○〝乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント、矢野絢也…講談社…2011/10刊〟より
◆宗門からの絶縁宣言
この日の夜から学会は宗門対策で忙しかった。宗門が全国教師代表者会議の議論に基づき、
池田氏らを破門してくる可能性が高まったからだ。
二六日の事情聴取二日目は、トラブルもなく淡々と進んだ。八尋氏ぱ坂本部長の強硬姿勢と
現場調査官の柔らかい対応との乖離を訝しがり「判断に苦しむ」と首を傾げた。八尋氏による
と現場はとても和気藹々としているとのことで、八尋氏は「福岡、香川の恩師記念館の調査と
財産調査の〝山二つ〟で終わりではないか」と楽観的な見通しを口にした。つまり坂本氏の強
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硬姿勢はポーズにすぎず本気ではないのではないかというのだ。だが私は八尋氏の見方は甘す
ぎると思った。東京国税局がそう簡単に引き下がるはずがなかった。
一○月三○日、学会本部で緊急会議が開かれ、激しい宗門攻が行われたが、全員、表情に
不安があふれていた。会議の参加者の心配はご本尊問題に集中した。学会員は日蓮正宗の信徒
として、每日、信仰の対象であるご本尊を拝んできた。「ご本尊をどうするのか」。参加者は宗
門を批判しつつも不安を口にした。それだけご本尊は学会員にとってかけがえのない存在だっ
た。会議で福島弁護士が「破門には訴訟で対抗する。猊下も裁判に引っ張り出す」とやたらと
強気だったのが印象に残っている。この会議の模様は全国の主だった学会施設に緊急同時放送
された。
先に取り上げた学会系の『地涌』(一○月三一日号)は「コラ日顕!」と猊下を呼び捨てに
し、日顕や高僧たちの信心はどうなっているのか。これはあまりにひどい。悪い奴らだ』と
口汚く罵った。
一方、政界では政治改革関連法案の廃案を受け、海部首相が続投を断念し後継レースが激化
していた。後継に名乗りを上げた宮沢喜一•渡辺美智雄・三塚博の三候補を竹下派代表代行の
小沢氏が呼びつけて個別に面接したが、これが「何様のつもりか」と政界の反発を招いた。そ
んな中、宮沢喜一氏を推す宮沢派幹部の加藤紘一氏が宮沢・池田名誉会長会談を学会側に打診
してきたようだった。加藤氏は秋谷氏と親しいという噂があったが、学会首脳は会談に消極的
だったと聞いた。宮沢氏は一一月五日に首相に就任する。
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同じ三〇日、山崎副会長から「池田名誉会長から矢野さんに贈り物がある」と連絡を受け
た。その際、山崎氏は「前門の虎、後門の狼、よろしく頼みます」と国税対策を懇願した。池
田氏からの頂き物は、おそらく私が池田氏に贈ったP献金のお返しのつもりだったのだろう。
一一月二日、池田名誉会長の三男、尊弘氏と会ったという学会首脳から尊弘氏の言葉を聞か
された。「秋谷会長は矢野さんを守らないでしょうな。池田名誉会長は『公明党には矢野一人
しか政治家がいない』と言っていた」と尊弘氏は言っていたそうだ。私は「ほめたかと思う
と、四二年当選組は全員辞めろとけなす。いつもの気紛れだからいちいち気にしないようにし
よう」と胸の中でつぶやいた。
宮沢政権が発足した一一月五日、私は石田委員長らと話した。石田氏は「宮沢総理はいつ衆
議院を解散するのか。政界再編もあるというが。宗門戦争について、宗門は公明党国会議員が
池田先生から離反すると言っているがそれはない。社会部の記者たちは我々に話さないが、国
税の調査は進んでいる。どこでなのか場所はわからんが池田名誉会長が公明党執行部を批判し
ている」と不安そうに話していた。石田氏には国税問題を含め、情報があまり入っていないよ
うだった。
一一月六日、竹下元首相と電話で話した。竹ド氏は「この前のこと、それとなく話した。議
事録は出さないことで約束できた。後のことは、これから詰める」と言つた。竹下氏は、池田
氏個人への税務調査を行わない、などの三項目について坂本部長らに話してくれていたのだ。
同日、学会本部の幹部職員から、相変わらず本部内で帳簿の改竄が続いているとの報告があ
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った。 .
