゃんの
愛らしさだったんですが。
見終わった後の幸せ感といい、お勧めです。