創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

「与直し」の真実-45

2016-09-30 00:03:21 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(206P)---(以下、本文)-------

◆私とノーベル賞と仏法西還
 平壌を訪問し朝鮮半島の南北を敵対関係から話し合い関係へ動かした金大中韓国大統領(当時)は〇〇年十二月にノーベル平和賞を授与されました。
 多くの日本人はノーベル賞にいかれています、最高だと信じきっています。ノーベル。なんという快い響きでしょう。ダイナマイト大量殺戮者の巨額遺産と平和賞の関係にはしびれまくリます。大量殺戮と平和の皮肉バランスの妙に驚愕せざるをえません。 たとえば、米軍による日本への核の持ち込みを秘密裏に承認し平然と国民を裏切っていた佐藤栄作さん(元首相)がノーベル平和賞を受賞したことはよく知られています。また〇二年には、前年からアフガン殺戮を続け、これでひどく調子付き「世界」を恫喝しながらイラク爆撃殺戮の準備をしてきたブッシュ米大統領がノーベル平和賞にノミネー卜されたリしています。そして、おらが池田大作さんですが、彼の「全人生」から睡眠と食事と排出とプロレスと政教一致と女性を除いたら何が残るでしようか。
 このほとんどがノーベル賞絡みと思われます。彼はいままでにおびただしい数のメダルや勲章や各種名誉称号を収集してきました。が、それらはすべてノーベル賞入手の「リハーサル」だったのです。彼はノーベル賞獲得のため、毎年、毎年、有名人訪問・招待やカネのバラ撒きや泣き落としやおべっかや肩もみなど、あらゆる手管を弄してきました。言い換えると、池田大作さんは、卵を割って出てきたヒヨコが最初に見た動くものの後をどこまでもついていくように、ノーベル賞に異常執着し続けてきたのでした。
 だから、池田大作さんは金大中さんのノーベル賞受賞にはさぞかし無念だったでしょう。私の敷設したレールを走っただけのトロッコ野郎の金大中がノーベル賞か。くそっ。レールを敷設したのは私なのに。それってあリかよ。
 でもね、大作さん、レール敷設はあなたの妄想。南北会談とあんたは無関係。目を覚ませ。あなたは韓国で数億円を上手に詐取するような連中を育て(韓国SGI)、韓国のあちこちから名誉称号をまきあげただけのこと。目を覚ませ。目を覚ませ。と言っても、池田大作さんは枕にしがみつき目をギュッと閉じるでしよう。目を開けたとたんへーワ印の王冠をかぶった「私」が消えてしまう。
 だが、〇〇年六月の南北朝鮮首脳会談のときの池田大作さんは元気でした(意気消沈してもすぐ元気になったリ、元気でもすぐ意気消沈するのが池田大作さんの特性なのです)。〇〇年六月十六日の聖教新聞が「池田大作さんによる南北首脳会談設定」というすこぶる元気な痴夢にまみれつつ、たとえば朝日新聞の天声人語などを模做した「名字の言」と題するオトボケ欄でこう語っていました。
「その姿に参加者のだれもが息をのんだ」
 おやおや、これはまたおおげさな書き出しだこと。いったい何があつたのか。
「インド・サンスクリット教育学院から池田SGI会長に名誉学位記が贈られた式典での出来事だ」
 はい。
「学院のミトラ副総長は、授章の辞を読み終えるや、SGI会長の前にひざまずいて、こう述べた。『池田博士は、大変な使命をもった方です。どうか、人類を導いてください』」
 ミトラさん。池田大作さんからいくらもらったか知らないけれど池田大作さんに向かって「ひざまずく」なんて。なんという恐ろしいことを。あなたは無知だ。月刊ペン裁判の焦点になった例の四畳半情事の一件を知らないのか。あの人の前でひざまずくなんて。あたかもすっぼんぽんで熊と相撲をとるようなもの。危険だ。じつに危険だ。池田大作さんは反射的に自分のベルトを外そうとした、なんてことはないだろうね。「立て、立て、立て、総立ちだ」なんて叫ばなかったでしようね。いやあ、じつに危なかった。
「名字の言」がこう続ける。
「日蓮大聖人は、インドから中国、そして日本に伝わった仏法が、末法には、日本から中国、そしてインドへ還っていくと『仏法西還』を厳然と予言された。……(ミトラのひざまずきは)『だれが仏法西還を果たそうとしているのか』を雄弁に物語る儀式であったといえまいか」

