![朝焼けの富士山](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a0/ffe96f89778c862094455d24b90ebe47.jpg)
復路:1月6日(日) →関西空港:関空快速 関西空港 →羽田空港:JAL170便(J) 羽田空港 →吉祥寺 :空港バス 吉祥寺 →八O子 :中央線快速 運賃:¥780+¥14,000+¥1,200+¥380
年末・年始の休暇も間もなく終わる。今年はカレンダーの関係で9日間もの休みがあった。かと言って充実した休日が過ごせたかどうかは、また別の問題である。
休日の過ごし方の如何を問わず、間もなく始業となるのは現実であるし、9日もの休みを怠惰に過ごした以上、少なくとも1日は調整のために時間を割かなくてはならない。
例年、始業の2日前に青春18きっぷ2回分を使い、夜行快速臨時ムーンライトながらで帰京するのが常であったが、今年は、諸般の事情により航空機を使う。
航空運賃が¥2,000~¥3,000も高い時期である。先得の設定も無い。色々迷ったのだが、結局、運賃が一番安い、朝一番の便に乗ることにした。
翼は、関空発6時35分、JAL170便である。
早起きは大丈夫なのだが、始発に乗車しても、関空での乗り継ぎ時間が時刻表通りで27分、正味だと15分程度しかない。可能性は低いが、保安検査場が混んでいると、ややこしいことになるかも知れない。
そこで、前日の夜、WEBでチェックインを済ませておくこことにした。発券の時間を節約することができるので、短時間ならサクララウンジに立ち寄ることも可能かも知れない。
![始発の関空は、ほぼ満席](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/62/8e55186d61b3ee6b51e72f0f280c0bbd.jpg)
乗車する朝一番の関空快速は、たった3両編成。休日とあって、人が多い訳では無いが、座席に空きは少ない。強いて言えば、先頭車両の方が若干空いている。
途中駅で空いた、一人掛けの席に乗り移る。これでやっと落ち着いた。
![3両の関空快速@関空](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/96/bcd454e62ae6ec5c4d79bec84c1f5ef6.jpg)
日根野で、和歌山方面から来た乗客が多く乗り込んできて、乗車率は100%を越える。休日の朝ですらこうなのだから、本来3両編成で運行するのは無理がある。
定刻、6時08分に関空に到着。
早朝にも関わらず、ホームには到着を待っている乗客が多い。多分、南の島から帰国した人々であろう。
エスカレータの列を待つのがもどかしく、階段を駆け上がり、南の保安検査場へと急ぐ。
保安検査場は3つとも空けており、チェックは一瞬で完了。久しぶりにタッチ&ゴーを実施。そのくせ、プリンタから吐き出される紙のシートを係員が一々目視確認するのは、なんともアナログである。
出発は22番ゲート。機材はスタンバイしているが、搭乗は未だ始まってはいない。
忘れずに、フライトポイントとICラリー端末にタッチして、サクララウンジに入る。
![JAL170便](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/df/56c7417d104b162e65693126f1122755.jpg)
![22番ゲート](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/64/3e11b56372c7ef8fdd894dcb1007107d.jpg)
サクララウンジには、混雑こそしていないが、日曜日の早朝でも、そこそこ人が居るのは軽い驚きである。いつもの席に陣取って、飲み物を頂き、ものの10分位で、ラウンジを出て搭乗口へ。
搭乗開始から少し時間が経過しているのと、元々、空いているためか、ブリッジでの渋滞は無い。所定の席に着いてリラックスする。
程なく、ドアが閉まる。WEBチェックインした時と同様、小生の隣は空席であった。久々に、クラスJを2席占有。只、残念なのは、窓が結露しており、景色がよく見えない事である。
![不思議な朝靄](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e1/ad1f95afd714b482b72f548151139d1c.jpg)
離陸すると、いつの間にか窓の露は消え去った。眠れないのなら、せめて、景色は充分堪能させていただく。
先ず、目に付いたのが山間にかかる朝靄。まるで水たまりのように輝いているのが興味を引く。見慣れた光景が全く別の世界に映る。
そのうち、空が明るくなってきて、雲間との境界が明瞭になってくる。朝の始まりである。
