気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『その夜の侍』 2012年10月31日 ニッショーホール

2012-10-31 22:54:55 | 映画 そ
その夜の侍』 を試写会で鑑賞しました。

そういう映画だったとは、、、すっかり騙されたよ

【ストーリー】
 小さな鉄工所を経営する中年男の中村(堺雅人)は、5年前に木島(山田孝之)が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を失ってしまい、抜け殻のようになりながらも復讐(ふくしゅう)することだけを考えて日々を生きていた。やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐(ふくしゅう)を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たすが……。


予告もなんとなくシリアスっぽい気がしてたし、「その夜の侍」なんて格好良いタイトルなんだけど
実はですね、、、もうネタばれっぽい所もあるので、気になる人は見ないでね。




おバカなんですよ
出てくる人たち、みんな、どこかが足りない、というか抜けているんですね
アホ達が繰り広げる映画なんです

だから、真面目なんだけど、笑っちゃうと言う、、、何とも言えん映画でした。

最初はかなりシリアスに始まったから、そのまま行くんだろうと思ったんだけど、
途中から変なことに気づいて、ここは笑うところか悩みつつ、笑ってました
周りの反応も途中から、笑になってましたね

安藤サクラの唄は上手い!(これは下着で大熱唱ね
そして、山田孝之のどこまでも逝っちゃっているる人が良い。
堺雅人の社長に見えない土瓶メガネキャラも良い。
新井浩文の先生、谷村美月、綾野剛・・・みんなアホキャラ熱演でした。

そして、あの嵐の中の格闘も・・・笑えるんですね。

足りてる人は理解できない映画なんで、見ない方が良いと思います。


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『悪の教典』 2012年10月30日 よみうりホール

2012-10-30 22:40:32 | 映画 あ
悪の教典』 を試写会で鑑賞しました。

R-15だしどぎつい表現を期待したんだけど、確かに銃の音と血しぶきは凄かったけど
なんか冷徹さに徹した演技をしているのは分かるけど、身の毛もよだつ程の怖さが無かったよ
そういう意味では、伊東英明では駄目なんだろうね

【ストーリー】
 ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまう。それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった。


映画の公開前に、序章がTVで放送されるそうなんだけど
もしかして、序章にハスミンの生い立ちや生徒との関係がしっかりと描かれているのかな?
映画だけでは、その点はあまり説明が無かった。
そして、肝心の殺人は往年の 「必殺!」 シリーズを知っている人は分かると思うけど
最初の殺人はまさに「必殺!」の真似だね
その後は、ドンパチ猟銃で撃つだけなんで、なんか消化不良でした。(だからR15なんだろう)
そういうのに免疫が出来ている映画好きにはたいしたことないね。
でも、うしろの変なカップルは寒かっただの、終わったら暑いだの、手に汗かいたとか言って
たけど、エンドロール中うるさいこと・・・迷惑千万。

今回は、エンドロールで立ちあがる人が少なかったのは良かったと思います


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『カラスの親指』 2012年10月29日 シネマサンシャイン池袋

2012-10-29 23:40:13 | 映画 か
カラスの親指』 を試写会で鑑賞しました。

尺の割には、早く終わったような気もしますが...やっぱり長いよね
終わったり22:00チョイ前でしたし

【ストーリー】
 ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、どこかマヌケな相棒のテツ(村上ショージ)。ある日、ひょんなことからまひろ(能年玲奈)という少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と姉のやひろ(石原さとみ)、その恋人の貫太郎(小柳友)と共同生活を送るハメになってしまう。全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、彼らは次第に奇妙な絆を育んでいく。そんな中、タケが過去に自分が引き起こした事件が深く関わった大勝負に挑むことになる。テツやまひろたちも一致団結し、一大詐欺作戦が動き出すが……。


この映画はネタばれしないようにとの触れ込みですので、
ネタばれしないように書きます。
かなり面白く見れる映画でしたが、少し途中中弛みがあります。
しかし、それを感じさせない展開なので、飽きずに観れます。

ただ、気になったのは、
詐欺師とは言ってないのに、オネイちゃんたちが知っているのは?
貫太郎とオネイちゃんは本当は何者なのか?
疑問が残りました。

で、タイトルの意味はちゃんと説明してくれるので、よく分かりました
私的にはもう一捻り欲しかったね。
最後の最後にね

でも、楽しめた映画ではありました。

あつそうだ、石原さとみのショーとは可愛いね


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『フラッシュバック・メモリーズ 3D』 2012年10月28日 TOHOシネマズ六本木

