山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

神無月になりました

2023-10-11 17:37:16 | 旅行

夏の日差しもいつしか和らいで

すっかり秋めいて参りました

庭の隅で静かに咲きます「クジャクアスター」 です

季節の移ろいでさまざまな表情を見せてくれます花々

この深い青に深まりゆく秋と澄み渡る秋の空気感を感じます

花ことばは「追憶」「君を忘れない」だそうです

 

草むらにコウロギの声を聞きながら耳を

傾けている様な花「ツツザキヤマジノギク」 です

絶滅危惧種でもあります

細かい花弁の先端がラッパ状になっております

初夏には濃いブルーの花を咲かせていました「あじさい」です

秋にはこのような色に変わってちがった趣です

 

肌寒い神無月野そぼ降る雨の中で

草木はひとしお憂いの表情を見せて咲きます

「やましろきく」 です

山野に自生して清楚な花姿が魅力です

今日の雨は冷たく感じられます

因みに花ことばは「出会えてよかった」 だそうです

草むらにしきりに鳴く虫の声も今日は何だか元気がありません

 

荒さんの今月のカレンダーです

何やら江戸幕府を開いた家康公も

これに似た言葉があったような、、、、?

それにしても250年の長きに日本を統一した幕府の

創始者なのだから

我々凡人の慌てず騒がずゆっくりと、、、、と行きましょうね

 

秋と言えば「実のりのあき」「食欲の秋」 ですね

去る七日にサツマイモ掘りをいたしました

絶好なサツマイモ掘り日よりでした

こんな立派なお芋がコンテナに4杯でした

若い夫婦と二杯ずつ分け合いました

二本杖でも重機で大きく掘り起こしたお芋を拾う作業ですので

私も参加しました

秋風が心地よくて青空には赤とんぼや蝶が舞い土手には

野菊が風に揺らいで幸せな気分です

住職曰く「畑を作る時や苗を植えるときは手も出さないで

掘る時だけ騒いで手伝ってくれる」だって、、、

 

 

 

川端に咲きます「とりかぶと」 です

自身の持つ毒ゆえに同じ所では咲きません

私が知っている限りいでも三回ほど自生地が変わりました

花ことばは「騎士道(花の形から)「人嫌い(その毒から)」だそうです

花の色も又形もなかなかの花です

ただ若芽が美味しい山野草の二輪草と似ていて

鹿の食害を避けるために二輪草がわざわざトリカブトの近くに

自生するそうです

すごいですね!草木の生き残りの戦術

 

朝夕寒ささえ感じられるようになりました

四季折々の草木の輝きや移ろいは人々の心を癒し

命の大切さを教えてくれます

殊に秋の草木は色が変わり枯れてゆく姿が

儚さ寂しさを思わせられます

 

コメント (2)
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