「人の名前を変更したり物品名を変えたりしている。美術品や池田氏への贈答品などを運搬し
ている日本図書輸送の輸送日報の改竄が、まだできていない。今日、本部で学会の中央会議が
開かれた。あわただしい」
あわただしいのも当然だった。翌日、読売新聞夕刊が『日蓮正宗が創価学会に絶縁宣言 信
徒団体の解散勧告』というスクープを放ったのだ。それによると宗門は七日、学会が信徒団体
としてふさわしくないなどの理由から、学会に対し解散勧告を行う方針を決め、七日中に文書
で通知するという。
勧告の直接の理由として読売は、池田氏らの宗門批判の他、学会員の冠婚葬祭が日蓮正宗の
僧侶抜きで行われていることなど学会の宗門離れを指摘した。また読売は、一○月に宗門が日
蓮正宗の約六〇○人の僧侶全員の要望をまとめたところ、厳しい処分を求める声が圧倒的だっ
たことにふれ、「現在の学会の活動路線そのものが同宗の教義に折り合わないことを明確にす
るため、解散勧告を行うことに固まったとみられる」と報じた。
宗門が学会に送った「解散勧告書」は、信仰上の問題にとどまらず、過去に学会が起こした
さまざまな不祥事もあわせて俎上に載せて指弾していた。
『創価学会では、かって言論出版妨害問題や選挙時の替え玉投票事件、また共産党宮本委員長
宅電話盗聴事件や「月刊ペン」事件等、反社会的な行動やスキャンダルなどで、社会から幾多
の厳しい指弾を浴びましたが、近年に至っても、なお会員による身代金六億円を要求した本宗
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住職誘拐事件、会員である公明党議員たちにょるリクルー卜事件や砂利運搬船汚職等の数々の
贈収賄事件、一億七千万円入り金庫投棄寧件、ルノワールの絵画取引にかかる疑惑、墓地造成
にかかる脱税事件や株売買にかかる損失補てん疑惑等、巨額の不正疑惑事件が頻発しておりま
す』
『これら創価学会が関与した諸事件は、そのたびごとに、本宗七百年の清浄な宗風に泥を塗
り、また本宗の社会的信用を大きく傷付け、正法の広布進展に著しい妨げとなつている』
翌日、学会は秋谷会長が記者会見を開き宗門に反論した。
「私たちは、何度も話し合いを求めたが、それに応じょうとせず、一方的に宗教的権威でおし
つけてくる」
「日蓮正宗の発展に最大の貢献をしてきたのは、まぎれもなく創価学会である。それを、信者
からご供養を受け取るだけ受け取つて、あとは邪魔だから切ってくる。まさに常軌を逸してお
り、社会的常識では考えられない」
「創価学会は、独立した宗教団体であり、宗門から解敗を勧告されるいわれはまったくない」
秋谷氏の主張のうち最後の「独立した宗教団体」というくだりについては少し説明したい。
学会の前身は創価教育学会といい、それを戸田二代会長が一九五一年に宗教法人として東京都
知事に申請して発足させたのが現在の創価学会だ。学会の別法人化に、宗門は強く反対した
が、宗門を財政的に支えているのは信徒団体の創価学会であり、宗門としてもスポンサーの頼
みを無下に退ける訳にいかなかった。
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そこで宗門は①学会の信徒を日蓮正宗の各寺院に所属させる、②宗門の教義を守る、③三宝
(仏=日蓮上人、法=ご本尊、僧=僧侶)を守る、という三つを遵守することを条件に別法人化
を許した。これにより、宗門から教義やご本尊を借りている一信徒団体にすぎない学会が、宗
教団体としての法人格を持つに至った。
だがこの経緯を見ても明らかなとおり、学会が宗教法人として認可されることが許されたの
は、宗門外護が大前提だった。つまり宗門に害が加えられたときは、別法人である学会が宗門
を守るという建て前になっていたのだ。だが学会は宗門外護どころか、逆に宗門攻撃の急先鋒
の団体に変質した。そこで宗門は宗教法人化を認めた三条件が崩れたことを理由に、学会に宗
教法人としての解散を勧告したのである。
この日の手帖には学会側の反応について《宗門に対し超強気で押し通すつもり。これで良い
のか?》とメモしてあつた。
一方、税務調査に関して、学会幹部から「大田区の池田文化会館や学会系のレストランなど
に調査官が来た」との報告があった。八尋氏からも一一月九日に税務調杳に関する連絡があっ
た。意外にも池田氏専用施設について東京国税局側は「公益事業会計で専用施設の建設や維持
費を負担していても問題ない」との見解を示したという。国税庁は軟化しているのだろうか。
だとすると、やはり竹下氏の工作が奏功しているのだろうか。竹下氏は私の大事な友人の一人
だったが、この当時、私が一点の曇りもなく竹下氏を信用したかというと必ずしもそうとは言
い切れなかった。
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私は竹下氏に近い国税高官とこんなやり取りをしたことを覚えている。「竹下さんは税務調
査問題で矢野さんに最大限の気配りをしている」と話す高官に対し、私は「竹下さんはブレー
キを踏んでいるのか、それともアクセルを踏んでいるのか」と冗談めかして言い笑った。政治
家は言葉の裏の意味を探るのが性癖になっている。国税庁の出方が硬軟両面あって真意をつか
みがたく、本当に竹下氏が税務調査にブレーキをかけているのかどうか、竹下氏を信じながら
も、この段階では、まだ私には確信が持てなかったのである。
「ウルトラC」
宗門問題では、学会の本部幹部会で池田氏が本山を激しく攻撃し、秋谷氏は猊下の退座(退
陣)を要求したが、池田氏は秋谷氏の記者会見について「生ぬるい」と秋谷氏にきつく注意し
たと聞いている。学会本部職員によると、このころ、池田氏は宗門への怒りがあまりに強すぎ
て、「国税のことは頭にない状態」だったといぅ。
学会の税務調査がゆっくり進む中、同じ東京国税局で大きな動きがあった。査察部(マル
サ)がルノワール事件で強制調査を行ったのだ。ルノワール事件は、調査二部の特別国税調査
官の担当だったが、悪質な案件として査察部に回されていたのだ。
一一月一四日の読売新聞夕刊は、東京国税局が法人税法と所得税法違反(脱税)の疑いで、
ルノワール絵画取引を仲介した「立花」の女性役員と画廊アート・フランスの社長の二人の会
社と自宅を家宅捜索、強制調査を行った、と報じた。読売は「同疑惑は、七月に警視庁も古物
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営業法違反容疑で家宅捜索し、捜査中だが、今後は国税当局も金の流れについて本格的な追及
を開始する」と伝えていた。
また朝日新聞夕刊は、事件発覚以来、半年以上姿を隠していた「立花」の女性役員のインタ
ビュー記事を掲載。その中で女性役員は脱税した理由について、九○年秋に国税の調査が人っ
た際に「三菱商事の方から『国税にはこう説明してくれ』と頼まれた。内容は商取引の信義と
して言えない」と、国税調査に備えて三菱商事と事前に打ち合わせをしていたと証言した。
さらに女性役員は三菱商事と創価学会を取引相手に選んだ理由を聞かれて「私は商事や学会
が取引に加わつていたなんて知らなかったのです。取引全体のことはわからない」と事件の中
心人物との見方を否定した。
この日、八尋氏があわてて私に電話をかけてきた。
「ルノワールは学会と関係ない。誰かが嘘をついている。強制調査が入ったということはいま
までの調査で不明の金が出たのか。今日、国税が学会本部に来た。役員議事録を見た。本部へ
来ることについては私と秋谷会長が相談して受け入れることにした。東京国税局の態度が硬化
している。『週刊新潮』の報道のせいらしい。内容は不明だが、東京国税局に投書が来たそう
だ」
私は「学会内部からリークされていたのでは、手の打ちようがない」と愚痴を言った。『週
刊新潮』一一月二一 日号)は学会のことを『所得税はもちろん、「一〇兆円」を超える資産の
固定資産税も払う必要がない団体』で『そんな特典の上にふんぞり返って、創価学会のすべて
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の収入と資産を自由にしているのが池田大作氏』と書き、第二次税務調査について『今年もた
いした成果は上がらない』との見通しを伝えた。これが東京国税局を刺激したらしい。
一一月一六日、千葉文化友好祭という学会のお祭りが行われ、学会側は久々に報道陣を会場
に入れ、池田氏の宗門批判を聞かせた。聖教新聞紙上でも日顕猊下の「退座要求」の署名運動
を提唱するなど、学会はマスコミ向けの宣伝を強化していた。
一一月二〇日、私は国税庁の坂本部長と電話で話し合った。
坂本氏は「前回話したとおり、ようやく予備調査が終わり、これから本調査になる段階だ。
昨日、現場の調査官が学会側に〝東北文化会館に行くので墓苑にも行く。物品調査もやる。学
会本部への立ち入り調査もそろそろやる〟と通告した」と話した。
坂本氏によると、この通告に対し学会側は「第一庶務や役員室への調査についてはプライバ
シーの侵害に当たる」として抵抗しているとのことだった。坂本氏が語気を強めて話した。
「やらざるを得ない。本部にも行く。最小最短ならすべてご協力いただけるという約束だった
が、学会側の言動は約束と違っている。我々は議事録を見るし、宗教活動に関するものはコピ
ーしないが、税に閲するものはコピーを求める。どちらに関するものかは、すべてを見ないと
判断がつかない」
さらに坂本氏はルノワール事件に私が関わらないように忠告した。
「ルノワールは学会や個人が関係するかどうかを含め、学会本部の税務調査よりも問題がある
と見ている。矢野さんは手を出さないほうがよい」
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かなりの暗部について検察などから情報を得ているようで、彼の話しぶりから推して、ルノ
ワール事件は相当根が深そうだった。ルノワール事件について秋谷、八尋両氏の説明を何回も
聞いたが、あまりに矛盾した話が多く、特に八尋氏は肝心のことになると黙りこくってしまっ