◆黒い嫉妬の弾丸
 池田大作さんこそがあリがたい仏法を西へ伝えるという予言(仏法西還)の真の対象者らしいのです。しっかしね、極東日本列島の選挙に淫している姿はじつに滑稽かつ奇妙。〇二年九月には「宗教弾圧の政治家は民主主義破壊の元凶“宗教団体が政治に影響を与えるのは当然”」などと完全に開き直っています。南北首脳会談の行なわれた〇〇年六月も彼らは衆院選(〇〇年六月十三日~二十五日)一色でした。
「公明の勝利が、民衆の勝利、新世紀の願望と言われる公明党たれ」(〇〇年五月三十日)。
「公明よ、自分でなく日本の為に立ち上がれ。これを創価の友は待っている。候補者と支持者一体の前進は政教一致じやない。当然だ。嫉妬の非難恐るな」(五月三十一日)
 そして、衆院が解散しました。池田大作さんの興奮はいやがうえにも高まリます。まだ公示されていないのに自ら選挙突入の“ドンブ”。
「戦いはスピードが勝負。電光石火の行動で敵も味方もあっと言わせよ!」
 また、青筋を立てて「村山の 勝利 勝ち取れ 断固して 鉄の団結 魔軍破りて」などと絶叫する。村山(東京二十区)で立候補した創価学会員は大野由利子さんです(落選)。つまリ大野ん由利子以外の三人の立候補者や同支援者は何がなんだかわからないうちに魔軍にされてしまいました。このあとも池田大作さんはしきリに「負ければ、悲劇であリ、不幸である。勝てば、喜びであリ、幸福である。ともあれ、君よ、黒い嫉妬の弾丸に当たって、死んではならない!」(六月七日)などとワケのわからないことを言い、正式に選挙が始まるや「公明よ支援者の期待に必死で応えよ」(六月十六日)と公明立候補者にムチを当て、ついに「極悪の仏敵は、断固として許さない。倒すまで戦う」(六月十八日)と剣?きわまリない雄叫び。これに「おっさん、政教一致行為をやめなさい」と口答えをしょうものなら即座に、「狡賢い陰謀に勝った。中傷非難の恫喝に、はつらつとして勝った」(六月十七日)
 と、むやみやたら勝利宣言してしまう。要するにもう手がつけられません。彼はこの衆院選直前の創価学会第四十六回本部幹部会〈〇〇年五月)でこう語っていましたっけ。
「これからも私は戦う。今までの千倍、万倍、戦う決心である。力は、いくらでも、わいてくる」

15.オクサマと池田大作さん
◆かねさんは香峰子です
 かねさんが大活躍である。「かね」とは何者か。自称幸福王者の池田大作さんがこよなく愛するカネ(財務など)のことではなくって、香峰子のことだす。かねは香峰子。たとえば創価学会=公明党と同じ仕組みである。後者は前者の仮の姿、偽称、仮面、ダミー。つまリ香峰子仮面をかぶったかねさんは、「名誉なんて何だ」と執拗に騒ぐ名誉コレクター池田大作さんの令夫人。約半世紀にわたる池田大作さんの女性関係があまリにも激しいナイアガラの滝ゆえ、あらかじめ鮮明にしておくと、かねは池田大作さんの第一夫人もしくは日本の戸籍上の妻です。彼女は一九三二年二月二十七日の東京都荏原郡蒲田町大字御園生まれ。白木薰次さんと静さんの次女。夫の池田大作さんとは四歳違いでいらっしゃる。ずっと創価学会員だが、しかし、めぼしい役職には就いたことがない。
 とはいえ、創価学会(むろん公明党を含む)でセンセと呼ばれるのは池田大作さんだけだが、オクサマも一人しかいない、香峰子だけだ。頂におわしますのはセンセとオクサマのお二人。仮に秋谷栄之助さんが頂に登ろうと片足をかけても強烈キックで蹴リ落とされること必定。この頂点のセンセとオクサマのまわリにアル中ぎみとしか思えないバッタや力マキリなどが群れて巨大ピラミッドを形成し箒や掃除機(銀行振込など)でせっせと裾野の創価学会員たちのカネと票をかき集めている。
 池田大作さんはこう言う。
「我らには名声とか富とか要望などもまったく関係ない」(〇〇年九月二十六日)
「私たちは虚栄の体面などは考えない」(〇〇年十月一日)
「堅苦しい見栄の人生を生きるな!」(〇〇年十月四日)
 とにかく、香峰子とオクサマの実像はかねさんであリ、舞台の前面に立ってスポットライトを浴びニッと笑っているのは仮面の香峰子(オクサマ)のほうである。その香峰子(オクサマ)の出番が二〇〇〇年を境にやたら増えている。
       ---------(212P)-------つづく--

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「与直し」の真実-44

2016-09-29 08:56:06 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(202P)---(以下、本文)-------

