東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

空の上から空港巡り

2008-12-06 06:40:00 | ANA

神戸空港往路:12月6日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →神戸空港 :ANA411便(P) 神戸空港 →三宮   :ポートライナー 三ノ宮  →大阪   :新快速敦賀行き 大阪   →     :関空/紀州路快速 運賃:¥1,700+¥16,100+¥340+¥290+¥380

師走、例年の事だが、忙しさが加速していく。しかし、今年も平穏無事に乗り切れそうなのは有り難い事である。

数えてみると、9月から、Pクラスへの搭乗数知れず。贅沢に慣れてしまっている様だが、朝一番の便なら特割1で¥16,100なので、JALビジネスきっぷ+クラスJ料金並である。

いつもの、京王八O子から空港バスに乗車。この空港バスであるが、12月16日から座席指定制になるらしい。

大抵は、ガラガラなのに、なぜにこのような面倒くさい事をするのか不明だが、5時30分や6時30分の便は結構混雑するのかも知れない。とすれば、混乱を避けるためだと推測は成り立つが。

羽田到着昨夜は2時間30分しか眠っていないのに、目覚めがイヤにすっきりしていたので、今朝は睡眠薬を服用しても逆効果と判断した。

一番恐れるのは、睡眠薬を服用しても眠れず、アルコールの副作用だけが残る。こんなパターンである。

北ピアANAラウンジ 羽田到着後は、まず、お決まりの北ピアのANAラウンジへ入る。

流石に開店直後なので空いているが、唯一、青汁の調製が未だなのが欠点である。

次いで、6時前に、階段を登ってカードラウンジの扉が開くのを待つ。その間、暫し空港の風景を記録する。今朝は天気が良さそうである。

クロワッサン ラウンジに入るやいなや、クロワッサン2つとミルクを手にとって所定の席に着く。

1タミ2タミを問わず、最近、土曜日の朝はこれが無いと始まらなくなっている。

2タミのクロワッサンは、味があっさり目なので、少し物足りない。で、いつもミルクとシロップを少しかけて食している。

エアポートラウンジゆったりとした椅子に腰掛けて過ごす事約20分、ラウンジを出、2階に降りて行き62番搭乗口へと足早に進むが、この時間帯、大半の乗客の流れと逆行する事になるので、歩きにくい事この上無い。

年輩の団体が、通路の横幅一杯に広がってダベリながらゆっくりと歩いている。こちらが、真正面から進んできているのが見えているのに傍若無人である。これは明らかにマナー違反だろう。いい年をして情けない。これからの日本、一体どうなることやら。

6時25分、搭乗開始。
ANA411便
Pクラス
翼はANA411便、神戸空港行きである

今朝の座席は1A、改修前のB767だと足下が案外狭かったのだが、改修後は広々としている。

但し、一つ困った事が。

それは、コートを掛けるフックが無かった事。

CAさんは、”コートをお預かりいたします”と言ってくれたのだが、ポケットに色々と入っているので、他人に任せるのはちょっと気になる。そこで、毛布のように体に纏っておくことにした。

しかし、折角のPクラスなのだから、コートフックくらいは備えて欲しいものである。

離陸後、丁度ベルトサインが消えた頃に伊豆半島が見えてきた。どうやら、今朝は航路がやや南よりに設定されているようで、残念な事に、ここからは富士山は見えない。

本当に残念....富士山を真上近くから見るためにわざわざこの席を選んだのだが。

さて、機内食は1A席から配膳される。
朝食
お品書き

今朝のプレミアム朝食はかなり豪華。ボリューム満点の上に、お味もなかなか宜しい。JALのFクラスに対抗する気があるのなら、いつもこれくらいの質・量の食事を提供して貰いたいものである。

また、食後には、大阪北浜の料亭花外楼の花こんぶの試供品が配られた。
花こんぶ 匠味

自宅で試してみたところ、子供の頃、慣れ親しんでいた松前屋の昆布の佃煮の味がして、何となく懐かしくなった。以前配られたをとわの野菜味噌とは違って、こちらの方は家族の評判も上々だった。

