古都と高原の花旅人

風に吹かれて、京都から信濃路へ

師走の小夜の中山を歩く ・・・ 静岡県掛川市・島田市

2016-12-26 23:02:31 | 静岡県.2012年~

2016年12月25日(日)

今まで何度も歩いたことのある旧東海道の「小夜の中山」コースですが、この日は実に十数年ぶりに歩くことになりました。

いつもは金谷から掛川方向に歩くことが多いのですが、今回はバス時刻の関係で掛川から金谷方向へ歩きましたが、逆方向はこれが2度目となります。

 掛川駅から20分程度バスに乗り、事任(ことのまま)八幡宮で降り歩き始めました。この辺りのマンホールの蓋はこんなに可愛いデザインです。

 復元された高札場が見られるこの辺りからが旧東海道の日坂宿です。

 途中には安藤広重が描いた「東海道五十三次日坂宿」などの浮世絵の碑がいくつか見られます。

 日坂宿本陣跡ですが門しか残っていません。

 日坂宿を過ぎると沓掛のもの凄い急勾配となります。乗用車ならばほぼ登ることは不可能です。いつも掛川から歩きたくないのはこの急勾配が嫌だからです。急勾配を過ぎてからもだらだらと登りは続きますが、しだいに道の両側に茶畑が現われてきます。

 山肌に「茶」の文字が見られます。

 まだまだだらだら登りは続きますが、落葉した木々と空の青さに心和みます。

 途中には松尾芭蕉などの句碑がいくつも立っています。

 正面に見えるのは一里塚です。

 登りが終わると久延寺が見えてきます。

 久延寺には最近珍しい二宮金次郎像がありました。

 こちらは久延寺夜泣石(小石姫供養塔)です。

 間の宿(あいのしゅく)菊川では道の端にこのような絵が飾られていました。

 菊川坂の石畳の入口です。一部江戸時代後期の石畳が残っています。

 諏訪原城跡を過ぎると平成3年に復元された金谷坂の石畳です。

 合格祈願に訪れる人の多いすべらず地蔵です。

 古い民家風の石畳茶屋です。


師走の浜松城公園 ・・・ 静岡県浜松市

2016-12-19 23:23:30 | 静岡県.2012年~

2016年12月18日(日)

最近どこへも出かけていないので、「青春18きっぷ」が利用できる期間になったので、かなり無理くり出かけてみました。

特に行きたいところもないので、電車の中で読書をしたり、居眠りをするのに適した距離ということで、片道2時間弱の浜松へと向かいました。

 浜松城公園に入る手前の道路から撮ったものです。以前にも来た記憶がありますが、調べてみると2002年以来でした。

 天候が良かったのでビルの間から富士山が見えました。

 ゆるキャラの記念撮影が行われていました。来年の大河ドラマの井伊直虎と徳川家康のようです。

 さすがに紅葉はほぼ散り果てていましたが、場所によっては名残の紅葉も見られました。せめて一週間早ければかなり見頃だったと思えます。

 展望広場からは天守閣が見えます。


新春の薩埵峠 ・・・ 静岡市

2016-01-11 23:12:49 | 静岡県.2012年~

2016年1月10日(日)

この日は静岡方面へ行こうと何日も前から心づもりしていました。本当は金谷駅から小夜の中山コースを歩きたかったのですが、天気予報では風が強く寒そうなのでやむなく断念しました。

結局いつものように薩埵峠へ行くことにし、興津駅から薩埵峠を越えて蒲原駅へと歩きました。

 興津側から峠への道を登りつめると桜が咲いていました。寒桜だと思いますが早くも一部はほぼ見頃です。

 太平洋にせり出すように咲いています。

 振り返るとこんな感じです。

 薩埵峠の興津側です。

 残念ながら頂上付近は雲に覆われて富士山はよく見えません。

↓ 紅梅もちらほらと咲き始めています。今年はもっと咲いてると思っていましたが。

↓ 休憩所の近くに咲いている水仙は見頃です。

 黄色のものも咲いています。

 ミカン畑が続く遊歩道を歩きます。

 展望台に着くと富士山は綺麗に見ることができました。

 由比側の駐車場から撮ったものですが、今年の富士山はこの時期にしては相当雪が少ないようです。

 由比駅に向かってどんどん下っていきます。

 かなり由比駅に近づいたあたりです。

 以前に桜を見た記憶があるので妙榮寺に立ち寄ってみました。十月桜のようです、ちょっとがっかり。

 由比本陣公園で一休みです。でも今回も東海道広重美術館へは入りませんでした。前回入ったのは十年以上前かも。


ぶらり途中下車、三島駅 ・・・ 静岡県三島市

2015-08-05 14:14:07 | 静岡県.2012年~

2015年7月27日(月)