14.北朝鮮と池田大作さん
◆日中国交正常化の理論的基礎を構築?
 二〇〇二年九月に日中国交正常化の三十周年を迎えました。と、池田大作さんたちは「池田会長(SGI=創価学会インターナショナル)は永遠に途絶えることのない偉大な教育の伝統の統率者」といった自賛を繰リ返し、「池田提言は正常化の理論的基礎」と胸を張リました。池田大作
さんの「理論的基礎」があったので日中国交が“やっと正常化した”というのです。へえっ。池田大作さんと「理論」はそもそもハブとマングースが顔を赤らめてしまうほどの宿敵です。しかし三十年前の日中の国交正常化は池田大作さん抜きには語れないそうなのです。でもね,池田大作さんは、確かに国交ー常化の前ではあリますが、「理論」とは無縁のカネの束をお供にかつがせ
中国を観光旅行しただけでした。なのに…。読者の顔を真っ赤にさせる、〇二年九月のセンセの御手紙(聖教新聞)をさかのぼっていきますと、九月二十日、二面にわたるどでかい見出しにぶつかリ鼻骨を折リそうになリました。こんな字が激しくアワ踊リをしていたのです。
「偉大なるノーベル家の伝統人類貢献の魂を持続せよ! SGI会長ノーベル博士一行と語らい」
 そろそろノーベル賞の発表シーズン。だから、宇宙サイズの知に満ちあふれ、謀の巧みな池田大作さんはノーベル平和賞を握リしめようと思いつきリ腰をくねらせてノーベルの御子孫(マイ
ケル・ノーベル氏)を御歓待あそばされたのでした。このようなドタバタ連続劇のせいでしょうか、いや、どんなにドタバタしても“お宝”には必ず大口を開けて元気よく跳びつきモノにしてしまう池田大作さんが、〇二年九月十七日の小泉首相の北朝鮮訪問で進行しはじめた日朝国交正常化交渉の再開には知らんぶリ。
 そっと横目で見るだけ。その尊き御口をはさまれませんでした。〇〇年6月の金大中大統領と金正日総書記の会談時のことを思い出します。あのときは「じつは朝鮮半島の平和はオレのおげ!」なんて“おてんとうさん”もびつくリする話を声高らかに触れまわった御一行さんが、今回はいったいどうしたのでしょうか。やけに食い付きが悪い。あんなにたくさんゼニを配リ歩き、世界の超有名人たちをョイショしまくリ、ノドも裂けよと「へーワ」を連呼し続けブッシュのアフガン殺戮、イラク侵略・大量殺戮を支援したのに、今年も、ああ、ノーベル平和賞はダメだったか。がっくリやなあ。もう生きていく気力がないなあ。
と完璧にめげてしまつたせいでしようか。ノーベル平和ガックリ病になってしまったのでしょうか。
 いいえ、そうではあリません。小泉さんと金正日さんの会談で「北朝鮮による日本人拉致問題」がボッと燃え上がったからでした。池田大作さんには、どれが盛大なダボラ吹奏の対象になリ、どれが「触らぬ神にタタリなし」の対象になるのかよくわかリます。これまで外れたことがあリません。獣的直感のおかげです。…それにしても〇〇年六月の朝鮮半島の南北首脳会談に接した
ときの池田大作さんたちはすごかった。池田大作さんのスケッチを正確にするため“あの日”へワーブしてみたいと思います。

◆北朝鮮の船に乗リ込む
  〇〇年六月の南北朝鮮首脳会談は歴史的転換になリました。でも…、ぶったまげた。これは「池田大作さんの筋書き」に沿ったものだというのです。
  創価大学平和問題研究所の高村忠成所長がおったまげて腰を抜かした最初の人のようです。池田大作さんに忠誠をつくしているらしき忠成さんはこう言います。
「このドラマ(南北朝鮮首脳会談)の一つひとつが、かねてから池田SGI会長が毎年の「1・26提言」をはじめ、世界の識者との語らいなどの中で、その都度、提案してこられた筋書きに沿って展開されている模様を知リ、SGI会長の先見性にあらためて感慨を深くした次第である」
〈〇〇年六月二十日の聖教新聞)
 ご高説です。びっくリしました。金大中さんも金正日さんも「池田大作さんの敷いたレール」
を走るトロッコだった。それはノーベル賞に値する指摘です。しかし、どことなく脳の腐敗して
いるような二オイが。哀れ、無残、主観ゾウリムシ。そんな言葉が浮かんできます。もしかした
ら忠成さんは朝、家を出掛けに女房と激しい口論をして、ヤケになっていたのか。と思いきや、
すでに聖教新聞の寸鉄(同紙コラム)がこう宣言していました。
「南北会談しかリ。日中友好しかリ。名誉会長の先見性に只々感嘆。識者」〈〇〇年六月十六日の聖教新聞)。
 つまリ「池田による会談レールの敷設」は犬が西向きや尻尾は東のごとく池田大作さんたちにとってあたリまえの話でした。日中しかリ。朝鮮しかリ。みんな池田大作さんの掌中の出来事なのです。しかし、なんづらか(「何か」の甲州弁)、最後の「識者」っつうオマケの二文字は。凡人にはとうてい理解できないマジックのよう。よもや東京都大田区生まれ、無知.恥知らず.品
性下劣で有名なあの創価学会員の別称ではあリますまいね。
 池田大作さんたちと北朝鮮の絡みにはこんなウワサがあリました。南北首脳会談の前、続訓弘という公明党のおっさん(〇〇年当時、総務庁長官)が新潟港に停泊中の北朝鮮船にのそのそと乗リ込んだというのです。(それが真実だとしたら)彼はいったい何をしに行ったのでしようか。
 ちなみに、続さんは大変興味深い研究対象です。非創価学会員ながら池田大作さんの信任が非常に厚く、東京都庁時代(副知事などを歴任)からと思われますが、“山口組の偉いさんとの仲をひけらかして恥じない藤井富雄さん(都議、公明党最高顧問)”とは、ずーっと仲良し二人三脚関係。九〇年代後半には、池田大作さんを右翼丁の街宣から防衛するため、政界のドブネズミのMさんとひそひそ話をして、結局、数億円で片をつける仕事を器用にこなしました(Mさん側の証言)。とにかく続さんのまわリはやたら薄暗い。したがって、公安筋が「あいつ、北朝鮮の船に大金をかつぎ込んだな」などと考えたとしてもけっして咎めるわけにはいかないのではないでしょうか。としたら、目的は何か。池田大作さんのすベての言動を丁寧に振リ返リます。こんな推察が生まれます。双子の金正日さんから何かを買いつけようとしていた。そう、平和とはいっさい関係のない欲望の充足、たとえば研究所とか大学などの名誉称号の買いつけです。
       ---------(205P)-------つづく--

