■ ムーンライトながらが一番
2012年末~2013年始のムーンライトながらの運行計画が既に発表されている。
これによると、
小生も単身赴任時代には、青春18きっぷとムーンライトながらには、大変お世話になった(というよりは、散々使い倒したと言った方が適切か)。
単に、東京-大阪を眠って移動するだけなら、小生は3列シートの夜行バスをお勧めする。
楽天カードに入会して、楽天カードで決済すると、
合計2%もの楽天ポイントが貯まるので、一層お得です。
しかしながら、青春18きっぷをフル活用して、大阪周辺でウロウロしたり、あるいはムーンライトながらを使って更に遠くへ行く場合とか、旅行気分を味わったり、消灯しないのを逆手に取って移動中に夜を徹して読書したりするのであれば、費用面を考慮するとムーンライトながらに勝る移動手段は無いと思う。
単身赴任を終えた今でも、ムーンライトながらと青春18きっぷを利用して、どこか遠くへ行きたい衝動にかられている。
■ ムーンライトながらの指定券獲得は難しい
しかし、安くて快適に移動するのは、だれしも考えること。
かくして、休日前後のムーンライトながらの座席の確保は困難を極める。
【ムーンライトながらの座席】
この冬のシーズンでは、恐らく、12月21日(金)、28日(金)の下りムーンライトながらの指定券は瞬殺に近い状態と思われる。
この稿では、9年間の小生の経験+2012年11月現在の情報に基づいて、ムーンライトながらの指定券の最も確実な入手方法について紹介したいと思う。
■ JR西日本e5489サービスを活用しよう
結論を申し上げよう。
この年末年始に限れば、最も確実にムーンライトながらの指定券を入手するのはJR西日本e5489サービスを利用することだと思われる。理由を以下に述べる。
本来、JRの指定券は、「始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時から駅や旅行会社の窓口で一斉に発売」されることになっている。
ところが、JR西日本e5489サービスでは、この年末年始、期間限定で、ムーンライトながらに限らず、指定券発売日(乗車日の1ヶ月前)の、さらに12日前から申込可能!である(リンク先のリリース参照)。
申込んだ内容は、始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時ジャストから、コンピュータによって、申込み順に順次照会し登録(座席確保)されていく。
コンピュータが事前の申込み情報を瞬時に捌いていくのだから、10時ジャストの駅員の手打ち入力など比べものにならない。
よって、ムーンライトながらの指定券を確実に入手するためには、まず、J-WESTネット会員になって(クレジットカードの登録が必要)e5489サービスを使って、事前予約することである。
さて、e5489サービスではきっぷ発売日(乗車日の1ヶ月前)の、さらに12日前から申込可能というふれこみだが、1ヶ月+12日前の何時から申込み可能なのだろうか?
なんと、早朝の5:30
だから、申込み開始日には、早起きしてパソコンを立ち上げて、e5489サービスにログインして待機しておくことである。
■ JR西日本e5489vsJR東日本えきねっと
実は、指定券の事前申込みのサービスは、JR東日本えきねっとの方がずっと先輩格で、かなり古くから(少なくとも小生が初めてムーンライトながらの指定券を入手した時には)サービスを実施していた。小生もその後、2012年の夏まで、ずっと、えきねっとを活用し、1ヶ月+7日前の予約によって、ムーンライトながらの指定席を確保してきた。
ただし、この年末年始は少し事情が違う。
JR西日本e5489が1ヶ月+12日前の5:30から申込み開始するのに対して、
JR東日本えきねっとでは、1ヶ月+7日前の5:30からしか申込みできない。
e5489とえきねっととの関係はどうなっているのかは不明だが、恐らく、どちらのシステムも、乗車1ヶ月前(指定券発売日)の10時から予約順に席取りをしていくのだろう。予約開始日の差、3日間がどのように作用するのかは分からない。しかし、できるだけ早く予約するに越した事は無いと思う。
因みに、小生は、たった1日、事前予約開始の日を間違えただけで、指定券を取り損ねてしまった苦い経験がある。予約が1日遅れるとアウトであった。
えきねっとが絶対ダメかと言うと、決してそのような事は無いと思うが、この年末年始に限れば、ムーンライトながらの指定券をより確実に取得するためには、JR西日本e5489の方が良いのではないかと思う。
■ ネット予約システムの落とし穴
このように、ネットによる事前予約を使えば、寝坊さえしなければ確実にムーンライトながらの座席は確保できるのであるが、重大な落とし穴がある。
それは、...