た。秋谷氏も及び腰で深入りしたくない様子だった。両氏とも真相を話していないと私は思っ
ていたから、むろん私も深入りする気はなかった。調べる過程で何が飛び出すかわかったもの
ではなかった。
「名誉会長は宗門の批判を秋谷に言わせて、秋谷をスケープゴートにしようとしている」
学会本部職員からそんなことを聞かされた一一月二一日、私は当の秋谷氏と会つた。秋谷氏
から「ぜひ会いたい」と申し出があつたからだ。ところが学会本部応接室に出向くと、秋谷氏
は傍目にも疲労困憊の様子で、私が税務調査の説明をしても反応がなかった。
秋谷氏の様子を見て、私はかねてより考えていたことを秋谷氏に進言することにした。PK
O協力法案に公明党が賛成に回り、それと引き換えに政府•自民党に税務調査に圧力をかけさ
せるという、例の「ウルトラC」である。税務調査とルノワール事件の膠着した事態を打開す
るためには、もはや公明党の市川氏が提案していたウルトラCを実行に移すしか道がないよう
に思えた。秋谷氏が党の提案を受け入れる腹積もりであることは以前、本人から内々に聞かさ
れていたが、改めて秋谷氏の本心を質したのだ。
「PKOは最後のチャンスだ。取引できないか。私の神通力も低下している」
私は強く進言したが、秋谷氏は沈黙したままで一言も発しなかった。私は黙りこくった秋谷
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氏を見つめ「秋谷氏はやる気がないのか、それとも名誉会長に叱資されて意気消沈しているの
か」と呆れ返り、それ以上、話すのを止めて引き上げた。
八尋氏から追って電話がかかってきた。
《八尋「今日も税務調査はとくに変わったことなし。段々と厳しくなる」
矢野「秋谷会長は反応ないが、疲れているのか」
八尋「そのようだ。いつも夕方からそうなるが、朝からは珍しい。手がないので困っていると
いうこと」》
一一月二二日、八尋氏から、東京国税局が三日後の二五日に学会本部に調査に来ることが決
まったと連絡を受けた。秋谷氏の決断だという。
秋谷氏のストレスは極限までまっていたのかもしれない。池田名誉会長が秋谷氏の宗門批
判が手ぬるいと言っていたことは先に書いたが、関西本部の藤原武副会長によると「池田名誉
会長は怒って、他の幹部らとともに、みんなで秋谷氏を包囲して、宗門批判をやらせた。名誉
会長は秋谷、八尋に不信感を持っている」という。真偽はわからないが、何となく空気は察せ
られた。つくづく「嫌な世界だな」と思つた。池田氏と氏に追随するだけで何もしない連中が
苦労している人間をいじめているという構図だ。
その背景には池田氏の三男、尊弘氏の存在があったと噂されている。尊弘氏は藤原氏に秋谷
枇判をぶちまけたという。
「秋谷会長は矢野さんを守らないだろう。そして、創価学会を守つても名誉会長を守らない。
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父を社会的に葬り去るつもり。許せない。私は矢野さんをもう一度カムバックさせるつもり
もし池田氏が三男と同じ思いだとしたら、秋谷氏は学会内部で激しい攻撃にさらされていた
ことになり同情したくなった。もっともそれまでの秋谷氏は「逃げの秋谷」と学会内で揶揄さ
れるほどトラブルからの逃げ足が速い人だったので、尊弘氏にはその印象が強かったのかもし
れない。むろん尊弘氏の言う「矢野の力ムバック」などナンセンスの極みなので、藤原氏には
「お気持ちだけありがたくいただいて、ご辞退いたします」と笑って話した。
一一月二四日、西口副会長と話した。西口氏は「矢野さんだけが頼りだ」と頭を下げたが、
私が学会の対応のまずさに苦言を呈していることについては「あまり本当のことを言わないほ
うがいい。本当のことを言っても学会幹部の中には『八尋と矢野は大袈裟な話をして学会側を
脅しているだけだ』と中傷する者もいる。矢野さんの一生懸命はわかるが、学会には優しく言
ってくれ。秋谷は宗門問題で疲れている。辛いだろうが八尋を守ってやってくれ」と忠告して
くれた。私は「ご厚意はわかるが、状況は本当に厳しいのです」と話し理解を求めた。
────────────────◇────────────(引用ここまで、つづく)
今回のコメントは、落語家の(なりすましの)桂ざこば師匠さんです。
ざこば…「じょく悪の♪♪‥この世ゆく♪♪‥学会の♪♪‥、やぁーこんにちは‥創価=公明党へのコメントですね‥わての欲求不満知ってました?‥わてのカミさんより鋭いでんな‥」「あそこでの芸のネタは山ほどおまんねん!!‥池田さんの破門に下ネタ・脱税に博士号?‥脱会者の造反・学会員の事件(騒音おばさんに建築設計偽装・子供虐待などなど)‥」も‥宣伝いりませんねん‥マスコミへの‥ただのりでん(^_^)‥」「あんさん〝ニタッ!!〟と笑いませんでした?‥。スンマセン(^_^)‥この〝ひねくれ〟〝たかじん〟の番組からでんねん。」
