東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

今年初めてのJAL192便は沖止めに

2009-01-12 21:15:00 | JAL

JAL192便@関空復路:1月12日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J) 羽田空港 →調布   :空港バス 調布   →京王八O子:急行京王八O子行き 運賃:¥780+¥12,100+¥1,500+¥160
今年もお世話になるJAL192便。

関空入り口の門松1月は、出発時刻が5分繰り下がって21時10分発となっている。

但し、今まで21時05分発と表記されていても、実際の出発時刻は21時10分より遅くなる事はザラにあったので、なんとなく、時刻表の方を実勢に合わせて変更したような気がしないでも無い。

かつて、JR西日本が、実勢に合わせてダイヤを改正した事を彷彿とさせる。

仮にダイヤが5分繰り下がったと言っても、一本遅い関空快速に乗車できる訳ではないし、一方羽田到着後は、22時30分発の京王八O子・高尾方面のバスに乗車できる可能性は益々低くなるので、小生に取ってメリットは全く無い。

いつもの関空快速に乗車。幸い、一つ目の停車駅で席にありつけた。

関空連絡橋を渡りきったあたりで、上空に雷鳴のような轟音が聞こえた。見上げると、列車の真上をまさに、着陸寸前のB747の巨体が見えた。

列車から、これほど間近に飛行機を見たのは初めての事で、物凄い迫力、否、恐怖感を感じてしまった。

関空到着後は、何時も通り、比叡で一服。
カードラウンジ比叡サクララウンジ

その後ANA側の保安検査場を通過して、サクララウンジへ入る。既に出発20分前という事もあって、サクララウンジは空いていた。

ここで、睡眠薬を服用して、睡眠移動に備えることにする。

当機の搭乗開始は、約5分遅れ、定刻が遅くなった上に出発が遅れるのは如何なものか? まだ正月ダイヤだから仕方が無いのかもしれないが。
JAL192便@関空

出発は遅れるのだが、今宵のJAL192便は国際線仕様、スカイラックスシートで楽々である。ANAのPクラスとほぼ同等の幅とピッチで、クラスJの+¥1,000なので、お得感は大きい。
スカイラックスシート

離陸後、直ちに爆睡開始、意識を失うが、が、ドリンクサービスで本能的に目が覚めてしまった。

名古屋の夜景ドリンクサービスでは、コーヒーを貰う。

そして、なんとなく、ばんやりと過ごして、間もなく羽田に到着である。

時刻は22時10分。意外と早い。季節風に乗って遅れを取り戻したような感じがする。

そして、着陸はA滑走路、第1ターミナル側である。この分なら、うまく行けば、22時30分のバスに間に合うかも、いや悪くても22時40分のバスには確実に間に合うだろう。と、この時は思っていた。

”到着スポットは19番”とアナウンスが入る。遅れてゴメンねアナウンスは無かった。が、当機は、誘導路途中で停止したまま、全く動かない

何かトラブルがあったのか??

そのうち、業を煮やし、立ち上がって降りる準備を始めた乗客が居たようで、CAさんが、”ベルトを締めたまま、ご着席くださーい!!”と、肉声というか金切り声で注意をする。

そして、約5分後、暫くして漸く動き出した。

北ウィングに向けた機首を右へカーブさせて、南ウィングへ向けて走行する。この時は、あぁ、きっと到着スポットが急に変更されたのだな。と思っていたのだが、...

そのうち、南ウィング前も通過してしまう。そして、JAL192便は、結構なスピードで第1ターミナルからどんどん遠ざかっていく。一体、我々を何処へ連れて行くの?? 2タミの方へ向かっているようだが、2タミへ着ける事はあり得ない。

とうとう、格納庫近くまでやってきてしまった。

”当機は、19番スポットに到着予定でしたが、先の到着機がまだスポットを離れていないため、これから駐機場へと移動いたします。駐機場からは、バスで皆様を到着ロビーへとご案内いたします。”とアナウンスが入った。

沖止めである。どうも、関空→羽田便は機材が比較的小型ということもあって、直ぐに沖止めにされてしまうようである。これで、関空発羽田沖止め経験は3度目

向こうの方に、タラップとバスが2台停まっているのが見えた。何もあんな遠くに駐機させる事は無いと思うのだが。

当機は停止し、降りる段取りが漸く整った。
バスで到着ロビーへ駐機場付近

タラップを降りる。流石に寒い。そうでなくとも、夜の空港、ターミナルから離れた場所は寒々しい光景である。

バスに乗車して到着ロビーに向けて再出発する。

何処をどのように通っているのか分からないが、なんどもカーブしながら、高架の下や、国際線ターミナル付近を通過して、とにかく到着ロビー付近にやってきた。

時刻は22時45分。

2タミへ移動中途半端な時刻である。そこで、無料連絡バスで2タミへ回って22時55分の調布行き最終バスに乗車することにした。

始発の2タミでは50%程度の乗車率であったが、次の1タミでほぼ満席になる。当然、小生の横にも乗客が居るが、若い女性なので悪い気はしない。

ところが出発して直ぐに渋滞に引っかかる。

事故では無く、道路工事中らしい。全く、日曜夜の終電に間に合うかどうかの、一番微妙な時間帯に工事を行う首都高速道路株式会社には頭が下がるが、渋滞情報を流さないバスチケットカウンターもどうかしている。

調布で最終の京王八O子行きに間に合わなかったら、途中駅からタクシーに乗るしかないので、気が気でないし、イライラもする。

幸い、首都高の料金所を通過後は、渋滞は無くなり、何時も通りのペースで環状線に入る。

その時、右側を見慣れたバスが抜き去っていくのが見えた。

それは、なんと、羽田を5分後に出発した、立川行きの京急リムジンバス。非常に速い。右へ左へ車線変更を何度か繰り返し、あっという間に見えなくなってしまった。

完敗である。

22時55分発の調布行きバスは、大抵満席に近い。一方で23時発の立川行きバスは、大抵40~50%の乗車率で2席占有で非常に快適である。その上、立川発高尾行き中央線の最終は、25時19分。高速道路が通行止めにならない限り、まず、終電に間に合わない事は無い。

これからは、23時の立川行きのバスに乗ることにしようと堅く心に決めた。

当のバスの調布到着は24時。

24時04分発の京王八O子行きの最終に辛うじて間に合った。危ない危ない。

京王八O子到着は24時32分。

ここから徒歩で、25時前になんとか帰宅。やれやれである。

年は改まったが、関空→羽田便を冷遇ぶりや、終電に接続する時間帯に工事を行い渋滞を引き起こす首都高の姿勢は、どうやら、変わりそうに無い。

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