気ままな映画生活

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『消えたシモン・ヴェルネール』 2013年11月29日 シネマート六本木

2013-11-29 22:33:22 | 映画 き
消えたシモン・ヴェルネール』 を試写会で鑑賞しました。

マスコミ試写だったけど、マスコミのくせして上映中に携帯開くバカがいた
嫌なら帰れよ

【ストーリー】
 パリ郊外の住宅街にあるジェレミー(ジュール・ペリシエ)の自宅には、彼の誕生パーティーに若者たちが詰め掛けていた。そんな中、クララ(オードリー・バスティアン)が森で死体を発見する。その2週間前には同級生のシモンが行方不明になっていた。さらにその数日後には同じクラスのレティシアも消息がわからなくなったこともあり、学内は騒然としていた。

この映画はネタばれになるかもしれないが面白い。

桐島、部活やめるってよ』と似たように
色んな人の視点から物語が描かれている。
最初は誰が誰だかさっぱり分からなかったけど、主要人物の視点で見せていくので
その不安は見ていく中で解消される。
この映画は最初のひきこみ方がうまいなと感じた。
軽快な音楽に軽快な足取りで歩く、アリスのシーンから一気に惹きこまれてしまう。
そして、最初はジェレミーの視点からはじまる訳だけど、謎がワッと入ってくる。
見ている方は何もかもを疑うようになってしまう。
謎は勿論徐々に解消されるわけだけど、シモン・ベルネールが居なくなったことは明かされない。
シモンは誰だか...というのもポイントであるが、序盤はチラっと出る程度なんで
桐島~と同じで出ないのか、なんて思ったりしたけど、
シッカリ出てきます。
そして、居なくなったこともシッカリと明かされます。
若い頃は色んなことがすれ違う、視点が変わればシッカリと見えてくるものがある。
こういう映画って面白いと思う。


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