前日に川崎市に住む息子夫婦を訪ねて、その日は新横浜にて宿泊しました。

この日は横浜から一宮まで「青春18きっぷ」を使い東海道本線(在来線)にて帰途につくことにしました。本当はあちこち途中下車して歩いてみたかったのですが、あまりの暑さのせいで途中下車は三島駅のみとなりました。でも横浜駅から三島駅まで2時間もかからないとは驚きです。

● 三嶋大社

 道路の反対側から撮ったものです。

 本殿です。

 厳島神社の祀られた池の様子です。

 三嶋大社を出たあとは水の流れを見ながら桜川沿いの道を三島駅へと向かいました。

 途中の白滝公園でも綺麗な流れがありました。

今回は思いつきで途中下車したためにどこへ行けばよいのかわかりませんでしたが、帰宅して調べて見ると三島には私好みのところがたくさんありそうです。いつかまたゆっくりと訪れてみたいと思っています。

当初の予定では全行程在来線に乗るつもりでしたが、静岡駅から豊橋駅までは新幹線を利用してしまいました。(この区間は何度も乗っていますが在来線だと混んでいるし時間もかかるので)

豊橋駅から尾張一宮駅は再び在来線に乗りましたが、全行程在来線だとしてもそれほど苦にならないように感じました。


薩埵峠からの富士山 ・・・ 静岡市

2015-01-04 18:06:04 | 静岡県.2012年~

2015年1月3日(金)

12月は天候が悪く寒い日が多かったせいで、ほとんどどこへも出かけられなかったのですが、これからは少しは出かけやすい天候になるのかな。

ということで例年この季節に訪れている薩埵峠にやってきました。

 興津駅から歩き始めて約45分で薩埵峠に到着しました。

 富士山は雲一つなく綺麗に見えます。今まで十数回訪れていると思いますが、全く雲がないのは初めてです。

 水仙がたくさん咲いています。

 桜がほんの少し咲いています。

 展望台からの富士山です。

 こちらは由比側駐車場からの富士山です。

 由比駅に向かって歩くとあちこちから富士山が見えます。

 由比駅直前のところから見る富士山です。

 サクラエビの町ならではの飾りと富士山です。


三保松原から日本平へ ・・・ 静岡市

2014-01-11 21:56:09 | 静岡県.2012年~

2014年1月10日(金)

この日までが使用期限の「青春18きっぷ」が1回分残っていたのでまたまた富士山を見にやって来ました。

● 三保松原

ここを訪れるのは初めてとなります。昨年世界遺産に決まったのでどんなところかなと思い。

 「神の道」とよばれる御穂神社に来臨する神様が通る道とのことです。両側に植えられた松の間の道を進みます。

 「羽衣の松」ですが、たくさんの松があるので案内板がなければどれかわからないですね。

 海岸の砂浜に出ると富士山がまずまずの姿を見せてくれました。問題のテトラポットもそれほど違和感は感じませんでした。

 砂浜を北に向かい少し歩いてみました。4日前よりも雪が増えているように感じました。やや雲が多いものの山頂の上にかかっていないので綺麗です。

 サイクリングロードに出ると片側は松林です。

● 三保の松原から久能山東照宮へ

駒越でバスを降り西駒越で別のバスに乗り換える予定でしたが、道を間違い清水バイパスを歩いてしまいました。本当は内側の旧道(国道)を歩かなければならなかったことに途中で気がつきましたが右折する道が全くありません。おかげで1時間に1本のバスに乗ることができず久能山下までの約1時間を歩くことになりました。

 単調な道路ですが左手には伊豆半島とまぶしく煌めく太平洋が広がっています。

 久能山東照宮への長い長~い石段です。1、200段以上ありますのでけっこう疲れます。

● 日本平

久能山東照宮からはロープウェイに乗り日本平に着きました。以前は頻繁に訪れていた日本平も最近は来ていなくて5年ぶり以上になると思います。

 楽しみにしていた富士山は雲に覆われて全く見えません。 14時40分

 童謡「赤い靴」の銅像です。

 しばらくあちこちで休憩し雲が流れるのを待っているとようやく見え始めました。 15時25分

↓ 15時34分

 2~3分も目を離すと刻一刻とその様を変えていきます。 15時42分


薩た峠からの富士山 ・・・ 静岡市清水区

2014-01-07 22:30:26 | 静岡県.2012年~

2014年1月6日(月)

