創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

しんぶん赤旗の戦い-05

2016-02-16 06:48:56 | Weblog

(政教一体)公明党・創価学会 政権参加を問う しんぶん赤旗・特別取材班
               新日本出版社  800-  2000/3
    -------(P25)--以下、本文--

宗教施設を選挙活動に
 東大阪市議選で、創価学会の会館が公明党の選挙運動に使われました。
 この施設は、「もっぱら」宗教法人としての本来の用途に使用される場合にかぎって固定資産税非課税とされています(地方税法)。これが選挙活動の拠点としてくりかえし使われれば、税法上の優遇が大きな問題となってきます。
 さらに、「政教分離」という約束も守られていない、ということにもなります。

◆早朝から会館に続々
  池田大作創価学会名誉会長は、会長時代の一九七〇年五月三日の講演で、「選挙活動もあくまで党組織の仕事として、明確に立て分けておこなっていただきたい」とのべ、「創価学会と公明党を分離していく」と約束しました。創価学会の施設を選挙活動の大拠点に使うようで何が「分離」でしようか。
 この点を解明するために、選挙戦最終日の九九年九月十八日、創価学会の東大阪文化会館がどう使われたか、取材してみました。
 --まだ人通りも少ない午前七時前から、自転車や徒歩で会館に続々と集まつてくる。
 その数、約百人ぐらい。
 --午前八時ごろ、会館から人がいっせいに出てきはじめる。なかには「公明党」の旗ざおやハンドマイクを持った人がいる。その一団は、地域で街頭宣伝をした。
 --夜遅くなつて自動車をふくめて出入りがひんぱんになる。ビラの包みをかかえた人が目立つ。「いま何してんのや」「ビラまきや」などと話すのが聞こえてくる。自転車のかごにビラの包みを入れて出てきた人も。
 --前後して「出所不明の謀略ビラが入っている」と日本共産党東大阪地区委員会に電話が何本も入りはじめる。
  配布されたビラは「東大阪の将来をまじめに考える会」という住所・電話とも記載されていない、まさに謀略ビラでした。なかみは「市民をだました長尾市長」などとどぎついデマ・中傷を満載。共産党攻撃だけがねらいです。反論する時間もない投票日前日の夜に配布する手口は本当に陰湿です。

◆謀略ビラ配布の問いに“学会や”
 ビラを配布する人たちを日本共産党員や後援会員が見つけて、「あなたがたはどんな団体か」と聞くと、そのうちの一人が「学会や」。地域で知られた熱心な創価学会員のグループが配布していたのも確認されました。公明党候補の事務所に電話すると、「東大阪の将来をまじめに考える会」という団体には、「旧清水市政与党の三党(自民、公明、りベラル東大阪)が参加している」と答えました。
  ところが自民党候補たちに取材すると、「正直な話、ぜんぜん知りません」「いま初めて知った」。なかには「自民党がそんなことやるわけないやろ。聞く筋が違うんやないか」と怒り出す議員も。一連の経過は、このビラが創価学会・公明党の主導によるものであることを示しています。
「うそつき」という日本共産党攻撃の内容もみておきましょう。
 その一例として公明党が東大阪市議選で大宣伝したのが国民健康保険料問題でした。
 長尾市長は国保料値下げを公約し、その第一歩として、十一年連続値上げされてきた最高限度額の今年度の「すえおき」を実現しました。そして公約である値下げへすすむ第一歩として一般会計からの操り入れ増を提案しました。 これを削減し、公約実現を妨害したのが公明党や自民党などでした。
 公約実現を妨害しておきながら、「公約を実現してない」「うそつき」などというのが公明党の論法です。
 自分で妨害のしかけをつくっておいて、他の人が妨害のために前に進めないのはけしからん、と攻撃する政党を、いったいどんな言葉で評したらいいでしょうか。

◆根拠のない「うそ」攻撃
 いっせい地方選挙でくりかえした「地域振興券」をめぐるとんでもないデマも、またまたこの選挙で持ち出しました。
「共産党が地域振興券を実現した」とうそをいつている、というのです。これは、もともと浜四津敏子公明党代表代行が、先のいっせい地方選挙で、「公明党員からの手紙」にそう書いてある、ということを「根拠」に言い出したものです。
 しかし、日本共産党が党として反対し、評判も悪い地咸振與券を、自分の実績として宣伝するはずがないではありませんか。
 公明党にその根拠を具体的に示すよう求めましたが、いまにいたるも答えることができません。なのに、「うそつき」という攻撃だけはつづける--。
 東大阪市議選の実態をとおしても、「かたくなな反共主義を掲げるものではない」「創価学会と公明党を分離していく」という、冒頭に紹介した池田大作名誉会長の言葉とはまったく異なる、創価学会・公明党の姿がうきぼりになっています。
       ---------(29P)-------つづく--

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする