東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

失敗

2006-11-26 21:25:00 | ANA
ANA150便@関空
復路:11月26日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:ANA150便
羽田空港→立川  :空港バス
立川  →八王子 :中央線快速大月行き
運賃:¥780 +¥14,300+¥1500+¥160

土曜日に大阪出張、翌、日曜日帰京となると、実質、休みは一日に満たない。

既に、JALサファイヤはほぼ確実なので、夜行バスに乗って、節約コースで帰ることも考えたが、疲労が増幅するので止めておく。となると、ノーマルに新幹線? ちょっとありきたり過ぎる。のぞみは最後の手段として置いておく。

どうせ、来年は、SFCを目指す??のだから、プラチナポイントは12月に消えても、今からANAのマイルを貯めておこうと考えた。となると、いつもの最終便ANA976便での帰京が最有力候補になるのだが、もはや時刻表から姿を消している。

となると、特割1¥12,600と比較的安い神戸発のANA414便が次の候補になる。◆のマークが付いているこの便を狙って空席待ち予約を入れておくのだが、いつまで経っても空席待ちのままである。結構、予約争奪戦が激しいようである。

仕方が無いので、ANA150便も同時に空席待ち◆を入れておいたところ、こちらは運賃が¥14,600と高いためか直ぐに席が取れた。

日程も迫っていること、のぞみ運賃までは会社から出ることもあって、ANA150便で決済する。

しかし、座席は、3人掛けの真ん中しか空いていない。何度か、マメにWEBをチェックして、3人掛けの真ん中→3人掛けの端→2人掛けの通路側と座席変更を繰り返す。

ANA141(ANA150)便のお得な一般席しかし、狙っているのは、前方のお得な一般席である。

当夜のANA150便は、B767国際線仕様で運行されることになっており、羽田→関空のANA141便で紹介したように、前方席は非常にゆったりとしている。それでいて、運賃は同じなのだから、高い運賃を払う以上、是非ともお得な一般席を確保したかった。

しかし、考えることは皆、同じである。

出発間際まで、何度チェックしても、前方席は×のまま動かない。努力の甲斐も虚しく、窓側が空席の2人掛け通路側で妥協した。可能性は極めて低いが、2席占拠できる可能性も全く0では無い。


フレックストラベラー募集(済)当日、やはり、関空快速で関空まで。ANA150便は21時25分出発なので、ルーチンで搭乗するJAL1320便に比べて、2本遅い列車でも充分間に合う。かつてのANA976便ほどゆっくりとはできないが、この違いは大きい。

関空に着くや、脇目も振らずに北出発口へ。と思ったら、福岡便がオーバーブッキングして、フレックストラベラーを募集していた旨、掲示がされていた。ふーん、7,500マイル=¥10,000なんだと、妙に関心してしまった。もし、小生なら、間違いなく応募するだろう。

北出発口SKiPをして、忘れず関空CLUBフライトポイント端末へ。昨日、漸く、カードが届いた。キャンペーン期間は11月30日まで。間もなく終了である。ちょっと、カードの発行が遅すぎるような気がする。この間、何度、関空を訪れたことか。機会損失は大きい。

やっとフライトポイント端末でポイントを稼げるようになった。端末にタッチすると、アンケートの画面が現れた。アンケートに答えるとポイントが加算されるらしい。貰える物は全部貰っておかないと...

12月から、関空フライトポイントは、4フライトポイントで、ANAJAL100マイルと交換可能になる。せいぜい、タッチしてポイントを貯めていきたいものであるが、修行僧のように1日に何度も関空を利用した場合にはどうなるのだろう。時間で判別しているのだろうか??と、ふと、素朴な疑問が沸いてくる。

ANA150便今宵の翼はANA150便、実のところ、当便に搭乗するのは今回が初めてである。

定刻15分前から優先搭乗開始、続いて、スターアライアンスゴールド20名ほど、そして、後方座席乗客と都合4回に分けて搭乗させる。B767のように通路が2本ある機材でも、後方優先搭乗させて混雑を回避しているのは流石である。ちなみに、JALも伊丹では後方座席優先搭乗をやっていることを知ったが、関空では聞いたことが無い。なぜだろう??