2012-10-28 14:56:13 | 映画 ふ
『フラッシュバック・メモリーズ 3D』 を東京国際映画祭(TIFF)で鑑賞しました。

今年の映画祭の見納めは、観客賞授賞式&上映会でした。TIFF5本目です。

【解説】
 追突事故で高次脳機能障害を負ったディジュリドゥ奏者 GOMAが、リハビリ期間を経て徐々に復活する過程を振り返る。GOMAのスタジオライブと過去映像、そしてフラッシュバックが共存する「全く新しい形の3D 映像作品」であり、まぎれもない「家族愛の物語」。
首都高速で追突事故に遭遇し高次脳機能障害を負ったディジュリドゥ奏者 GOMA。家族に支えられながらリハビリ期間を経て徐々に復活する過程を振り返りつつ、突然異なる映像が頭の中に飛び込んでくる症状=フラッシュバックをアニメーションで表現。渋谷WWWでのGOMAのスタジオライブと過去映像、そしてフラッシュバックが共存する「全く新しい形の3D 映像作品」であり、まぎれもない「家族愛の物語」である。
(TIFF公式サイトより)


この映画は、映画祭開催の3日前に出来たばっかりだそうです。
あれ、選考してないの???なんて疑問だけど、、、

で、映画は、GOMAさんが全編に渡って出ています。
そして、ディジュリドゥ奏者ってしりませんがトロンボーンのようなものを吹く人でした。
GOMAさんは、若くして交通事故に遭い、記憶障害になってしまった人です。
過去の記憶は断片的に残り、そして、今のことも忘れていくという悲しい後遺症を背負ってしまった人です。
ですから、過去の映像が映される訳ですが、それは、知らない(覚えてない)過去になります。
なんともいえない、後遺症ですが、体は覚えていたみたいで、ディジュリドゥは吹けたそうです。
そして、映画の中で絵を描きたいと言うのですが、絵も上手くて驚きました。

映画は、3Dなのですが、3Dは奥行きを意識した映画で素晴らしい発想で作られていました。
過去の映像は、奥に、現在の映像は前面にという独創的な3Dでした。
それだけを観るのも面白いと思います。


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『NO』 2012年10月27日 TOHOシネマズ六本木

2012-10-27 21:39:28 | 映画 の
『NO』 を東京国際映画祭(TIFF)で鑑賞しました。

今年の東京国際映画祭の鑑賞はこれで4本目♪

【解説】
 チリに君臨するピノチェト独裁政権の信任を問う国民投票の実施が決まる。強者の「YES」陣営に対し、「NO」陣営は広告界の若きエグゼクティブを採用して果敢なキャンペーンを展開する。88年当時の模様を斬新なスタイルで再現した、勇気溢れる興奮の政治エンタテインメント。
“Post Mortem”(10)で独裁政権の誕生を描き、『トニー・マネロ』(08)で独裁時代の最も暴力的な時期を語ったラライン監督は、ピノチェト政権を振り返る3部作の締めくくりとして『NO』を完成させた。3作とも全く異なるスタイルであるが、本作では資本主義の象徴とも言える広告業界を通じて独裁政権の終焉を見つめ、80年代当時のフッテージ映像が映画に馴染むように、撮影にはアナログの日本製ビンテージカメラが用いられている。
(TIFF公式サイトより)


なんとなく、ドキュメンタリーっぽい感じで、六本木ヒルズのスクリーン7で
見るには何とも合わない感じの作品でした。

ガエル・ガルシア・ベルナルの主演作は今回が初めての鑑賞かもしれません
と思ったら、『私だけのハッピー・エンディング』、『ジュリエットからの手紙』は観てました
なんて印象が薄いんだろう、、、

で、この映画は、前半がグニョグニョッと入り乱れて話が進むんですが、
何の繋がりも無く、いきなりカットが変わって風景も違うところで話が繋がっていたりと観てて混乱しました。

話は単純(な筈)なんですが、少々分かり難くしている印象があります。
そして、キャンペーンの盛り上がりが、イマイチ伝わらないんですよね。
NOはどれだけ盛り上がっているのか、CMの唄はテンポも良く流れていて良いのですけどね。。。

ということで、この作品は観客賞やサクラグランプリは無いなぁと思います。



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