東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

とんだしっぺ返し

2006-02-12 20:56:00 | 新幹線
復路:2月12日(日)
   →天王寺:阪和線
天王寺→大阪 :大阪環状線
大阪 →新大阪:東海道線快速
新大阪→新横浜:のぞみ32号
新横浜→八王子:横浜線普通
運賃:¥13,460(新幹線自由席)

本来なら、今宵も、関空21時10分発のSKY906便(=JAL1320便とコードシェア)スカイバーゲン¥5,000コースで帰京する予定であった。

帰京の前には、JR西日本の列車運行情報は必ずチェックするのが習慣になっている。なぜなら、ホームラインの阪和線は、東京の中央線と同様に、大事な時に限って止まるからである

案の定、本日も、JR関西空港線日根野~りんくうタウン間で架線にビニールがからまり、運転見合わせとのニュースが報じられていた。多分1時間程度で復旧するとは予想はしたが、いざとなったら、南海で行こうと考えていた。

ついでに、JALのホームページを見て、本日の関空便の出発状況を確認した。JAL1320便は、機体準備遅れのため出発予定時刻が22時となっている。それなら、慌てて関空へ行っても仕方がないな。と気軽に考えていた矢先に、電話が鳴った。

電話の主は、スカイマークの関西空港オペレータである。なんと、SKY906便は、欠航となる見込みとのこと。なんでも、女満別での整備が遅れ、関空への到着が遅れているため、機材の準備ができないらしい。JALなら、一つ後の1322便への振り替えが可能なのだろうが、SKYでは関空発の最終便だからそうもいかない。ちなみに今年2月のスカイマークのルール改正で他社便への振り替えは行わないことになっている。

Sky:”一つ前の20時発のSKY208便にお客様のお席をご用意いたしましたが、如何なさいますか?”
現在時刻は、19時を過ぎている。そんなん、今頃言われても無理や。関空まで最低でも1時間はかかるのに。もっと早よ言えよ。と言いたかったが、その前に、皮肉たっぷりに。
私:”20時発のSKY208便は20時何分に出発するのですか?”
Sky:”20時です。”
心の声(ホンマか? いつも20分位遅れるんとちゃうんか?)
私:”それじゃ、今からでは無理ですね。”
Sky:”申し訳ございません。では、全額返金いたします。”
心の声(¥5,000を返金されても意味は無い。¥5,000もらっても4列シートの夜行バスしか乗れないのだから。それより、予約できなかった3月の日曜日の便に変えてくれ!)
私:”別の日の便に変更は可能ですか?”
Sky:”ちょっとお待ち下さい....はい、可能です。後日、予約センターにお申し出ください。”
心の声(ラッキー、後で、ダメです。なんて言うなよ。席はあるのだから。)
私:”分かりました。”

スカイバーゲン!スカイバーゲン!と喜んでいたら、とんだしっぺ返しをくらってしまった。

さて、時刻は19時をまわっている。当日予約だと割高になるが、ANA、JALのホームページで一応空席を確認する。ものの見事に全て×となっている。次に、発車オーライネットでトレンディ号の予約状況を見る。こちらも×。この冬は、定時運行が危なそうなので、夜行バスには余り乗る気になれない。従って、これ以上の夜行バス探索は止めておく。

ただし、後になって気が付いたが、堺~立川の南海バスならなんとかなった可能性もあり、ちょっと後悔している。

次に、サイバーステーションでサンライズ瀬戸・出雲と20時30分以降の新幹線の空き具合を見る。サンライズ瀬戸は×、サンライズ出雲は△、一方、新幹線は軒並み○であった。

サンライズ出雲を狙って、最寄り駅に急ぎ、指定券を求めるも、タッチの差で既に×となっていたようである。残念。あぁ高い高い新幹線に乗るしかないか。大阪市内~横浜市内の乗車券のみを求め、後は新大阪駅で様子を見て判断することにした。

家に戻って旅支度をし、19時45分頃出発。新大阪駅には20時45分に到着。53分発のぞみ192号または56分発ののぞみ32号に望みを托して、自由席特急券を求める。多分、自由席でも座れる。と読んだ。

ホームに上がると、すでに、53分発のぞみ192号自由席には長蛇の列ができていた。そこで、56分発のぞみ32号の列に並ぶ。ほどなく、ホームに2本ののぞみが順次入線する。先発ののぞみ192号は、激混みで、デッキに立っている人も居る

一方、次発のぞみ32号は、不人気?の500系ということもあって、比較的空いていた。3列シートに2人掛状態でゆったりとできる。PCを広げて、今回のトラブルを克明に記録する。

意外にも名古屋で沢山の乗客が降りたため、3列シートにはだれも居なくなった。少し眠ろうと思い、鞄から空気枕をとり出してシートを寝台にする。¥5,000のスカイバーゲンで帰れるはずが、高い高い新幹線になってしまった以上は、楽をして元をとらないと気がすまない。この際、お行儀の悪さには目をつぶってもらう。

まさかこんなことになるとは思っていなかったので、空気枕は一つしかない。新幹線には乗り慣れていないので、ベッドメイキングが難しかったが、なんとか、30分程度は熟睡できたようだ。

さすがに新幹線、定刻23時11分に新横浜に到着。ここで横浜線に乗り換えて八王子へと向かう。八王子到着は丁度24時。なぁんだ、SKY906便(=JAL1320便)で帰った場合と全く同じ時刻に到着したではないか。

改めて、新幹線の便利さ、素早さ、確実さに感動した。これで値段が安ければ、言うことはないのだが。

翌日、スカイマークの予約センターに電話して、事情を話すと、あっさりと日付変更OK、3月19日(日)はスカイバーゲン設定日ではないが、実質スカイバーゲンで帰れることになった。

なお、JALのホームページの出発情報によると、件のJAL1320便は、結局約1時間遅れで運航されたようだ。女満別からの到着便を待たずに、予備の機体で運航すれば良いのに。と、思ってしまうが、JALですらそんな余裕など無いのが現実なのだろう。

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