出発5分前まで、小生の隣は空席だったものだから、しめしめ...と思っていたのだが、案の定、やって来てしまった。まぁ、ANA976便が無くなり、当ANA150便が羽田への最終便となり、この混雑状態では、期待する方が間違っている。

しかし、やってきた隣客は、よりによって、セキュリティチェックを通過できたのが不思議なくらい危なそうな輩ときている。

うーん、お得な一般席を狙っていたのが、このような顛末になるとは...。

人が多い割には、当機は定刻に関空に出発。このあたりは、流石ANAである。外は雨足が次第に激しくなってきている。この分では、アナウンス通り、かなり揺れるかも知れない。

離陸後、ベルトサインは点灯したまま、30分以上経過。

隣の危ない輩は、さっきからiPODを大音響で聞いているのだが、飛行音も大きいので、音漏れはまだ我慢できる範囲内である。小生は、疲れを癒すために、じっと目を閉じたままである。

その後、嘘のように静寂が訪れて、ベルトサインが消えた。ただし、これは5分間だけ。この間にトイレに行っておくようにとのキャプテンアナウンスが入る。

静かになると、隣りの音漏れが非常に耳障りになる。注意しようかどうか迷ったが、如何にも危ない輩、危害を加えられては余計に不愉快な思いをすることになるので、止めておいた。

こんな輩、乗せるなよ>ANAさん。

目を閉じていても眠れそうに無いので、小生も備え付けのヘッドフォンを付けて機内放送の音楽を聞くことにした。

予告通り、5分後、再びベルトサインが点灯するや、再び激しい揺れが襲ってきた。当然、今宵はドリンクサービスは省略。羽田到着は定刻より5分程度遅れるとのこと。

なんと、付いていないときは、どこまでも付いていないものである。

着陸態勢に入る。が、まだ、輩のヘッドフォンから音が漏れている。離着陸時には電子機器の電源をオフにするのは、子供でも知っている。揺れでCAさんが動けないのを良いことに、ルールを無視しているのか?

羽田には、定刻に到着。さずがANA定刻に...と宣言しながらいつも遅れるJALとは全然違う。

ドアオープンして、通路に立つが、依然、輩はiPODを鳴らしたままである。無性に腹が立ってきたので、帰宅後、ANAに通報してやろうか。これは、立派な犯罪である。

羽田は5*番ゲートに到着。出口までは遠い。どうも、976便の時といい、ANAの場合、関空便は冷遇されている気がしてならない。

最終 立川行きバスを待つ少しでも早く帰りたいと思ったので、22時55分の立川行きのバスチケットを購入。出発までかなり時間があるが、モノレール+JRよりは速そうである。それに、ちょっと、今宵は中央線は避けたい気分である。

立川行きのバスは、始発の2タミで40%位の席が埋まり、1タミで90%以上の乗車率となる。幸い、グループが多かったので、小生の隣りは空席のままであった。

ようやく、気兼ねなく過ごすことができる。

降りしきる雨の中、バスは首都高を快調に飛ばすが、なんと、代々木手前でかなり激しい渋滞に巻き込まれてしまう。

てっきり、雨で事故かと思っていたら、なんと、道路工事による車線規制であった。タダでさえ、交通量が多いのだから、渋滞を誘発する工事は深夜に回するとかできないものか?? ユーザーの心が読めのないのは、真に民営化されていない証拠である。

渋滞を抜けた頃、軽い眠りに落ち、調布ICを過ぎた頃に目覚め、そこから一般道をだらだらと走行して、立川到着は、24時10分頃。中央線に乗り換えるが、やってきた列車は、先週と全く同じ最終大月行きと知って、愕然となった。何のためにバスに乗ったのか。

まぁ、バスでまったりと出来た分、良しとするしかない。

京王八王子ロータリー付近。ここもクリスマス気分。八王子到着は24時26分。最終のぞみで帰った場合と全く同時刻である。こんな思いをするなら、素直に、新幹線で帰った方がマシだったかも知れない。得られたマイルに比べて、余分に掛かった運賃と労力を考えると、ハッキリ言って、今回の旅は失敗であった。

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