東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

GWの帰省旅行は鉄道で(往路その1)

2012-04-30 00:34:14 | 列車

往路:4月27日(金)      →西国分寺 :中央線 西国分寺 →新小平  :武蔵野線 新小平  →武蔵浦和 :武蔵野線 武蔵浦和 →新宿   :埼京線 新宿   →松本   :快速ムーンライト信州81号 松本   →中津川  :普通中津川行き 中津川  →名古屋  :セントラルライナー2号 名古屋  →米原   :ひかり505号 米原   →大阪   :新快速姫路行き 大阪   →     :関空紀州路快速 運賃:?
今年もゴールデンウィークがやってきた。それはそれで嬉しいのだが、ゴールデンウィークが来たからといって、仕事が片付く訳ではない。

それよりも、この一週間の慌ただしさは半端では無かった。年末と言い、お盆休みと言い、長期休暇の前は、時間がついてけない程のスピードで流れている様な気がする。

結局、今年も仕事を抱えたまま、ゴールデンウィークに突入することになった。

金曜日の夜、中央線上り快速に乗車する。

そして、西国分寺で武蔵野線に乗り換える。

中央線上りは、ガラガラだが、武蔵野線は勤め帰りの人々でかなりの混雑である。そして、一駅だけ乗って、新小平で降りる。

一度改札を出て、券売機で八O子までのきっぷを購入して、再び改札を通過して、次の武蔵野線列車に乗車する。

なぜ、そのような面倒な事をするのか?

理由はひとつ。

ムーンライト信州を、始発の新宿から乗車するため。

いや、最初は、東京宅でゆっくりと準備して、深夜24時40分に八O子から乗車する予定であった。乗車券も八O子発で調達している。

しかし、睡眠時間を確保するため、そして、確信犯的にムーンライト信州をライナー代わりに使う輩に座席を奪われて不愉快な思いをするのが嫌なので(特に、今回の座席は車両の端に近いため、その可能性があった)、どうしても始発の新宿まで戻って、ムーンライト信州に乗りたくなった。

そう、もう一つ理由があった。週末の夜の中央線は、間違いなく遅れる。ホームで列車到着をイライラしながら待つのは幸先が悪い。


とは言え、八O子、新宿間を正直に中央線で往復すると追加運賃が¥920も掛かる。それで、かつて使った小技??で、新小平から八O子までの乗車券¥290で、武蔵野線、埼京線経由で新宿に向かった次第である。

そんな事なら、最初から新宿発の乗車券にすれば良かったのかもしれないが、今回の乗車券は、帰京の旅にも使うため、有効期限の関係で、それは困難だった。

それに、久しぶりに、武蔵野線、埼京線に乗ってみようかという気持ちも、少しはあった。

なお、北八O子から八高線、川越線経由で新宿へ出ると、さらに追加運賃を下げることができるが、なんせ、時間が掛かり過ぎるので、流石にそれは止めておいた。

さて、新小平から乗った武蔵野線は、かなり混雑しているが、先頭車両に乗ったお陰で、なんとか座席確保はできた。それにしても、以前はこれほど混雑していなかった様に思うのだが。

武蔵浦和で埼京線に乗り換える。乗りなれない武蔵野線。先頭車両に乗車したものだから、座れたのは良かったが、埼京線への乗り換えのため、ホームの端から端まで歩く羽目になった。

埼京線は、予想通りガラガラ。

睡魔に襲われると困るので、パソコンを広げて、紀行文を書き始める事にした。

赤羽からは、一気に混雑度合いが増して、そして新宿に到着。ここでムーンライト信州の到着を待つ。

新宿駅構内には、ベンチ等座る場所は殆ど無い。唯一例外が、9番10番線の中央線特急ホーム。ここには狭いながらも待合室があるし、ホームには数は少ないがベンチもある。

今宵の宿は、ムーンライト信州81号である。

今回のルートは、ムーンライト信州を松本で降りて、松本で一度、改札外へ出て、中央西線の始発列車を待つ。その後、中央西線で名古屋に出て、名古屋から新幹線で米原、米原からは在来線で草津まで、草津から草津線、関西線を経由して、天王寺まで。ここまでが往路で、復路は、往路とは全く重ならないルートで東京方面に抜ける。

所謂、割安になる、一筆書きの(遠距離)普通乗車券を使う。


ただし、実際には、別途購入した乗車券で、草津からも東海道線に乗り続けて大阪経由で、堺方面に向かう予定。

草津~天王寺間が無駄になってしまうが、時間との兼ね合いもあるので、仕方が無い。

埼京線はダイヤ通りの運行だったが、案の定、中央線は遅れており、ムーンライト信州の入線も約5分遅れるらしい。全く予想通りの結果となった。

列車は、23時45分頃ホームにやってきた。

所定の席について出発を待つ。が、中央線のダイヤ乱れ、山手線その他線区の列車の遅れのため、接続をとって、本日に限って、24時10分発とするらしい。多分、この”本日に限って”というのはどうも怪しい。

実際の出発は24時14分。

小刻みな振動とともに、新宿を後にする。

鉄道唱歌のアルゴールに続いて、車掌のアナウンスがあった。久しぶりに聞くオルゴール。音程が外れているが、旅情たっぷりで嬉しくなった。始発駅から乗車した甲斐があったというものである。

列車は、三鷹で信号停車。

その間、車掌さんは、デッキに屯している、飛び乗り客からの取り立てに余年が無い。そして、その後検札にやってきた。

列車は、その後も、何度か止まりながら立川に到着。勤め帰りの人でホームは一杯である。ここで、若干の乗客を拾って、次は八O子に停車。

20分弱の遅れで運行されている様である。

八O子発車後、予定通り睡眠体制に入る。おやすみなさい。

忙しくて、今週末の平均睡眠時間は平均5時間位。なので、ムーンライト信州では、直ぐに死んだように眠る。はずだった

しかし、なぜか寝付きが良くない。大月停車の記憶は鮮明である。その後、甲府停車の記憶は無いので、少しは眠っていたのだろうが、眠りは浅い。上諏訪あたりでは、完全に目が覚めてしまっている。一頃癒えていた、夜行**不眠症が復活してきたのか? それは困る。

結局、塩尻からは、重たいまぶたで、まんじりと、明けゆく外の景色を眺めて過ごす。

荷物整理をしていると間もなく、松本到着。

青春18きっぷのシーズンとは違って、別途運賃が必要なので松本で降りて、予め購入しておいた、塩尻~松本のきっぷを渡し、改札を抜ける。


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