復路:11月5日(日) 堺 →関西空港:ラピードβ(スーパーシート) 関西空港→羽田空港:ANA976便 羽田空港→浜松町 :東京モノレール 浜松町 →東京 :山手線 東京 →八王子 :中央線快速 運賃:¥1,500 +¥10,200+¥960
3連休の最終日、先週同様、ANAの羽田行き最終便で帰京する。今回の帰京をもって、ANA976便搭乗は最後となる予定。急遽、出張でも入れば話は別だが。
いつものように、夕食後、JR西日本列車運行状況をチェックしていたら、次のニュースが飛び込んできて当惑した。
大和路線 人身事故 運転見合わせ 19:20 現在 影響線区 : 大和路線 大阪環状線 阪和線 午後6時55分頃、大和路線天王寺~新今宮駅間で発生した人身事故のため、大和路線の奈良~JR難波間、大阪環状線の内回り外回り線の運転を見合わせています。なお、午後7時20分から大阪市営地下鉄、近鉄、阪神、京阪により振替輸送を行なっています。 |
という事は、環状線に乗り入れる関空快速やはるかも止まっているということである。こりゃヤバイ。時刻は既に、20時10分。阪和線はアテには出来ない。
嫁ハンにお願いする。 ”すまんけど、南海の堺駅まで送ってくれへん?” ”しゃーないなぁー!”一応、文句は言われるが、嫁ハンに感謝感謝である。
20時30分に南海堺駅到着。
フゥー、なんとか、間に合った。ホームで待っている間に、携帯で20時40分のラピードβの特急券を購入。ANA976便の出発は21時50分に早まっているから、次の空港急行ではギリギリ、その次のラピードだったら、危ない。
意外にも、今宵のラピード普通席は乗客が多いようである。関空快速やはるかが止まっている影響か?
思いもよらず、ラピードβに乗る機会が訪れたので、小生はやっぱり+¥200のスーパーシートに乗車する。
普通席には乗客はそこそこ居ても、スーパーシートはガラガラ、というか、見事に貸し切り状態になっている。
当然、前の席を回転させて、フルリクライニングする。お行儀の悪い乗客ではあるが、これぞ、まさに、スーパーシート。40分弱の乗車時間が勿体ない。このまま、東京まで行って欲しい。
車掌さんは、やはり若い女性。何度も何度も車内を行き来するものだから、こちらもついつい意識してしまう。
ラピードβは、岸和田、泉佐野、りんくうタウンと、関空快速並に停車駅が多い。しかし、スーパーシートにはだれも乗ってこない。現在、ポイント増量期間であるが、スーパーシートなら40%ポイント付与となっていることにが周知されていないのか?
ラピードβは、定刻に関西空港駅に到着。当たり前だが、JRのダイヤが乱れても影響が出ないように運行されるようである。
関西空港発車時刻表示は無茶苦茶で、また、駅のJRホームはひっそりと静まりかえっている。ということは、まだ、ダイヤが回復していないということだろう。
JRの改札では、駅員が、マイクを手にダイヤの乱れを告げている。一応、はるかは遅れ遅れて、運行されているようであるが、関空快速は不明。日根野までの臨時列車も無さそうである。
咄嗟の判断で、南海で関空まで行って正解だった。
しかし、新今宮、天王寺間で人身事故とはどういうことだろう。両駅間は全て立体交差で、踏切は無いはず。とすれば、一体、どのような事故が発生したというのか??? ひょっとして、陸橋から人が落ちたのか???
さて、関空では、一度、JALの発券機の所に行って、ICをカードにチャージする。これは、当面のBLUESKYでの買い物の支払いに充てる予定。
再度、ANA側の出発口へ行ってSKiPで入場する。が、金目の物は何も身につけていないにも関わらず、ゲートでひっかかっかり、ベルトの内側までチェックされててしまう。なぜ? ちょっと、感度の設定が狂っているのではないか?
今宵の翼は、小生にとって恐らく最後のANA976便である。
21時30分発のANA150便が出発してしばらくすると、搭乗が始まる。出発が21時50分に早まったので、当然なのだが、感覚が狂う。
飛行機は、B735。3+3のシート配列だが、シートの色が、焦茶色で統一されており、これだけでも随分と感じが変わる。
例によって、前席の下に荷物を入れようとしたのだが、脚が中途半端な位置にあるので入らない。仕方なく、荷物棚に入れることにする。
当機は定刻21時55分に出発。
暫く、空港内で滞留する。離陸の順番待ちとのアナウンスが流れるが、こんな時間帯に順番待ちがあるのだろうか??
といっても、直ぐに動き出して、離陸。
離陸してしばらくすると、睡眠薬が効き出して、爆睡モードに移り、記憶を失う。そして、30分位眠り、ドリンクサービスで起こされる。
ANA976便で睡眠薬を服用した時には、不思議と、いつもこのパターンである。結局、最後の最後までそうだった。
今宵も、隣はお姉さまだったのだが、どうも涎をこいて熟睡していたみたいで、みっともない事、この上ない。
そして、コップを回収するために、ドリンクサービスのワゴンがもう一度廻ってきた所で、冷たいお茶を貰う。これも、前回と全く同じ。
程なく、着陸体制に入り、定刻22時55分に羽田2タミに到着。
最後まで、定時運行。ホントお見事であった。
そして、到着ゲートは56番という、北ピアの外れもいつも通り。出口まで非常に遠い。ここから、23時12分の快速モノレールで浜松町へ。そして、2分の連絡の山手線に間に合って、東京で23時48分の快速高尾行きに乗り込む。
そして、羽田到着時刻は早くなっても、結局先週と同じ中央線で、八王子まで。
これで、ANA976便による帰京の旅は全て終了した。
東京での単身赴任生活を始めて、早くも3年経過、
22時05分関空発 23時10分羽田着 ANA976便
祖母が亡くなって急遽帰省した時の帰路は当便であった。
開設間もない羽田2タミの外れ到着して、モノレールの駅まで延々歩いたこともあった。
数年前までは、今の超割程度の運賃で特割で乗れた。
冬場、追い風に乗って、10分以上早着したこともあった。
色々な思い出がある。
ANA976便のおかげで、日曜日の夜、自宅でゆっくりと過ごすことができた。その上、割安でほぼ確実に定時運行されるため、小生にとっては非常に利用価値が高かった。
間もなく、一つの翼が消える。
残念である。しかし、何時の日にか、再び、関空→羽田の最終便として復活する日が訪れることを期待したい。