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「与直し」の真実-43

2016-09-28 08:38:28 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(197P)---(以下、本文)-------

13.官房機密費と池田大作さん
◆鎧をかぶった禿頭
 謀(はかリごと)は“巧く”やれ、と池田大作さんはしきリにささやく。現代の最大最悪の謀はメディア規制と有事法制化と日本国憲法破壊の三点セットである。口を巧く使え、と池田大作さんは弟子たちを励ます。
「口をね、パクられないよう口を“巧く”使ってね」
 実際、メディアつぶしや有事法制化や日本国憲法の破壊は池田大作さんたちの私利確保の謀と加担によって一挙に浮上したのだった。池田大作さんは「仏法は絶対に平和主義」などと繰リ返しながら神崎武法さんたちの背中を「叩き」、私たちを戦争へ突き落とそうと躍起になっている。
 おまけに彼は、
「豪壮な邸宅を持ちながらも、いつも脅迫的な鎧をかぶって、正義の仮面に隠れながら、真実の正義の人々を苦しめ、攻撃する、あのバッジの印よ」(二〇〇二年四月二十日)。
 などと叫ぶ。どうやら政治家たちをひどく妬み呪っているらしい。しかし池田大作さんは、きっと久しく鏡を見たことがないのだ、彼こそが創価学会から詐取したとしか思えない「豪壮な邸宅」に住み、「いつも脅迫的」な組織の鎧で身を固め、「いつも脅迫的」で恥知らずの言葉をバラ撤き、へーワやジンケンなどの「正義の仮面」をかぶってうろつき、日常的に「人々を苦しめ」、さらにバッジのたぐい(名誉称号など)の収集狂であることはつとに有名である。つまリ彼は政治家に仮託して自分を罵る、なんとも奇妙な性癖の持ち主だが、それにしても身を護るため首から下につける鎧を、いくら不実の禿頭がでっかいとはいえ「かぶる」とはね!

*.池田大作さんほど平和を弄び、卑しめ、蹂躙し続けている者はいない。
*.彼ほど私益増大に耽リ、盜みや殺人教唆や淫欲行為やいじめの数々を隠蔽しようと、尻尾をちぎれるほど振って国家権力に阿諛追従している者はいない。
*.彼ほど、あくどく、かつ巧妙に脱税し続けている者はいない。
*.彼ほど憎悪を他人になすリつける喜びに淫している者はいない。
*.彼ほど虚飾を強く抱き締めている者はいない。
*.彼ほど死神に襟首をしつかリ掴まれてもなお短足をパタパタさせている者はいない。

これらの罪はいずれも万死に値する。
が、池田大作さんはしゃらしゃらっと「正義とは勝つことである。そしてまた、幸福とは勝つことである」〈〇二年四月二十一日)などと説教してくださる。要するに「勝てば官軍」。何したって勝てば万事OKじやん、とうそぶくのだ。

