東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

JALが変わった!?

2006-05-12 21:15:00 | JAL
往路:5月12日(金)
日野  →神田   :中央特快
神田  →浜松町  :京浜東北線
浜松町 →羽田空港1:東京モノレール
羽田空港→関西空港 :JAL1321便(クラスJ)
関西空港→鳳    :関空快速
運賃:¥1,160+¥10,500(バーゲン)+¥780

ゴールデンウィークが終わると、恒例のバーゲンチケットのシーズンになる。どう考えても、JALに心の中を見透かされているような気がしてならないのだが、それでもやっぱり、飛行機で帰ってしまう。

予約できたのは、予定通り、金曜日のJAL1321便である。しかし、何を血迷ったかクラスJを選んでしまった。+¥1,000ではあるが、贅沢と言えば贅沢である。

北海道物産店、四季彩館。JALのWEBには割引”空本”もある。金曜日の夕方、18時過ぎ、こっそりと会社を後にする。今宵は、珍しく乗り継ぎがスムーズで、羽田空港第1ターミナルには19時30分に到着した。全て着席できるというオマケ付きである。

搭乗まで時間が充分あるので、ちょっと変わった空弁を物色した結果、モノレールの改札を出て右側、北ウイングへのエスカレータ近くにある、北海道の物産店四季彩館で新千歳空港名物石狩鮨¥970を見つけ、購入。もちろん、子供達への土産も忘れない。

北ウイングはやや人が多め。この金曜日は、いつものバーゲンチケットウイークに比べて人が多い。セキュリティチェックも少し混んでいるが、知る人ぞ知る、空いているゲートに入り、チェック待ち行列を横目にスイスイとチェック完了。お先に~~~。勝手知ったるなんとやらである。

早速、空いているベンチに腰掛けて夕食とする。至福の時間到来である...うーん。素朴で美味しい。きっと素材が良いのであろう。

ただし、保存性を向上させるためか、酢がやや強めである点は注意されたい。また、醤油と生姜は添付されているが、個人的にはワサビも欲しい。でも、具(鮭と蟹)とご飯のバランスも良く、文句無しに◎である。
石狩鮨お酢が少し強めだが、美味しい

食後は、例によって、VISAカードラウンジで無料のドリンクをいただく。既に、時刻は20時。このラウンジの営業時間は20時30分までなので、閑散としているのは良いのだが、いかんせん、品切れが多く、売れ残りのオレンジジュースで喉を潤す。

VISAカードラウンジ喫煙ルームところで、入口向かって右側に、ガラスの壁で仕切られた、かなり広々とした喫煙ルームが設けられていることを初めて知った。何度もここを訪れていながら、今更という感じではあるが、気付いた以上は、早速利用させていただく。

閉店5分前にラウンジを出て、14番搭乗口へと向かう。羽田空港混雑のため到着便が遅れ、機体整備も遅れた結果、搭乗開始は20時50分頃になった。まぁこれくらいなら、充分許容範囲である。それよりも、羽田空港の容量が限界に来ていることをひしひしと感じる。関空の第2期工事よりも、羽田空港拡張工事を前倒しで進めてもらいたいものだ。

さて、今宵の翼はJAL1321便である。機材はB767ではなく、A300-600Rとなっている。

JAL1321便クラスJも、すっかり慣れてしまって、あまり有り難みが感じられなくなってきた。むしろ、もう少し横幅が欲しいとか、シートピッチがやや狭いとか、3列シートだとダメとか、欠点が目につきだした。贅沢に慣れるとは恐ろしいものである。比較のため、一度、株主優待券でも買って、ANAのスーパーシートも体験してみたい。という具合に欲望というやつは際限なく拡がっていく。

羽田を約15分遅れで出発。離陸して、上昇中に、シートをフルリクライニングする。これは、反則なのだろうが、一度やったら病みつきになる心地よさである。

ベルトサインが消えると、”みなさま、JAL1321便にご搭乗いただきましてありがとうございます...当機は現在高度XXXフィート...毎時XXXで飛行して...”と、キャプテンアナウンスがあった。ANAではごく当たり前のことだが、ことJALに関しては、これほど丁寧なキャプテンアナウンスは、余り聞いた記憶がない。

そして、”...お急ぎのところ恐れ入りますが...関西空港到着は定刻より15分遅れ22時30分頃を予定しております...”とのことで、予定していた22時32分発の関空快速への連絡は諦めざるを得ないと思われた。

ワゴンサービスではコーヒーを所望。クラスJには、飲み物の他に”おやつ”が配られるはずなのだが、そのような気配は全くない。おかしいと思って帰宅後WEBを見ると、4月から飛行時間が短い便(東京-大阪等)については廃止されたとのことであった。楽しみが一つ減ってしまったのは残念だが、この時間の関空便クラスJに乗っているのは、背広姿の中年オヤジが多いから、カロリーの高いおやつは、本来、健康にはよろしくない。

22時過ぎに着陸態勢に入る。あれっ? 22時30分到着にしては少し早すぎるのではないか? と思っていたら、なんと、アナウンスした予定時刻よりも5分早く、22時25分に到着してしまった。いつもと違うぞ。22時30分到着とアナウンスしておいて、実際には、22時40分頃到着し、”到着がおくれましたことをお詫び...”という社交辞令を言っておしまい。というのが常だったはず。

まさかJALが、当ブログの進言に従った訳ではないだろうが、全くその通りのことをやってくれた。

JALが変わった!?

クラスJであるから、真っ先に降りることができ、また、到着ゲートも辺鄙な所で無かったおかげで、駆け込み乗車(は、お止め下さい)で、22時32分発の関空快速に間に合った。後はいつものように一人がけの座席で悠々と今宵の出来事を記録し、23時20分に帰宅する。

それにしても、JALの変革ぶりが目に見えてきたようで喜ばしい。経営者が変わるとやっぱり違う。本音を言うとANAの方を贔屓しているのだが、それに拘るつもりは更々無い。一利用者としては、安くて、快適で、安全な方を選択するまでである。

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