趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

『みかづき』 森 絵都

2016年12月30日 | 
今年もあとわずか・・・
今年最後の記事は、 森絵都さんの本です。

この本、結構前に読んだのですが、
なかなか感想が旨くまとまらなかったのでそのままにしていました。


 「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」
  昭和36年。人生を教えることに捧げた、塾教師たちの物語が始まる。
 昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編。(内容紹介より)

物語は、塾誕生からの日本の教育業界の変遷が現在に至るまでつづられ、
そこに関わる塾経営の家族たちの成長の記録でもあります。
なので、とても長いのです。

個性豊かな登場人物は、一人一人丁寧に描写されています。
ただ、物語の主要な人物たちにあまり共感できなくて、
なかなか感想がまとまらなかったのだと思います。

内容紹介にあるように、三世代にわたる物語なので
夫婦の、親子の、実に様々な要素という縦糸に、
日本の教育界という横糸が絡んでいます。

なので読む人の年齢を問わず読める本だと思いました。。

私自身色々な事のあった一年でした。
ブログにお越しの皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いいたします。。


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