「そやけど‥発表が具体化すると‥ストップ‥、そうですねん、まずは民音等からの圧力‥、新聞・出版社も同じらしいでんなぁー‥アメとムチ‥アメは今も、売れない弟子は民音さん‥様々です。特に(ヘタなので)笑えないのに〝最後まで聞いてくれる客〟は創価=公明党さんだけ‥信心・成仏のためらしいでんなぁ‥売れない弟子は、金くれて修行させてもらってますねん‥コメ・久本に漫才・中川もですよ‥。昔は、わても?‥何回かねぇ‥」「えっ、そうですよ‥創価学会員も‥寄附や選挙運動にこの〝民音の鑑賞券〟も〝功徳ある〟と思っているんですなぁ‥この世は〝錯誤の総合デパート〟」「ムチの方は公称〝800万世帯の学会員〟へのメッセージ‥朝日やNHKをスルーしても、聖教新聞にブロック座談会‥は、池田先生の言葉‥蝋人形に痴呆症でも‥」「それから〝闇夜の一人帰宅〟や〝後藤組と親戚〟など‥もあるらしいでんなぁ‥」
ここで、トイレ休憩です。又、次回も(なりすましの)ざこば師匠さんにお願いしてあります。
(誤字・脱字、文法無視、パクリ・援用・重複・勝手編集も‥笑って♪♪‥許して♪♪‥)
◆宗門からの絶縁宣言
この日の夜から学会は宗門対策で忙しかった。宗門が全国教師代表者会議の議論に基づき、
池田氏らを破門してくる可能性が高まったからだ。
二六日の事情聴取二日目は、トラブルもなく淡々と進んだ。八尋氏ぱ坂本部長の強硬姿勢と
現場調査官の柔らかい対応との乖離を訝しがり「判断に苦しむ」と首を傾げた。八尋氏による
と現場はとても和気藹々としているとのことで、八尋氏は「福岡、香川の恩師記念館の調査と
財産調査の〝山二つ〟で終わりではないか」と楽観的な見通しを口にした。つまり坂本氏の強
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硬姿勢はポーズにすぎず本気ではないのではないかというのだ。だが私は八尋氏の見方は甘す
ぎると思った。東京国税局がそう簡単に引き下がるはずがなかった。
一○月三○日、学会本部で緊急会議が開かれ、激しい宗門攻が行われたが、全員、表情に
不安があふれていた。会議の参加者の心配はご本尊問題に集中した。学会員は日蓮正宗の信徒
として、每日、信仰の対象であるご本尊を拝んできた。「ご本尊をどうするのか」。参加者は宗
門を批判しつつも不安を口にした。それだけご本尊は学会員にとってかけがえのない存在だっ
た。会議で福島弁護士が「破門には訴訟で対抗する。猊下も裁判に引っ張り出す」とやたらと
強気だったのが印象に残っている。この会議の模様は全国の主だった学会施設に緊急同時放送
された。
先に取り上げた学会系の『地涌』(一○月三一日号)は「コラ日顕!」と猊下を呼び捨てに
し、日顕や高僧たちの信心はどうなっているのか。これはあまりにひどい。悪い奴らだ』と
口汚く罵った。
一方、政界では政治改革関連法案の廃案を受け、海部首相が続投を断念し後継レースが激化
していた。後継に名乗りを上げた宮沢喜一•渡辺美智雄・三塚博の三候補を竹下派代表代行の
小沢氏が呼びつけて個別に面接したが、これが「何様のつもりか」と政界の反発を招いた。そ
んな中、宮沢喜一氏を推す宮沢派幹部の加藤紘一氏が宮沢・池田名誉会長会談を学会側に打診
してきたようだった。加藤氏は秋谷氏と親しいという噂があったが、学会首脳は会談に消極的
だったと聞いた。宮沢氏は一一月五日に首相に就任する。
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同じ三〇日、山崎副会長から「池田名誉会長から矢野さんに贈り物がある」と連絡を受け
た。その際、山崎氏は「前門の虎、後門の狼、よろしく頼みます」と国税対策を懇願した。池
田氏からの頂き物は、おそらく私が池田氏に贈ったP献金のお返しのつもりだったのだろう。
一一月二日、池田名誉会長の三男、尊弘氏と会ったという学会首脳から尊弘氏の言葉を聞か
された。「秋谷会長は矢野さんを守らないでしょうな。池田名誉会長は『公明党には矢野一人
しか政治家がいない』と言っていた」と尊弘氏は言っていたそうだ。私は「ほめたかと思う
と、四二年当選組は全員辞めろとけなす。いつもの気紛れだからいちいち気にしないようにし
よう」と胸の中でつぶやいた。
宮沢政権が発足した一一月五日、私は石田委員長らと話した。石田氏は「宮沢総理はいつ衆
議院を解散するのか。政界再編もあるというが。宗門戦争について、宗門は公明党国会議員が
池田先生から離反すると言っているがそれはない。社会部の記者たちは我々に話さないが、国
税の調査は進んでいる。どこでなのか場所はわからんが池田名誉会長が公明党執行部を批判し
ている」と不安そうに話していた。石田氏には国税問題を含め、情報があまり入っていないよ
うだった。
一一月六日、竹下元首相と電話で話した。竹ド氏は「この前のこと、それとなく話した。議
事録は出さないことで約束できた。後のことは、これから詰める」と言つた。竹下氏は、池田
氏個人への税務調査を行わない、などの三項目について坂本部長らに話してくれていたのだ。
同日、学会本部の幹部職員から、相変わらず本部内で帳簿の改竄が続いているとの報告があ
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った。 .
