創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

しんぶん赤旗の戦い-16

2016-02-27 08:46:36 | Weblog

(政教一体)公明党・創価学会 政権参加を問う しんぶん赤旗・特別取材班
               新日本出版社  800-  2000/3
    -------(P89)--以下、本文--

第三部 公明党、変転の35年
 反共主義の突出
◆共産党だけがひざまずかないから
 「わたしも共産党を中傷する出所不明の怪文書作戦をやりましたよ。怪文書の内容はウソだと自覚していました。しかし、勝つためには手段は選ばない。『ウソも百回いえば真実になる』と平気でやっていました。公明党はその手口をいまさかんにくりかえしていますね」
  創価学会本部で活動した元職員は、一九七〇年の言論出版妨害事件当時、日本共産党攻撃にたずさわつた体験をふり返ってそう語りました。
 その後、「かたくなな反共主義はとらない」とした池田大作創価学会会長(当時)の講演(七〇年五月)や、「創価学会は科学的社会主義、共産主義を敵視する態度はとらない」などを明記した創価学会と日本共産党との「協定」(七四年十二月)にもかかわらず、創価学会・公明党の反共主義は強化され、現在にいたっています。
 その反共主義は、いま、過去に例をみないほどの異常な段階に達し、各地の選挙を汚し続けています。
  東大阪市議選の実態については第一部(21頁)で取り上げました。マ二ュアルどおりなのか、反共攻撃のバターンはほぼ全国共通なのです。

◆物理的妨害と「デマ」の手口
 そのひとつは、選挙違反でもない正当な活動を「選挙違反だ」といいはり、日本共産党の活動を物理的にも妨害するやり方です。
 九九年十一月十四日投票の千葉県我孫子市議選でも、その事態が起こりました。
 政党名を書いたのぼりやたすき、ハンドマイク宣伝に「選挙違反」などといいがかりをつけ、創価学会員が候補者を取り囲むなどの妨害をおこないました。
「選挙違反ではありません。選管でもどこでも聞いてください」「公明党ものぼりを立てて宣伝してましたよ」
 そう応えると引き下がる人もいますが、根拠があろうとなかろうと、上からいわれたことをうのみにして、しっこくくりかえすのが多い。
 二つ目が「うそつき」「デマ宣伝」と攻撃する手口です。
 これにはいくつかのパターンがあります。
「『日本共産党が地域振興券を実現した』とうそをいっている」と、浜四津敏子公明党代表代行は演説しました。地域振興券に反対した日本共産党がそんなことをいうはずもないのはすぐわかることなのに、党首脳が根拠のない、奇想天外のでっちあげをくりかえしたのです。
「公約したのに実現していないからうそつき」と攻撃するパターンもあります。
 東大阪市では、国保料値下げという市長の公約実現を公明党がみずから妨害しておきながら、「市長は公約を実現していない」「うそつき」と攻撃しました。
 地方議会でも、国会でも公明党は、日本共産党の公約実現を妨害する役割を果たしながら、「共産党の公約違反」「うそつき」と攻撃するのです。
 党によって政策の違いがあるのは当然です。しかし、たとえ、すぐ実現できなくても有権者に掲げた公約実現にむかって一歩一歩努力している政党にたいし、「実現しないからうそつき」などと攻撃した政党が過去にあったでしょうか。
 もう一つ例をあげましょう。
 京都府・市では養護学校増設やスクールバス増車のために、父母や教職員と日本共産党が協力して運動をすすめてきました。
 これにたいし、自民党や公明党が与党の京都府・市政は、当初、「(養護学校の)新設はしない--「(すでに)快適で安全な通学を確保している」(府教育長)、「(スクールバス増車の)解決は困難」(市教育長)などと答弁し、府民の要望に背をむけていました。
 その後、父母や教職員、日本共産党議員が現地調査をふくめて運動をすすめるなかで、京都府も京都市も増車をおこないました。この間、京都府議会では自民、公明が請願を否決。京都市では当初、父母らの請願に日本共産党だけが紹介議員になる状態でしたが、最終的に、自民党、公明党もスクールバス車を予算要求にあげ、実現したのです。
 ところが、浜四津氏は、「(スクールバス増車を実現する)予算に反対しておきながら、共産党が実現したと宣伝している」と各地で攻撃して回りました。
「浜四津さんの話を聞いて驚きましたよ。日本共産党がスクールバス実現のためにどれだけ努力してくれたかは、父母がよく知ってますよ」と語るのは中野宏之京都市教職員組合書記次長です。
「最終的には全会一致の形で決まって喜んでいますが、日本共産党が予算に反対したから、要求実現に反対したなんていう理屈はどう考えても絶対とおりません。そんなことをいえば、公明党が予算に反対したところはどんな要求実現にも反対したことになつてしまいませんか」と首をひねるのです。

◆歴史まで偽るそのわけは……
 さらにもう一つの反共攻撃のバターンがあります。
 浜四津氏は、足立区長選挙などで、日本共産党がポル・ポトなどと「どう違うのか」と攻撃しました。
  これこそ、黒を白といいくるめ、自分にはねかえる攻撃です。
 日本共産党は、カンボジアでのポル・ポト派の虐殺について、日本の政党でただ一つきびしく批判してきました。
 他方、公明党はポル・ポト派支援の組織である「カンボジア国際会議日本組織委員会」に、多田省吾副委員長(当時)や黒柳明国際局長(同)を派遣。「カンボジア救援センター」などの支援組織にも参加してきました。
 当時の「公明新聞」は、「共産党を除く国会議員および民間諸団体代表でつくっている『カンボジア救援センター』は、十一日から一週間、カンボジア難民キャンプ視察のための代表団を派遣する」(八〇年八月九日付)と一面で報道。これに黒柳議員が参加することを大きな見出しで伝えています。
 いまでは、このポル・ポト派支援がいかにあやまつていたかは明白です。
 歴史を偽つてまで共産党攻撃をする。かつては怪文書でしか書けなかったような反共攻撃を、いまでは党首脳が恥ずかしげもなくおこなうところに、現在の公明党・創価学会の姿があります。
 なぜそうなのか--。「共産党だけがかれらにひざまずかないからですよ」と、元創価学会幹部はいいます。「他の政党、候補者は公明党・創価学会の票を使った脅しに弱いんです」と。
       ---------(96P)-------つづく--

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