◆おいしい官房機密費
 そうした荒廃思考の宣伝や煽動がどんな結果をもたらしているかを、たとえば〇二年の春に発覚した不祥事がまざまざと教えてくれる。池田大作さんたち(公明党)と自民党の官房機密費をめぐるふしだらきわまリない関係である。
 水面下から浮上したのは三つの文書だった。いずれも宮沢喜一内閣時代に加藤紘一官房長官が管理していた官房機密費の記録文書(使途明細書)の一部で、
①KOKUYOノートに記した金銭出納帳
②同出納帳を整理して内閣用箋に記した月別収入支出表
③やはリ内閣用箋に記した目的別分類表である。
 加藤官房長官は一九九一年十一月から九二年十二月にかけて、国会対策、餞別、パーティなどのため公金(官房機密費)を約一億四千万円、乱費したという。ちなみに、この約一億四千万円は当時の全官房機密費(約十六億円)の一割にも達していない。要するに残・約十五億円は闇の中。
 したがって、次の池田大作さんたち公明党議員(当時・野党)への機密費プレゼントも「たまたま表面化した氷山の一角」でしかない(以下、公開された文書のぺージに沿って池田大作関係分をすベてピックアップする。重複あリ。*.印は注。原文=横書き)。

★91年11月14日、英国屋(権藤、二見、鶴岡)160万5000円--KOKUYOノート。
★91年11月26日、英国屋(黒柳明)--KOKUYOノート。
★92年4月28日、公明・背広30×3 96万3000円--KOKUYOノート。
★92年9月17日、市川雄一(*.公明党幹事長)100万円--KOKUYOノート。
  *.平成4年度海外派遣議員団政治経済事情8班=9月~10月、フランス・ベルギー・イタリア視察(衆議院調べ)。
★92年3月12日、公明党背広(*.金額不明)--KOKUYOノート。
★【国体関係】91年11月26日、英国屋 黒柳100万円--内閣用箋。92年4月28日、公明党96万円--内閣用箋。

  この機密費の贈収賄のあった九一年十一月ごろ、国会では与野党の激しい攻防が続いていた。
 焦点は今日の有事法制化への重要なワンステップになるPKO法案である。十一月二十七日=衆議院の国際平和協力特別委員会で自公が肩を組み同法案を強行突破した。十二月八日=衆院本会議、自公が笑い合いながら賛成し法案可決。十二月二十日=参議院本会議。いったん廃案への道を辿る。が、すかさず自公民プラス連合参議院が猛反撃に出て廃案から継続審議へ救出。要するに、現ナマもさることながら洋服の老舗「英国屋」(東京銀座)の超高級背広などが充分に効果を発揮したのだった。
 自民党のボスは池田大作さんたちの卑しさを熟知している。その言行不一致を知リ抜いている。
 高級背広のたぐいをちらっかせればやつらは必ず這い出してくる。
 平和バンザイ→平和→へーワって→平和も戦争もバンザイ→戦争にもいろいろある→戦争のどこが悪い→私は正義→邪悪を叩け→正義って素敵→勝ちたい→幸福になリたい→英国屋の背広ちようだい。
 やつらはそんなふうに必ずよろめく。
 〇一年三月二十二日の朝日新聞で平野貞夫参議院議員(元衆議院議長秘書、自由党)がこう証言した。
「公明党は最初は背広の生地ぐらいしか受け取らなかったが、昭和五〇年(一九七五年)ごろからは(生地から仕立てまで全部)受け取るようになった」
 池田大作さんたちの収賄は昨日今日のことではなかったという。そして問題の九一~九二年当時、池田大作さんのおぼえめでたい収賄議員の公明党内ポストは、権藤恒夫さん=副委員長、二見伸明さん=政審会長兼党PKO特別委員長、鶴岡洋さん=選対副委員長(現・副代表)、脳不在といわれるブラックパンサー黒柳明さん=参議院議員団長。また、池田大作さんから「(非常に痩せせているので)レバー食え!」というあリがたい命令を拝受した市川雄一さんは最高幹部(元書記長)だった。
 あの渋面マン(市川雄一)がどんな顔をして百万円の束を受け取ったのか。それを想像すると胃が痛み食欲がなくなる。まるでホラー映画のワンシーンである。彼らは洋服の青山のツルシなんてお呼びではない。ゼッテー英国屋か現ナマでなくっちゃ嫌、とダダをこねている雰囲気。とにかく国政をダシに大口を開けてせびリまくる…。池田大作問題は昔から「宗教」の枠組の問題ではなかつた。
       ---------(201P)-------つづく--
       

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「与直し」の真実-42

2016-09-27 09:50:35 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(191P)---(以下、本文)-------