「人の名前を変更したり物品名を変えたりしている。美術品や池田氏への贈答品などを運搬し
ている日本図書輸送の輸送日報の改竄が、まだできていない。今日、本部で学会の中央会議が
開かれた。あわただしい」
あわただしいのも当然だった。翌日、読売新聞夕刊が『日蓮正宗が創価学会に絶縁宣言 信
徒団体の解散勧告』というスクープを放ったのだ。それによると宗門は七日、学会が信徒団体
としてふさわしくないなどの理由から、学会に対し解散勧告を行う方針を決め、七日中に文書
で通知するという。
勧告の直接の理由として読売は、池田氏らの宗門批判の他、学会員の冠婚葬祭が日蓮正宗の
僧侶抜きで行われていることなど学会の宗門離れを指摘した。また読売は、一○月に宗門が日
蓮正宗の約六〇○人の僧侶全員の要望をまとめたところ、厳しい処分を求める声が圧倒的だっ
たことにふれ、「現在の学会の活動路線そのものが同宗の教義に折り合わないことを明確にす
るため、解散勧告を行うことに固まったとみられる」と報じた。
宗門が学会に送った「解散勧告書」は、信仰上の問題にとどまらず、過去に学会が起こした
さまざまな不祥事もあわせて俎上に載せて指弾していた。
『創価学会では、かって言論出版妨害問題や選挙時の替え玉投票事件、また共産党宮本委員長
宅電話盗聴事件や「月刊ペン」事件等、反社会的な行動やスキャンダルなどで、社会から幾多
の厳しい指弾を浴びましたが、近年に至っても、なお会員による身代金六億円を要求した本宗
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住職誘拐事件、会員である公明党議員たちにょるリクルー卜事件や砂利運搬船汚職等の数々の
贈収賄事件、一億七千万円入り金庫投棄寧件、ルノワールの絵画取引にかかる疑惑、墓地造成
にかかる脱税事件や株売買にかかる損失補てん疑惑等、巨額の不正疑惑事件が頻発しておりま
す』
『これら創価学会が関与した諸事件は、そのたびごとに、本宗七百年の清浄な宗風に泥を塗
り、また本宗の社会的信用を大きく傷付け、正法の広布進展に著しい妨げとなつている』
翌日、学会は秋谷会長が記者会見を開き宗門に反論した。
「私たちは、何度も話し合いを求めたが、それに応じょうとせず、一方的に宗教的権威でおし
つけてくる」
「日蓮正宗の発展に最大の貢献をしてきたのは、まぎれもなく創価学会である。それを、信者
からご供養を受け取るだけ受け取つて、あとは邪魔だから切ってくる。まさに常軌を逸してお
り、社会的常識では考えられない」
「創価学会は、独立した宗教団体であり、宗門から解敗を勧告されるいわれはまったくない」
秋谷氏の主張のうち最後の「独立した宗教団体」というくだりについては少し説明したい。
学会の前身は創価教育学会といい、それを戸田二代会長が一九五一年に宗教法人として東京都
知事に申請して発足させたのが現在の創価学会だ。学会の別法人化に、宗門は強く反対した
が、宗門を財政的に支えているのは信徒団体の創価学会であり、宗門としてもスポンサーの頼
みを無下に退ける訳にいかなかった。
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そこで宗門は①学会の信徒を日蓮正宗の各寺院に所属させる、②宗門の教義を守る、③三宝
(仏=日蓮上人、法=ご本尊、僧=僧侶)を守る、という三つを遵守することを条件に別法人化
を許した。これにより、宗門から教義やご本尊を借りている一信徒団体にすぎない学会が、宗
教団体としての法人格を持つに至った。
だがこの経緯を見ても明らかなとおり、学会が宗教法人として認可されることが許されたの
は、宗門外護が大前提だった。つまり宗門に害が加えられたときは、別法人である学会が宗門
を守るという建て前になっていたのだ。だが学会は宗門外護どころか、逆に宗門攻撃の急先鋒
の団体に変質した。そこで宗門は宗教法人化を認めた三条件が崩れたことを理由に、学会に宗
教法人としての解散を勧告したのである。
この日の手帖には学会側の反応について《宗門に対し超強気で押し通すつもり。これで良い
のか?》とメモしてあつた。
一方、税務調査に関して、学会幹部から「大田区の池田文化会館や学会系のレストランなど
に調査官が来た」との報告があった。八尋氏からも一一月九日に税務調杳に関する連絡があっ
た。意外にも池田氏専用施設について東京国税局側は「公益事業会計で専用施設の建設や維持
費を負担していても問題ない」との見解を示したという。国税庁は軟化しているのだろうか。
だとすると、やはり竹下氏の工作が奏功しているのだろうか。竹下氏は私の大事な友人の一人
だったが、この当時、私が一点の曇りもなく竹下氏を信用したかというと必ずしもそうとは言
い切れなかった。
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私は竹下氏に近い国税高官とこんなやり取りをしたことを覚えている。「竹下さんは税務調
査問題で矢野さんに最大限の気配りをしている」と話す高官に対し、私は「竹下さんはブレー
キを踏んでいるのか、それともアクセルを踏んでいるのか」と冗談めかして言い笑った。政治
家は言葉の裏の意味を探るのが性癖になっている。国税庁の出方が硬軟両面あって真意をつか
みがたく、本当に竹下氏が税務調査にブレーキをかけているのかどうか、竹下氏を信じながら
