東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

晴れた冬の朝の絶景紀行

2007-12-15 06:40:00 | JAL
往路:12月15日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速天王寺行き
運賃:¥1,700+¥11,100+¥780

羽田1タミのクリスマスツリー忘年会明けの朝、早起きして帰郷の旅へ出る。

例年だと、このシーズンは、青春18きっぷとムーンライトながらの組み合わせとなるべき所ではあるが、最近、どうも夜行列車で寝付きが悪く、今シーズンは敬遠することにした。

いつもの、朝一番の空港バスで羽田まで。

フライドエッグセット@ルシエール睡眠薬を服用していないため、当然のように眠れない。羽田到着は5時35分。いつもより若干早めに到着した。チェックインとICラリー端末のタッチを済ませて、ルシエールの前で開店を待つ。クリスマスツリーがなかなか見事である。

6時丁度に店に入り、早速、フライドエッグセットを注文。このメニューは最初で最後になるだろう。

保安検査場を抜けたのは、6時25分頃。その足でサクララウンジを訪問するも、トマトジュースを一杯飲んだだけで、そそくさと退場する。既に、JAL173便の搭乗は始まっているはず。

20番搭乗口ファイナルコールが聞こえる頃に、20番搭乗口にたどり着くが、既に、人影は疎らである。とは言っても、丁度出発10分前なので、たいして気にとめない。

JAL173便、今朝は、久しぶりに窓側を予約している。天気が良さそうなので、機上の風景を楽しみにしている。

出発して程なく、目映いばかりの陽の光が射し込んできた。

ご来光である。流石に、写真は撮れないので、記憶に留める事にする。それにしても、日の出が遅くなった。冬の晴れた朝である。

離陸して、高度をぐんぐん上げるに従って、視界が広がる。
朝靄の向こうに、オレンジ色の輝きが見えた。富士山、所謂赤富士という色をしている富士山が見えた。丁度、タイミング良くベルトサインが消えたので、早速、撮影を開始する。

昨夜、かなりの降雪があったようで、南側斜面に白い領域が目立つ。

見事な景色は、言葉では表しようが無い。せめて、画像で記録したいものであるが、自分の目で見て記憶に留めるに勝るものは無い。
富士山が去ってからは、中部地方の海岸線に沿って、興味深い光景が展開される。遠景が畳み込まれるので、地図とはまた違った輪郭が浮かび上がるのである。
知多半島とセントレア

紀伊半島上空は、雲が多かったが、それでも、雲の切れ目から、紀ノ川の流れが確認された。そして、遠景に大阪湾が浮かぶ。よくよく見ると、到着地の関西空港もかすかに見える。
紀ノ川の流れ
向こうに大阪湾が見える
大阪湾
関西空港

そして、和歌山上空に棚引く、雲の層に突入し、1時間の絶景紀行は終了する。

定刻に関空に到着、再び地上の人となる。

眠りを忘れるほどの絶景に、満足し、ロビーで朝日のシャワーを浴びる。研ぎ澄まされた冬の太陽であるが、どことなく不思議な優しさを感じた。
JAL173便@関西空港

その足で、帰宅するのが少し勿体なく、ラウンジ比叡で一服し、夢心地で一本遅い関空快速で家路についた。
到着口のフライトポイント端末の位置が変変更されたカードラウンジ比叡で一服

晴れた冬の朝の絶景紀行。たまにはこんな旅があっても良い。

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