◆卑怯な権力の狂い叫び
 9・11事態にぶっかった池田大作さんはすぐにのぼせあがリ「ブッシュ米大統領のアフガン無差別虐殺賛歌」を薄毛の大頭にちょこんと載せ聖教新聞などで、こんなタップダンスを踊リました。
「君は勝った。私も勝った。彼は負けた。肥え太リながら売名に負けた」(〇一年十月十一日)ちなみに、彼は第十回本部幹部会でブッシュ米大統領の向こうを張リ「正義勝利」と叫び、さリげなく自分をソクラテスになぞらえてこう言いました。
「世界の大学・学術機関から「名誉博士」「名誉教授」という知性の栄誉を拝受してきた。この秋、宗門(日蓮正宗)と決別してからの10年間で、ちょうど100の栄誉となる(大拍手)」
★聖教新聞の注:3年前の秋は、12であった。(以下、ずらずらと買い付け先の大学名を列挙して)五大陸から109の名誉博士・名誉教授等が授与されている。先日の中国の名門・蘇州学が109番目。今秋、3大学の授与式が予定され、112となる(授与の“予定数”までカウントするバ力がほかにいるでしょうか)。( )内は筆者注。
 つまリ、「肥え太リながら売名に負けた」の主語は「彼」ではなく「私」、すなわち池田大作さんでした。きっと旅客機激突で「君」「私」「彼」の関係がごっちゃになってしまったのでしようね。しかし、池田大作さんはめげません。
 彼はこう開き直リます。
「人がどうあれ環境がどうあれ状況がどうあれ要は自分が強くなればよい!」〈〇一年十月二十一日)
 狂っている。完全に狂っています。しかしご本人はどこ吹く虱。次のような能書きを垂れます。
「元始の時代は文明の利器はなかったが、殺伐な争いもなかった」(〇一年十月二十二日)
 往年の「畠山みどリ」じゃあるまいし。争いのない時代はあリませんでした。また、争いには常に同時代最先端の“文明の利器”が使用されています。こうした無知やノーテンキは、かのブッシュ米大統領とウリふたつです。ブッシュは〇二年初秋に「ダディ(父ちやん=元大統領)をいじめたイラクをぶっ殺してやる」と言ってオツムの軽さを披露しました。つまリ池田大作さんとブッシュは世界平和のために力ラッポ頭をぶつけ合い二ンゲン風鈴でもやっていたらいいのではないでしょうか。いや、そんなふうに並置するとブッシュが気を悪くするかもしれませんね。
 なぜなら、次のように池田大作さんのほうがブッシュよリ数十倍も悪質ですから。
「二度と戦争があってはならない! 断じてならない!」(〇一年十月二十二日)
 税金逃れの法人の豪邸を「私邸」に変え、その一室にぬくぬくコロリンと寝そべってあたリかまわず吐きつける平和気取リほど悪質で汚いものはあリません。彼が「平和」と言いながら庶民のカネをかすめ、国のカネをかすめ、「一人勝てばいいのだ!」とうそぶきつつ札束を握って名誉称号をあさリ、美食と惰眠をむさぼリ、幾多の女性醜聞を蓄積している間に、世界のあちこちで戦争が継起し、いまもアフガンにおいて皆殺しの戦争が進行しています。のみならず池田大作さんたちがそうした戦争に日本国民を加担させようと永田町の神崎武法さんらを使嗾している最悪の構図(政教一致)をけっして見逃すわけにはいきません。
 これらの犯罪の解明のためぜひとも池田大作さんを国会にご招待しなければならないのではないでしようか。しかし、池田大作さんはびびリまくリます。こう喚いて税金逃れの豪邸の柱に両手両足でヒシッとしがみつくのです。
「真実に生き抜く 先駆の平和主義者に 邪悪と闘う 正義の仏法者に 嫉妬のため 讒言のため 権力を使って 国会喚問等を要求すること 実に十数回。なんと卑劣な なんと卑怯な なんと傲慢な 権力の狂い叫ぶ 浅ましさよ!」(〇一年十月二十二日)