も、この段階では、まだ私には確信が持てなかったのである。
「ウルトラC」
宗門問題では、学会の本部幹部会で池田氏が本山を激しく攻撃し、秋谷氏は猊下の退座(退
陣)を要求したが、池田氏は秋谷氏の記者会見について「生ぬるい」と秋谷氏にきつく注意し
たと聞いている。学会本部職員によると、このころ、池田氏は宗門への怒りがあまりに強すぎ
て、「国税のことは頭にない状態」だったといぅ。
学会の税務調査がゆっくり進む中、同じ東京国税局で大きな動きがあった。査察部(マル
サ)がルノワール事件で強制調査を行ったのだ。ルノワール事件は、調査二部の特別国税調査
官の担当だったが、悪質な案件として査察部に回されていたのだ。
一一月一四日の読売新聞夕刊は、東京国税局が法人税法と所得税法違反(脱税)の疑いで、
ルノワール絵画取引を仲介した「立花」の女性役員と画廊アート・フランスの社長の二人の会
社と自宅を家宅捜索、強制調査を行った、と報じた。読売は「同疑惑は、七月に警視庁も古物
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営業法違反容疑で家宅捜索し、捜査中だが、今後は国税当局も金の流れについて本格的な追及
を開始する」と伝えていた。
また朝日新聞夕刊は、事件発覚以来、半年以上姿を隠していた「立花」の女性役員のインタ
ビュー記事を掲載。その中で女性役員は脱税した理由について、九○年秋に国税の調査が人っ
た際に「三菱商事の方から『国税にはこう説明してくれ』と頼まれた。内容は商取引の信義と
して言えない」と、国税調査に備えて三菱商事と事前に打ち合わせをしていたと証言した。
さらに女性役員は三菱商事と創価学会を取引相手に選んだ理由を聞かれて「私は商事や学会
が取引に加わつていたなんて知らなかったのです。取引全体のことはわからない」と事件の中
心人物との見方を否定した。
この日、八尋氏があわてて私に電話をかけてきた。
「ルノワールは学会と関係ない。誰かが嘘をついている。強制調査が入ったということはいま
までの調査で不明の金が出たのか。今日、国税が学会本部に来た。役員議事録を見た。本部へ
来ることについては私と秋谷会長が相談して受け入れることにした。東京国税局の態度が硬化
している。『週刊新潮』の報道のせいらしい。内容は不明だが、東京国税局に投書が来たそう
だ」
私は「学会内部からリークされていたのでは、手の打ちようがない」と愚痴を言った。『週
刊新潮』一一月二一 日号)は学会のことを『所得税はもちろん、「一〇兆円」を超える資産の
固定資産税も払う必要がない団体』で『そんな特典の上にふんぞり返って、創価学会のすべて
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の収入と資産を自由にしているのが池田大作氏』と書き、第二次税務調査について『今年もた
いした成果は上がらない』との見通しを伝えた。これが東京国税局を刺激したらしい。
一一月一六日、千葉文化友好祭という学会のお祭りが行われ、学会側は久々に報道陣を会場
に入れ、池田氏の宗門批判を聞かせた。聖教新聞紙上でも日顕猊下の「退座要求」の署名運動
を提唱するなど、学会はマスコミ向けの宣伝を強化していた。
一一月二〇日、私は国税庁の坂本部長と電話で話し合った。
坂本氏は「前回話したとおり、ようやく予備調査が終わり、これから本調査になる段階だ。
昨日、現場の調査官が学会側に〝東北文化会館に行くので墓苑にも行く。物品調査もやる。学
会本部への立ち入り調査もそろそろやる〟と通告した」と話した。
坂本氏によると、この通告に対し学会側は「第一庶務や役員室への調査についてはプライバ
シーの侵害に当たる」として抵抗しているとのことだった。坂本氏が語気を強めて話した。
「やらざるを得ない。本部にも行く。最小最短ならすべてご協力いただけるという約束だった
が、学会側の言動は約束と違っている。我々は議事録を見るし、宗教活動に関するものはコピ
ーしないが、税に閲するものはコピーを求める。どちらに関するものかは、すべてを見ないと
判断がつかない」
さらに坂本氏はルノワール事件に私が関わらないように忠告した。
「ルノワールは学会や個人が関係するかどうかを含め、学会本部の税務調査よりも問題がある
と見ている。矢野さんは手を出さないほうがよい」
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かなりの暗部について検察などから情報を得ているようで、彼の話しぶりから推して、ルノ
ワール事件は相当根が深そうだった。ルノワール事件について秋谷、八尋両氏の説明を何回も
聞いたが、あまりに矛盾した話が多く、特に八尋氏は肝心のことになると黙りこくってしまっ
た。秋谷氏も及び腰で深入りしたくない様子だった。両氏とも真相を話していないと私は思っ
ていたから、むろん私も深入りする気はなかった。調べる過程で何が飛び出すかわかったもの
ではなかった。
「名誉会長は宗門の批判を秋谷に言わせて、秋谷をスケープゴートにしようとしている」
学会本部職員からそんなことを聞かされた一一月二一日、私は当の秋谷氏と会つた。秋谷氏
から「ぜひ会いたい」と申し出があつたからだ。ところが学会本部応接室に出向くと、秋谷氏
は傍目にも疲労困憊の様子で、私が税務調査の説明をしても反応がなかった。
秋谷氏の様子を見て、私はかねてより考えていたことを秋谷氏に進言することにした。PK