e5489で申し込んだ指定券は、JR西日本、JR四国、JR九州管内の特定の駅(あるいは駅の券売機)でしか受け取ることができない(同様に、えきねっとで申込んだ指定券はJR東日本の駅(あるいは駅の券売機)でしか受け取ることができない。)ということである。
各社個別のシステムだから当たり前と言えばそれまでだが、例えば東京の人がe5489で指定席の予約に成功したとしても、はるばる米原まで行かないと、指定券を受け取ることができないのである。
かくして、e5489サービスで、東京発大垣行き下りムーンライトながらの指定席が確保できても、関西に行かないと指定券が入手できないという大ジレンマに陥ってしまう。
かつての小生の様に東京-大阪を行き来しているのなら何ら問題は無いのだが、...。
■ 裏技??
だが、これを回避するための裏技が無い訳ではない。
・大阪へ出張する友人や同僚にクレジットカードを託して大阪で発券して貰う?
⇒不可能では無いが、トラブルに遭ったときに、人間関係が犠牲になる。
・下りは飛行機や夜行バスで移動して、大阪到着後に発券して、上りはムーンライトながらを利用する。
⇒まぁ、これが順当な利用方法なのだろう。でも、青春18きっぷをフル活用するために、下りもムーンライトながらの指定券を確保したい場合はどうするか?
・東京在住の人なら、下りはえきねっとで予約する。
⇒先述の通り、e5489とえきねっととの関係が不明なので何とも言えない。またJR東海管内の人はどうする?
確実さから言うとe5489が有利ではないかと思われるが、JR西日本管轄の地域に縁の無い人にとっては、利用する術はないのか??
いえいえ、そんな事は無い。裏技はある。
この技を使えば、東京や名古屋の人がe5489を活用できたり、あるいは、大阪や名古屋の人がえきねっとを活用することができる。もちろん、オークションとは無関係。
旅慣れた方なら、とっくにやっているかもしれないし、そうでなくとも賢明な諸兄なら少し考えれば思いつく事と思う。
是非とも、早起きして、ムーンライトながらの指定券を入手し、安くて快適な旅を楽しんでいただきたい。
ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
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なお、どうしても解が見いだせない方は、このブログあてにトラックバックを送っていただければ、そちらのブログのコメント欄に書かせていただきます。但し、管理者のみ閲覧可能や非公開のコメントが記載可能なブログに限ります。
2012年末~2013年始のムーンライトながらの運行計画が既に発表されている。
これによると、
- 下り(東京→大垣)2012年12月21日(金) ~ 2013年1月5日(土)
- 上り(大垣→東京)2012年12月22日(土) ~ 2013年1月6日(日)
- 上り(大垣→東京)2012年12月22日(土) ~ 2013年1月6日(日)
小生も単身赴任時代には、青春18きっぷとムーンライトながらには、大変お世話になった(というよりは、散々使い倒したと言った方が適切か)。
単に、東京-大阪を眠って移動するだけなら、小生は3列シートの夜行バスをお勧めする。
合計2%もの楽天ポイントが貯まるので、一層お得です。
しかしながら、青春18きっぷをフル活用して、大阪周辺でウロウロしたり、あるいはムーンライトながらを使って更に遠くへ行く場合とか、旅行気分を味わったり、消灯しないのを逆手に取って移動中に夜を徹して読書したりするのであれば、費用面を考慮するとムーンライトながらに勝る移動手段は無いと思う。
単身赴任を終えた今でも、ムーンライトながらと青春18きっぷを利用して、どこか遠くへ行きたい衝動にかられている。
■ ムーンライトながらの指定券獲得は難しい
しかし、安くて快適に移動するのは、だれしも考えること。
かくして、休日前後のムーンライトながらの座席の確保は困難を極める。
この冬のシーズンでは、恐らく、12月21日(金)、28日(金)の下りムーンライトながらの指定券は瞬殺に近い状態と思われる。
この稿では、9年間の小生の経験+2012年11月現在の情報に基づいて、ムーンライトながらの指定券の最も確実な入手方法について紹介したいと思う。
■ JR西日本e5489サービスを活用しよう
結論を申し上げよう。
この年末年始に限れば、最も確実にムーンライトながらの指定券を入手するのはJR西日本e5489サービスを利用することだと思われる。理由を以下に述べる。
本来、JRの指定券は、「始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時から駅や旅行会社の窓口で一斉に発売」されることになっている。
ところが、JR西日本e5489サービスでは、この年末年始、期間限定で、ムーンライトながらに限らず、指定券発売日(乗車日の1ヶ月前)の、さらに12日前から申込可能!である(リンク先のリリース参照)。
申込んだ内容は、始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時ジャストから、コンピュータによって、申込み順に順次照会し登録(座席確保)されていく。
コンピュータが事前の申込み情報を瞬時に捌いていくのだから、10時ジャストの駅員の手打ち入力など比べものにならない。
よって、ムーンライトながらの指定券を確実に入手するためには、まず、J-WESTネット会員になって(クレジットカードの登録が必要)e5489サービスを使って、事前予約することである。
さて、e5489サービスではきっぷ発売日(乗車日の1ヶ月前)の、さらに12日前から申込可能というふれこみだが、1ヶ月+12日前の何時から申込み可能なのだろうか?
