東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

正月明けの混雑を避けて帰京

2008-01-06 06:35:00 | JAL
朝焼けの富士山
復路:1月6日(日)
     →関西空港:関空快速
関西空港 →羽田空港:JAL170便(J)
羽田空港 →吉祥寺 :空港バス
吉祥寺  →八O子 :中央線快速
運賃:¥780+¥14,000+¥1,200+¥380

年末・年始の休暇も間もなく終わる。今年はカレンダーの関係で9日間もの休みがあった。かと言って充実した休日が過ごせたかどうかは、また別の問題である。

休日の過ごし方の如何を問わず、間もなく始業となるのは現実であるし、9日もの休みを怠惰に過ごした以上、少なくとも1日は調整のために時間を割かなくてはならない。

例年、始業の2日前に青春18きっぷ2回分を使い、夜行快速臨時ムーンライトながらで帰京するのが常であったが、今年は、諸般の事情により航空機を使う。

航空運賃が¥2,000~¥3,000も高い時期である。先得の設定も無い。色々迷ったのだが、結局、運賃が一番安い、朝一番の便に乗ることにした。

翼は、関空発6時35分、JAL170便である。

早起きは大丈夫なのだが、始発に乗車しても、関空での乗り継ぎ時間が時刻表通りで27分正味だと15分程度しかない。可能性は低いが、保安検査場が混んでいると、ややこしいことになるかも知れない。

そこで、前日の夜、WEBでチェックインを済ませておくこことにした。発券の時間を節約することができるので、短時間ならサクララウンジに立ち寄ることも可能かも知れない。


始発の関空は、ほぼ満席当日、4時45分に起床。なんだかんだと準備をして、5時15分、家族が寝静まっている自宅を後にする。

乗車する朝一番の関空快速は、たった3両編成。休日とあって、人が多い訳では無いが、座席に空きは少ない。強いて言えば、先頭車両の方が若干空いている。

途中駅で空いた、一人掛けの席に乗り移る。これでやっと落ち着いた。

3両の関空快速@関空決して睡眠充分ではないのだが、かといって居眠りするほど眠くも無い。風邪のせいもあって、何となく頭が重い。

日根野で、和歌山方面から来た乗客が多く乗り込んできて、乗車率は100%を越える。休日の朝ですらこうなのだから、本来3両編成で運行するのは無理がある。

定刻、6時08分に関空に到着。

早朝にも関わらず、ホームには到着を待っている乗客が多い。多分、南の島から帰国した人々であろう。

エスカレータの列を待つのがもどかしく、階段を駆け上がり、南の保安検査場へと急ぐ。

保安検査場は3つとも空けており、チェックは一瞬で完了。久しぶりにタッチ&ゴーを実施。そのくせ、プリンタから吐き出される紙のシートを係員が一々目視確認するのは、なんともアナログである。

出発は22番ゲート。機材はスタンバイしているが、搭乗は未だ始まってはいない。

忘れずに、フライトポイントとICラリー端末にタッチして、サクララウンジに入る。
JAL170便22番ゲート

サクララウンジには、混雑こそしていないが、日曜日の早朝でも、そこそこ人が居るのは軽い驚きである。いつもの席に陣取って、飲み物を頂き、ものの10分位で、ラウンジを出て搭乗口へ。

搭乗開始から少し時間が経過しているのと、元々、空いているためか、ブリッジでの渋滞は無い。所定の席に着いてリラックスする。

程なく、ドアが閉まる。WEBチェックインした時と同様、小生の隣は空席であった。久々に、クラスJを2席占有。只、残念なのは、窓が結露しており、景色がよく見えない事である。

不思議な朝靄ここで本格的に眠る体制に入るのだが、今朝も相変わらず眠れないようである。眠るための環境は充分整っているのだが。

離陸すると、いつの間にか窓の露は消え去った。眠れないのなら、せめて、景色は充分堪能させていただく。

先ず、目に付いたのが山間にかかる朝靄。まるで水たまりのように輝いているのが興味を引く。見慣れた光景が全く別の世界に映る。

そのうち、空が明るくなってきて、雲間との境界が明瞭になってくる。朝の始まりである。

セントレア上空を過ぎると間もなく、右手前方に、朝靄に浮かび上がる富士山が視界に入る。
富士山遠景

丁度、その頃、ドリンクサービスがやってきた。この便のお勧めがあるとの事なので、聞いてみると、紫蘇梅茶との事、少し、興味があったが、以前、梅昆布茶で失敗したことがあったので、普通に、スープを貰うことにした。

スープを飲みながら、朝焼けの富士を眺める。見飽きることが無い。羽田到着は間もなくである。
富士山

眠れないのは分かってはいたが、目を閉じて、せめて頭を休めることにする。

程なく羽田空港A滑走路に着陸。恐らく、到着は北の外れの18番あたりだろう。到着したら、近くのカードラウンジへ入って、ニコチンを補給し飲み物でも貰おうと思っていた。

と・こ・ろ・が、

”当機は、バスにてお客様を到着ロビーまでご案内いたします”

と、信じられないようなアナウンスが飛び込んできた。いくら関空発だとは言っても、天下の大阪-東京便、上りの始発である。沖止めは無いだろう。

関空発で羽田沖止めは、ANAでも一回あった。小型のMD90、かつ空いているから良いようなものの...

ボーディングブリッジとは違って、タラップのセットには意外と時間が掛かっている。降機まで10分ほど待たされた。まぁ、先を急ぐ旅では無いから良いのだが、しかし、この様子なら、10分後に関空を出発した、JAL172便に先を越されてしまったのでは無いか?
羽田沖止めバスで移動

バスは2台用意されていた。空いているMD90だからこの程度で充分なのだろう。ある程度の乗客が乗り込むと発車して、羽田空港の北側をグルグル廻って、到着ロビー付近で降ろされる。

流石に、日曜日の8時前の到着ロビーは人気が無い。

喉が乾いたのと、ニコチン補給したくなったので、1Fのカードラウンジに入る。

カードラウンジ予想に反して、ここは空いていた。おまけに、普段だと、8時前には、とっくに売り切れているはずのクロワッサンが山盛りになっていたので、2つ頂いて席に着く。

ここを訪問するのは久しぶりである。1タミの到着ロビーのカードラウンジは穴場かもしれない。

朝の8時台、多摩方面に向かうバスは無く、モノレールか京急で八O子へ戻ろうかと思っていたのだが、8時15分の吉祥寺行きのバスがあった事を思い出し、カードラウンジを出て、チケットを購入し、始発の2タミへ廻って乗車する。

バスは貸し切り状態なんと、このバスは、小生以外乗客は皆無で、全くの貸し切り状態であった。

こうなったら、やりたい放題でできる。

補助席を倒して、簡易ベットを作り、一応、シートベルトをしてから、大の字になって寝そべる。非常に楽チンである。しかし、かと言って眠れるかどうかは別の問題で、シートを介して伝わっている微振動が気になって眠れない。

が、頭の疲れは取れなくても、体は休まった。

正月明けの朝の道路は、首都高、中央高速とも空いており、40分程度で終点吉祥寺駅に到着。できれば、もうちょっとバスに乗っていたかったのだが。
吉祥寺駅到着吉祥寺駅到着

ここからは、中央線に乗って目的地まで。中央線もガラガラで快適快適。バスでは眠れなかったくせに、ここにきて立川まで何故か爆睡状態である。

八O子到着は、9時30分頃。

沖止めには参ったが、ほぼ予定通り、空いている乗り物を乗り継いで帰宅。今日一日、東京宅でゆっくりと過ごして、明日の始業に備えることにする。

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