この平川克美さんの『俺に似たひと』は、
いつもコメントくださるオカダさんから教えてもらった本です。
平川克美さんは、内田樹先生のご盟友として知っていました。
会社を経営されていたり、本もお書きになっています。
この本は、平川さんが実際に父親の介護された経験をもとに書かれた物語だそうです。

介護のとば口に立つ自分に、とても胸に迫る物語でした。
平易で読みやすく、流れるように一気に読んでしまいました。
様々な思いや葛藤を、ご自身の言葉で淡々と語られるその語り口が、
とても優しいのです。
選ばれる言葉や時折登場する詩など、
とても言葉に敏感で情感豊かな人柄を想像しました。
やがては必ず訪れる、老いと死。
そうである限り、きっと誰にも共感される一冊ではないかと思いました。
おすすめしま~す。。
いつもコメントくださるオカダさんから教えてもらった本です。
平川克美さんは、内田樹先生のご盟友として知っていました。
会社を経営されていたり、本もお書きになっています。
この本は、平川さんが実際に父親の介護された経験をもとに書かれた物語だそうです。

介護のとば口に立つ自分に、とても胸に迫る物語でした。
平易で読みやすく、流れるように一気に読んでしまいました。
様々な思いや葛藤を、ご自身の言葉で淡々と語られるその語り口が、
とても優しいのです。
選ばれる言葉や時折登場する詩など、
とても言葉に敏感で情感豊かな人柄を想像しました。
やがては必ず訪れる、老いと死。
そうである限り、きっと誰にも共感される一冊ではないかと思いました。
おすすめしま~す。。
早速読まれたんですね。
>様々な思いや葛藤を、ご自身の言葉で淡々と語られるその語り口が、
>とても優しいのです。
同感です。御父様を亡くされてそれほど間がない時期に、ここまで穏やかに語ることができるなんてすごいなあ、と驚嘆しました。
>選ばれる言葉や時折登場する詩など、
>とても言葉に敏感で情感豊かな人柄を想像しました。
そうですね。写真から受けるビジネスマンっぽい印象とは異なり、「詩人」の一面もお持ちですね。そんなところも、この本をより味わい深いものにしていると思います。
この本、とても良かったです。
タイミング的にもこれからの事や、身につまされる内容が多くて一気に読んでしまいました。
紹介してもらって良かったと思いました。
>写真から受けるビジネスマンっぽい印象とは異なり、
ホントにそうですね~
ブログでも、簡潔な文章が印象的でした。
ですから、「詩人」の一面を知りちょっとびっくりしています。
若かりし頃、詩がとても好きでしたのでまた手にとって見たくなりました。
オカダさんのご指摘の通り、題名が俊逸ですね。。