趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

『それを愛とまちがえるから』 井上荒野

2013年02月27日 | 
図書館再開しました~
ちょうど荒野さんの新刊が入っていて、ラッキーでした♪



結婚15年の40代の夫婦の物語。
2人の間に横たわる問題は「セックスレス」。
この問題を解決できるのか?否か?
夫婦それぞれの「恋人」も登場して、4人の胸のウチが語られる構成になっています。

夫婦に子どもがいれば違う展開になったかも、と考えるのは性急かもしれません。
子どもはいずれ成長して巣立ち、たとえ巣立たなくても、
精神的に夫婦2人になっていくのは否めないのですから。

ここで語られる夫婦の日常や、抱ている相手に対する不満や鬱屈といった物は
きっとどんな夫婦にもああ、あるよねと共感されるありふれた感覚だと思います。
実際心当たりがあったりして思わず苦笑いでしたし、
そんなエピソードを夫くんに披露してみたり。
なかなか面白くてあっという間に読んでしまいました。

テレビドラマの「最高の離婚」にもちょっとリンクしていて
ドラマと並行して楽しんでしまいました。

結婚年数が上るほど、結婚生活に手当てが必要なのかもと思いました。
何を愛とまちがえたのか、それが少し分かった気がしています。。


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