気ままな映画生活

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『ラスト・ナイツ』 2015年10月29日 なかのゼロホール

2015-10-29 23:08:00 | 映画 ら
ラスト・ナイツ』 を試写会で鑑賞しました。

上映後に紀里谷和明監督が舞台挨拶に現れました。
今日は東京国際映画祭でも上映があって、新宿から駆けつけてくれただけで
感慨深いものがある。
それに加え、舞台挨拶の最後では泣いていた。
この作品にかける思いを感じた、良い舞台挨拶であった。

【ストーリー】
 狡猾(こうかつ)な政治家が台頭し、戦士たちが追いやられようとしている帝国。ある日、強欲な大臣から賄賂を要求されるも、それを断った上に彼に刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)が反逆罪に問われるという事件が起きる。その後死刑判決が下され、自身のまな弟子であった騎士ライデン(クライヴ・オーウェン)の手で斬首されてしまう。1年後、ライデンは酒に溺れる毎日を送り、ほかの騎士たちも刀を捨てていた。だが、その裏で彼らは主君バルトークの敵を討ち、堕落した権力者たちへ報復する計画を進めていた。


あまりにもCASSHERNの評判が悪いので観ないという方もいるかもしれませんが
その先入観は捨てて観てください。
私は紀里谷監督の前2作を不幸中の幸いで見ていません。
今回のラスト・ナイツは面白いです。
紀里谷監督の意気込みと意欲を感じる作品であった。
キャスティングも各国から著名な方をキャスティングしているとのことである。
(私は主役2名+伊原剛志以外は知らないです。。。)
既に、有名であるが30億をやっとの思いで集めて(DMMが出資)、
4年の歳月をかけ公開になったとのことである。
世界では公開され日本は最後のようである。
そのため、紀里谷監督は日本各地に宣伝で飛び回っている。
(公式twitterを見ればわかります)
忠臣蔵をモチーフにしたストーリーも面白いし、俳優も良い演技であった。

是非、ヒットして紀里谷監督に次回作も海外で撮れるくらいになっていただきたいものである。

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『モンスター・ウィズ・サウザン・ヘッズ』 2015年10月28日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2015-10-28 21:51:51 | 映画 も
モンスター・ウィズ・サウザン・ヘッズ』 を東京国際映画祭で鑑賞しました。

これが今年のTIFFの最後の作品です。今年は7本でした。

【作品解説】
 在宅介護していた夫の容体が急変する。慌てた妻は主治医に連絡を取ろうと必死になるが、事態は思わぬ方向に転がっていく…。平凡な主婦が絶望的な行動に走る様を、抜群のテクニックで描くノンストップ・サスペンス。

2012年のベルリン映画祭で評価された前作『The Delay』において、働きながらの子育てが精一杯で病身の父の世話が重荷になっていくシングル・マザーの苦境を描いたプラ監督は、本作でも寝たきりの夫を救うべく絶望的な行動に走る女性の姿を描く。いずれも社会の弱者の立場から現代家族のあり方を問う内容であるが、今回はよりサスペンス色を強め、アート映画としてもエンタメ映画としても通用する作品に進化している。スピーディーな演出の上手さに加え、事件に関わる細かい登場人物を丁寧に紹介した上で緊張感を維持し、それを75分という長さにまとめる技術には目を見張るものがある。ストーリーテリングの新しい形をも提示する作品である。


やっぱり上映後のQ&Aを聞くと多少は評価が変わってくる。
これも映画もその類である。
観終わった直後はそんなにいい印象は無かったが、上映後に監督の話を聞くと
描きたかったことが伝わる。
この作品では会社は誰も責任を取らない。
それぞれは考えもせずたらい回しであるとのことだった。
確かにその通りなのである。
役割はあるもののそれを全うするために仕事をするのであるが
それだけであり、詰め寄ると(脅しもあるが)翻っていくのである。
それもたらい回しであるが・・・
そういう誰も責任を取らない世の中を描いているとのことである。
サクっと75分で濃密な内容だったのは良かった。


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『劇場版MOZU』 2015年10月27日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2015-10-27 23:08:43 | 映画 も
劇場版MOZU』 を東京国際映画祭で鑑賞しました。