◆なぜ中選挙区か
 二〇〇一年十月二十九日、テロ対策特別措置法案と自衛隊法改正案と海上保安庁法改正案が国会を通過しました。これらの我争加担法ときびすを接し、国連平和維持活動(PKO〉協力法の参加五原則の凍結解除が開始されました。
 テロ対策法案について池田大作さんたちはこう宣伝しています。
「おれたちが努力して、①国会の事後承認 ②基本計画の国会報告 ③二年間の時限立法などを付加したぞ。だから安心だよ」
  しかし「事後承認」には何の効果もあリません。それはあくまでも「事の後(あと)」。また基本計画の国会報告は無意味です。なぜなら、国会報告時点ではもう戦闘態勢もしくは戦闘そのものへ突入してしまっているわけですから。途中で計画を変更することは百パーセント不可能です。
 さらに「二年間」はいったい何を基準に設定したのでしようか、根拠が少しもはっきリしません。
 要するに、池田大作さんたちは平和を口先でもてあそびながら「戦争を国民に飲ませるためのオブラート」をせっせとつくっていたわけですが、この〇一年の秋、さらに驚くべきことが発覚しました。
 衆院の選挙制度を小選挙区制から中選挙区制へ変えろと、いわゆる「対テロ」の大騒ぎのさなか、池田大作さんたちは突然騒ぎ出しました。自分たちにとって中選挙区のほうが都合がいいからです。中選挙区制だと創価学会員候補者の当選数が増加します。それにしても不思議でした。
 なぜ彼らは選リに選って「対テロ」論議の大騒動時にワガママを言い出したのでしようか。ほどなく真相が判明しました。池田大作さんたちはなんとテロ関連法案成立や“PKO参加五原則の見直し”を人質にとっていたのです。選挙制度をおれたちに有利な中選挙区制へ変えなければ対テロにもPKO関係にも賛成しないよ。つまリ「国の運命」を人質にして「創価学会の利益増大に貢献するかどうか」と小泉純一郎首相に迫ったのであリます。いまや池田大作さんたちの“のぼせ”は極点に達しています。彼らのお題目は「自分が強くなればいい!」、その行動指針の真髄は「勝利者だけが幸せ!」(いずれも池田の常用語)です。池田大作さんたちはこの究極のミーィズム(エゴイズム)を全面開花させようとしたのでした。
 池田大作さんたちには一般常識的な「恥」の意識があリません。「反省」の二字が欠落しています。たとえば、彼らは一九九四年三月の「中選挙区制→小選挙区制の改正」に両手をあげて賛成していたのです。それをコロリと忘れている。
 で、九四年十二月、二大政党をつくるんだなんて言い、自民党を割った小沢一郎さんたちと新進党を結成、小沢派を取リ込もうと執拗に謀略の糸を張リめぐらしました。しかし、みごとに失敗して九七年末に追い出され再び公明党を名乗リ始めた(九八年十一月)わけですが、翌九九年一月の池田大作さんの「小選挙区制はダメだ(おれたちの利益にならないごという発言を跳躍台にして、“おれたち”に利益をもたらしてくれるであろう中選挙区制へ後戻リさせるべく自民党との結合をいっそう露にし、あまつさえ日本が米軍の手足となリ参戦する戦争マニュアル「新しい日米防衛協力のための指針(新ガイドラインごや盜聴法などのとんでもない法律を次々と成立させたのでした。さらに〇〇年六月の小選挙区制総選挙。池田大作さんたちは大敗しました。お尻に火がつきました。ええい、あほたれ、復讐したる。私(池田大作)に勲章などをプレゼントしない冷たい日本がどうなろうと知ったことか。こうなつたら何がなんでも「おれたちの利益」を保証する中選挙区制復帰だ!
 ところで、池田大作さんたちのこのアホ騒動を推進していた「もうひとつの動機」を見落とすことができません。憎悪です。彼らが〇一年十月下旬に自民党執行部との間でまとめた“小選挙区の一人区を合区して生む二人区(十二)および三人区(二)案”が池田大作さん特有の「憎悪」に染められていた点です。たとえば〇〇年総選挙はこんなティタラクでした。

★旧小選挙区の東京四区+東京五区(新・中選挙区の二人区)のうちの東京四区=創価候補の遠藤乙彦さんが、かっての新井将敬議員の選挙マシーン(統一教会ネットワーク)を継承した森田健作さんに蹴落とされました。
★東京十六区+東京十七区(新二人区)のうちの東京十七区=創価候補の山ロ那津男さんが平沢勝栄さんから自公結託を批判されみごとにコケました。
◆神奈川八区+神奈川九区+神奈川十区(新三人区)のうちの神奈川八区=創価学会の強力支援を背にした江田憲司さん(元橋本龍太郎首相秘書官)が、無所属の会の中田宏さん(現橫浜市長)と一騎打ちを演じたものの、自公批判を痛烈に展開されて完敗しました。
 池田大作さんたちはパチ切れました。おのれ、復雙してやる。しかし方法は? このまま次回選挙も小選挙区制だと返リ討ちにあいかねない。としたら中選挙区制への復帰しかない。そして、9・11の混乱が発生しました。欲ボケ復譬劇を始める絶好のチャンスが到来しました。
       ---------(196P)-------つづく--

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「与直し」の真実-41

2016-09-26 08:33:19 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(187P)---(以下、本文)-------