今年もまたこの時期に薩た峠からの富士山を見にやってきました。

(薩た峠の「た」は「捶」のような字ですが土偏です。フォントがないのでひらがなとしました。)

 興津駅から50分ほど歩いてたどり着いた薩た峠です。駿河湾が見えます。

 梅はまだ蕾ですがかなり赤くなっていますので咲くのももうすぐかな。

以前訪れたのは一週間ほど遅くでしたがそのときは咲いていました。 ⇒ 20090114

 こちらは桜の蕾ですが咲くまでもう少しかかりそう。

 この日はほとんど雲もなく富士山がはっきりと見えました。今まで10回近く来ていますが、そのなかでもベスト3に入ります。

 雪の量はかなり少ない気がします。

      20090114 はこの日よりも雪が多かった。

      20120107 はもっと少ないのかな。

 水仙もまだ新鮮で綺麗な見頃です。

 道の両側にはみかん畑があります。

 倉沢を過ぎると由比駅もすぐ近くとなります。この辺りからの富士山も綺麗なのですが今は桜の枯れ枝が邪魔になります。逆に言えば桜の季節は素晴らしいと思います。(見たことはありませんが)

 由比駅前の交番付近からの眺めです。


薩た峠からの富士山を見に行きました。 ・・・ 静岡市清水区

2012-12-21 10:18:47 | 静岡県.2012年~

2012年12月19日(水)

当初は16日に行く予定でしたがどうにも気乗りがしなくて中止としこの日にやって来ました。

天気予報から想像すると富士山を見るには最適の天候と考えられます。

 興津駅から歩き始めて到着した薩た峠への登り口の様子です。

ちなみに「薩た峠」の「た」は次のような字です。「捶」、でも手偏ではなく土偏なのでフォントがありません。

 薩た峠からは太平洋を眼下に眺められます。

 わずかながら名残りの紅葉を見ることができました。

 遠くに見えるのは伊豆半島です。

 13時03分 楽しみにしていた富士山はかなり雲に覆われています。こんなはずではなかったのに。

 山頂の上には真っ黒な雲もあります。この日は風がないせいでなかなか雲が流れません。

 休憩所近くの水仙、今年は咲いているのはまだこれのみです。

 周囲では蜜柑栽培が多いのですがまだ少し青いようです。

 13時21分 ますます雲が多くなってきました。

 13時24分

 13時30分 ほとんど見えなくなったためにあきらめて下ることにしました。

 13時38分

 13時50分 少し雲が少なくなりつつあります。

 13時54分 下りきる少し手前でようやく雲が少なくなりこの日一番の富士山です。

 


薩た峠へ富士山を見に行きました。 ・・・ 静岡市清水区

2012-01-08 21:33:20 | 静岡県.2012年~

2012年1月7日(土)

興津駅から薩た峠を越えて、由比宿から蒲原駅まで歩いてみました。このコースの見所は何と言っても雪をいただいた富士山の眺望です。

今まで何度も歩いているコースなので見比べてください。

               2010年12月10日の様子 は こちら

               2009年1月14日の様子は こちら と こちら

 興津側からの最後の登りはやや急な階段となっています。

 登りきると太平洋を望む崖沿いの道をしばらく歩きます。

 駿河湾の陽光を浴びて貨物船が往来しています。

 薩た峠の道標です (「た」の字がうまく表示できないのでひらがなで、残念)

 眼前に富士の雄姿がそびえています。少し雲があるのもまたいいものです。

 桜がほんの少しだけ咲いています。今年はやはり遅れているようです。

 休憩所の近くでは見頃の水仙がたくさん咲いています。

 駐車場からの眺めです。

 由比宿へと向かう道の両側は蜜柑畑となっていますが、その間からも時おり富士山が見えます。

 桜えび料理の食事処「くらさわや」前からも富士山が見えます。

 東海道あかりの博物館です。

 妙榮寺でも桜が咲き始めています。

 由比本陣公園には東海道広重美術館があります。この日の展示は「富士の寿ぎ」として広重が描いた2つの富士三十六景です。