セントレア上空を過ぎると間もなく、右手前方に、朝靄に浮かび上がる富士山が視界に入る。
![富士山遠景](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0e/9948458911e9450cb59de442b0533131.jpg)
丁度、その頃、ドリンクサービスがやってきた。この便のお勧めがあるとの事なので、聞いてみると、紫蘇梅茶との事、少し、興味があったが、以前、梅昆布茶で失敗したことがあったので、普通に、スープを貰うことにした。
スープを飲みながら、朝焼けの富士を眺める。見飽きることが無い。羽田到着は間もなくである。
![富士山](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a0/ffe96f89778c862094455d24b90ebe47.jpg)
眠れないのは分かってはいたが、目を閉じて、せめて頭を休めることにする。
程なく羽田空港A滑走路に着陸。恐らく、到着は北の外れの18番あたりだろう。到着したら、近くのカードラウンジへ入って、ニコチンを補給し飲み物でも貰おうと思っていた。
と・こ・ろ・が、
”当機は、バスにてお客様を到着ロビーまでご案内いたします”
と、信じられないようなアナウンスが飛び込んできた。いくら関空発だとは言っても、天下の大阪-東京便、上りの始発である。沖止めは無いだろう。
関空発で羽田沖止めは、ANAでも一回あった。小型のMD90、かつ空いているから良いようなものの...
ボーディングブリッジとは違って、タラップのセットには意外と時間が掛かっている。降機まで10分ほど待たされた。まぁ、先を急ぐ旅では無いから良いのだが、しかし、この様子なら、10分後に関空を出発した、JAL172便に先を越されてしまったのでは無いか?
![羽田沖止め](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e8/369f30c597e5eaf892cf193f7e5d574c.jpg)
![バスで移動](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/2c/ccb6fc3b762f8b6327957bc874f8d01b.jpg)
バスは2台用意されていた。空いているMD90だからこの程度で充分なのだろう。ある程度の乗客が乗り込むと発車して、羽田空港の北側をグルグル廻って、到着ロビー付近で降ろされる。
流石に、日曜日の8時前の到着ロビーは人気が無い。
喉が乾いたのと、ニコチン補給したくなったので、1Fのカードラウンジに入る。
![カードラウンジ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/6f/a2918697f0bd9dc8e0b1d779ac6fbe43.jpg)
ここを訪問するのは久しぶりである。1タミの到着ロビーのカードラウンジは穴場かもしれない。
朝の8時台、多摩方面に向かうバスは無く、モノレールか京急で八O子へ戻ろうかと思っていたのだが、8時15分の吉祥寺行きのバスがあった事を思い出し、カードラウンジを出て、チケットを購入し、始発の2タミへ廻って乗車する。
![バスは貸し切り状態](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/df/50a463e7d236d8137921819accc36bc5.jpg)
こうなったら、やりたい放題でできる。
補助席を倒して、簡易ベットを作り、一応、シートベルトをしてから、大の字になって寝そべる。非常に楽チンである。しかし、かと言って眠れるかどうかは別の問題で、シートを介して伝わっている微振動が気になって眠れない。
が、頭の疲れは取れなくても、体は休まった。
正月明けの朝の道路は、首都高、中央高速とも空いており、40分程度で終点吉祥寺駅に到着。できれば、もうちょっとバスに乗っていたかったのだが。
![吉祥寺駅到着](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1a/17d44da69b5003cbfe73f995c33b1fca.jpg)
![吉祥寺駅到着](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/46/bcf844c1496145b3c2a0100456cabef1.jpg)
ここからは、中央線に乗って目的地まで。中央線もガラガラで快適快適。バスでは眠れなかったくせに、ここにきて立川まで何故か爆睡状態である。
八O子到着は、9時30分頃。
沖止めには参ったが、ほぼ予定通り、空いている乗り物を乗り継いで帰宅。今日一日、東京宅でゆっくりと過ごして、明日の始業に備えることにする。