◆アツカンべー
 産経新聞に星の数ほどいる敏腕記者のうちもつとも凄腕と思われる花岡信昭論説副委員長が大指導者に次のような素敵な質問をぶつけました。
「田中真紀子外相の一連の言動が問題化しているが」
 すると、ポテどんはかくのたまひて花岡どんの鼻を突っきました。
「これは私よリも首相に聞いてほしい。『九思一言』(賢人は九つの思いを重ねたうえで一言する=原注)ということだ」
 九思一言。全人類を導く賢人のなんと重い言葉でしょうか。それを知ってか知らずにか、花岡どんはこんな失礼な問いをぶつけました。
「三十年前には言論出版妨害事件があつた」
 九思一言の池田大作さんが答える。
「学会はさんざん悪口を言われた。それはいい。許せなかったのは、学会婦人部に対して、口を極めて侮辱したことだ。…侮辱のつくリ話などに反発し、怒るのは当然だろう」
 彼は学会婦人部のスカートのカゲに隠れてアッカンべーをしました。当時、問題になったのはー今日も同様ですがー池田大作さんが連綿と女性たちに芳しくないことをしていた事実で、学会婦人部と言論彈圧はなんの関係もあリません。
 要するに、池田大作さんと花岡さんはテロ事件のドサクサにまぎれ、「照る日、曇る日、あなた想ふ日、日々是“口実”」と高唱したのでした。
 ところで、この高唱の前日〈〇一年九月十六日)。九思一言の賢人は日本列島の背骨にスクッと立つて中東方向をにらみ据えこう指摘なさっていました。
「中東の問題を、「善玉』と「悪玉」の闘いのように単純化することは危険である。その不毛さは、かっての反ソ闘争や、ベトナム戦争の悲劇を思い起こせば、明白であろう」
 まさにそのとおリでございます。しかしね、あんた、気は確かでしょうか、池田大作さんほど怒リ狂ったタコみたいに激しく「善」と「悪」の戦争に吸いついているモノは世界中どこにもおリません。彼は、たとえば二〇〇一年五月八日、ソローに変身して「善と悪の間に休戦はない」と叫び、「戦え!行動せよ!」と喚き、「皆さん、吼えようではないですか!」と吼えています。
 また9・11に絡み九思一言、「勝利するまで、戦いをやめるな。疲れても、あきらめるな。屈するな。…悪に対して、おとなしいのは、悪である。正義を叫び抜くことだ」と吼えています。さらに、これは産経新聞連載が終わった翌日(九月二十一日)の九思一言ですが、「人生は戦闘だ。人間は正義と邪悪との戦いだ! 喜び勇んで正義の味方となって君よ!…勝ち行くのだ。いな勝ち抜くのだ」
 などとほざいておられます。これに比べればブッシュ米大統領の「正義」のリフレインなんて初秋の蚊の羽音ようにひよわです。
 戦ぇ!
 行動せよ!
 そのように大声で煽られたお隣の学会さんたちは、最近、何をしているのでしょうか。〇一年の秋。埼玉県の神社に火がつけられました。ひとしきリ犯人は池田大作さんの愛弟子たちだと噂されました。当時、この埼玉県のみならず、全国のあちこちで火つけが流行リました。ああ、池田大作さんたちとの関係なんて虚偽であってほしいと切に願います。でも、しきリに耳鳴リがします。池田大作さんの声が響いて止まリません。
 ニンゲンは
 正義と邪悪との戦いだ!
 戦え!
 行動せよ!
 戦え!
 戦え!

◆死に愛撫され
 このウッフン状態をいったい誰に止めることができるでしようか。池田大作さんほど激しく平和の叩き売リの人生を費やされた方が何人おるであリましょうか。
 それに、池田大作さんは晩年になるやますますゲテモノをお好きになられ、去る二〇〇一年十月二十三日には、中国の遼寧師範大学から名誉教授称号を“馴れた指先の瞬間芸”でモノにしたあげく、毛沢東を黄金の舌先でしみじみと味わってほほボックリ状態に陥リ、残るおしゃぶリ相手はマルクスとマルキド・サドとレーニンとチェ・ゲバラとサルトルだけになリました。河豚は食いたし命は惜しし。池田大作さんの今生にしつかリとッメを立ててしがみつく強欲の度合いは並大抵ではございません。
 が、死に愛撫され始めてからのジタバタぶリはじつに滑稽ですね。たとえば〇一年十月にはしたリ顔で「この世に自分自身が生まれ来たったことに疑問の入リ込む余地はまったくない」とおっしやられました。ほおー。
 でも、それから十二日目の十月二十二日には「一個の人間として何のために生まれてきたのか。…それは誰にもわからない。いくら聞いてもわからない。自分自身もわからない」。
 あんた、疑問呈示の順序が逆でっせ。「自分」にわからないから「誰か」に聞いたんでしょう。
 池田大作さんはこうおっしやられます。
「何のために生き続けていくのか。どうして他の生物に生まれなかったのか。なにゆえ小さいこの町と家に宿命づけられて生まれたのか。疑問が多い。不思議な現実が多い」
 なにゆえつつうたって。先日の悟リはどないなったんか。池田大作さんは唇をぺロリと舐めるような感じでこう語リます。
「計リ知れぬ深い生命の本質を知悉したいと思いながらももう五十年も六十年も過ぎ去ってしまった」
 あんたァ、妄想こいたリ後悔するのは勝手やけど、とぼけないでね、半世紀余リ美食と背後襲撃とゼニ稼ぎまみれと平和の叩き売リの人生を過ごしてきていまさら何言うてまんねん。いい年ぶっこいてからに。
       ---------(191P)-------つづく--

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