これが今年のTIFFでは最後かも...明日行ければ1本行く予定ですが。。。

【ストーリー】
 妻子の死をめぐる謎を追い、その果てに警察内部に存在する闇を暴いた公安警察官の倉木(西島秀俊)。それから半年、ペナム大使館襲撃と高層ビル占拠爆破というテロが同時に勃発。これらの事件は、犯罪プランナーの高柳(伊勢谷友介)と暗殺のプロフェッショナルである権藤(松坂桃李)が率いるグループによるものだった。彼らは、戦後犯罪史に残る組織的犯罪や経済事件に関与しているとうわさされる人物、ダルマ(ビートたけし)の名のもとに、さらなる規模の計画を進めており……。


ワールドプレミアということで、上映前に六本木ヒルズアリーナでトークショーをやっていたので
それも遠目で見てしまった。
舞台挨拶も同じキャストがきたが、豪華(9名)であった。
西島秀俊、香川照之、真木よう子、池松壮亮、杉咲花、伊勢谷友介、松坂桃李、
 ビートたけし、羽住英一郎監督の9名

見どころは、フィリピンロケえだるというのがそれぞれの意見であった。
カーアクション+長谷川博己(爆笑シーン 確かにそうだったw)、
池松壮亮+松坂桃李の闘うシーンも見ごたえある。
唯一、真木よう子だけは元気もなく、覇気がなかった気がしたw
(どうしたんであろうか)

映画は面白い。というか、海外ロケしただけあり、かなり迫力のある映画になっている。
もはや原作からかけ離れてしまった感のあるMOZUであるため、
原作を読んでいても映画の内容は想像できない(と思う)。
そもそもMOZUは出てこないし。。。
これで終わるのか不明であるが、一応、一つの終わりを見た。
というところから始まるのがMOZUなのである。(原作も同様)
だから、続編が作られるかもしれないw
その前に、スピンオフドラマを見なくてはならない。
私立探偵に大杉の話である。原作でも私立探偵になるのでそれは原作通り(笑)

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『フル・コンタクト』 2015年10月27日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2015-10-27 23:03:55 | 映画 ふ
『フル・コンタクト』 を東京国際映画祭で鑑賞しました。

今年のTIFF5本目です。
5本目にして外れw

【作品解説】
 砂漠の中、兵士が小屋で画面に向かい、ドローンを操作して標的を爆撃する。遠隔殺戮のトラウマが蓄積した男がたどる精神の旅を、迫力の映像と想像力に満ちた展開で描く驚愕のドラマ。

中華圏で作品を製作するなど、ボーダレスな活動によって国際映画祭の常連となっているオランダ出身のフェルベーク監督の新作は、米軍のパイロットを主人公にした一見無国籍でシュールな戦争心理ドラマである。ヴァーチャル空間とリアル空間の混合は、カンヌ映画祭に出品された『r u There』(10)でも描かれたが、本作ではモニタースクリーンを通じた遠隔操作で大量殺りくを行う兵士のトラウマの行方を追及し、ヴァーチャルと肉体の関係を全く独創的な形で表現している。主演のグレゴワール・コランはクレール・ドゥニ監督作品の常連俳優として知られ、河瀬直美監督『七夜待』(08)にも出演している、フランスを代表する個性派俳優のひとり。


戦争映画なのかと思ったら、PTSDになってわけわからなくなる人の話であった。
だから、映画もわけわからんw
それでもQ&Aで質問していた人は大絶賛であった。
Q&Aで質問するくらいだから当たり前なんだろうけど、、、
この映画祭では初の外れを引き当てました。。。


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『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』 2015年10月25日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2015-10-25 22:14:49 | 映画 さ
残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』 を東京国際映画祭で鑑賞しました。

上映前に、竹内結子、橋本愛、中村義洋監督の舞台挨拶があった。
竹内結子、橋本愛の喋る前に掛け声があり、両名とも面白かった。
竹内結子は何をいうかすっ飛んでしまったと言って笑いをとり、
橋本愛は掛け声に英語でスピーチをと言われ、絶対無理ですと言って笑いを誘った。

【ストーリー】
 ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。


ざんえと読むものの、穢れる(けがれる)という言葉が冒頭に意味と一緒に解説される。
この映画は怖いと前評判を聞いていたのであるが、怖さは中の下であった。
竹内結子は途中退場したらしいが...そんな怖い映画ではない。
そもそも竹内結子のナレーションは不要であろう(ゴメン/アンチじゃないよ)
ナレーションが怖さをマイルドにするし、説明があると考えることを止めてしまう。
繋がるをテーマに、いろんなものが繋がる。
そして、あなたの周りにも...
正直、期待値高すぎて期待外れな映画だった。

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