O協力法案に公明党が賛成に回り、それと引き換えに政府•自民党に税務調査に圧力をかけさ
せるという、例の「ウルトラC」である。税務調査とルノワール事件の膠着した事態を打開す
るためには、もはや公明党の市川氏が提案していたウルトラCを実行に移すしか道がないよう
に思えた。秋谷氏が党の提案を受け入れる腹積もりであることは以前、本人から内々に聞かさ
れていたが、改めて秋谷氏の本心を質したのだ。
「PKOは最後のチャンスだ。取引できないか。私の神通力も低下している」
私は強く進言したが、秋谷氏は沈黙したままで一言も発しなかった。私は黙りこくった秋谷
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氏を見つめ「秋谷氏はやる気がないのか、それとも名誉会長に叱資されて意気消沈しているの
か」と呆れ返り、それ以上、話すのを止めて引き上げた。
八尋氏から追って電話がかかってきた。
《八尋「今日も税務調査はとくに変わったことなし。段々と厳しくなる」
矢野「秋谷会長は反応ないが、疲れているのか」
八尋「そのようだ。いつも夕方からそうなるが、朝からは珍しい。手がないので困っていると
いうこと」》
一一月二二日、八尋氏から、東京国税局が三日後の二五日に学会本部に調査に来ることが決
まったと連絡を受けた。秋谷氏の決断だという。
秋谷氏のストレスは極限までまっていたのかもしれない。池田名誉会長が秋谷氏の宗門批
判が手ぬるいと言っていたことは先に書いたが、関西本部の藤原武副会長によると「池田名誉
会長は怒って、他の幹部らとともに、みんなで秋谷氏を包囲して、宗門批判をやらせた。名誉
会長は秋谷、八尋に不信感を持っている」という。真偽はわからないが、何となく空気は察せ
られた。つくづく「嫌な世界だな」と思つた。池田氏と氏に追随するだけで何もしない連中が
苦労している人間をいじめているという構図だ。
その背景には池田氏の三男、尊弘氏の存在があったと噂されている。尊弘氏は藤原氏に秋谷
枇判をぶちまけたという。
「秋谷会長は矢野さんを守らないだろう。そして、創価学会を守つても名誉会長を守らない。
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父を社会的に葬り去るつもり。許せない。私は矢野さんをもう一度カムバックさせるつもり
もし池田氏が三男と同じ思いだとしたら、秋谷氏は学会内部で激しい攻撃にさらされていた
ことになり同情したくなった。もっともそれまでの秋谷氏は「逃げの秋谷」と学会内で揶揄さ
れるほどトラブルからの逃げ足が速い人だったので、尊弘氏にはその印象が強かったのかもし
れない。むろん尊弘氏の言う「矢野の力ムバック」などナンセンスの極みなので、藤原氏には
「お気持ちだけありがたくいただいて、ご辞退いたします」と笑って話した。
一一月二四日、西口副会長と話した。西口氏は「矢野さんだけが頼りだ」と頭を下げたが、
私が学会の対応のまずさに苦言を呈していることについては「あまり本当のことを言わないほ
うがいい。本当のことを言っても学会幹部の中には『八尋と矢野は大袈裟な話をして学会側を
脅しているだけだ』と中傷する者もいる。矢野さんの一生懸命はわかるが、学会には優しく言
ってくれ。秋谷は宗門問題で疲れている。辛いだろうが八尋を守ってやってくれ」と忠告して
くれた。私は「ご厚意はわかるが、状況は本当に厳しいのです」と話し理解を求めた。
────────────────◇────────────(引用ここまで、つづく)
今回のコメントは、落語家の(なりすましの)桂ざこば師匠さんです。
ざこば…「じょく悪の♪♪‥この世ゆく♪♪‥学会の♪♪‥、やぁーこんにちは‥創価=公明党へのコメントですね‥わての欲求不満知ってました?‥わてのカミさんより鋭いでんな‥」「あそこでの芸のネタは山ほどおまんねん!!‥池田さんの破門に下ネタ・脱税に博士号?‥脱会者の造反・学会員の事件(騒音おばさんに建築設計偽装・子供虐待などなど)‥」も‥宣伝いりませんねん‥マスコミへの‥ただのりでん(^_^)‥」「あんさん〝ニタッ!!〟と笑いませんでした?‥。スンマセン(^_^)‥この〝ひねくれ〟〝たかじん〟の番組からでんねん。」
「そやけど‥発表が具体化すると‥ストップ‥、そうですねん、まずは民音等からの圧力‥、新聞・出版社も同じらしいでんなぁー‥アメとムチ‥アメは今も、売れない弟子は民音さん‥様々です。特に(ヘタなので)笑えないのに〝最後まで聞いてくれる客〟は創価=公明党さんだけ‥信心・成仏のためらしいでんなぁ‥売れない弟子は、金くれて修行させてもらってますねん‥コメ・久本に漫才・中川もですよ‥。昔は、わても?‥何回かねぇ‥」「えっ、そうですよ‥創価学会員も‥寄附や選挙運動にこの〝民音の鑑賞券〟も〝功徳ある〟と思っているんですなぁ‥この世は〝錯誤の総合デパート〟」「ムチの方は公称〝800万世帯の学会員〟へのメッセージ‥朝日やNHKをスルーしても、聖教新聞にブロック座談会‥は、池田先生の言葉‥蝋人形に痴呆症でも‥」「それから〝闇夜の一人帰宅〟や〝後藤組と親戚〟など‥もあるらしいでんなぁ‥」
ここで、トイレ休憩です。又、次回も(なりすましの)ざこば師匠さんにお願いしてあります。
(誤字・脱字、文法無視、パクリ・援用・重複・勝手編集も‥笑って♪♪‥許して♪♪‥)