『サヨナラ 私の池田大作』--女たちの決別--
創価学会・公明党を糺すOB有志の会 編著
2013/7/3 人間の科学新社
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7 、私が見た創価学会 大渕 清子
昭和二十七年一月七日東京都生
昭和二十八年四月十日入信
都立赤羽商業高校卒
元板橋区女子部本部長
現在、財団戦員
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◆ 私のがん闘病記
最後に私のガンの闘病体験を報告します。平成八年の大腸ガンは再発がないので省きます。平成二四年十一月十四日、日曜日の明け方のことです。
身の置き所がない位の下腹全体が痛みで目が覚めました。
痛くて起き上がることが出来ません。私はかかりつけの気功の先生に電話で病状を訴えました。すると遠隔施術が効いたのでしょう。やがて痛みも治まり無事善福寺に参詣することが出来ました。
気功の先生から「下腹全体なので内科がいいと思うが、膀胱と子宮あたりも痛かったというので、膀胱炎の疑いもあるからまず泌尿器科に行きましょう」と言われました。ただちに泌尿器科に行きました。
先生はエコーでとても丁寧に診てくれました。「膀胱、腎臓は何でもありませんよ、あ、腸に便が溜まっていますね、便秘だね、早く出した方がいいでしょう」と言われ、「なあ~んだ便秘だったのか」私は安心して帰路につきました。出るものが出ると、その後通常の何も無い日々に戻りました。それでもまだ腸に残つているような感じが取れません。
十月二十八日、日曜日、大石寺に参詣しました。御開扉前に又例の痛みが襲って来ました。
「あれ、今回は便秘していないのにおかしいなあ。でも痛い!」
気功の先生が脂汗をかいている私を見て、直ぐに施術をして下さいました。痛みはやがて治まり無事戒壇の大御本尊様の御開扉を受けることができました。気功の先生から直ぐに専門医のところに行くように言われたので、早速消化器専門のクリニックに行きました。
この先生は内視鏡の権威で、東大にも講師として教えに行っています。(平成八年大腸がんの時にも手術をしてもらいました)先生は丁寧にエコーで何回も診て「腸に炎症の跡がありますよ。でも治っています、治療したあとがありますね。腸は心配ないでしよう。
それより膵臓に腫瘍があります。CT検査をした方がいいですね」との診断です。
そのことを話すと気功の先生はCT検査前日、長時間の施術をして下さいました。
検査のデ-タが、十一月一日パソコンの画面いつぱいに膵臓を映し出しました。
先生は、隅から隅まで問題のところを何度も繰り返し見ています。先生は何も言いません。私は、年度初めから新法入移行申請書類の作成や数百名の青年の船の受け入れ等のお金関係の処理で、かなり無理をしていました。「大腸がんの経験もあるし、腫瘍はガンかもしれないな、でも何があっても私は御本尊様で治してみせる」と思っていました。
先生は変わらずCTの画面を繰り返し見て沈黙しています。私にどのように説明しょうか言葉を選んでいるのかも知れないと思い、「先生、私は何を言われても信仰を持っているから大丈夫ですよ」と言いました。すると先生は、やっと口を開き「無いんだよ。膵臓にあったものが無くなっているんだよ」と一言。
先生としては見落としではないかと思い何度も繰り返し見ていたのだと思います。納得いかないような顔をしていましたが私はにこにこしていました。念の為、再度の血液検査をしたところ数値には何の問題もありませんでした。
やったー! 第一関門突破!
先生は「次は内視鏡で胃と大腸を診てみましょう」と明るい声です。
十一月十日、その内視鏡検査で、大変なことがわかりました。
画面いつばいに気味の悪い色と形状をしたものが映し出されました。先生は「『食道がん』ですね」と言いました。直ちにレーザーメスの手術。無事切除されました。危機は回避されました。
私は妙法の不思議さをしみじみと思いました。
◆ おわりに
私は人の言う事を聞かない頑固なところがあります。もし便秘の腹痛がいままで通りの痛さだったら私は病院にも行かなかったでしよう。そうしたら大腸ポリープ、膵臓の腫瘍を経て食道がんの発見切除という危機克服はできなかつたと思います。歌舞伎役者中村勘三郎さんの例でわかるようにがんの中でも食道がんは生還の難しい病です。食道がんを教えて下さるため、あの激しい腹痛だったのかと改めて御本尊様の慈悲の深さを知りました。あのまま池田創価学会のままでいたら邪信から偽本尊へと進み、いかなる厳罰の人生を送つていたかと考えると心底恐ろしくなります。学会員の皆さんには早く池田大作の謗法の酔から覚めて、速やかに総本山大石寺の戒壇の大御本尊様に参拝されんことを願って稿を終わりたいと思います。
----この項おわり----(128P)----つづく--