さて、食後は再び、機外風景の遠望に没頭する。

ぼんやりとした頭で、まんじりと景色を眺める。これは、最高に贅沢な時間。小生が考える旅の醍醐味の一つである。

普段の関空便とは違って、北よりの航路を取るため、同じ場所を眺めても新鮮みがある。
セントレア

セントレア。

半月の形をした空港を普段とは逆方向から眺める。

淀川 別に東海道新幹線に対抗するためでは無いだろうが、神戸便は、東海道新幹線の線路のほぼ上空を飛行している様で、見慣れた地上の風景を今、天上からから見下ろしている。

セントレアを過ぎてからものの20分たらずで、淀川が姿を現し、街並みが眼下に広がってくる。

向こうに見える大阪湾。

そして、お馴染みの伊丹空港を目撃。残念ながら関空は見えない。恐らく霞の彼方に浮かんでいるのであろう。

伊丹空港
いよいよ、着陸に向かって高度を下げていく。間もなくベルト着用サインが点灯する筈なので、ズームレンズをテレ側に一杯引っ張り、神戸市街と、小さく見えてきた神戸空港とを急いで記録する。
神戸
神戸空港
間もなく、ベルト着用サインが点灯し、電子機器の電源オフがアナウンスされ、撮影は終了。

神戸市街から更に西へ進んでいき、その後、機体を大きく右へ旋回させ、淡路島を右手にさらに旋回を続ける。そして、タンカーに手が届くほど、大阪湾の低空をゆっくりと飛行し、神戸空港に着地する。

神戸空港到着後は、例によって、アメリカンエキスプレスカードの無料ドリンクサービス対象店の上島珈琲店を訪問する。これは、単に、ドリンクサービスを享受するだけではなく当便からの乗継客で少し混雑するポートライナーを避けるためでもある。

ちなみにアメリカンエキスプレスカードの入会は以下から可能。
アメリカン・エキスプレス
土曜日の朝の三宮方面のポートライナーは空いているのだが、ANA411便に接続する列車だけは混み合う事がある。B767の定員と4両編成のポートライナーの定員を考えてみると納得がいく。尤も、余程の事が無い限り席に炙れる可能性は低いのだが。

上島珈琲店では、アイスウィンナー珈琲M¥420をオーダーする。
アイスウィンナー珈琲¥470

珈琲もさることながらクリームが非常に美味しい。プレミアム朝食後の良いデザートとなった。

ところで、11月までは、8時前後の上島珈琲店は空いている事が多いのだが、12月に入った為だろうか、今朝は、結構混んでいる。喫煙コーナーは既に満席状態。仕方無く、ニコチンは諦めて禁煙席に座っている。

8時19分発のポートライナーで三宮で向かう。

先程の上島珈琲店同様、ポートライナーも意外と人が多め。やはり侮ってはいけない師走。

三ノ宮からは、8時50分の新快速を捕まえて大阪まで。10分近くホームで待った甲斐があって、なんとか着席できた。それも窓側を。
新快速敦賀行き山陽電鉄

列の先頭だった事、三ノ宮で乗客の入れ替えが多かった事が幸いした。但し、混雑する車内、落ち着かないし、何より、久しぶりの新快速に乗車したので、車窓が気になって全く眠れない。

大阪到着後、昼特きっぷで一度改札を出て、iCOCAで再入場。良いタイミングでやってきた腐れ縁の関空/紀州路快速に乗車。
大阪駅関空快速

中途半端な時間帯だった事もあって、こちらも何とか着席可能。まんじりともせず、車窓をボンヤリと眺めて、神戸から堺まで。

自宅到着は10時ちょっと前。神戸空港経由にしては早く着いた。偶々、乗り継ぎがうまくいったからであろう。

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