なんと、早朝の5:30
だから、申込み開始日には、早起きしてパソコンを立ち上げて、e5489サービスにログインして待機しておくことである。
■ JR西日本e5489vsJR東日本えきねっと
実は、指定券の事前申込みのサービスは、JR東日本えきねっとの方がずっと先輩格で、かなり古くから(少なくとも小生が初めてムーンライトながらの指定券を入手した時には)サービスを実施していた。小生もその後、2012年の夏まで、ずっと、えきねっとを活用し、1ヶ月+7日前の予約によって、ムーンライトながらの指定席を確保してきた。
ただし、この年末年始は少し事情が違う。
JR西日本e5489が1ヶ月+12日前の5:30から申込み開始するのに対して、
JR東日本えきねっとでは、1ヶ月+7日前の5:30からしか申込みできない。
e5489とえきねっととの関係はどうなっているのかは不明だが、恐らく、どちらのシステムも、乗車1ヶ月前(指定券発売日)の10時から予約順に席取りをしていくのだろう。予約開始日の差、3日間がどのように作用するのかは分からない。しかし、できるだけ早く予約するに越した事は無いと思う。
因みに、小生は、たった1日、事前予約開始の日を間違えただけで、指定券を取り損ねてしまった苦い経験がある。予約が1日遅れるとアウトであった。
えきねっとが絶対ダメかと言うと、決してそのような事は無いと思うが、この年末年始に限れば、ムーンライトながらの指定券をより確実に取得するためには、JR西日本e5489の方が良いのではないかと思う。
■ ネット予約システムの落とし穴
このように、ネットによる事前予約を使えば、寝坊さえしなければ確実にムーンライトながらの座席は確保できるのであるが、重大な落とし穴がある。
それは、...
e5489で申し込んだ指定券は、JR西日本、JR四国、JR九州管内の特定の駅(あるいは駅の券売機)でしか受け取ることができない(同様に、えきねっとで申込んだ指定券はJR東日本の駅(あるいは駅の券売機)でしか受け取ることができない。)ということである。
各社個別のシステムだから当たり前と言えばそれまでだが、例えば東京の人がe5489で指定席の予約に成功したとしても、はるばる米原まで行かないと、指定券を受け取ることができないのである。
かくして、e5489サービスで、東京発大垣行き下りムーンライトながらの指定席が確保できても、関西に行かないと指定券が入手できないという大ジレンマに陥ってしまう。
かつての小生の様に東京-大阪を行き来しているのなら何ら問題は無いのだが、...。
■ 裏技??
だが、これを回避するための裏技が無い訳ではない。
・大阪へ出張する友人や同僚にクレジットカードを託して大阪で発券して貰う?
⇒不可能では無いが、トラブルに遭ったときに、人間関係が犠牲になる。
・下りは飛行機や夜行バスで移動して、大阪到着後に発券して、上りはムーンライトながらを利用する。
⇒まぁ、これが順当な利用方法なのだろう。でも、青春18きっぷをフル活用するために、下りもムーンライトながらの指定券を確保したい場合はどうするか?
・東京在住の人なら、下りはえきねっとで予約する。
⇒先述の通り、e5489とえきねっととの関係が不明なので何とも言えない。またJR東海管内の人はどうする?
確実さから言うとe5489が有利ではないかと思われるが、JR西日本管轄の地域に縁の無い人にとっては、利用する術はないのか??
いえいえ、そんな事は無い。裏技はある。
この技を使えば、東京や名古屋の人がe5489を活用できたり、あるいは、大阪や名古屋の人がえきねっとを活用することができる。もちろん、オークションとは無関係。
旅慣れた方なら、とっくにやっているかもしれないし、そうでなくとも賢明な諸兄なら少し考えれば思いつく事と思う。
是非とも、早起きして、ムーンライトながらの指定券を入手し、安くて快適な旅を楽しんでいただきたい。
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